「かとう」 たらどうふ、「八千代」 車海老あたま、「やじ満」 ニラそば、ほか
訪問日 「 2012/02/25 」 ( その他、最近の過去記事は→ こちら )
・・・ とはいえ、それでもけっこう 冷たい雨の築地 でしたね!
魚河岸横丁の通路を歩けば、雨合羽姿でターレを駆る リーゼント史朗様 に遭遇したり・・・☆
「かとう」 に入って朝酒を傾けていれば、いつの間にか ハートランド様 と背中合わせに座っていたり!(笑)
たらどうふ(単品、1,100円)、菜の花の酢味噌あえ(400円)、
燗酒(550円) ※ イカの塩辛はお酒についてきます。
そして、食べていると・・・
背後から、「このあとは、ラーメンですか?(笑)」
・・・と、いつもならお店のお姉さんのセリフであるはずの ご挨拶 を下さったのは。
いつぞや、お魚をそれはキレイに召し上がっていたお客さん!
どーも☆、どーもです! またお目にかかれて嬉しいです~♪
あ、それとお料理の味については・・・
タラの身は淡白ながらも豊かなコク。皮目のゼラチン質が分厚くて嬉しいね♪
とろける白子の充実ぶりは言うに及ばず、さらに冬の白菜の甘いこと・・・!
一緒に頼んだ 菜の花 も、ちょっと春先らしくて良かったです。
ごちそうさまっっっ♪
さてさて このあとは、ラーメン ってのも大歓迎!なのですが。
でもまあ・・・ その前にもう1軒ぐらい、いいよね!?(笑
「八千代」 にて。
車海老あたま(単品)、ビール、お弁当(持ち帰り予約)、計3,350円。
1軒目は煮物/汁物で燗酒 、2軒目は揚げ物でビール!
って。
先週の巡回パターン に似てますね。( すると3軒目は麺類ってことに・・・ )
それはともかく。こちらの一皿もまた、“大当たり!” と叫びたくなる快哉モノ。
築地流の “あたま” って、蕎麦屋の “ぬき” と同じで酒呑みには嬉しいね。
まずは、いささか乱暴に ガブ!☆っと、かぶりついて。あふれる旨味をビールで胃袋に流し込み、つづいて頭の奥にある ミソ をほじほじと・・・
んで、やわらかくダシを吸った玉子と衣がまた、うまい酒肴なんだなぁ・・・☆
ここではお仲間に会わなかったけど、メールでの築地リアルタイム情報交換を少々。
このあとの巡回ルートをあれこれ考えながら、ごちそうさまっっっ♪
・・・ というか、すでに次のお店は “麺!” に決まってるんですが(笑
「やじ満」 にて。ニラそば(900円)。
※ 以前ちょっと書きましたが、当店の常連さんにはニラそばとタンメンが人気メニューの双璧なのだとか。
しみじみ、うまいねぇ・・・☆
“このまえ(超大盛りを食べた日のこと)、お仕事とか大丈夫でしたか?”
・・・ と、心やさしいお姉さん。
ええまあ、おかげさまで・・・とか何とかゴニョゴニョ言って、ごちそうさまっっっ♪
あとは、週末のためのお買い物。
「つま長」 では、葉わさび を購入。好物の わさび漬け を作れるぞ!
「大島屋」 の店頭で、咲きはじめの花がついた 桃の枝 を発見。
これが500円って!、安いねぇ。
「富士恭」 では、ゴッコ のメスが出ていました。これは卵も楽しめる・・・♪
顔見知りのスタッフに声をかけてみると、“ ちょっと前までキロ900円だったけど、安くなってきたね! ” とのこと。
店頭では、お仲間をご案内中!?の、I 様 ご一行と遭遇・・・☆
場外に出て、「フォーシーズン」 で一休み。( 恥ずかしながら写真忘れ )
なごやの兄さん様、なべひろ様 とも歓談できて楽しい~♪
「ボン・マルシェ」 のテイクアウトは、例によって例のごとし。
今日は雨なのに、ランチの客足は絶好調!って感じでしたね。
先週買った ショコラプディング が好評だったので、リピート購入♪
さて、そろそろ帰ろうかと思った頃に、習志野習志様 からメールが☆
あわてて引き返して、ランデブーしてみると・・・
お連れ様あり、謎の美女
・・・ まあ今回に限った話ではありませんが。
彼の食べ歩き・オフ会といえば美女率が極めて高いと思います。
うらやましいぞー、うらやましいぞー・・・!!
