自炊メモ: ししゃも刺身三種盛り、ほか情報メモ
鵡川、解禁 ( リンク: 鵡川漁業共同組合様 )
訪問日 「2013/10/12」 ※最近の過去記事は→ こちら
昨日 に続いての 真夏日 だろうなぁ・・・ と思える、 “良い天気”
なにはともあれ腹ごしらえを、「豊ちゃん」 で。
カキのハーフ&ハーフに、サラダとビールをつけて。
今シーズンの牡蛎、当店では三陸産・・・ だけど、他のも混じってたりするとか。
お味は、序盤としては良いほうじゃないでしょうか。ごちそうさまっっっ♪
朝酒もそこそこに、仲卸へ。この日のお目当ては最初から決めていました。
「富士恭」 の店頭へ急ぎます。。。☆
北海道は鵡川の 生ししゃも(柳葉魚)。
今年は海水温などのコンディションを見極めた結果、10月11日に解禁。
ほんのり、ピンクに色づいた魚体。他店では厚岸産で銀灰色のシシャモも見ました。
あとで釣りキチ四平様に伺ったところでは、シシャモは海にいるあいだは銀灰色で、川を遡るタイミングで赤くなってくるのだとか。
ほかには 「泉久」 で、鹿児島産のアオダイなども。
( 1kgあたり1,500円、850gで1,275円(税別) )
それと今回は買っていませんが、ハタハタも入ってきてますねー☆
場外では築地秋祭りのイベント 「食ベーノミクス」 が10月12日(土)・13日(日) にわたり開催中。やたらと暑いですが(汗)、盛大に賑わってます♪
( 注意: 上掲リンク、Youtubeの動画で音が出ます )
お祭りの “屋体系グルメ” は母も好きなので、今日の昼ごはんも買って帰ることに。
「東印度カレー商会」 の松茸カレーおにぎり、帆立カレーおにぎりや・・・
「鳥藤」 のチキン、「近江屋」 のサイコロステーキなど肉食系☆
テーブル席では例によって七輪の貸し出しがあり、サンマにホタテ、イセエビなんかも豪勢に焼いて楽しむ光景が。
ちなみにこの日、「フォーシーズン」 には上記イベントを見る前と後の2回お邪魔を。
なにしろ汗をかいたからねー(笑)
例におってお仲間ともご一緒できて楽しゅうございました。
釣りキチ四平様 からは、母のバースデー祝いにと美味しそうなプレゼントを頂戴して、大感謝です!!
帰宅して例のテイクアウト・グルメに野菜少々などを添えて母の昼食に出し、ぶっ倒れるようにして昼寝。( 昼食は写真無し・・・ )
ひと休みして、やがて夕方になったので台所へ。
場内 「大島屋」 で買い求めたアクセサリー・グッズ( かいしきの柿の葉、あしらいの紅葉 ) をお皿に飾って、ししゃもをドン!
アユと同じく小さな姿ですが、夏のアユとは一味ちがう秋の風情。
これもまた、きれいな魚です。
これを刺身におろすのは、デリケートな細かい作業になります。
包丁も、よく切れる状態でないと身の可食部位が無くなってしまいますよ(笑
「フォーシーズン」 の常連さんが、生シシャモは昆布締めや酢締めでも美味しいよと教えてくれたので、さっそく試してみることにしました。
( ちなみに彼は、築地のプロです。詳しくは個人情報なので書きませんが! )
母の夕食、できあがり☆
ししゃものお刺身は、手前から “生”、“昆布締め”、“酢締め” の三種。
マグロは表面を湯霜にしたヅケの状態で。同じお皿にあるのは三つ葉のお浸しと市販のラッキョウ甘酢漬け。
奥に見える小鉢は、「嘉徳」 ですすめられたシラウオのポン酢あえ。
どれも、それぞれに満足度の高い美味しさで好評でした。
毎度ながら、シシャモは柔らかな身にトロリとした脂がのっていて魅惑的。
その脂を、すっきりしたシラウオが洗い流すようで相性の良い取り合わせだったかと。
ちなみに、“なまものばかり・・・” と思われるかもしれませんが、じつはこのあと昼間の残りのお肉も食べたんですよ。食欲の秋です(笑
ワタシも残り物で晩酌を。
気分だけでも秋の風情で、ごちそうさまっっっ♪
【 情報メモ補記 】
この日、築地へ行ってるあいだに放送していたテレビ録画から。
→ 日本テレビ 「ズームイン!!サタデー」 2013年10月12日(土)
・ 築地 「カフェ 朝 キッチン&デリ」:
この日から新メニュー “大間まぐろのピタパン” 販売開始。
袋状のピタパンに、大間まぐろの油漬けと竜田揚げにレタスとアボカドを加え、
わさびマヨネーズをトッピングして1個980円。
まぐろは大間以外の場合もあり、これだと値段が800円になるとのこと。
映像を見ると、まぐろはスジのある部位から “すき身” にして食べやすい状態に
している模様。うーむ、うまそうだな。
・ 「大阪焼肉 ホルモンふたご 築地店」:
“肉ウニ” 1枚504円。
海苔をベースに大葉を敷いた上に生うにを盛り、薬味をトッピング。
黒毛和牛A5ランク肉の表と裏を “焼きしゃぶ” の要領で素早く焼いて、
さきほどのウニにかぶせるように載せ、海苔ごと全体を巻いて食べるという趣向。
ウニと牛肉の取り合わせと言えば築地 「かねます」 の名物メニューを思い出すけど
こちらは肉が焼きたてのアツアツなのですねー。
※ 「かねます」 過去記事リンクで注意。現在は店舗移転しています。
最近の模様は、ぜひ習志野習志様のブログ記事で!→ (1)・(2)
・ その他、夜の築地で 「東印度カレー商会」・「幸軒」・「登美粋」のコラボなど。
クジラの竜田揚げをカレーの具にするなんて、いいなぁ・・・☆
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コメント
『フォーシーズン』さんでご一緒頂き、ありがとうございました。
おお、早速シシャモをお料理なさいましたね~!(笑)
「ズームイン!!サタデー」は見逃しました!
