土用の丑メモ、ほか雑誌ネタなど
訪問日 「2013/07/22」 ( その他、最近の過去記事は→ こちら )
淡々と、日記モードで参ります・・・☆
えーと、まずは前記事で書き残していたネタを少しだけ。
「泉久」 で購入した スズキ。産地は大阪で 「アブラがあるよ♪」 と、社長談。
1キロあたり1,200円、1.3キロで1,560円(税別)。
日曜日。朝食のリクエストを母に聞いてみると、何か温かいものがいい、と。
もしや、バテ気味の息子であるワタシが冷房を強めに効かせていたから?(汗
そこで・・・☆
(温)にゅうめん。
そうめんをゆでて。市販の濃縮めんつゆを、熱い味噌汁用のダシで割って。
具は、ふっくら柔らかで肌理細かなスズキの塩焼きと、フレッシュな三つ葉。
香りづけにゴマ油を垂らし、仕上げに “ぶぶあられ” を散らして完成。
※ 参考 【 ぶぶあられ 】:
和食でよく使うネタでも、意外なほど一般向けの小売商品が無い。。。
ネットで検索してみると、玉露園のバラエティー商品としてお茶漬け用アラレが出てたりするけど。
築地では、もっぱら業務用としてタイ米を原料にした500グラム入り、1袋1,200円なんてのがあったけど、さすがに個人宅では多すぎ。
あちこちで聞いてまわった末、「河岸頭」 と同じビルの一階にある 「サカエ商会」 で200グラム550円ってのを発見☆
そして週明け、月曜日。
ちょうど母が “お出かけ” の日だったので、これ幸いと暇を得て築地へ。
んー、とりあえず 3軒ハシゴ しましょうか!
まずは 「高はし」 にて。
店内の品札を覗くと “あなご白焼き(単品1,500円)” を発見し、迷わず突入。
うんうん、やっぱり土用の丑の日、ちかごろウナギの対抗馬と言えばアナゴ☆
・・・ という勝手な想像は、さておいて。
これ、じつは個人的に当店ナンバーワンのお気に入りメニュー!です。
しらすおろし(350円)とビール大瓶(600円)も注文。
見事に肉厚なアナゴの白焼きは、まずは 七味 をパラリと散らして・・・
くうぅーっ☆、やっぱりコレはビールに合うなぁ。
続いて ワサビ を載せて、しょうゆをかけて・・・ ああ、泣ける。
あ、ちなみに七味と山椒の “合せ技” ってのも悪くないです♪
そして、
「 えーと、ごはんを “お茶碗” で、それと味噌汁もお願いします 」
( 小ライス+味噌汁、270円)
自分で勝手に、白焼き+しらすおろしの “あなご丼”!
煮穴子をのせた当店レギュラーメニューの “あなご丼” も良いですが・・・、
こちらも夏向きに、お試しあれ。ごちそうさまっっっ♪
幸福感いっぱいで、2軒目へ。・・ はい、そうです 「かとう」 です。
頼んだのは アジ酢(800円)と、冷酒(550円)。
おっ☆、突き出しは久しぶりに自家製の 塩辛 じゃないですか。嬉しいねぇ!
アジ酢を頼んだのは、じつは先日 「長生庵」 で食べて美味しかったアジ酢との味の違いを確かめてみようと思ったから。
あちらとこちら、どちらも美味しいのだけど双方の目的というか “役どころ” が全く違い、それぞれ最適な一品に仕上げてますね。
「かとう」 のアジ酢は、ネタの重量感、盛り付けのボリューム、そして手加減ぬき!の調味まで、このアジ酢だけで堂々と主役を張って、根っからサカナが好きな客を満足させるようになってます。
もしも同じものを蕎麦屋の 「長生庵」 で出したら、蕎麦の出る幕が無くなるでしょう。
あちらは “蕎麦前” の脇役に徹するという前提で、最善の美味しさを提供してくれるのでした。
ごちそうさまっっっ♪
んで両店に挟まれた、3軒目の 「やじ満」 にて。
塩らーめん(520円)を、いただきます。
平日の朝なので一般客は少なくても、やはり当店の客層は市場で働く人たちなので賑わってますねー☆
そして2日前の土曜と同じく、お姉さんも厨房も、なんだか普段より多忙そう。。。
ともあれ美味しく食べて、ごちそうさまっっっ♪
食後は 「うおがし銘茶」 場内店で一服させてもらい・・・、
仲卸の様子なども見て歩いて、場外にも足をのばします。
一休みしたのは、惣菜カフェ 「朝 kitchen&deri」。
うーん、毎度ながら冷蔵ショーケースが外光の反射でうまく写真に撮れない
それはともかく、注文したのは新メニューの メロン・フロート。
いろいろ試作を重ねて完成したそうで、フルーティーな爽快感が素敵☆
お値段は500円ですが、この日はお試し価格ってことで400円。
ところで隣にあるのは何ですかと問えば、カブトムシ!と。
なんでそんなのが?というエピソードは、よろしければお店で聞いてみて下さい(汗
あ、それと今日の売れ筋 “お惣菜” 商品は・・・
記事冒頭の写真、“なんちゃってウナギ”。ちょっと試食させてくれましたが・・・
身は豆腐、皮は海苔ってことで、こりゃ精進料理だね!!
