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歓迎光臨、Asileasile先生♪(自炊メモ: 台湾風カキ入りオムレツ)

本日の スペシャリテ は、“蚵仔煎 (おあちぇん)”!

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台湾式B級グルメ の人気メニューなのです♪
※ レシピ解説は、この記事の末尾に。

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掲載日 「2011/01/29」 ※最近の過去記事は → こちら

新年好!(シンネンハオ!)

台湾的朋友、Asileasile様 が、旧正月休みに来日されました~♪
( 注: 上掲リンクは彼のブログ。BGM音があるのでご注意を )

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☆ Asileasile様との交流については、過去記事の こちら とか、こちら とか!

よろしければ拙宅、むさ苦しい部屋で恐縮ですが・・・と、お誘いしました。
んで。築地での待ち合わせの前に、たまたま路上で遭遇した I 様 を拉致(笑

墨田書房 では、月末なので 「ほんとうにあった笑える話」 新刊を購入。
おざわゆき様、絶好調連載の 「築地でハピメシ!」。今回は・・・
店内に パノラミックな光景 がひろがる!?、あのお店ですっっっ♪

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一緒にすすめられて買ったのは、「ウギャルになった、わたし」
“ノギャル” の次は、“ウギャル” なのだな・・・☆ 関連ニュース

朝ごはんは、I 様と・・・さらに、
こちらもかなり ウギャル っぽい!? 魚食一年生レーコ様 と、お友達と。

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たってのご希望により、和食 かとう」 にお邪魔を☆

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それぞれ定食で、
たらどうふ、かきどうふ、かきふらい、まながつお西京焼き。

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★写真は レーコ様の記事 が、きれいっす!

毎度ながら、うまいっす。 寒ブリ刺身 も追加して、お勘定は計7,600円。
ごちそうさまっっっ♪


さて食材の仕入れは、場内の 「富士恭」、場外の 「ベジタブル石橋」 などなど・・・

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「小林豆腐店」 では、甘い大豆の香りが素晴らしかったなぁ・・・☆

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場外では かむ様harsee様さわ様&n.fujii様 にも次々と遭遇。
レーコ様たちとAsileasile様は、リーゼント史朗様 の ターレット・ドライブに♪


そしていよいよ、Asileasile様 と I 様を拙宅へご案内・・・☆
ありがたいことに、先週に続いて再び 築地王・小関様 も来訪して下さいました。

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まずは、フライパンくりから を焼いてみたところ・・・

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・・・申し訳ない。
テフロン加工品でないフライパンだと、油を敷いてもコゲつきやすくて(汗

挽回を期して、キンメのしゃぶしゃぶ。これは 得意のネタ なので安心♪

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ダシを兼ねる頭の部分は、塩をするかわりに軽く霜降りしてから使いました。

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・・・ あ、できあがりシーンの写真を忘れた☆

続いて、かきどうふ。これも 先週の経験 があるので気楽にイケます。

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談笑したり、テレビの築地特集番組の録画を見たりしながら、いい感じになってきたところで本日のスペシャリテを・・・。

その名も、“蚵仔煎 (おあちぇん)”!
台湾の屋台食堂では定番の人気メニューだという、カキ入りオムレツ

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フライパンで牡蛎を焼き、水溶き片栗粉を加えて、さらに卵を流し込みます。

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半熟程度になったら、フライ返しでひっくり返す・・・ってのは難しいので、かきまぜる感じで上下を入れ替え、さらに火を通します。

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※ 初めての挑戦でもあり、イマイチだったので翌日に再挑戦・・・・!

スイート・チリソースとマヨネーズなどを混ぜた味付けソースをかけて、できあがり☆

I 様の、「 “かきおこ”(牡蛎入りのお好み焼き)」 に似てる」 とのご意見に同感!
これはウマイですよ~ 牡蛎が好きなら、知らなきゃ損!

 
小関様は、先週も大好評だった絶品の自家製カラスミを再びお持ち下さって・・・
うーん、やっぱり美味しいです。お酒がいくらでも飲めそうです(笑

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というわけで。転居後の昼宴会、2回目も無事終了。
遠来のAsileasile様をはじめ皆様、誠にありがとうございましたっっっ♪
 


【 台湾風カキ入りオムレツ「蚵仔煎(おあちぇん) 作り方 】

Asileasile様のレクチャーをもとに、翌朝もういちど作ってみました。
※ いろんなレシピがあるようなので、あくまでも一例です。

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【 材料 ( とりあえず、ちょっと多めの1人前!?)
・ 牡蛎(加熱調理用) 8個(適宜調整)
・ 溶き卵 2個分
・ 刻みネギ 適量(好みで)
・ 水溶き片栗粉 コップ半分から3分の2程度
・ ソース (後述)


