新店 「築地 ボン・マルシェ」

味は、スペシャル（ ← 特に “塩”！ ）、雰囲気は、エグゼクティブ☆
☆ お店のホームページは、こちら♪　


　


そして お値段 は、リーズナブル！！

訪問日 「 2009/12/12 」 （ その他、最近の過去記事は→ こちら ）　

というわけで のむのむ様 と ジジ飼い様 には先を越されましたが・・・（汗
本日、釣りキチ四平様 と おざわゆき様・なべひろ様 をお誘いして初訪問☆

「 築地　ボン・マルシェ 」 （ 公式ホームページ できました☆ ）
中央区築地4-7-5 築地共栄会ビル2階、電話 03-3541-9341、
ランチ11：00-14：00、カフェ14：00-17：00、ディナー17：00-23：00（L.O.22:30）
日曜以外は毎日営業。【 訪問記録 】 1 2 3 4

ちなみに手前のカウンターはお店の一部ではなく、「築地ガイドツアー」 のインフォメーション・カウンター。なお当店のオープンよりも前の時期に、以前ここにあった 「築地インフォメーション・カフェ」 は閉店したとのこと。
　
開店時刻には、通路向かいの壁側に 「本日のランチ」 サンプルと黒板が。

ちょうど コンシェルジェの山崎様 にお会いできたので、ご挨拶を。
店内に入ると、すがすがしい木の香りが・・・♪

天井のオブジェ（ もしかして特注のＢＧＭ用スピーカーの構造体か！？と思った ）も木製で、いまどき風の陰影演出が巧み。

オープンキッチンに面したフロアはカウンター席と４人用テーブルが４卓、そしてドドーン！と置かれた大テーブルは重役室の会議場のようで、大画面の壁掛けモニターがあることからも、パーティーだけでなくエグゼクティブ向けの贅沢なランチ・ミーティングにも使えそうな予感。
あと、お店と続いた空間になっている “お土産コーナー” に近いほうにも、数人用のテーブル席が。

さてランチメニューは、以下の５種類。

Ａ．応援ランチ（平日限定） 980円
Ｂ．旬咲く手打ちパスタランチ（この日は2種類）　1,280円
Ｃ．築地料理、鮪ステーキランチ　2,000円
　（ ＡからＣまでは、プラス100円で食後にコーヒーか高級日本茶が付く ）
Ｄ．築地贅沢ランチ　2,980円
Ｅ．シェフにお任せのコース　3,900円～

本日は土曜なのでＡランチは無し。
せっかくなので、４人いるからとＢを2種類両方、それにＣとＤを注文。

それとドリンクメニューを見て、当ビル１階の 「寿月堂」 とのコラボらしき食前酒を頼んでみる。
どちらもスパークリング・ワインがベースで、
「 寿月の泡立ち 」（写真・手前）
「 築地ボンマルシェオリジナルアペリティフ 」
価格は両方とも1,000円。
緑茶リキュールを使ったカクテルのような甘味は無く、ワイン自体の優しい酸味に、ほんのりと緑茶が薄化粧したような印象。

カクテルマニア的に述べれば（笑）、オリジナルのほう（写真・奥）は、グラスの内側に気泡状のお茶の粉が残っていることから、グラス内でビルドするときに激しく泡立ってしまうレシピなのだろう。

味の違いは微妙な程度・・・ であることから、見た目で選べば「寿月の泡立ち」のほうがオススメできる。

ほかにグラスワイン各種も用意されており、店頭の黒板にリストが出ている。イタリアンのお店だけどワインはチリやフランスのラインナップも。

のむのむ様 は、ランチで訪問したのに “ どう考えてもワインを飲む必要があるとしか思えないような前菜が出てきた！” と述べておられるので、念のため留意方（笑

さて前菜よりも先に、全員分の フォカッチャ が登場。

ほかほかの温かさで、オリーブオイルの香りが実に良いですねー。
そして、この美味しさを引き立てている黒い粒・・・ これ、塩なんですね。

そして 前菜。これはＤ「贅沢ランチ」の内容で、Ｂランチ・Ｃランチとの違いは生ハムとトマトが加わっていること。

甘い香りをたてるエビとホタテ、それに芽キャベツのグリル。
こんがりと香ばしく、これまた塩を上手に使っているなぁと感心。
小さな土鍋のほうは、歯ごたえのよいカブなどでオイル系の風味づけ。

さて、各種パスタ がきましたよ・・・☆

Ｂランチ 「祝い鳥と長ナスのトマトソース・タリアテッレ」。

同じくＢコースの 「カキのタリオリーニ」。

個人的には、コレが最も美味しかったなぁ。
カキの旨味エキスが、すばらしく鮮やかに塩味のソースに溶け出している。
これをからめた細麺は、どこか中華の香港麺を思わせる独特の食感。
素材の美味しさを引き出しているのは・・・ やはり、塩。

そしてこちらはＤランチ・贅沢コースの 「特製手打ちパスタ」。

どれも美味しいのだけど、やはり際立って鮮やかな印象が残ったのはカキですね。

このお店でパスタを選ぶなら、具材や麺より、まず 「塩味ソースのは？」 と聞いてみるのがオススメかも・・・☆

続いて、Ｃコースのメイン 「鮪ステーキ」 が登場。 おお、分厚い！

五穀米 赤米入りごはん つき。お茶碗に入ってて、なかなか量が多い。
（ すんません、五穀米じゃなかったと・・・☆ ）

じつに食べごたえがあって、しかもうまい。ワサビがよく合う！

この焼きかた・食感と味付けは・・・
「たけだ」 などのマグロステーキとは全く違います。
もう、そのまんま “カツオのたたき” のマグロ版！としか思えない。

難点としては、健康ごはんも結構だけど 「マグロの美味しさを引き立てるには、やはり白飯がいちばん合う」 と感じるお客は多いだろうと思われるので、ライスの種類を選択できるようにしてほしい、ということ。

それと、お茶碗に入れたごはんはフォークだと食べにくいので、お皿に盛るか、またはお箸も出すか、というスタイルにしてほしい。

ああ、それにしても・・・

楽しき食卓、みんなでシェアして各メニューを食べ比べるってシアワセ♪（笑

ところで、やはり当店は “塩” にこだわりを持っているなと思わされる。
上の写真、お皿の左上にある黒いのと、右上にある赤いのに注目を。



・・・と思ったら、Ｄランチに出てきたフォカッチャの “おかわり” は、赤いほうの塩。
これはパプリカなどで独自の風味にしたミックスド・ソルトなんですと。

そしてＤランチ・贅沢コースのメイン。これが圧巻でした！

甘鯛のロースト。
野菜とカキ、それに塩味で仕上げたジュのソース。

お皿が大きめなので身が小さく見えますが（笑）、じっさいは十分なボリューム。

なんたって、この皮がいい。若狭焼きのイタリアン・バージョン というか。
ナイフを入れると、“パリパリパリ・・・ シャワッ☆” っという、なんとも小気味良い音をたてて食欲をそそります。

表面の仕上げと共に、身のジューシー感も最高でした。

「 これは、確かにゼイタク・・・、大満足だよね！ 」
と、一同おおいに納得するのでありました。

シアワセの余韻、デザートタイム。



ちなみに、のむのむ様のお友達の、しずりん様の、そのまたお友達の（笑）
くーちゃん様が、当店の全メニュー・リストを掲載なさっておられます！

ともあれ、本当に良いお店がまたひとつ築地に誕生したのは嬉しいかぎり。

また来ましょうね。 ごちそうさまっっっ♪


★ その後、“夜” の訪問記事は → こちら！