お豆腐三題、イワシの蒲焼き、ほか
訪問日 「2013/08/03、ほか」 ( その他、最近の過去記事は→ こちら )
つかの間、猛暑が一息ついたように若干の涼しさを感じる土曜の朝。
築地市場の場内、「江戸川」 へお邪魔して・・・☆
先週に続いて H氏 と、ご一緒に♪
朝からプチ宴会状態なのです。
今朝の主役は、こちら! 肉豆腐(600円)。
朝酒のお供に最適。ビールがすすんで困ります(笑
※ 過去記事参考 → 「主役は豆腐!」
じつは今週、お豆腐ネタで気になるものが続いてまして・・・
築地ネタからは、ちょっと離れますけど。
某日、牛丼チェーンの 「すき家」 にて。
“牛丼” なのに低カロリーが目をひく、牛丼ライト(330円)。
レギュラー商品の牛丼に比べて、なんと半分以下のカロリーです。
じつはコレ、お米のごはんじゃなくて、かわりにお豆腐をつかってるんですねー。
トッピングをかき分けてみると、ほらほら・・・!
一番上は、ワタシが自分で盛り付けた紅ショウガが載ってますけど。
その下は、牛丼と同じお肉、そして千切りキャベツなどの野菜サラダ、さらにその下にあるのが温かいお豆腐なのです。
丼のフォルムも、この商品だけ独特のスリムな形になってますね。
でも食べごたえは、なかなか普通に満足できるものですよ。
ところでコレ、“牛丼” と言うより “肉豆腐” じゃない!?
・・・ ってなことを考えて、
よーし週末は 築地で肉豆腐を食うぞ!と決意したのでした☆
ちなみに豆腐ネタの名物メニューでは、もうひとつ・・・
ハートランド様が教えて下さった、立ち蕎麦 「箱根そば」 の夏メニュー。
興味をひかれて早速、食べに行きました!
おお、これですか。
豆腐一丁そば。
なるほど豆腐まるごと一丁が、冷たい蕎麦のうえにドーンと・・・!!
その下に、“ぶっかけ” 状態のお蕎麦と蕎麦ツユが鎮座しています。
揚げ玉も添えてあるから、これは “冷やしたぬき” に豆腐を載せた形かな?
冷やしたぬきとの価格差は40円・・・。キリのいい50円じゃなくて40円!ってとこが、経営側の心意気を感じさせます。
1.さあ、いただきます!
やはり最初は、何といっても美味しそうなお豆腐から・・・♪
2.おや?、お豆腐が真っ白ですよ。お醤油とかの味付けが何も無いんですね。
3.じゃあ、お醤油をかけてみましょうか。
・・・ いやいや! それじゃあ、下にある蕎麦ツユまで濃くなってしまうでしょ。
4.では、お豆腐を一口分づつ崩して、蕎麦ツユに浸しながら食べれば・・・
ああ、だめだ。お蕎麦が邪魔で、お豆腐を蕎麦ツユに浸せない。
5.ぐずぐずしてたら、お蕎麦が延びてしまうんじゃないか?
仕方がない、先にお蕎麦を食べることにするか。
6.・・・ ありゃりゃ!?、ダメだよコレ。
お豆腐が重いから、お蕎麦が押さえつけられてるよ。
無理に引っぱり出そうとすれば蕎麦ツユが撥ねて、服に飛ぶかも(汗
7.じゃあ、やっぱりお豆腐から先に食べないと!
8.→ → → 以下、「1」 に戻って エンドレス に(略
・・・ どなたか、
この “豆腐一丁そば” の食べ方について正しい作法をご存知でしたら、
ぜひ教えて下さいませ!!