なにはともあれ、雨もあがってくれたようで。
傘をたたんで、両手いっぱいの収穫物をかかえて帰宅。
「八千代」 のお弁当、エビフライとヒレカツの盛り合わせ。
先週の 「小田保」 と同じチョイスの盛り合わせですが、油のパンチ が違うので比較してもらおうかなと。
( あ、また温めて撮影する前にソースをかけ忘れた・・・ )
食べてみた感想は、“ フライの衣は、それ自体の味があって美味しい ”。
・・・ でしょうね(笑)
しかし全体の食べごたえや1食のバランスとしては、先週のほうが個人的に合うとのことでした☆
桃の節句 まで、あと1週間。
・・・ ちょっと早めに ひなまつり気分 ってのも良いですね。
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コメント
八千代の「車海老あたま」、こういうのもあるとは
知りませんでした∀゚*)ノシ
これ、丼飯にのっければ「車海老カツ丼」ですが
小田保の「エビ丼」とはどう違うのか、非常に
興味があります∀゚)ノ
来週は火曜日に出撃予定ですが、これはまた
悩ましい宿題になりました∀T)ノ
投稿: 所∀゚)ノ | 2012年2月26日 (日) 13時36分
『かとう』さんでお目にかかる事が出来まして、ありがとうございました。
毎度ながら偶然ですが、ビックリしました!(笑)
「車海老あたま」・・・
寝惚けて写真を拝見した私は「車海老の”頭”の玉子とじ」と見てしまいました。
「さすが、つきじろう様! 超裏メニューまでご存知!」
・・・とミョーな感心をしてました。
只今拝見したら、「車海老フライのアタマ(玉子とじ)」だったのですね~!
「頭の玉子とじ」なんて、よく考えたらそんなモノあるワケも無し。
そりゃそーだ、失礼しました・・・
それにしても大分お召し上がりで!(笑)
さすがです!
投稿: ハートランド | 2012年2月26日 (日) 18時01分
いつも楽しく拝見させて頂いております。
先日 初めて八千代に期待を込めて伺い 海老・ホタテ・カキフライ定食を食しましたが、ラードの匂いが鼻に付き 又 ちょっと揚げ過ぎたのか 衣が黒ずみ期待を裏切られました。魚貝にはラードは合わないように思はれますが?
投稿: | 2012年2月26日 (日) 18時04分
つきじろう様
いやぁ~冷たい雨でしたね...
にもかかわらず9時過ぎの緑のマルシェの長蛇の列!
小田保で牡蠣ミックス食べて、その後は焼き牡蠣
との牡蠣三昧計画はギブアップでした(涙)。
八千代のアタマッ!本当にアタマなんですね(笑)!
これが立派な単品メニューになるところがさすが!!
魚秀
投稿: 魚秀 | 2012年2月26日 (日) 18時25分
こんばんは。
急にお呼びいたしまして、大変失礼いたしました。
てっきりつきじろうさんは、牡蠣祭り会場におられるもと・・・。(^^;
桃の枝を持って現れたときは、「なんと風流なお方だ!」と思いました。
また土曜に行けたときにご一緒してください。
投稿: 習志野習志 | 2012年2月26日 (日) 20時00分
◆所∀゚)ノ様、
“あたま” と言えば 「豊ちゃん」 の看板メニューですが、
同じく他店でも築地流!ってことで普及してますねー☆
> 小田保の「エビ丼」とはどう違うのか、
小田保では、あらかじめエビをブツ切りにした状態で出して
くれるので食べやすいですね。そのうえ、もともと小田保の
フライ自体が軽めの仕上がりで胃もたれしませんから、
女性をはじめ一般向けにオススメしやすいかと。
八千代では、頭と足もついた状態で出されますから少々
食べにくいですが、頭の中にあるミソをほじくる楽しさと、
サクサク☆に揚がった足の食感を楽しめるのも嬉しいです。
油のパンチと甘辛の味付けもあり、食べごたえを求める
健啖家向けとして良いかも♪
◆ハートランド様、
もはやニアミスとか偶然じゃなくて、ほとんどお互いに
何かシンクロしているような今日このごろ・・・☆
> 「車海老フライのアタマ(玉子とじ)」だったのですね~!
具がトンカツなら、一般的に言うところの “かつ煮”
ですよね。そのエビフライ版がコレってことで。
しかし本当に “エビの頭部だけ集めた玉子とじ” ってのが
頼めたら、それはそれで新名物になるかも(笑
> それにしても大分お召し上がりで!
いえ、すでに今、ハートランド様こそ築地の連食王と
言うべきかと・・・!
◆(?)様、
いらっしゃいませ!