『網兼』さんのお客のおばあちゃまがおっしゃってた、『朝 kitchen & deri』さんの取材ってコレかしら?
場外の秋まつりもにぎやかでナカナカ結構でした。(笑)
(『米花』さんで飲まされた?ビールでお腹一杯でしたが・・・)
「danchuイベント」はお出かけになりませんでしたか?
またよろしくお願いいたしますね。
投稿: ハートランド | 2013年10月13日 (日) 12時43分
ししゃもが真っ白い皿に、秋の錦に包まれた様は、美しいとしか言えません。
夕餉の焦げ茶の皿の上でも雅な風景になりましたね!
紅葉一つで風情がぐっと増します。
無知を恥じず、聞いてしまいますが、有名な鵡川のししゃもですが・・・雌は・・・・どうしたのですかね?
投稿: ねこ | 2013年10月13日 (日) 16時39分
◆ハートランド様、
こちらこそ、どーもでした☆
考えてみれば隣同士のお席で過ごせたのは久しぶり
でしたっけ(笑
ズムサタ、事前情報は知らなかったのですが録画機の
「築地」 キーワード登録のおかげで自動で録れてました。
朝キッチンの取材は、たぶんコレだったでしょうね。
そうそう、築地本願寺ではdancyuイベントだったとか。
ワタシは帰宅してから知ったので、これはちょっと残念!
◆ねこ様、
たしか、マザーグースの唄でしたか。
> 山で出会った男が聞いた、
> 海にイチゴは幾つなる?
>
> おいらは上手に答えてやった、
>
> 林に泳ぐニシンの数くらい・・・
ふだん赤と言えばマグロばかり考えてしまうワタシですが(笑)、
この時期の紅葉が織りなす “錦秋” の鮮烈さには思わず
目をみはる心地です。
ちょっと早いですがご愛嬌までに、それをお皿の上で
演出してみました☆
錦秋の林を泳ぐシシャモの群れ、いかがだったでしょうか。
ところでシシャモのメス、どうも河岸の人に言わせると
卵に栄養を取られてしまうメスよりも、オスのほうが
うまい!と皆さん口をそろえておっしゃいますね。
オスとメスを分けて売るお店も多いですが、お値段は
決まってオスのほうがお高いです。。。
投稿: つきじろう | 2013年10月13日 (日) 19時26分
こんばんは。
記事内リンクありがとうございます!
そうですか~。
築地にある焼肉屋で、黒毛和牛と生ウニの組み合わせですか!
一枚504円ということは、単価が「かねます」の
牛肉ウニ巻きとほぼ同じ。
それぞれの温度差が、味の一体感にどう影響するのか、大変気になりますね。
>大間まぐろのピタパン
これも一度試してみたいです・・・。
投稿: 習志野習志 | 2013年10月13日 (日) 22時16分
◆習志野習志様、
そうなんです。かねますを意識したかどうかは不明ですが、
知ってる人なら激しく反応するでしょうね(笑
酒呑みの視点で選ぶなら、ビールを思いっきり飲みたい
ときにはアツアツの 「ふたご」、そうじゃなくて日本酒で
じっくり楽しみたいときは冷菜の 「かねます」、という選択に
なると思います。
“HOT” と “COOL”、“動” と “静” の好対照ですね。
まぐろのピタパンも機会をみて、ぜひ☆
投稿: つきじろう | 2013年10月14日 (月) 08時20分
勿論 錦秋に映えるししゃもの絵を堪能しました。
この写真は群れ泳ぐ鵡川のししゃもを表した傑作だと感服です。
築地のお店紹介がメイン・・・といわれましたが、他のブロガーの出来ない、お店紹介とセットになった”自作の腕”記事が大いに楽しみです。
今後も存分な腕の冴えを期待しています(勝手ですいません)
投稿: ねこ | 2013年10月14日 (月) 10時00分
◆ねこ様、
身に余るお言葉、ありがとうございます。
でもまあ、あまりハードルは上げないほうが・・・
だんだん苦しくなりますから(笑
今後も気のむくまま、思いつきと成り行きまかせで
参ります~☆
投稿: つきじろう | 2013年10月14日 (月) 20時08分
鵡川の生ししゃも。
しかも、秋の装い満点の、お写真。
いやはや、思わず生干しの取り寄せページの飛んでしまいました。(ただし、未発注)
調理の腕前あってこその仕入ですね。
あぁ、食べてみたい。
投稿: jin-n | 2013年10月15日 (火) 08時06分
◆jin-n様、
春の春子鯛、夏の鮎、秋の柳葉魚、冬の鰰(ハタハタ)、と。
季節の変わり目を、ワタシは主に小型魚から感じることが
多いようです。さばくのは苦労しますが・・・(笑
まあ正直なところ自分の調理では手際も切り口もお粗末な
ものですから、美味しさで言えばプロがさばいたお刺身を
通販で取り寄せるほうが上かもです(汗
投稿: つきじろう | 2013年10月15日 (火) 18時57分