閑話休題。
なにはともあれ築地から帰宅し、母の昼食など。
場内 「京富」 にて購入したマイワシ。この日は選択肢が2つありまして。
“鮮度はイマイチだけど脂が載ってる某県産” と、
“脂はイマイチだけど鮮度が良い神奈川県産” が、どちらも1キロ1,000円。
はい、今回は後者をチョイス☆
前者であれば、“酢洗い” で食べれば脂が中和されて美味しいだろうけど。
しかし先日から、アジを酢で締めるのが続いてましたからね(笑
なので今日は酢ではなく、さっぱりした新鮮なのをショウガ醤油で!と。
・・・ まあ、いずれにせよ食べる主役は我が母なのですが。
ただ、この日のお昼は少しばかり眠気を催していたようで。
昼ごはんは少なめにして、サッサと済ませて昼寝したい模様。
ならばと、手早くさばいてご提供。
野菜は、同じく築地の青果部で見つけた “式部草” なる葉野菜をお浸しに。
イワシと甘エビの刺身定食 です。
イワシと甘エビのうまさは、期待した通り♪
式部草は加熱すると青と緑の美しいコントラストが消えてしまったけど、ぬめりのある食感はモロヘイヤのようで美味しかったです。
しかし味噌汁の具が、長ネギと生シイタケだけでは淋しかったかなー。
でもまあ、午睡の前の腹ごしらえとしては満足できたようでした☆
・・・ あれこれ家事を片付けてからワタシも昼寝を貪って、たちまち夕刻。
お昼に続いて、夜もイワシを食べてもらおうかと。
土用の丑なんてのも脳裏をよぎるので、蒲焼を作ってみることにしました。
小麦粉をはたいてフライパンへ。両面を焼き、酒と醤油と味醂のタレを加えます。
梅干しを加えた冷やしそうめんとイワシの蒲焼きがメイン。
炒りゴマを振って、新ショウガの甘酢漬けを添えました。
蒲焼きの両サイドにある脇役は・・・、
ピーマンは、さっとダシ汁でゆでてシラスをのせる献立を 『嵐山吉兆 夏の食卓』 で読んだのですが、なんとなく淋しい気がしたので油揚げを軽く炙って土台に加えました。
ナスは、下準備してから電子レンジで加熱したあと手で裂いてタレを沁み込ませるレシピを NHK『今日の料理』 7月29日の放送で見た手順 で。
いちおう、もうちょい味付けを追加したくて市販のキムチを土台に加えました。
小鉢のモズク酢は市販品で、キュウリとトマトをトッピング。
あと果物は、写真ではブドウですけど途中で気が変わって実際は桃になりました。
来週は、また猛暑が再来するようですね。
しっかり食べて体力を蓄えておきましょう・・・!
【 余談 】 ネットで拾い読みなど。
・ 大阪名物『たこ焼き』の創始者は福島県人 ( ロケットニュース24様 )
→ 前回記事の “本物の定義” に関連して。
そういや、“台湾式足裏マッサージ” の考案者はスイス人 だったとか☆
・ うまいサバ缶の見分け方教えます ( @nifty:デイリーポータルZ様 )
→ 旬の時期に漁獲・加工したものか?という点が気になったのですが・・・
じつは “缶の中で熟成した時間” も大事らしい!という話。
・ その江写真展「しあわせゴハン」 ( Impress Watch様 )
→ 撮影セミナー受講したい!・・・ でも女性限定って orz
・ 京都水族館の鮎の塩焼きを丸ごと挟んだホットドッグ
「アユの塩焼きドッグ」は意外にしっくりはまる味 ( GIGAZINE様 )
→ いいかも!
・ 先日放送された「いきなり黄金伝説」において ( Yahoo!知恵袋様 )
→ 築地市場って、シャコ貝を取り引きしないの?
その他、ある方から教えていただいたので参考のみ・・・
・ パクリは悪い事ではない(いや、それどころかむしろ推奨すべき事)
( 佐渡の翼様 )
あーあ。
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コメント
こんばんは。
>“豆腐一丁そば” の食べ方について正しい作法をご存知でしたら、
>ぜひ教えて下さいませ!!
師匠!そこは天地返しですよ(笑)。
などと二郎未経験者の私が、知ったかぶりしてみました。
>牛丼ライト
知りませんでした・・・。
これはちょっと私も試してみたいメニューです!
投稿: 習志野習志 | 2013年8月 4日 (日) 00時40分
『江戸川』さんにいらっしゃるのを拝見しました。(笑)
『すき家』さんの「牛丼ライト」、『箱根そば』さんの「豆腐一丁そば」レポートありがとうございました。
えーと、「豆腐一丁そば」は豆腐を8~10切程度にカットすればよろしいかと思います。
そうすると下からそばを持ち上げ易いですし、豆腐をつゆにも浸せます。
または豆腐を丼の片側に寄せるのも「手」です。
(うんと豆腐を細かくされる方もいらっしゃるみたいです。)
実際、どうやってお召し上がりになりましたか?
「式部草」は、加賀では「金時草」、沖縄では「ハンダマ」とか言われる野菜ですね。
知識として知っていますが頂いた事はないんですね~!(笑)
「パク」の件は・・・絶句!(笑)
投稿: ハートランド | 2013年8月 4日 (日) 09時18分
江戸川の”とうふ”きつねやの”焼き豆腐”いいですねぇ!高級食材の築地にあって庶民的値段も魅力です。
豆腐好きの私には、料理法、季節を問わずヨダレものです。
お母さんの食事は”専属料理人”の力作で、いつもながらの豪華出来栄えです。
食材数が半端ではない、彩に配慮、野菜、蛋白質、炭水化物・・・抜けがありません。
鰯の刺身を綺麗に仕上げましたね!
金時草の色を残す工夫はないもんですかね?
(生でサラダじゃなく・・・笑)
投稿: ねこ | 2013年8月 4日 (日) 11時33分
◆習志野習志様、
天地返し、その手があったか・・・!!
うーむ、うーむ、お店に頼んで丼をもうひとつ借りて、
豆腐一丁そばの入った丼にかぶせて、エイヤッ!と
一瞬でひっくり返せば・・・可能・・・かも(汗
牛丼ライトは、なかなか普通に美味しいですよ。
あの十分な満足感をお豆腐で実現してくれるのは立派
だと思います♪
◆ハートランド様、
豆腐一丁そば、教えていただいて感謝です☆
そうですか、あらかじめ豆腐を小さくしておけば・・・
うーん、これは次回があれば試してみますね!
