「鳥藤」 合鴨の親子丼、「長生庵」 冷し鴨南蛮
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訪問日 「2010/06/18」
ちょうど今朝も、 梅雨の晴れ間・・・
って感じでしたネ。
しょう様 に続いて・・・ というか、かなり遅れて・・・ 、
6月限定メニュー を目当てにお邪魔したのがこちら。
「鳥めし 鳥藤 分店」 中央区築地4-8-6 【地図】
電話:03-3543-6525、営業:07:30~14:30、休業:日・祝・休市日
のっけから苦言になって申し訳ないけど、こういうネーミングは・・・☆
カッコ( 『 』 )に入れるのは、「合鴨と九条ねぎの炙り親子丼」だけでいいかなと。
ともあれ、それがコレ(笑)。お値段、900円です☆
同じ “鴨” とはいえ、4月の「鴨丼」 とは大きく違ったルックス。
鴨肉そのものの食べごたえで言えば、4月のほうが上だと思うのだけど。
しかし何といっても今回は、コクのある鴨肉の香ばしさ!
見た目は同じでも 普通の親子丼とは圧倒的な差があります。
それを思い知らされる驚き・・・ そのインパクト、すごい体験ですよ。
ちなみに鳥白湯スープでお茶漬けも試してみましたが、
これは個性の強いコク同士がケンカして、しつこい印象で失敗でした☆
※ 追記: なんと同日記事で、しょう様が同じメニューを!
メニュー名の宣伝文句を食わされているような印象が気に入らないけど(笑)、
じっさい、その通りの美味しさ!だったので良しとしましょう。
ごちそうさまっっっ♪
さてさて。 お店を出て、“築地横丁” を奥へ奥へ・・・☆
通りを抜けて突き当たったら、ちょいと左へ。
「長生庵」 中央区築地4-14-1 【地図】 電話: 03-3541-8308
営業 07:00~22:00(土曜 15:00まで、休市日は11:00から営業) 休業:日・祝
ちょうど店先で、お店のお姐さんが野菜の買い出しから戻ってきたところに遭遇。
うーん、いつもながら素敵な笑顔がすばらしい♪
鴨肉のメニューでは、何がオススメでしょうね?と尋ねてみると・・・、
あくまでも控えめながら、“ひやがも” (冷やし鴨南蛮そば) がイチオシらしく。
ならば!と、お願いしました 冷し鴨南蛮。
お値段は1,300円で・・・ ちゃんとした蕎麦屋の鴨メニューとしては納得すべきかと。
“冷やし” と言いつつ、鴨肉は焼きたてのアツアツです!
その脂をたっぷり含んだツユもまた、ほんのり温かい・・・♪
三つ葉 と ネギ に覆われてるけど・・・ それをどけると、鴨肉たっぷり♪
うまみとコク がたっぷりの、鴨の脂。
その豊かな味わいを存分に楽しませてくれるのが、コレでしょう!
ちょうど、さきほどのお姐さんのチャーミングな笑顔が、このお店のあらゆる雰囲気を癒し系の空気で満たしてくれるのと同じような包容力があります。
築地・場外市場の鴨肉メニュー。
「鳥藤」も「長生庵」も、甲乙つけがたいですね☆
( 写真・右:「鳥藤」で鴨肉を炙っているシーン→ )
「鳥藤」は、力強い鴨肉に炭火焼きの香ばしさ!
インパクト抜群。なにはともあれ、一度は食うべし。
「長生庵」は鴨肉をフライパンで焼くから、炙った香ばしさの突出は無いものの・・・、
鴨ならではの脂のうまさ!、これを残らず味わえる年季の功。
お蕎麦を食べ終わって、蕎麦湯をそそいでみれば・・・
それまで隠れていた “第2の主役” が、面目躍如。
写真の手前に見えるナス・なす・茄子!、これが素晴らしいんですよ。
ちょうど、“ブリと大根の煮物”は、ブリより大根が好き♪って人がいるでしょ?
