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「豊ちゃん」 メンチカツ、「やじ満」 塩らーめん、「うおがし銘茶」 新茶粉

※ 追記: 6月2日(土)、都合により築地訪問せず。この週末の記事更新は無し・・・☆


猫舌さん へ、朗報!

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訪問日 「 2012/05/29 」 ( その他、最近の過去記事は→ こちら

お天気は不安定、という予報ですが。朝はスッキリ晴れて、そよ吹く風も心地よく・・・
仕事の前に、ちょっと築地へ。

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場内、まずは 「墨田書房」 へ。
「築地でハピメシ!」 の新作が載った 『ほんとうにあった笑える話(ほんわら)』 が出てるかな?と聞いてみると・・・ 「明日だよ」 とのことで、あらま残念☆

気をとり直して、朝ごはんは 「豊ちゃん」 へ。

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・・・ と、いつもの美人女将の姿が見当たらず、これまた残念。
目の前のオジサンに注文を伝えて、待ってるあいだに読みかけの文庫本などを。

メンチカツ・ライス(1,040円) ※ 参考: ライスを “半分” にすると1,000円。

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おお、いい香り だねぇ!  出てきた瞬間に食欲全開☆
このソースは、オムハヤシと同じドミグラスかな?

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味のバランスとしては、わずかに塩味が強め。
いかにも市場のオジサンたちに愛される系!って感じです。

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フライの衣は、予想したよりも軽くサックリと揚がっていましたよ。
そして中身は肉厚で、柔らか!

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ああ、この写真を自分で見直すだけでも胃袋がムズムズしてきます(笑
どんぶりメシと一緒にかきこんで、大満足。ごちそうさまっっっ♪
 

続いてお邪魔したのは 「やじ満」
どうも個人的に、「豊ちゃん」 → 「やじ満」 というパターンが多いですね!

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塩らーめん(520円)

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スッキリとしたうまさは、いつもの通り。・・・ で、これを味わうこと以外にも今回は目的がありまして。

先日こちらを訪問された チョウ様が、「スープが熱すぎる!」 との感想 を述べておられたのですね。

あらゆるお客の好みに応じて、麺の柔らかさや味付けの濃さはもちろん、トッピングのアレンジなども驚くほどキメ細かく応じてくれる当店のこと。
もしかして “スープ、ぬるめ” なんてのも頼めないかな!?


お姉さんに聞いてみると、ニッコリ笑って

スープじゃないですけど、麺は “水通し”、できますよ。
 
お水で麺を冷やしてから入れるんです

おお!、それはいい。
それならスープも冷えるし、水でギュッと締まって麺のコシも強くなるだろうし。

いいこと聞きました。汗かき体質のワタシも、ぜひ夏は “水通し” で!
ごちそうさまっっっ♪


 
さて平日の魚がし横丁は、やはり土曜日より空いてて歩きやすいですね。
心なしか、「うおがし銘茶」 の店舗も涼しげに見えます・・・

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ご挨拶して、試飲のお茶 をいただきながら本日のオススメは?、と見ると。

新茶粉。この時期だけ、この場内店での限定品だそうです。
湯呑みに直接、粉を入れるタイプではなく、茶漉しをつかって注れるタイプ。

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お値段も手ごろだし、1袋いただくことにして上手な注れ方などを教わっていると。
通りかかった数人の一団が・・・

「 ○○寿司って、どこにあるか教えてくれませんか?」
どうやら欧米系の外国人のグループを日本人女性が案内しているようで。

あそこの角をまがったとこですよと伝えると、「 ありがとうございます。そこって美味しいですか?、ほかにオススメのお店とか、ありますか?」 と、質問攻めに。

うーん、たとえば 「寿司大」 は大人気ですけど行列も長いですよ・・・ などと簡単にコメントさせていただきましたが。

まあ個人的には、お寿司に不慣れ(と思われる)外国人や、子供連れの家族客を案内するなら、「とびきりの美味しさ」 を必ずしも最優先せず、「そこそこの味でもいいから、あまり長く待たずに入れて、わりと店内が広くて、清潔感に優れていること」 などを基準にするほうがいいかなと・・・☆
 

余談ながら、いまワタシが読んでいる本は 丸谷才一氏の『人形のBWH』
このエッセイ集では、日本版ミシュランについて論じた章もあって面白いです。

たとえば食べ歩きガイドとして、本当の意味で “親切な説明” とは何ぞや?とか。

< 引用ここから >
わたしがミシュランに求めるものはもつと実用的、具体的な注意である。すなはち-
すきやばし次郎では、鮨が出たらすぐに口に入れよ。ぐずぐずするな。酒はすこしはいいが、長居するな。殊にカウンターの客になったときは気をつけろ。
 さう書くべきだ。
< 引用ここまで >


それと、高名な寿司店には心から敬意を表しつつも、その店主が語る “接客の流儀” は、ややもすると丸谷氏には戦時中の “竹槍事件” を想起させる・・・ など、いかにも氏一流の見方があって、これまた興味深いですよ。


