「小田保」 カニコロ、すじこおろし、野菜サラダ
◆ 参考情報: 築地共栄会「フードフェスタ」 とは・・・!?
紅い、たまごかけごはん。
※最近の過去記事は → こちら、※自炊・レシピネタは → こちら!
訪問日 「2010/06/15」
梅雨の晴れ間。
「とんかつ 小田保」 中央区築地5-2-1 (6号館)
電話:03-3541-9819、営業:04:00~13:00、休業: 日・祝・休市日
カニコロッケ(定食 1,100円)、すじこおろし(400円)、
野菜サラダ(500円)
すじこおろしを、ごはんにのっける!ってのは・・・
前にも、その前にも、繰り返しているからワタシのお気に入りなんですねー☆
特に「小田保」は、ごはん自体の美味しさにも安心感がありますから。
魚卵とはいえ、これも立派な たまごかけごはん!
大根おろしに醤油をかければ、二日酔いの朝でも食べられる御馳走です♪
その奥に鎮座するのは・・・ かなり大きめのカニクリーム・コロッケ!
クリームコロッケ に、エビでもなく、ホタテでもなく、カニを入れよう!
・・・ と最初に考えた人は、きっと 天才 でしょうね。
築地流、本当にカニがたっぷりのカニコロ、ここにあります!
ちなみに原典をどうしても思い出せないのだけど・・・
洋食屋さんにとって、形をきれいに整えて、サックリと食感を良い状態に揚げるのが最も難しいメニューが、このカニクリーム・コロッケなのだ!とか。
つまりカニコロが美味しい洋食屋さんってのは、ご主人の腕自慢が保証つき☆
ならば 築地「小田保」は天晴れ、達人シェフの店!ってことですね。
・・・ところが、ですね。
ワタシが天才と信じて疑わぬ庶民派グルメ・エッセイの巨匠、東海林さだお氏 は。
単行本 『親子丼の丸かじり』 に収録されたエッセイのひとつで・・・、
あろうことか “民衆の敵カニクリームコロッケ” と題し、悪口雑言ほとばしる筆致で、カニクリームコロッケを口を極めて痛罵 しておられるのです。
グルメ評論に天地返しを喰らわせる天才流の爆笑アイロニー。
諸姉諸兄におかれても、ぜひ!ご一読を(笑)
あ、それとサイドメニューも念のためご紹介を。
前回 は “どんぶり” で登場した、野菜サラダ。
500円というお値段は正直、ちょっとビミョーなのですが・・・☆
この野菜は、どれも良いものを使っているようだし。
ワタシ自身にとっては2軒目のハシゴを断念させるボリュームだし。(笑)
写真に見える以上に、じつはオリーブたっぷり!といった個人的ポイントを加味すれば、じつに値段だけの価値アリ!と思える一品なのでした。
ごちそうさまっっっ♪
【 おまけ 】 築地市場の正門に新登場の看板。
| 固定リンク
コメント
すじこをご飯にのせて・・・と想うだけで胃が活性化しますよ!!
メニューにぜんまいがあるのですね!今度食べなければなりませんね!!宿題が出来ました。
投稿: 釣りキチ四平 | 2010年6月15日 (火) 22時27分
こんばんは。
梅雨の前に駆け込みで怒涛の更新ですね~。
すじこおろしに目玉焼きを乗っけて
魚卵と鶏卵のダブル玉子かけご飯なんて・・・
多分色んな意味で美味しくないでしょうね。(^^;
カニクリームコロッケは先日場内の某店でいただきましたが
やはり「小田保」に軍配が上がるかな。
投稿: 習志野習志 | 2010年6月15日 (火) 23時20分
中を割った画像は、非常に食欲をそそられます。
まさに、「築地流」という感じがします。
それでも、民衆の敵なのでしょうかね。
投稿: たいめい | 2010年6月15日 (火) 23時50分
いくらを大根おろしとあえて温かいご飯にon・・・・・・!
至高の味ですよねー
よく食べてましたー
いくらは欧州にもあるので、
大根が美味しい季節に一回やりたいなぁw
小田保、要チェックや!ですなぁ。
これはおいしそうですが、
朝からフライとはヘビーですねw
投稿: haru | 2010年6月16日 (水) 01時23分
◆釣りキチ四平様、
すじこおろし・オン・ザ・ライス♪
どうやらワタシにとっては、「小田保」の定番です。
> メニューにぜんまいがあるのですね!
ぜんまい、お好きでしたよね。たしか「江戸川」では
同じものを2杯おかわりして・・・ぜひこちらでも
お試しを☆
◆習志野習志様、
> 怒涛の更新ですね~
あはは(汗)、しかし今日は休市日で、次の築地訪問は
週末になるかもです。
> 魚卵と鶏卵のダブル玉子かけご飯なんて・・・
過去記事では、すじこおろし&たらこ、というダブルの
魚卵系を試してみて美味しかったですよ!
