大阪 「アキュイール」、「シュクレ・クール」
訪問日 「2010/08/28・29」 ※最近の過去記事は → こちら
帰省っっっ☆
・・・ というか週末は プチ帰省、と。
今年も 花火 が盆休みのド真ん中だったので、帰省が遅れたんですねぇ。
せっかくなので、母上をお連れして外食。
まいたーん様が紹介しておられた、西天満のお店にお邪魔しました。
「 accueillir (アキュイール) 」 ( ← リンク・お店のHP )
大阪の中心街にしては、やや脱力系の一角というか・・・
表通りからも1本ひっこんで、わりと静かなたたずまいの店構え。
関西版ミシュランの2ツ星、ってのはさておき。
「食べログ」 で、65件のレビュー総合点で4ツ星以上!って、すごいなぁ。
週末の予約は、かなり満杯。キャンセル待ちで、ようやく空きをゲットできました。
お昼のコース、季節の食材を織り込んだ ムニュ・サバール( Menu Seveul )。
食前酒はブラッド・オレンジの ミモザ(1,300円×2人)を。
今回は、個人的事情で 「すみませんが、○○○、いいですか?」 といったお願いをする場面もあったのだけど。
キメ細かな心配りで、リラックスさせてくれる接客は素晴らしかった!ですねー♪
まいたーん様 が特筆しておられたコレも、しっかり味わいましたよ。
まずはアツアツ!で、ライ麦の酸味が強すぎず弱すぎず、素敵なフレーバー。
やがて温度が下がると、しっかりした小麦の甘みが広がって美味しいです。
飲み物は・・・、
ソムリエールのO女史に 「 白ワインで最後まで通そうと思うのですが、6,000円以内で、 今日の肉料理にも “それなりに” 合うのがあればお願いします 」 とお願いしたところ、選んで下さったのがこちら。
夏の昼下がりにふさわしく、すっきり爽やかな風味でありながら、ほのかに甘くて複雑さも感じられる、なかなか楽しいワインでした♪
お魚の前菜は、淡路のハモにキノコとコンソメジュレ を合わせた一品。
そろそろ 「ハモと松茸の土瓶蒸し」 ・・・ なんてのも憧れのメニューだったりする、今日このごろ。
そこで松茸も入っていて、それはもう美味しい!
やっぱりハモとキノコ系の旨味は、相性抜群なんだねぇ。
続いて、フォワグラのポワレ、トウモロコシ入りのリゾット 。
リゾットと言いつつ、固い “芯” を感じさせない柔らかな仕上がり。
たっぷり散らしたトリュフの香りが、よろしおすなぁ・・・☆
途中、このお店のことは まいたーん様 から聞いてきました!・・・ と話したら、
さっそく、当店の メートル・ドテル の O氏 が挨拶に来て下さいました。
さすが、まいたーん様の素敵な人柄についてまで鮮やかに語って下さるO氏。
仕事ができるだけでなく、ユーモラスな雰囲気もまた大阪的で嬉しいぐらい(笑
さて、お魚のメインはこちら。
富山産・甘鯛のポワレに、アワビの肝ソース。
これに、加茂茄子のグリルとピューレを添えてます。
この一品のポイントは、なんと言ってもパリパリに揚がったウロコの軽やかな食感ですね!
不意に 築地「ボン・マルシェ」 で味わった一皿 を思い出しますが、
あちらが、豪快な食べごたえのある一品!という印象だったのに対して・・・、
こちらは限りなく繊細で、デリケート。それぞれに違った魅力で、美味しいです。
ここで、さきほどのソムリエールO女史から、
「 このあとはお肉になりますので、ワインもクーラーから出して、少しだけ温度を上げるほうが合うと思いますが、いかがでしょう? 」
・・・ という提案が。 はい、よろしくお願いします♪
口直しの、レモンヴィネガーのシャーベット。これがまた、いい!
イタリアンなら “レモンチェッロ” などのリキュールを使うところ、フレンチも負けずに各種のレモンやハーブをつかったヴィネガーが数多く商品化されているのだとか。
うーん、いろいろ自分でも試してみたいなぁ。
お肉のメインは、青森産 “銀の鴨” ロースト。
鴨肉は、赤身のように見えるけど実は低温調理なので、かなり美味しい脂をたっぷり含ませた身質。
これは見た目よりも食べごたえがあるなぁ・・・☆
添えられた 万願寺唐辛子の中には、ズッキーニのトマト煮 が。
ほぼ “ラタトゥイユ” と言っていい味なのだけど、これに万願寺唐辛子のピリッとした辛味が加わることで、ちょっと刺激的な脇役になってましたね。
デザートから後は・・・、えーと、記憶が怪しいので(汗)、
まいたーん様の記事を、ぜひご参考に☆
さて全体の感想としては・・・
ランチ・コースとして考えても、1人 6,300円は安い!
