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「岩田」 フレンチトースト、「トミーナ」 アジとカブの梅風味スパゲッティ、自炊メモ(サンマの木の葉造り)

週末の用事が、思ったより早く片付いたので。
とりあえず土曜のメモを手短かに書いておこうかと。

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【 追記参考 】 日経新聞様: 
> サンマ品薄「困った」 海水温上昇、築地入荷ゼロ日も

訪問日 「2013/08/24」 ( その他、最近の過去記事は→ こちら

朝ごはんの1軒目は、場内の 「岩田」 にて。
笑顔の接客が好印象のおねえさんが迎えてくれます。

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ひさしぶりに、こういう朝ごはん を食べたくなったので。
フレンチトースト(350円)、バナナジュース(400円)。

常連でない客が注文すると、焼いてる途中で必ず 「シナモン、かけてもいいですか?」 と聞いてくれます。もちろんワタシは YES!

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ふだん、あまりパン食には興味のないワタシですが・・・
なぜかフレンチトーストだけは “ぜいたくな朝ごはん” のトップランクに位置する存在で。
 
世評によれば ホテルオークラでは日本一おいしいフレンチトーストが食べられる!、などと聞いておりますが。

魚河岸で働くオジサンたちに混じって食べるフレンチ!ってのも悪くないですよ。

まあ個人的に、欲を言えば  シャンパンの小瓶 なども欲しいのですが。
・・・ 残念ながら築地の喫茶店では見かけないので、かわりに子供のころから大好きな バナナジュース で間に合わせます。これもうまいからネ。

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耳の端のほうはカリッと香ばしく、中央に近づくにつれてトロリと溶けるような口当たりに仕上がっていて、なんともシアワセな気分にしてくれます。
  
願わくば・・・ お天気のよい週末の朝、パジャマ姿の奥さんが、ふんわり柔らかくて香ばしいフレンチトーストを焼いてくれて、
それを見ながらシャンパンを開け、グラスのなかに立ちのぼるキメ細かな泡が朝日に輝くのを眺めたりすると、それはもう最高にシアワセな週末の始まりにふさわしい光景かなぁ~・・・、というのは、ワタシの妄想ですハイ、すみません

 
ともあれ、玉子の焼き加減がいいですね。これなら スクランブルエッグ を追加しても良かったかも。
・・・ あとで検索してみると 愁野スベル様の記事 で、なるほど美味しそう!と思える写真を拝見しました。
ごちそうさまっっっ♪
 

続いて、こちらも久しぶりの 「トミーナ」 へ。

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アジとかぶのうめ風味スパゲッティ、グラスワイン白。
(サラダとコーヒーまたは紅茶つき、計2,000円)

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さてさて・・・ 昨年は 前回前々回 ともに、具材の取り合わせは良いのに味付けが強烈すぎて閉口したのですが。( 注: ワタシの個人的な基準での話です )

さて今回は・・・ と試してみると、やはり塩味が濃い目ながらもギリギリ許容範囲内。
 
アジは手早くソテーした身のほか、トッピングの大葉の上に生姜醤油で漬けた身も。
生食系ならカルパッチョ!と考えそうだけど、あえて和風を盛り込んだのかな?
カブは火加減がデリケートな食材ですが、これは歯ごたえが適度で美味しい。
 
ともあれ全体として、梅干しが特に好き!という人にはオススメかもです。
 
なお若干、問題アリとして気になったこともあり・・・
これはお店のご主人に直接、お伝えしました。
ごちそうさまっっっ♪
 
 
食後はお買い物。おサカナのほか、「つま長」 で箱一杯のデラウェアが1,000円というのを見て衝動買い。

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「大島屋」 では、輸入物のマツタケが1箱800円というのを見かけて、これも購入。

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場外へ出て、この日もお仲間がいっぱいの 「フォーシーズン」 で喉をうるおして・・・
なごやのお兄様 が、美味しそうな を下さいました。感謝です!

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そして帰宅。自炊ネタは例によって母の昼食ですが、包丁使いの小ネタ をすこし。

サンマが2尾ありまして・・・ このうち1尾は塩焼きに、もう1尾を刺身にと。

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刺身用の1尾をおろして骨を抜き、薄皮をむきます。

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左右の半身、たがいに半分ほど重ねてから・・・

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これを真ん中で両断すると、

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切り口は、こーゆー状態になりますね。

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これを、また少し重なった状態にしてやります。

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それをまた中央で切る、と。
“ 2枚が4枚に、4枚が8枚に・・・ ” という要領ですね。

並んだ切り口は、こんな感じ。

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重ねて半分に、また重ねて半分に、
・・・と、切り揃えた身を。

2枚1組にして身の内側を合わせ、お皿のうえで “立てる” ように盛りつけます。
 
これが “ 木の葉造り ”

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以前、「磯野家」 で “ ハートマークみたい! ” と書きましたっけ。
→ 写真あり過去記事: その1その2