あれと同じです、この茄子は。
フライパンで鴨肉といっしょに、茄子を焼く。ただそれだけ。
茄子と油の相性の良さは知られているけれど、鴨の脂と合わせたときの素晴らしさは、その中でも最上クラス。
“コクがあるのに、キレがある”!
和食のなかでも、これは特上クラスの体験だなぁと改めて思った朝でした。
ごちそうさまっっっ♪
☆ さて明日は土曜日ですが・・・
早くも暑さでバテ気味なので、築地に行けるかどうか。
ちかごろは女子でも食うという ラーメン二郎 に行こうかと迷ったり・・・、
はたまた究極の自炊、玉子かけごはん で済ませるか、
とりあえず今夜も早寝して・・・ 明朝の気分しだい、ってことになりそうです☆
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コメント
思いっきりカブってしまいました(^^;
鳥スープ茶漬けはダメでしたか?
私は美味しくいただいたんですけど・・・。
多分お茶漬けにした量が違うからだと思います。
冷やし鴨南蛮・・・美味しそうですね!
投稿: しょう | 2010年6月18日 (金) 23時12分
「ひやがも」の季節になりましたね。季節外れですが、自分は昨年の11月に頂いてみました。ルパンの旦那がシカティさんに紹介して食べてる動画を見て我慢できなくて・・・(笑)
投稿: 鮪命 | 2010年6月18日 (金) 23時14分
鴨の連食、さすがですね。
ただやっぱり、暑さでの疲れを感じます。
どちらも軽めの食事ですね。
負けずに築地で会いましょう(笑)。
投稿: なべひろ | 2010年6月18日 (金) 23時26分
こんばんは。
うーん、しょうさんとことここの影響で
今日の「鳥藤」は相当混んでるんじゃ・・・。
>鳥白湯スープでお茶漬けも試してみましたが、
>これは個性の強いコク同士がケンカして
>しつこい印象で失敗でした
あ!それなんとなく想像つきますね。(^▽^;)
鴨には蕎麦湯の方がたしかに合いそう。
逆に鳥白湯スープにネギを入れて飲むと良さそうですな。
投稿: 習志野習志 | 2010年6月19日 (土) 02時26分
つきじろうさま。
な、な、なす〜〜

三つ葉も薫り高そうだし、これはよさそうです〜
さっそく鶏肉と美味しくなってきた茄子で、すぐ挑戦したいです☆★☆
投稿: lara | 2010年6月19日 (土) 03時22分
◆しょう様、
んま~っ!、そちらは2度目の訪問でしたか☆
スープ茶漬けは、まあ個人的印象ですのでご容赦を(笑)。
なべひろ様がご指摘の通り、いきなり暑さバテ状態なので
こってり濃厚系をカラダが歓迎しなかったのかもしれません。
4月の鴨丼は、そぼろ肉と鳥白湯スープの相性が良くて
スープ茶漬けもワタシの好みに合ったんですけどネ・・・
それでも、炭火で炙った鴨肉の豊かなコクを存分に味わえる
という点では、じつに良いメニューだと思いましたです♪
◆鮪命様、
シカティ様の動画、ご覧になってましたか!
あのシリーズは良いですよねぇ。ワタシもあれを拝見して
「ナトゥラーレ」に行ってみようと思ったのでした☆
ちなみに「長生庵」は、メニューに書かれてなくても
つけ汁のほうにたっぷり鴨肉が入ってたりして非常に
嬉しいことがありますね♪
http://tsukijigo.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-5943.html
◆なべひろ様、
いやぁ、お恥ずかしい。バテ気味なのがお見通しのようで(汗
去年の夏は、我ながら “やせがまん” して頑張ったと
思うのですが今年は早々と青息吐息・・・☆
おっしゃる通り、無理せずマイペースで朝のグルメを
楽しみたいと思います~♪
◆習志野習志様、
> 今日の「鳥藤」は相当混んでるんじゃ・・・
なんだかんだと言いつつ結局、お店の思うツボで毎月
1度は行かねばと思わせてくれますよねぇ(笑
( ※コメント一部削除: 根拠に乏しい内容を書いたのは
不適切であったと反省し、削除します。失礼しました )
それはともかく(笑)、「鳥白湯スープにネギを入れる」
という逆転の発想は良いですね!
