「さかえや」焼肉カレー、「井上」中華そば、「うおがし銘茶」
< 想定問答 >
“ おっ!?、築地スペシャル海鮮丼 かぁ。うまそう!
・・・で、でも今日は・・・(汗)、もう財布には 帰りの電車賃 しか・・・ ”
“ ( ニヤリ☆ ) そこのダンナ、そんなときは コレ があれば・・・! ”
失礼。 そーゆー目的で作ったものでは、ありません!
( 先日はワタシ自身も、帰宅難民の仲間入り でしたからねえ・・・ )
訪問日 「2011/03/28」 ※最近の過去記事は → こちら
いろいろと、息苦しい日々 ですが・・・。
週明けの朝はスッキリと晴れたので、場外・もんぜき通りの路面店で朝ごはんを!
「さかえや」 の、焼肉カレー(800円) です。
注文を受けてからジュージュー焼いてくれるお肉の香りに、カレーが追い討ち!
わずかな待ち時間なのに、「早く食べた~い!」 と胃袋が絶叫する一品☆
いつもながら、このお店のご主人夫妻との会話は ”面白くて、ためになる” ことが本当に多いです。特に、市場で働く常連さんとの会話は含蓄が豊かで、それを横で聞くだけでも築地の経験値が上がると思われます・・・
ごちそうさまっっっ♪
あ・・・。 ちなみに今、新しく買ったパソコンで、初めての画像補正ソフトで写真を整えながら記事掲載の作業をしています。
使い勝手の違う、慣れないソフト。しばらく 悪戦苦闘 が続くと思われますが、どうか写真は大目に見てやって下さいませ
カレーを頬張りながら・・・ ふと見ると、カウンターの端に置かれていたのがコレ。
「 築地場外市場 帰宅支援マップ 」
【 発行 】 築地場外市場商店街進行組合 防災防火部
【 編集 】 (株)地域計画連合 / 【 防災ガイドマップ 】(株)パスコ
※ 平成22年度商店街実践活動事業
災害時の一時集合場所(主に公園)と、救急病院、それに帰宅支援ステーションになるコンビニエンス・ストア、さらに災害時のサポートステーションになるガソリンスタンドなどが記載されています。
そして裏面には 「こんなときは、どうする!?」 という、わかりやすいガイドも。
“ 一般に、成人男子が徒歩で帰宅可能な距離は約20km ” とのこと。
築地からだと、川崎まで18km、松戸や草加が20km、横浜までは28km。
職場の友人女性は、すっごく寒がり屋だけど先日の地震のあと鶴見まで4時間以上もかけて徒歩帰宅したそうです。
全く余談ながら、ワタシが高校時代に踏破した “六甲全山縦走” では、夜明け前から日暮れまでかけて起伏の激しい山道を56kmほど歩いたのでしたっけ。
でもまあ、それは普通の高校生でも頑張れば歩けるレベル。
あえて上を仰ぎ見れば、比叡山の “千日回峰行” などでは700日目の回峰を終えた日から堂入りして、不動明王の真言を唱え続けて 9日間ずっと飲まず食わず眠らず横にならず。
これを終えた行者が 「大阿闍梨(だいあじゃり)」 となり、さらにそこから1日約60kmの回峰行程を100日間。
最後の7年目の前半100日は 毎日84kmの京都大回り、後半100日は比叡山30kmの回峰を果たして千日を満行。
この超人的な荒行を1人で2回も達成した酒井大阿闍梨は、2度目の達成時に60歳であったとのこと。いやはや人間の限界とは果て知れぬもの・・・。
( おすすめ読書ガイド: 五木寛之著 「風の王国」 )
この超人度ランキング、個人的基準では 舩坂弘氏 に並ぶかと。
ところで誰か、
築地で “千日くいだおれ行” に挑戦しませんか!?