タレの旨味が決め手になってました。ごちそうさまっっっ♪
【 余談メモ 】 先日ちょっと書こうかと思いつつ、バテて寝てしまったかと(汗
ビジネス週刊誌の 『日経ビジネス』2013年7月15日号と 『週刊ダイヤモンド』7月6日号が、ほぼ同じタイミングで日本に関する “食” のテーマを特集してます。
※ 個人的に、雑誌ネタは当該誌が発売中の期間に書きたいのです。
これに興味を持って下さった方が、自分も読んでみようと思っても既に発売時期が終わっていたら残念なことですから・・・☆
今回はワタシの根性が足りず遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
まず、
「行列は是か非か?、くつろいで食事をするのは是か非か?」
・・・ という話。
週刊ダイヤモンドの特集冒頭は、サイゼリヤ社長の正垣泰彦氏と、俺の株式会社社長の坂本孝氏の対談。(以下、抜粋引用)
坂 「まずければ、お客さんは来ない。一方で、原材料価格をどんどん上げて、おいしければ、行列が長くなる。ちょっとケチったり、シェフが手抜きをすると、行列が短くなる。まさに行列が長いか短いかが、その店のコストパフォーマンスの表れであると思っていますね。」
正 「うちの店に人が並んでいたら、料理を出すのが遅いだけだと思うけどね(笑)。」
坂 「シェフには常に “原価をじゃぶじゃぶかけろ!” と言っています。フードメニューの原価率は60%を越えていますが、立って食べる形にすることで3回転させて利益を出しています。」
< つきじろうコメント >
ぎりぎりの原価率で、ぎりぎりの利益をと考えるなら、やっぱり客の回転を上げる=客の平均滞在時間を短くすることは当然、考えるでしょうね。
そこで思い出したのが、以下に挙げるWeb記事。
「ワンコイン・ぶる~す(立ちそば編)」
日経BP社サイトのコラムですが。これが最近、けっこう面白い☆
“「急ぎご飯はイヤ!」 な女子、男メシの世界に挑む” という趣向で。
この中で 「小諸そば」 の経営幹部お二人にインタビューしているのですが。
その、お二人の言葉で・・・
( 文中、経営側は “平”氏と“黒”氏。取材側は女性“イ”氏と編集“Y”氏 )
Y氏:一店舗の大体の規模と売り上げをお聞きしてもいいですか。
平:一店舗は大体10~30坪位、平均が20坪だと思う。お一人当たり、350~400円くらい使われます。(滞在時間は)大体5~10分位かな。女性は…ちょっと長い。髪の毛を片手で抑えながら…。そばがのびてしまうのに…。
イ:ゆるしてくださーい!
黒:14、5年前くらい昔は、昼に女性が来ると「終わった!」…満席になって動かない。
Y氏:そんなに違います?
黒:違います。当時は3倍は違った。複数で来られて、おしゃべりしながら召し上がりますよね。15分、20分…。
平:椅子テーブルを置く様になってからは一人、二人が終わっても、最後の方が食べ終わるまで出て行かない…。
Y氏:男の視点では、それはあまり良くないですね~。
イ:だけど、そこで(食べてる子を置いて)出て行っちゃ駄目でしょ!って思うのが女の子同士の気持ちなんです!
平:ちょっと時間ずらして頂いたらね、それは一向に問題ないんだけれど、昼のピークに、一番忙しい時に…。
< つきじろうコメント >
イ氏の言葉は女性客の “心の叫び” とも思えますが・・・
しかし。イ氏ご自身、このシリーズの取材を進めるにつれて認識を改めていくのです。
女子ランチの常識。
「ご注文は?」 と聞かれても、「ごめんなさ~い、まだ決まってなくて」 と言えば、どうぞどうぞと、心ゆくまでメニューを吟味させてくれるのは当たり前!
・・・他方、昼休み時の行列ができる立ち食い蕎麦店で、いざ食券販売機の前に立ってから 「どれにしようかなぁ・・・」 なんて迷っていられる時間といえば、わずか数秒。
20秒から30秒を超えたら、殺気立った背後の群集( ← 心理的イメージ )から 「おい、まだかよ!?」 と罵声 ( ← 同、心理的イメージ ) を浴びせられて当然。
不肖・つきじろうでも、同じこと言いますよ。美人だったら言わないけど
そのかわり。← ここ重要!