※注: 台湾の牡蛎は、日本の品種よりも小粒だそうです。
それを考慮したうえで1人前なら何個?とAsileasile様に聞くと 「3個か4個かな」 とのご意見。
・・・が、じっさいに作ってみると宴会終盤にもかかわらず、あっけなく食べ終わってしまい、かなり物足りなかったので。
ここはぜひ、1人前6個から8個!と主張したいワタシ。

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【 牡蛎を焼く 】
フライパンに油を熱して、牡蛎を焼きます。


※注: Asileasile様によれば葱やニンニクは不要、とのことですが。
個人的には、ゴマ油でネギを炒めて香りをたてるほうが、美味しく感じました。
ネットでレシピ検索すると、ネギ、ニンニク、ショウガなどを一緒に炒める方法が主流のようです。

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【 水溶き片栗粉を加え、少し待ってから溶き玉子を流し込む 】
水溶き片栗粉は多めに作っておいて、牡蛎の下のほう3分の1くらいが隠れる程度まで入れてやるのが良さそうです。
しばらく加熱して、半分以上は固まってきたなと思うところで玉子を流し入れます。


※注: 水溶き片栗粉は、中華の 「あんかけ」 を作る感覚で用意してみたら Asileasile様が 「ちがう、もっともっと濃くして!」 と。
それじゃあ加熱したらカエルの卵みたいに固まってしまうのでは!?と思ったら、まさに固まるだけの濃さが無ければ役に立たないのでした。
そこで 「あんかけ」 を作るときの2倍から3倍くらいの濃さ にします。
これで、蚵仔煎に特有の “楽しいブヨブヨ感” とでも言うべき食感が生まれます。

※注: Asileasile様によれば片栗粉のほかに、できれば 蕃藷粉 (さつまいも粉)を入れると美味しいよ、とのこと。
“ははーん、お好み焼き の生地に 山芋 を入れるような感じだな・・・” と思って調べてみたら 中国語では 「山芋」 といえば 「サツマイモ」 のこと!、なのだとか☆

※注: カキ以外の具材として、好みの野菜などを入れることも多いようです。
かなり以前に見た台湾料理店の監修本では、ニンニクの芽を入れてましたっけ。

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【 ひっくり返して両面を焼く 】
玉子の柔らかさは、お好みで調節しましょう。
ただし牡蛎は中のほうまで加熱しないと危険なので、その点は注意を!


※注: あらかじめ熱が通りやすいように、牡蛎は冷蔵庫で冷え冷えの状態ではなく、あらかじめ調理前に室温まで戻すという方法もありますが・・・、
しかし 牡蛎を室温に戻したまま放置していると、これまた危ないですよ!(笑

※注: ひっくり返して焼くとき、柔らかい状態だったらスクランブル・エッグのように崩れますけど、これは仕方ないですね。
逆に、現地で食べた人のルポの中には 「端のほうがカリカリに焼けていて美味しい」 という話もありました。これなどは油を多めにして、ウェルダンに焼き上げているのかも。

※注: 同じく、ひっくり返すときの注意として。
いつもオムレツを作るとき、フライパンを振ってオムレツを 宙返り させるのが得意だという人も、この蚵仔煎では同じ方法を使わないほうが良いでしょう。
なにしろ片栗粉が粘っこいですから、悲惨な結末 になることが予想されます。
ワタシの場合はフライパンにお皿をかぶせてフライパンごとひっくり返し、いったんオムレツをお皿にのせます。それから改めて、お皿からすべり落とすようにしてオムレツをフライパンに戻せばOK。(これも、片栗粉が粘っこいので少し大変)

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※見た目は、最初よりはマシですが・・・ まだ練習が必要ですねー(汗

【 ソースをかけて、できあがり♪ 】
本場では、当然ながら店ごとに流儀があるようですが、基本は甘辛系の味付け。
主に、
スイート・チリソースマヨネーズトマトケチャップ
あとは
味噌 または 醤油 少々。

※注: ここはぜひ、本場流のソースを作ってもらおう!と Asileasile様に調合をお願いしたのですが・・・
「台湾では、調合済みの専用ソースがあるよ」 とのことで。( ごもっとも・・・☆ )
家庭で作るとき、わざわざソースまで自家製にする人は少ないようです。


まあ、何といっても美味しいですから牡蛎が好きな人はぜひ試してみて下さいね!