こんどぜひ試してみたいです♪
◆lara様、
欧州にいらっしゃるなら、鴨肉料理と出会う機会も多いの
ではないでしょうか!?
和食で鴨といえば、まあ家禽の合鴨とはいえ野趣のある
イメージで、ちょっとぜいたくな感じがしますね。
「長生庵」で “技あり!” と思えたのは、ストレートに
鴨肉を食べさせるだけでなく、美味しい脂をしっかりと
茄子に吸わせていたことですね~。記事にも書いた通り
“ブリ大根” の、味がしみた大根のように美味しいもので・・・♪
投稿: つきじろう | 2010年6月19日 (土) 05時35分
昨日の蒸し暑さは酷かったです!
仕事しながら
「絶対つきじろうさんは茹だってて、明日は来れない
だろうな」と思ってました(笑)
長生庵の冷やし鴨南蛮は
「鴨は脂が命!冷やしちゃ旨くない!」と思いながら
読んでたので安心しました(笑)
投稿: 神崎 | 2010年6月19日 (土) 07時08分
脂が命かぁ~(^Q^))
炎がブッホー☆のシーンは脂を炭の上に落としたところだったんですね。
長い名前・・・関西ジェントルマンなら店の人になんて突っ込むかな?なんて、楽しく想像してしまいました。・・・というか、突っ込みようないですね、はい。
投稿: 早坂 | 2010年6月19日 (土) 17時49分
◆神崎様、
はい、ご明察の通りバテバテで(汗
でも今朝は築地に行ってきましたよ~☆
ただ今夜は、ちょっと気分的に静かに過ごしたいので
次の記事更新は明日にでも・・・
◆早坂様、
炭火で炙って、煙で燻して、仕上げにファイヤー!!
・・・これでインパクトの無いわけ、ございません☆
> 長い名前・・・
ま、お店の方針でしょうけど。
まともに読んだら客に気恥ずかしい思いをさせるとか、
そのへんの配慮は欲しいところですネ。
投稿: つきじろう | 2010年6月19日 (土) 21時04分
合鴨はザルツブルクでも入手が可能ですが、親子丼にしようとは夢にも思いませんでした(笑)。それをスープでお茶漬けとは・・・、さすがに無理そうな。
冷やし鴨南蛮もおいしそうですが、確かにこのナス、最高においしそうですね! 煮物に香りとして入れた後のショウガや八角なども、ブリ大根の大根並みに実は好きなので、こういった表現、実に頷けるものでした。
投稿: sepp | 2010年6月20日 (日) 06時29分
◆sepp様、
やはり鴨といえば、ヨーロッパの森の奥深く、湖から
いっせいに飛び立つ群れの影・・・なんていうシーンが
似合いそうなイメージが。
まあ一般に食べるなら、お肉が柔らかい合鴨が良さそう
ですけど(笑
ところで今回、炭火で炙った香ばしさの「鳥藤」と、
フライパンで脂をじっくり野菜に吸わせた「長生庵」、
という好対照でした。
炙った肉は本当に香ばしくてうまいのですが、せっかくの
脂が落ちてしまうのでもったいない!、ぜひスープに
加えるか、野菜に吸わせて・・・と考えてしまうのは、
ある種の貧乏性でしょうか!?(笑)
あと、もひとつ気になる比較は「新鮮」vs「熟成」ですね。
日本の親子丼などでは、とにかく鶏肉が新鮮であることを
強調して「朝引きだよ!」などと書いたりするものですが。
これ、「カモは軒先に吊るして、腐る寸前がうまいのだ」
などとする諸氏から見たらどうなんでしょうね?
投稿: つきじろう | 2010年6月20日 (日) 07時26分