これこそが、ある意味、“自由の代償”、“自由の本質” なのだと。
「 立ちそばは、安いし、旨いし、加えて自由。しかし、与えられて分かりました。自由というのは当たり前に思っていた、プロテクトを失うということだったのです。
我々女子が食事に払っていたもの。お店のムードや盛りつけ、ゆったりとした時間もそうだけど、主体性の代わりに用意された、安全と安心もその一つだったのでした。」
つきじろう的に、語弊を恐れずに言えば。
いわゆる女子ランチの幸せとは、室内温水プールに甘んじる井の中の蛙。
そして男メシの幸せとは、日本海の荒波にフンドシ姿で飛び込む自由!
・・・ ってな感じか。
魚河岸グルメの本質は、さてさて。どちらでしょうね?
築地のマグロ仲卸 「鈴与」 の社長、“よっちゃん” こと生田氏は、昔をなつかしんで語ってくれましたよ。
「 店でのメシといえば、
“バカヤロー!、
いちいち噛んでんじゃねぇ、さっさと飲め!”
って、いつも怒鳴られてたんだよなぁ(笑 」
メニュー選びで悩むどころじゃないですね(汗
まあ、このへんが “魚河岸流” の原点・・・じゃないかと思うのですが。
この話題、もうちょっと続けたいと思います☆
【 さらに補記 】 今、ふと思いついたのですが。
世間では、時に 「ある意味、“介護” は “子育て” にも似ている」 と言われますが。
決定的に違うポイントが、いくつかありますね。
そのひとつは、
“早くしなさい!” なんて、絶対に言っちゃダメ☆、ということかな。
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コメント
この日はご一緒させてもらってありがとうございました。
この時期は、焼き穴子で脂を多少落として、焦げ目で香ばしく仕上げた方が食べいい感じですね。
お店にしたら、これをレギュラーメニューにしたら、手間がかかって大変でしょうけど…。
機会があれば、広島・宮島の焼き穴子丼もぜひぜひ。
投稿: こびん | 2013年7月25日 (木) 05時47分
私、食べるのは早いですよ。(笑)
そもそもご飯とか粒が小さいですし火は通っていますし。
めん類なんか、粉に加工したものを火を通してますし。
丸呑みで問題ないと思います。(はい、暴論ですね!笑)
立ちそばの券売機前で迷っている方、女性がほとんどですね。
メニューを迷っているか、ボタンを探しているかと思います。
お金を入れる前なら、
「すんません、先によろしいですか?」
・・・と伺います。
お金を入れた後なら、
「何をお探しですか?」
・・・と伺います。
「あおる」つもりは無いですが・・・ゴメンナサイ・・・
短時間でかっこみますが、私はそれなりに味わって楽しんでます。(笑)
投稿: ハートランド | 2013年7月25日 (木) 07時22分
盛り沢山の記事ですね!お疲れさまです。
アジのコメントは成程と感心です。自分などは味が分かりませんがねぇ・・・・・・(苦笑)
サンデル教授のようなテーマですね!
寛ぐ”権利”、譲る”義務”のせめぎ合いかな?
思い遣りの気持ちがあれば・・・前のお店の人の応対の話と同じかな?
温麺 さりげなく豪勢ですね!
スズキがふた切れも”デーン”と鎮座して、ミツバ、あられで仕上げる・・・なんと なんと朝からマメに作りましたね。
投稿: ねこ | 2013年7月25日 (木) 13時49分
良いスズキですね!にゅうめんも美味しそう♪僕も食べたいな♪
“バカヤロー!、いちいち噛んでんじゃねぇ、さっさと飲め!”
僕は餃子もカレー等、大体の物は飲み物なので怒られる事は無いでしょうね
また、お会いするのが楽しみです♪
投稿: 釣りキチ四平 | 2013年7月25日 (木) 23時47分
記事も、召し上がったものも盛り沢山ですね~w!
レストランカレーと立ち食いスタンドカレーは当然違いますし、
前者は女性、後者は男性の利用が高いと思いますが、
最近この境界線が曖昧になってきてますね。
とりあえず、郷に入っては郷に従え、ですかね。
投稿: samurai | 2013年7月26日 (金) 00時02分
◆こびん様、
こちらこそ、お久しぶりにご一緒できて楽しゅうございました!
(ブログに書いても良いかを聞き忘れていたので、念のためと
記事では触れておらず、申し訳ありません☆)
穴子の楽しみ方もいろいろありますが、ワタシ的に現時点の
イチオシが 「高はし」 の白焼き・・・それも、夏の盛りに
しらすおろしをたっぷり添えれば極楽です♪
まあ、たしかに手間の問題があるのでレギュラーメニュー化は
難しいでしょうね(笑)。
ひとまず “自分で勝手に” シリーズのお気に入り、ってことで
楽しみたいと思います。
ところで広島には焼き穴子丼があるのですか!!