・・・ ちなみに、さきほど 「豊ちゃん」 の店内で読んでいたのは、丸谷氏が編集を手がけた対談集のエピソード。

某氏が 痔の手術 をしたときの体験を語る部分が長文引用されておりまして。
あそこをああして、こちらをこうして、それからスーッと切られまして・・・と。

それはもう、爽やかな朝の、それも食事中に読むには最高の話 でした。。。
 
 

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コメント

おぉ、“水通し”ですか。良いことを教えていただきました。

ぜひ、活用させていただきます。

投稿: チョウ | 2012年5月29日 (火) 22時42分

なぜか、ここ最近、揚げ物への欲求・渇望感が強まり。
近所の肉屋でお惣菜のロースカツ$ハムカツを購入したものの、「固い!」。

メンチカツならば、歯列矯正中の私にも良いだろうと思っていたら、朝からど真ん中リポートに遭遇。

ひたすら、「うらやましい」気持ちと、「こんちくしょう!」という嫉妬心と、「さっさと仕事しろ!」という心の声と・・・。

支離滅裂レス、陳謝!!

投稿: jin-n | 2012年5月30日 (水) 08時46分

訂正です。

「ロースカツ$ハムカツ」は、「ロースカツ&ハムカツ」の間違いです。

それから、「さっさと仕事しろ!」という心の声は、私に向けた私の心の声で、
つきじろう様に向けられたものではありませんので、誤解無き様、補足させていただきます。

投稿: jin-n | 2012年5月30日 (水) 09時31分

◆チョウ様、

 こちらのお店には、けっこう通い続けて常連さんの特殊な
 オーダーも聞き慣れた感じなのですが・・・それでもやはり
 「水通し!」 と、じっさいに注文しているシーンは見たことが
 ありません(笑
 
 でもまあ、お姉さんがニッコリ笑って教えてくれるので
 猫舌のお客さんは遠慮なく頼んで良いと思いますよ♪

◆jin-n様、
 
 メンチカツ・・・ああ、メンチカツ!、メンチカツ☆
 
 大人になっても、たまに少年の日々を思い出すような瞬間に
 食べたくなるメニューとして、おそらくランキング上位に
 入ることでしょう。
 
 歯列矯正は大変かと拝察しますが、このさい童心に還って
 メンチカツを堪能されるのも、また一興かと・・・!
 

投稿: つきじろう | 2012年5月30日 (水) 22時04分

メンチカツ、今朝、築地に出動しようかと思いましたが、夕べの残りの「野菜カレー」の魅力に負けて断念。

豊ちゃんは、メンチカツ丼はありますかねぇ。

でも、まずは、ドミグラスソースなしでガッツリ堪能するのが、いいかなぁ・・・。
楽しみです。

投稿: jin-n | 2012年5月31日 (木) 08時33分

◆jin-n様、

 家庭で作ったカレーは、2日目が美味しいですからね!

 それと、お店での “メンチカツ丼”。
 できるかどうか、試しに聞いてみたいところですね。
 ちなみにワタシ自身は以前、「八千代」 でチャーシューエッグを
 ごはんに載せてくれますか?と尋ねたところ、「それはムリ」
 ・・・というお返事でした(笑

投稿: つきじろう | 2012年5月31日 (木) 23時20分

チャーシューエッグ丼! 魅力的ですね。

拙宅では、三田のブタで丼を作ることがあります。

①ブタを細かく刻んで、ラー油で和えて、ご飯に乗せて、白髪ねぎをこんもり乗せた丼。

②サイコロ状のブタをご飯と混ぜて山椒または柚子胡椒を少々。刻み海苔をたっぷり乗せた丼。

③ブタと半熟茹で玉子を乗せて、混ぜて食べる丼。

③がイメージに近いでしょうか?

投稿: jin-n | 2012年6月 1日 (金) 08時18分

◆jin-n様、
 
 “チャーシューエッグ丼”、個人的イメージとしては
 ハワイアンもどきの築地風 “ロコモコ丼” です♪
 
 二郎のチャーシューで自炊メニューってのも魅力的ですね!
 ・・・ただ、三田のを入手できる人は滅多にいないかと(汗

投稿: つきじろう | 2012年6月 2日 (土) 11時45分

つきじろうさん! 「やじ満」で“水通し”お願い出来ましたよ!

猫舌猫手の私にも食べやすい温度+麺がシャキっとなりますね。

わざわざお姉さんに聞いてくれてありがとうございます。

ちなみに、私が店にいる間、他にも一人“水通し”を注文してるお客
さんいましたよ。

投稿: チョウ | 2012年6月 3日 (日) 06時45分

◆チョウ様、

 “水通し”、実地検証ありがとうございます(笑)
 やはり、温度を下げるだけでなく麺もシャキ!っとして
 良いようですね。
 
 > 他にも一人“水通し”を注文してるお客さん
 
 うーむむ!、かなりの常連さんでしょうね~☆

投稿: つきじろう | 2012年6月 3日 (日) 22時27分

三田のブタ。

ご一緒する機会があれば、その時、貰いましょうね。

投稿: jin-n | 2012年6月 5日 (火) 08時22分

◆jin-n様、
 
 身に余るご厚意、恐縮です!
 また未知の扉が開くかと・・・☆

投稿: つきじろう | 2012年6月 6日 (水) 08時13分

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