< その他、当ブログでの自炊メモは こちら♪
 
 

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コメント

つきじろう様、毎度お買い上げ、真に有難うございます!
Asileasile様、ターレットドライブは喜んで頂けたでしょうかね?
ターレが台車だったため本領発揮ができませんでした!
宜しくお伝えください!
金目が美味そう.....

投稿: リーゼント史朗 | 2011年1月30日 (日) 15時50分

キンメのしゃぶしゃぶ、めっちゃ美味しそうですね!
以前の記事でも拝見しましたが、写真だけで1杯イケそうです(笑)

オアチェンは、台湾の屋台で食べてみましたが、
カキの風味をダイレクトに感じられて、美味しいですよね♪
しかし、チリマヨソースをかけるとは、オドロキです!!
マヨラーデブの自分は、間違いなく好きな味になると思うので、
教えていただいたレシピをもとに家で作ってみます!

投稿: はっしー@フォーリンデブ | 2011年1月30日 (日) 17時07分

つきじろうさま

こんにちは。
美味しそうなメニューばかりですね。
牡蠣の、オムレツ、今週中に必ずトライしてみま〜す。
Asileasile様には一瞬ですがお目にかかれ感激いたしました!

投稿: Harsee | 2011年1月30日 (日) 17時57分

◆リーゼント史朗様、
 
 どもども、2週連続でお世話になりまして今回の牡蛎と
 金目鯛も、たいへん美味しくいただきました!
 
 Asileasile様、思わぬラッキーで同乗させていただき
 誠にありがとうございました。終わって戻ってきたら
 まだ心臓のドキドキがおさまらない様子でしたよ(笑

 ご本人に代わり、お礼を申し上げます☆

◆はっしー様、
 
 過去記事もご覧下さったようで、感謝です!

 台湾の牡蛎入りオムレツ、はっしー様ご自身は現地で
 召し上がった経験をお持ちなのですね。
 レシピは本当に多種多様で、マヨネーズを使わないものや
 マヨネーズは溶き玉子のほうに入れるというものもあり、
 その場合はソースは半透明の 「甘酢あん」 のような外見に
 なるでしょうね。
 
 ほんとに、ご家庭でも簡単に作れて美味しいですから、
 ぜひお試し下さいませ♪
 
◆Harsee様、
 
 どもども。はっしー様のあとにHarsee様とは!(笑
 このたびも土曜の築地でお会いできて嬉しゅうございました!
 
 特にAsileasile様は、いつぞやの某所でHarsee様に
 助けていただいた恩義がある(!)ということで今回の
 ご対面には格別の感慨をお持ちのようでした。
 
 それと、牡蛎入りオムレツ。美味しいですよ。B級っぽく
 万人向けの美味しさなので、子供さんからご老人まで
 ご家族で楽しむのにも最適かと思います~♪

投稿: つきじろう | 2011年1月30日 (日) 20時58分

つきじろうさま。

朝ごはんとお買い物、ご一緒させて頂き有難う御座いました。
私、ウギャル、、、!?ギャルは無理だなぁ。。
ウなんとかになれるよう頑張ります。
台湾風カキ入りオムレツ、とっても美味しそう!
午後の会にお邪魔できずとても後悔しています。。
かとうのかきとうふをクリアしたので、次はつきじろうさんの蚵仔煎を狙おうかな。
また次の機会にも、宜しくお願いします。

投稿: レーコ | 2011年1月31日 (月) 01時31分

◆レーコ様、
 
 あの夏のシーフードショーでの悲しき逢瀬、あれ以来で
 半年ぶりの再会でしょうか。お友達ともども、ご一緒できて
 嬉しゅうございました!
 それにしても、気がつけば両手に華どころか美女3人を
 お連れするという光栄なワタシ・・・
 
 拙宅にも、おヒマなときにぜひお越し下さいませ。
 カキ入りオムレツは自炊でも簡単に作れますから、ぜひ
 お試しを~♪

投稿: つきじろう | 2011年1月31日 (月) 07時44分

つきじろうさま

蚵仔煎 (おあちぇん)
レシピアップありがとうございます
片栗粉をそんなに入れるなんて
ぷよぷよを楽しむって興味深々
まさに未知との遭遇ですね^^

キンメしゃぶもとても美味しそう
今度是非やってみます

投稿: かむ | 2011年1月31日 (月) 23時25分

◆かむ様、

 > まさに未知との遭遇ですね^^
 
 日本ではB級グルメが盛り上がっていて、また他方では
 牡蛎が大好き!という人も多いのに、近隣文化圏にある
 ポピュラーな牡蛎のB級グルメがあまり知られていない、
 というのは意外といえば意外です。
 