ところでカニコロ、他店でも召し上がりましたか。
習志野習志様の記事を楽しみにお待ちしてます♪
◆たいめい様、
カニコロって、作るのも難しいけど潰さずに割るのも
なかなか難しいですね(笑
> それでも、民衆の敵なのでしょうかね
そうなんです!
東海林さだお大先生によれば、「どうにもなんだか
よくわけのわからない食べ物」で・・・
メシのおかずなのか?、パンと一緒に食うべきなのか?、
あるいはビールのつまみなのか?、判然としない。
箸じゃなくてナイフとフォークで食べさせたいらしいが
フォークで刺そうとしても刺せず、ナイフで切ろうと
しても切れず、ぐしゃっと崩れるだけでケジメがつかず
・・・といったあたりが、気に入らないようで!?
いずれも大先生一流の抱腹絶倒の文章なので、これは
ぜひ、実際に単行本でご覧いただきたいと・・・☆
◆haru様、
朝からフライはヘビー・・・ですが(汗)、こちらの
「小田保」は基本的に、ボリューム控えめなんですよ。
しかし、いくつか例外もあって、カニコロはレストランの
標準サイズより明らかに大きいです☆
> いくらは欧州にもあるので
英国エッセイで人気のあるリンボウ先生こと林望氏は
タラコを欧州で食べるならコッド・ローだ!ってことで
「コドロ飯」なる名称を提案しておられましたが・・・
大根のほうも入手可能でしょうか?
たしか過去には、漫画『美味しんぼ』で「海外にいる
日本人が最も食べたがる野菜が大根だ」というセリフが
あったかと。
ともあれ「小田保」、メディア紹介では目立たないお店
なのですが、ごはんが美味しくてメニュー豊富な、良い
お店です。機会をみてぜひご訪問を・・・♪
投稿: つきじろう | 2010年6月16日 (水) 07時46分
殻から取り出したばかりの蟹肉のからまりがコロッケの中から出てくるなんて~(^Q^)ノノ
思いっきり衝撃的で、うれしい限りの映像ですわよ♪
海の玉子かけご飯。
スジコ・ラブなワタシにはたまりません!!
たしかヨーロッパには皮だけ黒い大根、ラディ・ノワール・・・とかブラック・ラディッシュって呼ばれるものが、日本の大根に一番似た味がしたと思います。
それにしても、イクラのオレンジ色がなんとも悩ましい。蟹のオレンジ色も・・・
投稿: 早坂 | 2010年6月18日 (金) 15時47分
つきじろうさま
・質問!!
ではぁぁ、「たらこのせご飯」は「玉子かけご飯」?
・・・むむ。
「たらこ色の、たまごかけごはん」?
・・・むむ。あやしーい自分のお頭。食べたくなったから
明日食べよっと・・。二日酔いでも食べられるかも、実験しよっと・。
投稿: とんかつ | 2010年6月18日 (金) 15時59分
◆早坂様、
ありそうで実は稀少な、「本物のカニ肉たっぷりの
カニクリーム・コロッケ」!、築地にあります☆
黒い大根おろし・・・って、皮だけ黒いんですか?
ワタシの職場には、色白に見えるのに腹の内側は
真っ黒という人が(以下自粛
◆とんかつ様、
さあさあ、難しい命題ですよね~「玉子かけごはん」!(笑
とりあえず気になるのをぜんぶ食べてから、考察して
みることをオススメします☆
投稿: つきじろう | 2010年6月18日 (金) 21時17分
親子丼の丸かじり、私も持ってます。確かにクリームコロッケに関して、著者は並々ならぬご意見があるようで(笑)。人も食べ物も、基本的に敵対視しない私にとっては、著者の食べ物に対する見方が非常に面白く感じます(笑)。
玉子かけごはん、消化にもよさそうですね~。でもこれを注文したら、日本酒も一緒に頼んでしまいそうな気が・・・。
野菜サラダにオリーヴたっぷりとは・・・、これもワインに行きそうな気配が(苦笑)。
投稿: sepp | 2010年6月20日 (日) 06時23分
◆sepp様、
なんと、同じ愛読書(!?)をお持ちでしたか☆
食べ物系のブログを書いていると、とかく珍しいものや
高級なものを見つけないとネタにならない・・・などと
思ってしまいがちですが、誰でもフツーに食べているものを
ネタにしても、名人の手にかかれば抱腹絶倒のコラムに
なる!・・・という点で、まさにお手本とすべきシリーズ
だなぁと。
> 人も食べ物も、基本的に敵対視しない私
卓見ですね。余談ながら武士道において、「無敵」とは
どんな相手にでも勝てるという意味ではなく、そもそも
「敵」という概念そのものが消え去る境地を目指すもの
だとか。
海のたまごかけごはん、お酒にもイイですよ。
イクラに醤油と大根おろしをまぶして、冷酒を一杯。
そしてちょっと気持ちよくなったところで、味がしみた
ごはんをサラサラッと・・・☆
オリーブを加えた野菜サラダも、じつにヘルシーな酒肴に
なりそうですネ(笑
投稿: つきじろう | 2010年6月20日 (日) 06時35分