自炊メモ・補足
掲載日 「2013/03/07」 ( その他、最近の過去記事は→ こちら )
先日 は、記事の途中で睡魔に勝てず・・・
なので一応、自炊ネタの補足を簡単に。
カキにホタテに柚子、ギンナン、玉子、西京味噌と ・・・
いつもながら、ワクワクしてくる瞬間ですねぇ!
「富士恭」 の 極上アン肝。
( 北海道産、1キロあたり13,000円のを180グラムで2,340円(税別))
それと一週間前に買った大きな甘エビなどもスタンバイ。( 冷凍の輸入品 )
カキを下ゆでして、ぷっくり丸まったのを半分に切ります。
ホタテは貝柱をカットして表面をバーナーで炙ります。
柚子は中身をくり抜いて・・・
ギンナンの薄皮は、紙封筒に入れて電子レンジでチン!すると簡単に剥けます。
材料と一緒に柚子釜焼きに入れるペーストとなる “卵の素” は、卵黄に食用油と塩を混ぜたもので、ちょうど酢が入らないマヨネーズのような。これを西京味噌で味付け。
カキとホタテとギンナン、それにキヌサヤを卵の素とからめて柚子釜へ。
教科書 によれば、ユリ根なども入れるとさらに良いのだけど買い忘れ。
流水で血抜きしたアン肝(極上品で、ほとんど血抜きは不要)を半生にソテー。
隣のフライパンでは甘エビとギンナンと角切にしたシイタケを、多めの太白胡麻油で焼くというより揚げる感じに。
途中写真は無いですがサヨリなどもさばいて、前菜三点盛り の完成です。
甘エビの利休炒め。
前述の教科書では芝エビを使うのですが、大きな甘エビがありましたからねー。
殻までパリパリと歯ごたえよく食べられるようにしてから、塩と黒コショウで味付け。
アン肝の鍬焼き。
今回の主役。アン肝は小麦粉をまぶして酒・醤油・味醂をからめて焼いてます。
その下の台になっている大根は八方出汁で・・・ 実は味噌汁用のカツオと昆布の出汁を味付けした手抜きネタですけど(笑)、よく味を含ませるように炊いてます。
アン肝は、180グラムで6切れ分になったから1切れ30グラムほど。
トッピングの大根の葉は熱湯をくぐらせたけど、これなら生のまま “塩もみ” にするほうが味も食感も良いだろうと思いました。
ちなみに教科書では、トッピングは白髪ネギを使っていました。
サヨリと小柱と水菜の酸橘和え。
さばいたサヨリと小柱と水菜をワサビと醤油とスダチ汁で和えて、柚子皮で仕上げ。
冷蔵庫で冷しておいて、食べる直前に盛り付け。
うーん、お相伴する息子もお酒がすすむ!
続いて汁物です。築地の山口県アンテナショップ 「ブッチーネ」 で購入して冷凍していた甘鯛の開きから、頭を下処理して使います。
しっかりと塩をあてておくことが旨味の秘訣だとか。
これも小麦粉をまぶして多めの油で揚げ焼きにし、両面こんがり焼き目がついたら熱湯で油抜き。
甘鯛の難波煮。
油抜きした揚げ衣が、出汁の旨味を吸い込みます。
シイタケとアサツキを加えて、さあどうぞ☆
( 写真は、例によって中身が見えやすいようにお汁を減らしてます )
柚子も焼きあがりました。オーブンじゃなくてガスコンロの魚焼きロースターで(笑
カキとホタテの柚子釜焼き。
考えてみれば、冷菜のサヨリは別皿にして、こちらを三点盛りに加えるほうが焼き物が揃って良かったかも
初挑戦の柚子釜なので、どうなることかと思いましたが。
どうにか、これも美味しい!と好評でした。
さて写真は撮ってませんが実際の食卓には、市販のお惣菜の残りもあり・・・、
ごはんと合わせて、ここらで満腹するだろうと考えていたのですが。
ええっ!?、まだ何か食べたそうにしてるぅ~☆
なので、さっきの甘鯛の身をトマトソースで焼いてみました。
基本は塩焼きでしょうけど、虎鯖棒寿司の板長さん特製の “サバのトマト煮” がお気に入りの母には、こういうのも良いかなと。
菜の花のお浸しも添えて、とりあえず赤と緑のコントラストをつけてみます。
これでどうやら、満足してくれたようで(笑
いちおう、デザート なども出しまして今宵のコースは終了。
続いて日曜。
昼下がりの食前酒のアテに、こんなのはどうでしょうか。
貝柱をとったあとのホタテは、“貝ヒモ” が残っているので唐揚げに。
ギンナンも、たっぷり買ってあるので串団子に。味付けは塩と黒コショウ。
あ、もう1個だけホタテが残ってましたねぇ。
それじゃあ、「イソベ」 のマグロと一緒に、貝柱をお刺身で。
お味のほうは・・・、えーと、すみませんが母に出しただけで自分では味見せず(汗
ちょっと御機嫌っぽく!?なったところでメインの品を。
小柱の残りと干し桜エビ、それに玉ネギのスライスをあわせます。
小麦粉をまぶして、氷水を加えて・・・、
フライパンで揚げつつ、うどんをゆでます。
菜の花と干し桜エビのうどん、干し桜エビと小柱のかき揚げ。
美味しい春の香りがします。母のカルシウム補給にもGOOD!
