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春子鯛とカツ丼と、アジと行者ニンニクと: 「かとう」・「豊ちゃん」、自炊メモほか

に一度は食べておきたい海の幸、これが個人的ナンバーワン!

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訪問日 「2013/05/03」 ( その他、最近の過去記事は→ こちら

・・・ 連休のあいだ、ブログは放置してゴロゴロ過ごそうと思ってたのに ・・・
なぜか気がつけば、ちょくちょく更新してますなぁ。

そんなわけで5月3日、臨時開市日の築地です。
手早く書いておきましょう、手早く・・・

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エコでクリーンな電動ターレの群れに混じり、バタバタ騒がしい現役のガソリンエンジン式ターレ。
これまで何度も整備と修理を重ねたかと思われるサビの浮いた車体が、健気に見える今日このごろ・・・☆
 
この朝は、まず 「かとう」 へお邪魔しました。

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「春子鯛(かすごだい)の酢のもの」(800円)が出ていたので即、注文!
もちろん 燗酒(550円)も、ご一緒に。タコと大根の煮物が付いてきました。

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これ、ワタシは本当に好きで好きで・・・
 
チキンで言えばヒナ鳥のような、ふっくらとしてキメ細かな身質。
じっくり味わっていると、皮目のところから繊細な旨味がひろがります。
そこで温かいお酒を含めば・・・ 春、満開

タコと大根の煮物もまた、いい味でした。 ごちそうさまっっっ♪
 
 
胃袋が目をさましたところで、 「豊ちゃん」 へ。

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何も考えずに、がっつり食べたくなったらコレ!
かつ丼(1,010円)に、ビール(キリン350cc缶、300円)もお願いします。

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特に指定しなかったけど、今日のカツは “十文字” のカットになってましたね。
これ、前半をビールのつまみにしたいとき少しづつ食べられて最適なのです。
 
七味をパラリと振って、三つ葉の香りとともに。最高です。
カツ、ビール、カツ、ビール・・・ そして最後の3分の1ほどを、カツの煮汁が染みたごはんを一気にガツガツいきます!
 
店頭から伝わってくる活気ある喧騒が、心地よいBGM。
魚河岸ならではの “食堂” のシアワセ、ここにあり。ごちそうさまっっっ♪


食後のショッピング・タイムは・・・、 まあ、いろいろと。
ちなみに連休の中日は入荷が少なくて、あちこちで 「魚が無いなぁ」 という嘆息が聞かれました。

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場外へ出て 「フォーシーズン」 で、ひと休み。
帰りがけに 「サカエ商会」 で、お茶漬けに最適な “ぶぶあられ” も買いました☆

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帰宅して母のお昼、メインは 「富士恭」 で見つけた宮崎産のアジ。
こちらのお店は、いずも全国各地のアジが入荷してて目移りするほどですが。
“鮮度が良くてアブラが載ってますね” と、すすめられたもの。
1キロあたり1,600円で4尾900グラム、1,440円。

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「かとう」 では、持ち帰り用の塩辛も購入してきました。
1本1,800円。まあ場外で塩辛といえば安い店では同じぐらいの量で300円くらいから売ってますけど、中身は本当にピンキリですね。

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とりあえず、こんな感じで・・・☆

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アジは、なるほど脂が載ってますけど健康的というかスッキリした旨味があって美味しいものでした。甘エビにマグロ、イカの塩辛まであって母も昼間からお酒を少々(笑

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さて場内で買った品物のひとつ、行者ニンニク(別名「アイヌネギ」)
これ、チョウ様邸での毎年恒例の自宅宴の主役!?だそうですが・・・
・参考リンク: しょう様まいたーん様ハートランド様 のルポ!

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我が家ではジンギスカン宴会までは至らず、たまたまBS放送で見た録画で 「こんなの、食べてみたいね」 ということになった手軽な一品を。

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4月29日放送、BBC地球伝説 「シェフがめぐる 地中海 豊かなる食の旅3 シチリア/プーリア 味わい豊かな野草たち」
 
本式のレシピでは、フェンネル入りのソーセージ 「チコラータ」 とポテトのレモン風味 ということで、香草はローリエとパセリを使うのですが。
今回、これを行者ニンニクで試してみました。
 
簡単で、おいしい。
ふだんジャガイモを敬遠しがちな母にも、好評でした♪ 


【 補記 】 ネットで拾い読み。
 
 
食べたもの、撮って送れば栄養指導 タニタが新サービス
 (朝日新聞デジタル様)
 
 自己流の自炊では、どうしても栄養が偏りやすいですから嬉しいサポートかも。

 → 関連参考: 「さかなクン、魚の食べすぎで尿管結石に」 
 
 
陸自隊員が味 “検知” で偽装米が発覚
 (MSN産経ニュース様)
 
 これこそ敬服すべきプロの仕事ですね。敬礼!
 
