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生ウニ、ラーメン、デリ、自炊など: 「高はし」・「やじ満」・「ふぢの」・「うおがし銘茶」・「ボン・マルシェ」姉妹店ほか

NHKの朝ドラ 『あまちゃん』 が面白いですねぇ~☆

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しかし困るのは、ウニ を食べたくなるシーンが多すぎることです!(笑

訪問日 「2013/05/01」 ( その他、最近の過去記事は→ こちら
 
今日から 5月 ・・・、しかし風は涼しいので個人的には快適そのもの♪

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※ 写真: 「やじ満」 の入口内側にある季節の演出。


大型連休のシーズン中なので築地も混んでるかな?と思いきや、ふだんの平日と同じような印象の場内。

「高はし」 にも行列が無い!ので、これ幸いとお邪魔しました。

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生うに(単品1,500円)を頼んで、朝酒です。

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ああ至福。これが食べたかった・・・☆
 
それというのも先日から NHKの 「あまちゃん」 で、ヒロインが海に潜ってウニを獲ったり、駅弁の車内販売でウニ丼を売るシーンに刺激されっぱなしだったから!
 
ところでこのウニ、種類はムラサキウニか、それともバフンウニかな?

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ちょっと知りたくなったので若旦那に聞いてみると、“えーと、うちの場合はウニの種類は特にコレと決めてないので、(価格設定から見て)良いと思えるものがあればと、仕入れ先にまかせて買ってますね” とのこと。
 
・・・ じつは、このあと続きがあって。
ある人が、あくまで個人的な印象なので参考程度に、と話を聞かせてくれました。
 
それによると築地では、高級寿司店などを相手にする一部の仲卸を除いては、仕入れのときにウニの種類を指定したり区別を求めることは少ないとか。
 
ウニの種類よりも、ウニ自体の品質の良し悪しのほうが大事、ってことかも。
 
あえて区別と言えばバフンとかムラサキとは言わず、「赤ウニ」や「白ウニ」 と呼ぶようです。

赤ウニ(エゾバフンウニのこと。関西のウニといえば多くがこれ)と、白ウニ(キタムラサキウニのこと。東京の寿司店で人気がある)の解説については、「第三春美鮨」様のホームページが詳しいです。( このリンク先 )
 
※ ちなみに第三春美鮨様は、2008年の築地フォーラムで ぼうずコンニャク様 らと共にディスカッションのパネリストとして参加なさっています。 

ふむふむ、勉強になるなぁ・・・。
それにしても、じつに美味しいウニでした。ごちそうさまっっっ♪
 

さて今日は、ウニの他にも目当てがありまして。

それは。
 
場内ラーメン店の双璧である2店で、
基本の醤油ラーメンの味を食べ比べておこう!、

・・・ というもの。

1軒目、毎度おなじみ 「やじ満」 へ。
うーん、ここで全メニュー制覇しつつも醤油ラーメンを食べるのは久しぶり!?

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らーめん
(520円。オーダー時に “水通し” を指定 )。

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観察の要点をかいつまんで書くと、
※ 以下、いずれも個人の感想です。
 
・ 注文と支払いは接客担当のお姉さんが直接処理。 
・ スープは昔ながらのトリガラ醤油味で、スッキリ・あっさりタイプ。
・ 麺は細いわりにシコシコと噛みごたえを楽しめるタイプ。
・ デフォルト状態では、からまった麺が食べにくいこともある。
 → “水通し” で注文すれば麺がほぐれ、食感も良くなる。
   少し温度も下がるが、もともとが熱すぎるので気になるほどではない。
・ ネギは “みじん切り” で、スープと一緒に楽しむスタイル。
・ チャーシューとメンマの存在感は、ほどほど。
・ 飲み物はお茶と冷水を使い分けており、熱い湯飲みのお茶をほとんど飲んでいない客がいると、何も言わなくてもお姉さんがコップの冷水を追加で出してくれたりする。

 
ふむふむ。今日も美味しゅうございました。ごちそうさまっっっ♪
 

続いて2軒め、ワタシにとっては久しぶりの 「ふぢの」 へ。
この前は 長期休業後の再開直後にお邪魔 したのでしたね。

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ワタシにとっては訪問頻度が少ないので、参考のためお店のスタッフの許可を得て写真を撮らせていただきました。