式部草の情報もありがとうございます。文中にも書いた
ように、ちょっとモロヘイヤっぽい食感で美味しいもの
でした。
あと 「パク」 の件は・・・
記事本文、1行目に
“当ブログ記事の過去のパクリ行為(これは盗作行為
であり、釈明の余地はないが)”
と書いておいて、そのあと2行目以下はお粗末な “釈明” が
延々と。
ほんとに、あーあ・・・です。
◆ねこ様、
母の食事、いつも嬉しくコメント拝読しております。
でもまあブログに書いているのは週末のことで、平日は
とにかく “手抜きが基本!” って感じですが(汗
ちなみに栄養バランスでは、カルシウムの摂取が課題です。
以前にも書いたかと思いますが、チーズなどを敬遠する昨今
なので、今回のようにシラスを加えるなど試行中・・・☆
お豆腐ネタは、過去記事もご覧下さったのですね。ありがとう
ございます!
あの過去記事では、築地の小林豆腐店様もコメントを寄せて
下さったのが本当に嬉しかったなぁ・・・☆
ところで。
ねこ様も、お豆腐がお好きですか。
魚や野菜などは一般に “季節感のある食材” と言われますが
考えてみれば和食の世界では豆腐こそ、究極に淡白ながらも
じつは春夏秋冬の大きな楽しみがあり “季節感を演出する
名優!” とも言える食材じゃないかな、と。
築地では、「かとう」 の煮魚はお豆腐も一緒に煮るのですが
この豆腐がまた、“ブリ大根の、ブリの旨味がしみこんだ
絶品お豆腐” と同じように美味しくて美味しくて・・・!
あの豆腐だけ、単品メニューで頼めないかと思ったり(笑
投稿: つきじろう | 2013年8月 4日 (日) 21時51分
薬味のカツオ節に麺つゆをシッカリ吸わせて、豆腐にのせて食べるのがベスト?。1/3ほど食べ進んだら蕎麦も手繰りやすいかと。
投稿: nobi | 2013年8月 6日 (火) 13時18分
◆nobi様、
なるほど!、カツオ節の活用ですか!!
たしかに、当店のカツオ節は力強く頼もしい厚削り。
蕎麦屋の心意気を感じさせる逸品を、惜しげもなく
トッピングしていますからね・・・!
これに蕎麦ツユを吸わせるのは、まさに大正解☆かと
激しく納得いたしました。
じつは “最初に、お豆腐を小さく崩してから・・・” という
方法などは、せっかくの贅沢な一枚肉のステーキを
わざわざサイコロステーキのように小さく切り分けてから
食べるような、いささか “みみっちい” 雰囲気を感じて
気がすすまなかったのです。
なので。
この 「カツオブシ作戦」、ぜひ次回は使わせていただきたいと
思います。
誠に、誠にありがとうございましたっっっ♪
投稿: つきじろう | 2013年8月 6日 (火) 22時38分
肉豆腐の写真を見て、どうにも我慢できず、今日(8日)、初めて『江戸川』に行ってきました。相変わらず車移動なので、「肉豆腐」を定食にしてもらい食べてきました。
味の濃さが自分好みで大満足でした\(^O^)/
週末からまだまだ暑くなるようなので、お体くれぐれもご自愛ください!
投稿: 大福@宮崎 | 2013年8月 8日 (木) 19時19分
◆大福@宮崎様、
「江戸川」は初めてのご訪問でしたか☆
こちらの肉豆腐、ほんとに味といい食感といい絶妙ですねぇ。
ラーメンや深川丼などは若干、甘口なので好みの個人差が
出そうですが、ともあれ市場で働くオジサンたちが普段の
食事として普通に食べたいメニューを、お手頃価格で豊富に
取り揃えてくれる嬉しいお店です♪
それと・・・そうそう、週末は猛暑がピークだとか!?(汗
お互い、熱中症には気をつけましょー!
投稿: つきじろう | 2013年8月 8日 (木) 20時15分
こんばんは
築地のどこかでお会いできると思っていたのに残念でした。
鰯のかば焼きも美味しそうですね!もしかしたら100年後あたりは蒲焼と言えば鰯ってな具合になっていたりして!
今日ニュースで見たのですが本鮪が北海道東方沖で獲れているようで海水温が3℃高いそうです。
豆腐は悩むことなく一気に食べられそうな感じですよ!
またお会いしましょうね♪
投稿: 釣りキチ四平 | 2013年8月 9日 (金) 00時41分
◆釣りキチ四平様、
この日は、いささか変則的な巡回ルートだったので
皆様にはお会いできず・・・
また次の機会には、ぜひ!!
> 100年後あたりは
地球の生態系が激変しているかと、想像を絶しますね(汗
ともあれ、また築地でヨロシクです♪
投稿: つきじろう | 2013年8月 9日 (金) 20時57分