 
富士山 やるべきこと山積 アルピニスト・野口健さん
 (産経ニュース様)
 
 当ブログのテーマからは離れますが、かつて山歩きが趣味だった者として注目。
 以前、「日本百名山」 のブームでも環境破壊が問題に なりましたから・・・
 
 

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コメント

つきじろうさま
おはようございます。
>お茶漬けに最適な “ぶぶあられ” も…
お求めになられたのですね〜(^^)。お茶漬けに少し添えるだけでぐうんと風味・歯触りが増しますものね…。後追いさせていただきます。

投稿: Harsee | 2013年5月 5日 (日) 04時08分

つきじろう様
2年前の5月のあの日を思い出しました。
抜けるような青空と音が消えた築地市場。
土曜日は素晴らしい五月晴れでした。
9時頃発泡置き場近くでつきじろう様とすれ違いました。声をかけたかったのですが、下腹押さえてトイレに急ぐ途中でせっかくの貴重な偶然を生かせませんでした。ウンが悪かったです!魚秀

投稿: 魚秀 | 2013年5月 5日 (日) 07時21分

◆Harsee様、
 
 おはようございます。早起きですね!(笑
 
 ぶぶあられ、探してみると意外と売ってないんですねー。
 築地でも珍味系の一部の店にあるだけで、それも業務用
 なので1袋の量が多すぎたり。
 見つけた中でいちばん小さいサイズが200グラム入り、
 550円でした。(無塩タイプ)
 
 小売用としてはネット通販を検索すると65グラム入り
 240円、なんてのが。(有塩タイプ)
 
 お茶漬けを出す店によっては、ぶぶあられではなく
 薄焼きのせんべいを手で小さく割ってふりかけるという
 スタイルもあり、これもまた風情があって悪くないです♪

◆魚秀様、
 
 あらま!
 この日は、近くでスレ違っていたのですね。
 
 しかし “緊急事態” の途中だったとは(汗
 どうかワタシなどにかまわず、また余裕のあるときにぜひ
 お声がけ下さいませ☆
 
 一昨年の春の連休、どこを見ても特に外国人の姿が無く
 右も左もお店は空席だらけ・・・
 
 それが再び賑わいを取り戻して、混雑は大変ですけど
 やはり活気のあるほうが楽しいですね!

投稿: つきじろう | 2013年5月 5日 (日) 07時50分

春子鯛ですか・・・桜に続く・・素敵な呼び名で、浮き浮きします。
風流なものの後は、がっつりで・・いいですね!

鯵もいいですが、鮪の色が・・味こっくり、食感ねっとりを思わせますね。
このようなところで、写真の差を痛感します。
頻繁な更新でお疲れ様です。

投稿: ねこ | 2013年5月 5日 (日) 11時34分

◆ねこ様、
 
 春の使者と呼ぶにふさわしい、春子鯛(かすごだい)。
 
 じつは「かとう」のお品書きでは「小鯛(春子鯛)」という
 書き方だったのですが、調べてみると厳密には小鯛と春子は
 別々に区別されるものらしいです。
 
 ・「小鯛」
  体長15センチほどのチダイ。
  ちなみにチダイは成長しても最大40センチぐらいまで。
  
 ・「春子鯛」
  主にマダイですがチダイを含むこともあり、いずれも
  体長10センチほどの子供を指す。別名「桜鯛」。
  
 もしマダイなら、小さくても「小鯛」とは違うのかなと(汗
 
 なお2軒隣の「高はし」では「花鯛の塩焼き」がよく出ますが、
 花鯛はチダイの別名だそうです。
 
 まあとにかく「タイ」と名のつく魚は多いし、それぞれ
 別名もいっぱいあるのでワタシなどは憶えきれません(笑
 
 ところでマグロの赤色。これはいつも、見た目のイメージを
 写真で再現するのが難しいですね。。。
 
 まぐろブツ切りのパック詰めは赤身から中トロまで、
 いろいろ混じっているので盛りつけも混ぜてみれば
 グラデーションというか色とりどりで面白いですよ。
 
 今回は暗赤色で味わいも濃いものを選びましたけど、
 見た目の印象としては、もっと明るい鮮やかな赤色の
 ほうが美味しそうに見えますネ☆
  

投稿: つきじろう | 2013年5月 5日 (日) 18時37分

春子鯛、桜鯛いい呼び方ですね!
花鯛も季節を愛でる呼び名のようですね。
勉強になりました。(風流な呼び名をどこかで使ってみたいです)
鮪の写真写りは鮮やかな赤(メバチが発色がいいと聞きますが)ごいいと思いますが、暗紅色の赤みの”ねっとり”を想うと、これも良しですね!

投稿: ねこ | 2013年5月 6日 (月) 11時48分

◆ねこ様、
 
 春子に桜・・・。四季のうつろいを愛する国民性が、それに
 ふさわしいネーミングを与えているように思われますね。
 
 マグロの “赤” も、いろいろ描写してみたいです♪

投稿: つきじろう | 2013年5月 6日 (月) 20時53分

こんばんは、
春子鯛美味しいですね♪僕も大好きです!各地の鯵が色々と出ていたようですね!
季節を感じさせてくれるお魚のお料理が出てくるのを楽しみにしています♪

投稿: 釣りキチ四平 | 2013年5月 9日 (木) 23時26分

◆釣りキチ四平様、
 
 > 春子鯛美味しいですね♪
 
 はい、しかしコハダの新子と同様、あれを自分でさばくのは
 ちょっと遠慮したいかなと(笑
 
 アジも、いよいよ美味しくなってきましたね。
 春の名残りと夏の気配と、どちらも見逃せない季節です!

投稿: つきじろう | 2013年5月10日 (金) 12時10分

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