これに尽きます。
味も、接客も、お店の雰囲気も。
東京に戻ってから、6,000円クラスのランチを食べてみたとき・・・、
当店と比較すれば、まず大半のお店は “貫禄負け” しそうな気が(汗
最後のお見送りまで、とことん親切丁寧で感激しました。ごちそうさまっっっ♪
※ 参考リンク: 「関西グルメ食べ歩きレビュー」様
さてさて。
「アキュイール」 のお料理を支える、重要な脇役。それが、あの パン!
そのパンの製造元が・・・ じつは、大阪北部に位置する吹田市の・・・、
なにを隠そう、ワタシの実家から、地図で見るかぎりは決して遠くない場所に。
「 Le Sucre-Coeur (シュクレ・クール) 」 ( ← リンク・お店のHP )
ここ、JRからも阪急電鉄からも、最寄駅が遠くて不便な場所です(汗
どうにか、頑張って行ってみました。
開店10分前ごろ( 07:50頃 )、到着してみると待ち客は2人だけでしたが・・・
あっという間に15人ぐらいに増えましたね!
こちらも、まいたーん様の愛情あふれる記事 を拝見して来たのでした。
ふだん、あまりパン食の習慣が無いワタシでも・・・
「 へえぇ!、これは美味しいなぁ! 」
・・・ という、うれしい驚きがありました。
まいたーん様、大阪の美味しい情報をありがとうございました!
ごちそうさまっっっ♪
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コメント
出張お疲れ様でした!
私は出張が無い職なので、出張には憧れがあります。
明日は休みなので、ひさびさに会う友人とおかめに行こうと考えています。
つきじろうさんオススメの寿司大に行ってみたいのですが、この暑さの中行列に列ぶのはチョット(^^;)
この前も場外で迷ってしまい危うく死にかけました。
築地初心者には夏の築地は危険かもしれません☆
投稿: シゲオ | 2010年8月29日 (日) 23時13分
リンクありがとうございます!
私のつたない記事ではお店の魅力がうまく伝えきれて
いなかったと思うのですが、
楽しんでいただけたようでよかったです。
つきじろうさんが書かれると、何て魅力的に映るんでしょう!
さすが、味もお値段もうるさい関西で人気を誇るお店ですね。
投稿: まいたーん | 2010年8月29日 (日) 23時59分
◆シゲオ様、
たかが出張、されど出張。暑がりのワタシとしては、
もうちょっと涼しくなってから予定を入れたいところ
なのですが・・・(汗
築地でお寿司を食べるにも、行列のお店に行くなら
この時期は倒れる危険があるため気をつけねば、と。
シゲオ様も、お気をつけて・・・今日も楽しい築地訪問に
なることをお祈りします!
◆まいたーん様、
こちらこそ、良いお店を教えていただきまして誠に
ありがとうございました♪
> つきじろうさんが書かれると、
うーん、本当はイケメンO氏について、もっと詳しく
ご報告したかったのですが(笑
ともあれ、フレンチ食べ歩き歴の豊富なまいたーん様が
大いに気に入ってらっしゃるのが納得できるお店でした☆
投稿: つきじろう | 2010年8月30日 (月) 04時11分
ありゃ
こんな記事があったのね(◎o◯;)
コメント数が少ないのはやなりつきじろうさんのblogでは異色だからかな?
大阪フレンチ、
しずりんは好きですよ
ここはマダムがめ〜っちゃ綺麗なのと、盛り付けがナニワらしさがないってのが特徴ですね
あ〜また行こう。
食べてるときにボンマル思い出してくれてありがとね。
宣伝部長としては嬉しい限りっす。
投稿: しずりん | 2010年9月 3日 (金) 13時54分
◆しずりん様、
やはり、こちらのお店もお馴染みでしたか!
雰囲気最高の店内に、綺麗なマダム・・・素敵なお店
でしたね~♪
> コメント数が少ないのは
やはり、このブログでは違和感が大きいようで(汗
・・・でも、たまには良いものですね。築地のボンマルも
ぜひぜひ、訪問頻度を増やしてオシャレ系レストランの
経験値を上げていきたいと思いますっっっ☆
投稿: つきじろう | 2010年9月 3日 (金) 20時22分
アキュイールは私の関西の友人の一番オススメのお店なんです~
あー、行ってみたい!
食材が良さそうですねぇぇ
投稿: 55aiai | 2010年9月12日 (日) 01時16分
◆55aiai様、
知ってる人に聞けば、誰もが絶賛なさるようですね!
じっさい、お料理も接客もすばらしかったです。
ランチコースでも、こんなに変幻自在に楽しませて
くれるとは。
これならディナーは、一体どれほどに!?と、想像が
ひろがってワクワクします~♪
投稿: つきじろう | 2010年9月12日 (日) 06時55分