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さてさて。

らーめん(550円。店内では “おそば” と呼ぶ )

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さきほどと同様、観察したポイントとして下記。

・ 注文と支払いは店内の券売機を使用。
・ スープをレンゲで掬ってみると、魚粉かと思われる粉末が少々。
 味わってみると濃い色のわりにスッキリ・あっさりしており、動物系&魚介系。
・ 麺は 「やじ満」 より少し太い中細麺で、あちらとは加水率が全く違うようで好対照。
 スープを少し吸って茶色くなりつつ、ツルツルと喉ごしが楽しめるタイプ。
・ 軽く麺をほぐした状態で出てくるので食べやすい。“水通し” の可否は未確認。
・ ネギは薄い輪切りで、麺と一緒に箸でとらえて食べられるタイプ。
・ 具のチャーシューとメンマは、やや主張の強い存在感。
  ホウレン草は 「やじ満」 には無いもので、価格差の30円も納得できそう。
・ 飲み物は大きめのコップに注いだ冷水。
 おおかた飲むと、すぐにお姉さんが 「お水、入れましょうか?」 と聞いてくれる。 


ふむふむ。こちらも美味しゅうございました。ごちそうさまっっっ♪
  
  
食後は 「うおがし銘茶」場内店 で新茶を試飲して、お茶を買って。。。

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場外へ出てみます。やはり連休にしては人通りが空いてるかな!?

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さて場外のお目当ても、いくつかありまして。

共栄会ビルの1階、
「ボン・マルシェ」 が先日オープンさせた姉妹店!!

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( 店頭、ちょうどスイーツを届けていたパティシエのHARUMIさん☆ )

営業日の11:00~16:00はデリカテッセン&スイーツの販売を。
そして17:00~21:00は立ち飲みバルとして営業です。

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ここ、もうちょっと早く来てみたかったのですが・・・
いちおう弁解すると、最近のワタシは土曜日を中心に築地へ来てますけど。
 
こちらのお店の営業開始が午前11時。
そしてワタシは自宅での母の昼食準備にあわせるため、11時には築地から離れる、というスケジュールなので(汗

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フォカッチャ・サンド。美味しそうですねぇ。
そして日替わりの特製お弁当は ボンマル風のカツ丼!!

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パティシエのHARUMIさんが腕をふるうスイーツも多数。
ご自身の名を冠した “HARUMI” は、もしかしてビル前の “晴海通り” に何か関係あるのですか?、などと質問なさるお客様もいるそうですが(笑
 
スイーツの取り置きをお願いしてお勘定を済ませ、さらに散歩を続けます。
 

「うおがし銘茶」 の喫茶サロン、“茶の実倶楽部” で、ひと休み。

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新茶の季節。やっぱり って、いいものですねぇ・・・
ごちそうさまっっっ♪
 
 
帰りがけ、「長生庵」 で魅力的な天ぷらメニューを発見したので即ゲット☆
お値段350円って、すごい魅力的~!!
ほかにも少々、場外でお買い物を追加して帰宅しました。

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そんなわけで、本日のおやつは自宅で ボンマル特製スイーツ

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フルーツ・タルト です。(1個420円×2個)
美人パティシエの自信作 “HARUMI” も魅かれましたが、母がフルーツ派なので。
 
食べてみると甘さ控えめで、そのぶんフレッシュな果物の香りが鮮烈!
またチャンスをみて他のも食べてみたい・・・ ごちそうさまっっっ♪
 
 
そして、夜。
場外 「斎藤水産」 で生ウニ、値札1,800円のを1,500円で購入したので・・・、 

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母の夕食、こちらです。
生ウニと、生シシャモの天ぷら。そして磯の香りがひろがるアオサ海苔の味噌汁。
写真には入ってませんが、醤油とワサビは別皿で添えました。それとお酒も少々♪

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「あまちゃん」 は、母も観てますから!(笑
天ぷらともども、たっぷりウニを堪能してくれたようで、めでたし・めでたし・・・
  
 