閑話休題。
続いて2軒目は 「井上」 で。 おお、こちらは数人とはいえ行列が・・・☆
中華そば(650円)。
やはり “いろんな意味で”、築地を代表するラーメンだと思います。
気前よく、麺が見えなくなるほど表面に並んだチャーシュー。
これが相変わらず、柔らかな赤身主体の肉質で美味しいんだなぁ。
メンマも、どっさり。 カウンターに置かれた黒コショウが、このスープに合います。
( ああ、どうしても色の補正がうまくいかない・・・ orz )
この魚河岸の喧騒が、最高の調味料。
やっぱり、この味は、ここで守ってほしいなぁと再認識。
ここにも、早く日本の “RAMEN” を求める外国人客が戻ってきてほしいですね。
ごちそうさまっっっ♪
( 一部マニア向け、どんぶりポートレイトのサービス・カット☆ )
そして食後は、「うおがし銘茶」 にお邪魔して・・・
ちょっと図々しく(笑)、試飲のお茶をいただきながら・・・
「 先日、ビッグサイトの展示会で思いがけず “お茶プレッソ” を楽しみましたよ! 」
と話すと、
お店のスタッフも驚きつつ喜んでくれて。オシャベリが盛り上がりました。
ごちそうさまっっっ♪
【 余談 】: 地下鉄の、節電モードで照明を少なくした薄暗い切符売場にて。
蛍光灯の光を反射させて、
路線案内図を見やすくさせるための レフ板 だったのですねー。
“現場の知恵” というやつでしょう。
我々も、自分の生活のなかで省エネの知恵を試される局面にいるのかも。
( かといって 戦時中の話 に逆戻りってのは、どうかと思いますけどね! )
| 固定リンク
コメント
井上のラーメンも二郎以上にご無沙汰してます。(涙)
当日地震に揺られた場所から自宅まで40キロメートル以上離れていたので、正直気持ちとしては帰宅したくなかったのですが、翌日仕事だったため地下鉄と私鉄とタクシーを駆使して12時間以上かけて帰宅しました。
やはり人間無理をするもんじゃないですね。(苦笑)
投稿: まさぞう | 2011年3月28日 (月) 23時37分
帰宅支援マップ、出来たばっかりですぐ実践だったみたいですね。
井上のラーメン、実はまだ未食という恐ろしいゾーンに・・・しかし、このラーメン絵は造形的に美しいですね。ぜひ描いてみたいです。
投稿: おざわゆき | 2011年3月29日 (火) 00時48分
◆まさぞう様、
地震の精神的ショックに加えて、寒い夜道の長距離歩行。
翌日が土曜日だったので、ぐったり休みながらもテレビの
映像に打ちのめされた人が多かったのではないでしょうか。
まさぞう様は、そんな土曜日もお仕事だったのですね。
本当にお疲れ様です。
井上のラーメン。また気のむいたときには、ぜひ。
◆おざわゆき様、
なんと、井上のラーメンを未食でしたか。それはいけません。
ささっ☆、お早く参りませ・・・!
> このラーメン絵は造形的に美しいですね
先日も少し話題にしましたが・・・
お料理そのものを描くのも大変かと思いますが個人的には
丼やお皿の楕円形を、きれいにフリーハンドで描ける人を
内心ひそかに尊敬するワタシです・・・
投稿: つきじろう | 2011年3月29日 (火) 08時06分
つきじろう様
先日場外市場の無料休憩所で「帰宅者支援マップ」を
見つけました。家族全員一部ずつバッグに入れてます。
築地中心に編集されてますが、中身はお役立ち情報が
多いのでいざという時は頼りになります。
水産物への不安心理が報道されています。
土曜専科の築地通いでしたが、早起きして平日朝ごはんもやる事にします。今日はポカポカ陽気に誘われて
オフィスから歩いて15分位の「湾岸食堂波止場店」に
行きました。春は港で昼ごはん!気持ちいいです。
魚秀
投稿: 魚秀 | 2011年3月29日 (火) 21時42分
◆魚秀様、
同じ帰宅支援マップ、入手されましたか!
「平成22年度事業」 と書かれていますので、ほんとうに
できたての状態なのでしょうね。
内容については、製作にも関与したらしい某店のご主人は
いささか辛口のコメントを述べておられましたが(笑)、
ちゃんと役に立つよう親切に書いてあるなと思いました。
通勤カバンに入っていると、ちょっと心強いですよね。
それから 「湾岸食堂波止場店」!、ワタシ自身も何度か
夜にお世話になったことがあります。
明るい時間に、芝浦運河を眺めながらのランチも素敵
でしょうね・・・☆
投稿: つきじろう | 2011年3月29日 (火) 22時26分