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・・・ 例によって不器用ながら。
( 盛りつけるときに形を整えようとして、切断面のエッジを潰してしまったのですね。
 そもそも、おろす段階で銀皮もボロボロだし。我ながらひどい出来です

 
ともあれ、これを前菜にして、母がショウガ醤油で食べているあいだに・・・、

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マツタケを炙って、ご提供。
香りと味、そして歯ごたえを楽しんだところで、メインディッシュ登場なのでした☆

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写真はありませんが、ごはんと味噌汁、お新香も添えて。
食べ終わったお皿は、“サンマのきれいな食べ方の見本” としてブログに載せようかと思ったけど本人の意向により(笑)、自粛させていただきます。
 
 

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コメント

さんまのハート造りお見事です。
身が柔らかでエッジが崩れやすく、皮を引いても銀色を綺麗に仕上げるのは大変ですね!
塩焼きの”猫またぎ見本”見たかったですよ。

スパゲッティの件は・・・辛抱強いですね!(嫌味でなく感服)私なら・・・・

投稿: ねこ | 2013年8月25日 (日) 12時23分

ご一緒頂きありがとうございました。
時季的に「サンマの刺身」も頂きたいですねえ。
もう少ししないとダメですかねえ。

(自分のブログ、ちょうど1年前のを見ていたら『トミーナ』さんに伺ってました! 「アジカブ」のスパは今年の新製品でしょうか?)

『岩田』さんも『トミーナ』さんも、この日に伺おうかどうしようか悩んだお店なので助かりました。
情報ありがとうございました。(笑)

投稿: ハートランド | 2013年8月25日 (日) 13時05分

◆ねこ様、
 
 ハート型の木の葉造り、本職さんは細くて小さなサヨリ
 などでもOKだそうです。それこそ職人芸ですね。
 
 塩焼きの食後写真、やはり本人は “他人様に見せるもの
 じゃない” と、断固拒否でした(笑
 
 それと、お店でのクレーム。
 
 うっかり不注意での些細な事故なら目をつぶることも
 ありますが、これはどう見ても、店の人が知っていながら
 こういうことを・・・としか考えられない場合はその場で
 はっきりと店の責任者に言っておくほうが良いでしょう。
 
 黙って済ませるのは、もう二度と来ないぞと決めたとき
 だけですね。

< 参考 > 過去にワタシが遭遇した例。
 
A.牛丼店で丼の洗い方が不十分だったのか、ごはんつぶが
 カチカチに固く乾燥したものが混じっていた。
 
 → いちおう店には伝えるが些細な事故なので、べつに
  怒ったりはしない。
 
B.洋食店で、メイン料理に添えられたレモンスライスの皮が
 カチカチに固く乾燥して、一部は茶色く変色していた。
 
 → これは店のほうでも 「まあいいか」 と、知りつつ
  出したと思われる(使い回しの疑いもある)ので、
  責任者を叱りつける。
 
◆ハートランド様、
 
 こちらこそ、お会いできて嬉しゅうございました!
 
 > 時季的に「サンマの刺身」も頂きたいですねえ。
 > もう少ししないとダメですかねえ。

 いえ、実は仲卸のオジサンの意見は逆で、今回の
 サンマを買った 「嘉徳」 で 「刺身でOKですか?」 と
 聞いてみたところ、ワタシは鮮度を尋ねる意味で言ったの
 ですがお店のオジサンは(鮮度の良さは当然!として)、
 
 「んー、これはもうアブラが少し載ってきてるからなぁ。
 刺身にするなら、アブラが無いほうが美味しいよ!」
 
 ・・・というコメントでした。
 まあ、カツオを刺身で食うなら戻りガツオよりも
 初ガツオ!という向きと同じでしょうか。
 
 「トミーナ」には、ハートランド様も訪問なさってますね。
 クチコミサイトなどの書き込みも含め、多くは好評なお店
 なのですが、なぜかワタシとは相性が悪いのかなぁ?と
 感じる今日このごろ・・・☆

投稿: つきじろう | 2013年8月25日 (日) 20時21分

こんばんは、
お裾分けを頂き、ありがとうございました。
海水温が高いみたいで釧路でイシガキダイが獲れていましたね!
これがハートの秋刀魚なのですね!今度やってみますね♪
秋刀魚は恵方巻き食いなので骨が残らないです♪
また築地でお待ちしていますよ!

投稿: 釣りキチ四平 | 2013年8月30日 (金) 00時32分

◆釣りキチ四平様、
 
 イワシとサンマの “魚種交代” も、水温の変化によるもの
 だと言われてますね・・・
 
 この夏の異常気象なども含め、なんだか不安を感じる
 今日このごろdす。
 
 ハート型のサンマ刺身、教科書を見て初めて “木の葉造り”
 という名前があるのだと知りました(笑

投稿: つきじろう | 2013年8月30日 (金) 22時26分

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