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コメント

いやぁ、お久しぶりでした。先日の宴会はお互い盛況だった様で良かったです(みんなには、なんで同じ日なんだ?と怒られそう・・笑)
ウニの情報は、ちょうど探していたところだったので助かりました。

投稿: チョウ | 2013年5月 2日 (木) 06時39分

◆チョウ様、
 
 ボンマルの店頭シーン。
 
 わずか数分のあいだにHARUMIさんやスタッフ各位、
 それにシェフ、インフォ・カウンターのふみさん、それに
 チョウ様やワタシもタイミング良すぎっぽい間合いで
 入れ替わり立ち代り登場してきて、ここはヨシモトの
 舞台かと・・・
 
 週末宴会、お互い楽しめたですね~☆
 日時設定は、なりゆきで仕方ないかと(笑
 
 それとウニの情報、お役に立ったようで何よりです!
 でもまあ話してくれた人も、あくまで自分の印象レベル
 だと念を押していたので、そのへんはヨロシクと・・・

投稿: つきじろう | 2013年5月 2日 (木) 08時03分

こんにちは。

ラーメンの食べ比べはお見事な洞察でした。なるほどなるほどな感じです。

「ボン・マルシェ」の別店ができたんですね!しかも総菜もあり!今度、チェックしてきます(^_^)
「長生庵」は日曜に行くのがほとんどであります・・・。

投稿: 大福@宮崎 | 2013年5月 2日 (木) 22時23分

こんばんは、
ウニは難しいですね!是非仲卸にウニの詳しい方が居るのでご紹介しますね!産地や種類、目利きの仕方等教えてくれますよ♪
生ししゃもってとっても魅力的です!来週あたりまであると嬉しいですね!
やじ満もまた行きたいと思っているので是非ご一緒して下さいね♪

投稿: 釣りキチ四平 | 2013年5月 2日 (木) 23時43分

帰省しております! ああ河岸に行きたいなあ。(笑)
(今日は開市日みたいですね!)

ラーメン食べ比べは面白いですね!
場外のお店もお願いしますね!(笑)
『ボンマル デリ&バル』さんのケーキは金箔が載りまくっていてビックリでした。
いつか夕方に伺ってみたいです!

ちなみに長野市は寒くて、朝晩はまだストーブを焚いております!
ちょうどリンゴやモモの花の時季ですが、凍霜害でやられるモノも出ています。
ここでやられると、今年は実が成らないかも・・・

投稿: ハートランド | 2013年5月 3日 (金) 10時29分

◆大福@宮崎様、
 
 場内ラーメンの双璧2店の比較は、ときどき知人友人から
 聞かれるので一度きちんと確かめておかねば・・・と思って
 いました。
 
 宮崎様は、よく 「ふぢの」 を訪問なさってブログにも書いて
 いらっしゃいますね。同感して下さって感謝です☆
 
 ボンマルのデリも、なかなか良い感じです。
 機会をみて、ぜひ・・・♪
 
◆釣りキチ四平様、
 
 > 仲卸にウニの詳しい方が居るのでご紹介しますね!
 
 あ、それはぜひお願いしたいです!
 
 ブログ記事内のリンク先も読んでみましたが、
 
 「ウニは箱入りで売られる」
  ↓
 「1個でも味見したら、その箱は商品価値を失うので
  あまり味見をしない」
  ↓
 「そのためウニの目利きは、味の良し悪しよりも
  出荷元の業者名と、あとは見た目の美しさで決まる」
  ↓
 「その結果、溶けかかったようなウニが実は美味しいのに、
  きれいに粒が揃ってるけどミョウバン臭いウニのほうが
  値段が高い、などという傾向がある」
 
 ・・・という話だったので、このあたりも実際どうなのかを
 聞いてみたいところです。
 
 それと長生庵の生シシャモ天!、うまかったですよ~☆
 
◆ハートランド様、
 
 そちらは、ひんやり冷涼な長野でお過ごしですか。
 東京は、暑がり体質のワタシには快適なのですが信州の
 農作物にまで影響が出そうだと気がかりですね・・・
 
 築地ラーメンの食べくらべ、メディア露出の多い店は
 「井上」と「若葉」、それに穴場的な存在として「幸軒」
 あたりでしょうか。
 
 しかし現状、ワタシの好みとしては「北都」が筆頭。
 続いて「東都グリル」だったりします☆
 
 うーむ、共栄会ビルの1階「ボンマル・デリ」で食前に
 ワインを立ち飲み、「粋」で生牡蠣をいただいてから
 地下におりて「北都」のラーメンで締め!・・・なんて
 良さそうかも。あ、でも各店の営業時間が(汗 