こちらのブログをご覧下さっているとのこと、まことに
ありがとうございます♪
さてコメント頂戴しました件、ワタシ自身としても以前から
あれこれ思案逡巡している部分があり・・・
やや長文の返信コメントになるかと思いますが、ご容赦を。
> ラードの匂いが鼻に付き
> 魚貝にはラードは合わないように思はれます
関西で生まれ育った当時のワタシであれば、おそらく築地の
フライには拒絶反応を起こすだろうと思います・・・(汗
関東に来て、まず驚いたのは “天ぷら”。
しつこくて胃もたれするようなゴマ油をたっぷり使い、
しかも濃い甘辛味のタレをかけまくって、くどいこと
くどいこと!
最初は辟易したワタシでしたが・・・、それを何度か食べて
いるうちに、だんだん慣れてきて、むしろ関西風の天ぷらが
物足りなく思えてきたのですね。
あとで調べてみると、関東の天ぷらは伝統的に魚介類の
ネタが多いからこそ(!)、その臭みをマスキングする
ためにゴマ油を使い、タレの味も濃くしたのだとか。
(フランス料理のソースと同じような由来かと・・・)
関西では “精進揚げ” のように、野菜ネタがポピュラーで
臭み消しの必要が無かったのですね。
さらに考えると、魚河岸では売れ残った魚を “おかず” と
称して仲卸店の従業員の “まかない飯” にする習慣が
昔からあると聞きますから、そのとき揚げ物ならばラードを
使ったとすれば・・・
理由A.高カロリーの油なら重労働する人に最適だから。
理由B.植物油より動物油のほうが安上がりだから。
(単純に同じ量あたりの値段という意味ではなく、植物油は
劣化しやすいけど動物油は長持ちする、という意味で)
上記以外に、あくまでも “昔の話” として勝手な推測ですが
鮮度最高とは言いがたい魚を美味しく食べる方法として、
風味の強烈なラードを使えば魚のニオイも気にならない、
という理由があったのかも。
さらに・・・このスタイルが、やがて場内の飲食店でも
”お客さんの好みに合わせるために”、一般化したのでは?
・・・というのは、ワタシの勝手な想像です。
↑
(失礼☆、とりあえず事実関係をご存知の方面からの
異論があれば、ぜひご教示いただきたく歓迎です・・・! )
ともあれ、そういう “関東風の天ぷら” のハードルを乗り越えた
経験者になってから築地へ行くと、やはり最初は驚いた
ものの・・・これまた、何度か食べるうちに慣れてしまい(笑)、
むしろコレじゃないと物足りない!、と。
ちなみに余談になりますが、江戸前の寿司というやつ。
あれは関西人として見れば、“鮮度の悪いネタに細工して
ごまかすために味付けしてるんだろう” と思えるもので。
ところが江戸前流のお寿司を何度か食べていると、今度は
あらかじめ煮切り醤油や塩、酢、昆布、柑橘類などで
下味のついていない寿司を食べると 「ここの職人は、
“仕事をしていない”」 なんて不満に思えて・・・(笑
ただ、やはり特にシーフードでは、ラードが合わないと
思ったことが何度かあります。
それはカキフライで、シーズン序盤で味が軽いうえに
小粒なので3個とか5個とかを、まとめて1個のフライに
していたとき・・・
これは明らかに、ラードたっぷりの強烈な衣の風味に
“カキが負けている” と感じました。
その感想をそのままブログに書かなかったのは、やはり
シーズンの初物ってのは一種のご祝儀モノですから、
(シーズン最盛期のネタと比較して)いまいち味が物足り
なかった、などとケチをつけるのは野暮だと思ったからです。
(↑ふだん書かないホンネの裏話です)
> 又 ちょっと揚げ過ぎたのか 衣が黒ずみ
> 期待を裏切られました。
ああ、それは確かにワタシも場内の複数のお店で経験して
いますね。。。
過去記事の写真で、フライの衣が “こげ茶色” になって
いるのがありますが。
ちょっと(いや、かなり)コゲ臭くて、衣の食感などは
「ザクザク」 を通りこして 「ガリガリ☆」 って感じで。
・・・まあ、それについては当たりハズレで運が悪かったと(汗
なお今回の記事でルポした “あたま” ですが、個人的には
同じ八千代のエビフライでも、普通のフライで食べるより、
このスタイルにするほうが食べやすいと思います。
理由は、やはりラード臭がストレートに炸裂するフライより、
玉子とダシ汁でとじることで、全体が柔らかくマスキング
されるためかと。。。
いささか、ラードの話だけに “くどくて消化不良” っぽい
返信コメントになってしまいましたが(笑)、よろしければ
今後もどうか、懲りずにお願い致します・・・!