 思えば、「たけだ」 の閉店で “あの独特な美味しさの
 牡蛎のバター焼きがもう食べられないのか!” と惜しまれた
 ものですが、世の中のどこかに、まだまだ知られていない
 牡蛎メニューの逸品があるかも・・・と探求してみる姿勢も
 大事かなと思いました。
 
 ともあれ牡蛎オムレツもキンメしゃぶも、調理はとても
 簡単です。ぜひぜひお試し下さいませ☆

投稿: つきじろう | 2011年2月 1日 (火) 07時46分

せっかくお誘いいただきましたにもかかわらず、伺うことかなわず申し訳ありませんでした。

テフロン加工では無いフライパンでくりからを焼く場合には、クッキングシートを敷かれることをお薦めします。
しかも、火は弱火で。

ちなみに、お誘いを振り切って作りましたビーフシチュー。
すね肉でしたのでトロトロではありませんでしたが、それなりに愛妻も愛娘も喜んで食べてくれました。
カラメルやブールマニエも上手くいって、久々でしたが満足のいくものでした。

今度は、豚バラ肉で試してみようかなぁ。

投稿: jin-n | 2011年2月 1日 (火) 08時39分

◆jin-n様、
 
 なるほど、クッキングシートという手がありましたか。
 ぜひ試してみたいと思います。

 今回はご一緒できず残念でしたが・・・それでもお互い
 それぞれに楽しい週末を過ごせましたね!
 jin-n様お手製のビーフシチュー、もし大量に作って
 余ったら、こちらの宴会におすそ分けを・・・(笑

投稿: つきじろう | 2011年2月 1日 (火) 21時28分

つきじろうさん、おはようございます(^O^)

つきじろうさんのカキ入りオムレツの方が、美味しそう~と思ったのは内緒ですけど(笑)

本当いつみても、お料理上手だし綺麗ですよね~♪

つきじろうさんがお店出したら、即通います(笑)

投稿: のん | 2011年2月 2日 (水) 06時15分

◆のん様、
 
 はい、おはようございます!
 
 牡蛎入りオムレツ、欲張って大きいのを作ろうとすると
 ひっくり返すのに失敗しやすくて(汗

 ・・・でも、美味しいですよ♪

 > お料理上手
 
 ありがとうございます。実際はそうでもないですが。
 そのおかげで!?じつは先週も今週も、自宅宴会のあとは
 余った野菜などをせっせと自炊で片付ける日々が。
 
 それで築地に行かない朝が続くという・・・(汗

投稿: つきじろう | 2011年2月 2日 (水) 07時57分

ご無沙汰しておりました∀゚)ノ

年末年始の凶悪な勤務で体調崩しておりましたが
なんとか復活です∀゚*)ノ

皆様に追いつくべく、アンコウかマカジキかタラ白子
目当てで本日築地出動いたしましたが、場内行く
前に鳥藤分店の限定メニュー「鍋焼きチーズ焼き
チキンカレー」に飛びついてしまい、場内復帰は
おあずけです∀゚)ノ

とろとろタマゴとフカフカ小イモが絶品で寒い朝
には最高でしたが、そういえばつきじろうさんは
チーズ苦手でしたよね…∀゚;)ノ

投稿: 所∀゚)ノ | 2011年2月 2日 (水) 16時49分

◆ 所∀゚)ノ 様、
 
 年末年始のハードな日々、見事に乗り越えていらした
 との由、お疲れ様でございました!!
 
 で・・・絶品シーフードとの再会をめざして築地を訪問
 なさいましたか。
 えーと、それで・・・いざ現地に着いてみれば思わず手が
 出たのはチキンカレー、と(汗

 あるある、よくあります。お気持ち、かなりわかります。
 
 あ、ワタシも最近は少しづつチーズの美味しさを知るように
 なりまして・・・☆

投稿: つきじろう | 2011年2月 2日 (水) 22時46分

Dear tsukijigo san:
Happy Chinese new year!
Thanks for the warm home cooking party
Your second 蚵仔煎 is really a good one which looks like the one we have in taiwan
if you can come to taiwan someday,i will show you around and taste all 蚵仔煎
Regards
Asile

投稿: Asileasile | 2011年2月 3日 (木) 23時10分

◆Dear Asileasile-san,

新年快楽!
Thank you very much for your coming to my room.
It's really happy for me to enjoy the home party with you.

I'd like to try again to make 蚵仔煎 to be better taste than the last week.
And I hope some day visitting 土林夜市...!

投稿: つきじろう | 2011年2月 4日 (金) 21時23分

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