これは興味シンシン・・・☆
◆ハートランド様、
高齢者のシルバー川柳にいわく、
“ 全員の 注目を浴び モチ食べる ”
食べ物を、ぐいぐい呑み込む快感は確かに魅力的ですが
スリルあふれる命がけの楽しみでもあるかと。
> 「あおる」 つもりは無いですが・・・
券売機の前でテンパッている状況ならば、言葉の内容とは
無関係に、背後からクラクションを鳴らされた女性ドライバーと
同じようなショック状態になりますからねぇ(汗
特に、相手がガタイのいい男性だったりすると(以下略
◆ねこ様、
> 盛り沢山の記事ですね!お疲れさまです。
ええまあ、自分は良いとしても読んで下さる方にとっては
あまり、こういうのを忙しい平日にお出しするのはどうかと(汗
いちおう、“読ませる系” の余談は週末に持っていくようにと
心がけているのですが、バテていると調整の余力も無く・・・
それと温麺、かなり地味なのにお褒めの言葉を恐縮です。
ぶぶあられと三つ葉などが入ると、ちょっと本格和食っぽく
なりますネ(笑
◆釣りキチ四平様、
「泉久」、いつもながら良いものを売って下さるので感謝
しております☆
それにしても、まあ言うまでもなく釣りキチ四平様ならば
むしろ “飲めない食べ物” を探すほうが難しいでしょうネ!?(笑
◆samurai様、
あれこれと読みにくく詰め込んだ記事でお見苦しいですが(汗)、
ご笑覧下されば幸いです☆
おっしゃるとおり、ファストフード系と本格系の境界線というか
棲み分けが曖昧になってきた昨今ですね。
じつは 「小諸そば」 経営幹部の話には続きがあり、やはり
最近の女性客は、とくに働く女性はスタンド系のお店でも
実にスマートに利用するようになった・・・とのことです。
> 郷に入っては郷に従え、ですかね。
韓国の「日式食堂」で鰻丼を食べに連れて行ってもらった人が、
日本と同じスタイルの鰻丼が出てきて喜んだのに、次の瞬間
「いただきまーす!」と、韓国人がスプーンを手にして
鰻とごはんを一心不乱に激しく混ぜて混ぜて混ぜまくる姿に
茫然自失、というシーンがあったとか・・・
投稿: つきじろう | 2013年7月26日 (金) 02時59分
blogには好きに書いてもらって大丈夫ですよ。
本当に出たら困るとき(そのようなことがあるのか?ですが)は、書かないでくださいとお願いしますので。
立食そばというと、うちの会社の地下にあるそば屋もすごいです。(一応、机といすはあるけど、雰囲気はもろ立食)
ここは入口で食券を買うのですが、注文を迷っていると、後ろの客以上に売り場のおばちゃんのプレッシャーがハンパないです。
昼休みは戦争みたいなものですからねぇ…。
投稿: こびん | 2013年7月27日 (土) 07時43分
◆こびん様、
フォロー恐縮です(汗
いや実際、たとえ実名じゃなくても 「○×様もご一緒に・・・」 と
ブログに書いた途端、
「自分は、いなかったことにして下さい!」 と、えらい剣幕の
メールが飛んできたことが2度3度とありまして・・・
(もちろん、同一人物じゃなくて毎回ちがう人から)
ともあれ、スタンド系そば屋さんのお昼の行列。
まさに四方八方から殺気立った視線が交錯する空間なので、
プレッシャーありまくりですよねぇ。。。☆
たぶん、「やじ満」 のお姉さんみたいな天才的オペレーターが
いれば券売機は不要!かと思うのですが、あの機械って
本部が各店舗を集中管理するという目的もありましたっけ。
投稿: つきじろう | 2013年7月27日 (土) 20時53分
今回も大変勉強になりました!
これから、立ち食いにしようか、椅子を置こうか
迷ってましたので(汗
原価率も60%で繁盛させてる店があるとか、
とても参考になりました。
それと、天然スズキ脂がのっててK1,200はお買い得ですね!僕は養殖スズキK1,600を使っています(涙
これからも良い情報よろしくお願いいたします。
投稿: きんちゃく | 2013年7月27日 (土) 22時28分
◆きんちゃく様、
どもども、ご参考になれば幸いです!
・・・とはいえ読み物コラムの次元ですので、プロ向けのレベルで
検討されます際は、経営報告など1次資料の確認をぜひ・・・☆
それと大阪産のスズキ、これも天然物か養殖物かは未確認
だったりします(汗
うーん、いろいろと詰めが甘くて申し訳ありません!
投稿: つきじろう | 2013年7月27日 (土) 23時20分