ともあれ。いつもながら息子の趣味に母を付き合わせて。
いろいろ楽しい週末クッキング でした。お粗末さま~!
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コメント
っすっげ~ @_@;
もう素人の趣味の域を超えてますね.
さて,明日朝は久々に築地で朝飯の予定.ルンッ ^-^y
投稿: 丁の目の半なり | 2013年3月 8日 (金) 19時22分
◆丁の目の半なり様、
、もとになった “プロの教科書” などと
いやはや
見比べれば、あまりにも劣化版コピーの料理ばかりで
お恥ずかしい限りですが・・・
母のほうも、とりたてて珍奇な食事を期待しているわけ
じゃなくて “普通においしい食事” があれば良い、という
フツーの人なので・・・息子の趣味も、ほどほどに(笑
明日は築地で朝ごはんですか。例によってワタシもぜひ
行ってこようと思っていますので、どこかで遭遇できる
かも!?、ですね~♪
投稿: つきじろう | 2013年3月 8日 (金) 21時39分
新川にて打ち合わせ直前
7:45頃から8:10くらいまで,かとうで朝飯でした.サクラマス塩焼きの定食.うんめかったぁ...
打合せがけっこうややこしいので,清涼飲料水(発酵麦芽汁)の中瓶しか呑めなかったです >_<;
投稿: 丁の目の半なり | 2013年3月 9日 (土) 09時47分
何時もながらですが”恐れ入りました!”
趣味とはいえど、この手間、準備から・・追加メニューまで・・・凄いです。
作ること、その作業工程が楽しい・・・と言われても・・凄いです。
お母様も美味しくて追加を望まれるのでしょう。
美味しく食べてくれる人がいて、またやる気も出ますね。
投稿: ねこ | 2013年3月 9日 (土) 10時22分
◆丁の目の半なり様、
ああ、「かとう」 を訪問されていましたか!
ワタシも少し迷ったのですが、行列の状況などから
他店へ・・・☆
えーと、それで結局、お打ち合わせのまえに何を
お飲みになったと・・・?(汗
◆ねこ様、
またまた、ありがとうございます♪
過分に褒めていただくのは嬉しいのですが、まあ実際は
何と申しますか、いざ食材を揃えて “流れに乗ってしまう”
という感じで料理を始めると、“はい、次はコレですね。
それができたら次はアレでしょ!” ってな感じで、不思議に
手が勝手に動いていく感覚が面白かったりします。
そんな中でも肝心なのは、やはり “食べる人の希望を
忘れないこと” かなと。
前のコメントで丁の目の半なり様にも申し上げましたが、
趣味は趣味、生活は生活、ですので・・・(汗
投稿: つきじろう | 2013年3月 9日 (土) 22時05分
牡蠣の横にちらっと写ってますが
やっぱり白みそは西京味噌ですよね、
家もお雑煮は西京味噌に限ります。
安価な白みそは多々ありますが、少々値が張っても
西京味噌!!
白みそ全体を西京味噌と言う場合がありますが
この場合は、「株式会社西京味噌」が製造している
白みそって事です。
投稿: aki | 2013年3月10日 (日) 14時29分
◆aki様、
おお、なんと「西京味噌」ってのをそのまま社名にした
会社があったのですね☆
それだけの自負がある会社ということでしょうか。
たしかに、あちこちの店頭で見かける西京味噌といえば
まず同社の製品かと。
投稿: つきじろう | 2013年3月11日 (月) 12時16分