◆魚秀様、

> いやぁ~冷たい雨でしたね...
すみません、やや極端な暑がり体質のワタシには、昨日は
けっこう爽やかな雨だと感じられました。
そちらは牡蠣三昧計画で無念のリタイア!でしたか。
あらかじめワタシも情報は知っていましたが、行列を
煽るようなPRは慎むのが吉かと思いましてブログでは
触れませんでした(汗
> 八千代のアタマッ!本当にアタマなんですね(笑)!

はい、本当の “アタマ” です。前掲コメントでも書かせて
いただきましたが、同じ八千代のフライでも、ダシと玉子で
とじる“アタマ” のほうが、じつは食べやすさが数段上に
なる・・・と個人的には感じております。
魚秀様も、機会をみてぜひ!
◆習志野習志様、
どもども☆、ふだん土曜日に遭遇できることは滅多に無い
ので驚きましたが、おかげさまでワタシも “眼福” の
おすそ分けにあずかりまして、嬉しゅうございました(笑
牡蠣祭り大会のほうは、その前にハートランド様から
メールで状況を教えていただいた時点であきらめまして
> 桃の枝を持って現れたときは、「なんと風流な
ガラにもないことですが(笑)、暖房の効いた部屋のなかで
1昼夜・・・固かった蕾が少しづつ、ふくらんできました♪
こちらこそ、またヨロシクお願いします!
投稿: つきじろう | 2012年2月26日 (日) 21時51分
つきじろうさん、こんにちは~
寒い日には、熱燗にたらどうふ、良い取り合わせ
ですよね。その後も、揚げ物、麺類とさすが、
流れるような展開に脱帽(笑)
今週後半に東京に戻るのですが、つきじろうさん
のブログを拝見していると、かとうさん一軒だけで
終えてしまうのはもったいない気分にさせられます。
頑張ってハシゴトライしてみましょうかねw
でも、胃腸薬手にしてw
投稿: こむこむ | 2012年2月27日 (月) 14時17分
土曜日はありがとうございました。
牡蠣祭りの大混雑で、皆さん当初の予定を変更しているなか、
予定通りに連食されているのは流石ですね。
>うらやましいぞー、うらやましいぞー・・・!!
確かに、フォーシーズンで謎の美女とI様の美人二人に囲まれる
習志野習志様の姿は、私も大変羨ましく思いましたが…。
つきじろうさんも先週laraさんに会ってるじゃないですか!
今回はお会いできなかったlara姫の相変わらずお元気な様子を
お聞き出来たのは嬉しかったです。
投稿: なごやの兄さん | 2012年2月27日 (月) 20時30分
◆こむこむ様、
> 流れるような展開に
・・・まあ、回数を重ねるうちに自分なりのパターンが
作られてきますからねー(笑
ところで今週後半、こむこむ様は東京ですか!
今から、さぞかし楽しみなプランをあれこれご検討中
ではないかと・・・♪
ワタシ自身は、次の土曜日も築地に行きたいと思って
いますが・・・さて、ちょっと確認を☆
◆なごやの兄さん様、
どもども!、こちらこそ、いつもお世話になりっぱなしで
恐縮です・・・☆
> 先週laraさんに会ってるじゃないですか!
えーと、はい、もちろんワタシも大変にシアワセだったの
ですが・・・
まあ、その、なんですね。女性のイメージチェンジに、
まるっきり気がつかない自分の鈍感さが恨めしいと言うか、
はい・・・(汗
投稿: つきじろう | 2012年2月27日 (月) 21時41分
つきじろうさま
生で食べれる物は、そのままで。保冷や運搬(流通)に時間的に制限があった時、(生食が適していない時)ごま油や獣脂を使い、きつめに揚げました。私の幼少の頃より、また築地に通い始めた時より、大分軽く揚がるようになりました。
初めて召しあがる方には、違和感があるのかも知れません。
投稿: とんかつ | 2012年2月27日 (月) 23時19分
◆とんかつ様、
貴重な証言をいただきまして、本当にありがとうございます。
そうですか。やはり、そういう背景が・・・☆
流通事情や保存技術が良くなかった頃には、そういった
事情もあって、獣脂をよく使っていたのですね。
“デリケートな魚介類には、サラリと軽い油が良い” などと
思われるのは、あくまでも鮮度抜群の食材が当たり前に
なった、シアワセな現代の話なのだなと。
改めて、この環境を与えて下さった多くの人々の努力に
感謝しなければ・・・と、痛感いたしました!
投稿: つきじろう | 2012年2月28日 (火) 20時18分