投稿: つきじろう | 2013年5月 3日 (金) 15時39分

グルメレポート・・・ラーメン編・・お見事です。
このように要点を整理しておいて紹介する・・・勉強になります。
私は醤油ラーメン派なので大変参考になりました。
(但し 全くグルメではありません・・化学調味料で育った世代です・・・食べられることが第一)

今回はお手になるものが・・・でしたが、雲丹とシシャモの天婦羅、アオサ味噌汁の夕飯・・・よその家のものなのに・・・羨ましい!!!!!

投稿: ねこ | 2013年5月 3日 (金) 16時38分

ラーメンの食べ比べは面白いですね.
後は江戸川と磯野家も同時に比べられるのを期待!(笑)

今日は場外の半額市の混雑がとてもすごかったですね ^^;

投稿: 天狗さま | 2013年5月 3日 (金) 20時27分

◆ねこ様、
 
 ワタシが心の師とあおぐ “築地王” 小関様が10年ほども前、
 お書きになったご著書、『築地で食べる』。
 
 ワタシにとって原点でありバイブルでもある名著ですが
 ラーメンについては、いまどきの最先端の流行とは無縁の
 良くも悪くも “昔ながらのラーメン” が主流・・・と述べて
 おられた状況から、ほとんど今でも変わっていないように
 感じられます。
 
 でも、だからこそ昔から通い続けているお客さんに愛されて
 いるのでしょうねぇ~。
 
 勝手な想像ながら、見た目は変わらずとも材料やスープの
 レシピなど、ひそかに研鑽と改良が続けられているのかも
 しれません。
 
 あ、ちなみにワタシも基本的にはラーメン二郎が大好きなので
 化学調味料も “上手に使えばウェルカム派” です!
 
 それと自炊のほうは、なるべく楽をしたいかなと(笑
 参考までにウニについては以前、スパゲッティのソースにも
 使ってみたのですが母の好みとしては、やはり生ウニを
 ごはんと一緒に食べるのが最高!らしいです☆
 
 余談に流れますが、この生ウニというやつ。
 
 海外TVドラマの人気シリーズ 『LOST』 で、航空機の
 事故で生き残った乗客たちが見知らぬ島でサバイバル体験を
 するのですが。
 
 ある韓国人が浜辺で苦労して集めたウニを丁寧にさばいて、
 ほかの乗客たちにご馳走しようとするのですが欧米人は
 みんな気持ち悪がって食べないのですねぇ。
 
 つまり。世界じゅうでもウニが好まれるのは、ごく一部。
 
 しかし、しかし、駄菓子菓子。(←死語)
 
 NHKの朝ドラって、海外でも字幕や翻訳をつけて広く
 放映されるそうですから。
 
 これをみた世界の視聴者が、あのウニというシーフードを
 食べてみたい!と、時ならぬ需要が殺到して資源の危機を
 招かないかと、ひそかに余計な心配をするワタシでした(汗
 
◆天狗さま、
 
 どもども♪
 
 > 江戸川と磯野家も同時に比べられるのを期待!
 
 磯野家は、醤油ラーメンよりも青菜とホタテのうま煮そばが
 麺類の看板商品かと思うので、あえて醤油ラーメンを検証
 しなくても良いかなと・・・
 
 そして江戸川は、言わずと知れた甘口好みのワタシにとって
 場内の醤油ラーメンとしては一番のお気に入りです!
 ・・・ただし甘めだけに、好き嫌いの個人差が出ますけど(汗
 
 まあ今回はラーメンでしたが、築地ならではのグルメを愛する
 仲間にとって、比較の議論が尽きせぬテーマと言えば、やはり
 「アジフライ!」 かと思われます♪
 
 それと本日の半値市、ワタシは開始時刻の10時を待たず
 早々に退散しました・・・☆ 

投稿: つきじろう | 2013年5月 3日 (金) 21時21分

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