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ダマスカス・スチール@築地

築地の、出会い  と ヨロコビ ・・・♪

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訪問日 「 2012/04/16 」 ( その他、最近の過去記事は→ こちら

ミュンヘン発のブログ 「La Vita in Germania」LiLi 様 が・・・
最愛のダンナ様 と、一時帰国なさいました!

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東銀座でのシアワセランチ 以来でしたね。ご友人の yuri 様 もご一緒です!

春の築地の、朝ごはん。

LiLi様のご希望により、日本の “春の幸” をもとめて 「長生庵」 へ♪

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春野菜の天ぷらそば(1,100円)、
サヨリと春野菜の天ぷらそば(1,050円)、
駿河湾産・桜えびと菜の花のかき揚げそば(1,200円)

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思い思いに 春の味覚 を、ご注文。
それにしても当店のかき揚げは、サクサクと軽いですね~☆

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そんな中、LiLi様のダンナ様 は・・・、おお!?

こっ、これは新しい!?

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手にしたレンゲと、割り箸で・・・
スパゲッティを食べるときスプーン&フォークで巻くように、くるくる☆

目からウロコの、カルチャーショック(!?)でした。ごちそうさまっっっ♪
 
 

ちなみにダンナ様は、ただいま日本語も勉強なさっているそうで・・・
しばし 日本語学習談義!


( 以下、つきじろう独白 )
 

・・・ えーと、最近ちょっと考えてみれば不思議だなと思ってるんですけど。

「お漬物」 とか、「お新香」 とか。

カテゴリーの
全体 を指すときは “お” をつければ丁寧な言い方になるのに。
そのカテゴリーに属している、個々のアイテム を指すときは、

「たくあん」 とか、「しば漬け」 とか、「らっきょう」 とか。

・・・ どれも、“お” を付けないですよね?


これって、なぜ!?


・・・・・・☆
 
 


まあ、とりあえず。


奈良漬け には、“お” を付けないほうが良いかなと・・・・


ともあれ(汗)、食後は場外市場の散歩など・・・。

「東源正久(あずまみなもとのまさひさ)
“魚河岸と共に歩み百四十年・・・” の老舗
、こちらの店頭にて。

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ダンナ様のお宅にも 日本式の包丁 があって、愛用されているとのこと。

なんと、そうでしたか。
でも外国の包丁も魅力的で、ワタシも個人的に興味シンシン!ですよ。

たとえば中東の “ダマスカス鋼” などは見た目にも美しくて・・・
などと話していると、

お店のスタッフが 「うちにもありますよ」 と、思いがけぬコメントを!

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ダマスカス・スチール。

別名、“ウーツ鋼”。 独特の美しい刃紋 を持つ、この鋼材。
刃物や刀剣類に興味のある人にとっては、尽きせぬ興味をひく素材。

 
 
すでにオリジナルの製法は失われ、いまでは後世の志ある職人がそれぞれに再現を試みる、ロマンあふれる夢の素材なのです。

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まさか、築地の和包丁の老舗でも取り組んでおられたとは。

・・・ しばし、ガイド役のつとめを忘れて見入ったのでありました☆


ちなみに刃紋といえば、和包丁の世界でも、それは大きなテーマです。
( リンク: 「てまえ、板前、男前」様 )

あと、築地で目をひいた包丁といえば 「ボン・マルシェ」 の美人シェフパティシエ が使っておられた グレステ とか・・・☆


そのあとは、「フォーシーズン」 などにも寄り道して。

途中、ワタシの不注意で、非常に申し訳ない場面 などもありましたが(汗

なにはともあれ。この朝も、おかげさまで充実した築地ツアーでした。
ご一緒して下さった皆様、ありがとうございましたっっっ♪
 
 

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コメント

やっぱり、春の野菜やお魚の天ぷらはおいしそう。
日曜からシンガポールに行ってB級グルメを満喫してきますが、帰国したら、早めにこの天ぷら食べに築地に参上します!

投稿: AKIKOCHRIS | 2012年4月21日 (土) 12時31分

◆AKIKOCHRIS様、
 
 山の幸に、海の幸・・・いずれも季節感のある食材は
 嬉しいものですね♪
 
 そちらはシンガポールに旅立たれるのですか。楽しく
 安全な旅路となることをお祈りします!

投稿: つきじろう | 2012年4月21日 (土) 19時40分

あああ、今週仕事で結局長生庵に行けず∀T)ノ
お店の方約束してたのにごめんなさい orz
サヨリは来年の宿題にいたします∀゚)ノ
つきじろうさんは春メニュー全制覇でしょうか。
白魚もあったような。

ダマスカススチール。雰囲気ありますね∀゚)ノ
私の愛読書、隆 慶一郎『鬼麿斬人剣』を
ちょっと思い出しました。刀工のお話ですので
興味のある方はぜひ∀゚)ノシ

投稿: 所∀゚)ノ | 2012年4月21日 (土) 20時40分

包丁の色が独特ですが、錆止めでも塗ってらっしゃるのでしょうか。
もしかしたらこの包丁、雑誌か何かで見た事あるかもしれません・・・記憶が定かで無いのが悲しい・・・

ダマスカス模様のは「墨流し」「木目金(もくめがね)」等と呼ばれています。
2種類以上の鋼材・他を重ねて鍛造する事で、木目調やその他の模様が得られます。
但しそのままでは模様がハッキリしないので、エッチング液等で表面を腐食させています。

所様
隆慶一郎氏の本は一時読みまくりました!
「鬼麿~」は好きな本の一つです。
あの『四谷正宗』は欲しいですねえ!(ものすごく高いけど・・・)

投稿: ハートランド | 2012年4月22日 (日) 10時30分

◆所∀゚)ノ様、
 
 あらら~、なんと長生庵の訪問は果たせませんでしたか☆
 うーむむ。今年は残念でしたがぜひ、来年のお楽しみに(汗
 
 ところで隆慶一郎さん・・・恥ずかしながら著作は未読
 なのですが、調べてみるとテレビや映画で人気の脚本家で
 「鬼平犯科帳」 なども手がけておられるのですね!
 
◆ハートランド様、
 
 おっ!?、やはり、ダマスカス・スチールのお話に反応
 して下さいましたか☆
 
 さすがに、お詳しいですねぇ。疑問もお持ちのようなので
 よろしければ機会をみて、ぜひお店で!
 
 ・・・ちなみにワタシ自身の疑問は、これってお店の正規の
 商品なのか、それとも個人的な興味・研究用の試作品
 なのか!?、という点です・・・

投稿: つきじろう | 2012年4月22日 (日) 16時22分

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