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「高はし」 まぐろ3点盛り

loveletter 本題の前に・・・ 「ザルツブログ」 lara様、待望の帰国コンサート情報 notes
shinebell 12月25日:
東京chick 12月26日:penguin 12月27日:長野
fuji 1月1日:岐阜bar 1月2日:岐阜、bullettrain 1月4日:神戸cat 1月5日:神戸

さてさて。マグロ“赤” って、どんな “赤”!?

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訪問日 「2009/11/13」 ※最近の過去記事は → こちら

さて、先週読んだ雑誌の中から・・・
『料理王国』 では、南房総ツアー で訪れた 土浦漁港 のツチクジラ漁が特集冒頭に。
早くも、すでに懐かしい “夏の思い出” だなぁ~ sun


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『サライ』 の特集は、“ ニッポンのまぐろ: 旨さは「赤身」にあり ”
それはもう美味しそうな
マグロのお寿司やマグロ料理の写真が満載!なのですが。

うーむむ☆
恥ずかしながらワタシ、美味しいマグロを 美しく撮る のは失敗ばかり・・・ weep

過去記事からの、恥ずかしい例↓ >

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 > のっけから余談+弁解で恐縮ながら、デジカメを変えてから “赤”
 > 鮮やかな発色が得られず悩み中・・・。


原色以外の補色系では、けっこうキレイに撮れた こともあるんですが・・・

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他方 『めしとも』 では グルメ雑誌のカメラマンによる覆面座談会 が。

( 抜粋引用 )
「 デジタルになってから 生肉の写真 がおいしそうに見えなくなったね 」
「 デジタルがほとんど使われていない7、8年前のグルメ雑誌の生肉の写真を見ると、クオリティ高いし、おいしそうに見えますよ 」
「 肉はこんな色じゃないんだよ! 撮り直せ!っていう編集者が減ったよね(笑 」

( 引用ここまで )

へえぇ~☆
まあワタシみたいなド素人の悩みとは全くレベルの違う話だろうけど(汗)、デジカメってのは “赤” をキレイに撮るのが苦手なのかしらん。
上のケースではお肉のことを言ってるけど、同じ赤ならマグロだってそうだよなー。

自分で撮った、この写真なども “実物に忠実な色か?” と自問すると自信なし・・・(汗

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flair よっしゃ!
マグロの “赤” を、できるだけ本物に近い色で載せてみようじゃないか。 fish happy02


・・・ てなわけで、まずは 「良い写真には良い被写体から!」 ってことで当然のごとくお邪魔したお店がこちら。


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あんこう屋 高はし」 中央区築地5-2-1 (8号館)、電話:03-3541-1189
営業時間:08:00頃~13:00頃、※ 開店時刻は、ときどき変更もあり。
休業日:日曜・祝日・休市日

店内では、TKK様くま~のこびん様 にもお会いできました♪

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生ホンマグロ刺身3点盛り定食+奥久慈卵+ごはんおかわり(計3,150円)
※ お刺身は 「中トロ、赤身、ネギトロ」

ん?、写真が暗い って? そうなんですよね。フツーに撮っただけならね。
( 元画像からサイズだけ縮小してます )

ここから、なんとかして “実際に見たイメージを、なるだけ忠実に再現しよう” と。

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いや~、それにしても「高はし」に来たのは、やっぱり正解!
このマグロがね、ワインのテイスティングみたいに 舌から上アゴから口腔ぜんぶの神経を、電気が走ったみたいにビビン!と興奮させてくれるんですよ~☆
ふだんワタシがお昼ごはんを食べてる食堂のマグロでは、申し訳ないけど同じ現象はぜんぜん起こりません。

P1020515_2 特に個人的には、舌の両脇のいちばん奥のほう。ふつうは “苦味” を感じる場所とされるけど、ここから極上マグロの芳香がぶわっ!っと噴きあがるんですわ。

どこまでもなめらか~な身質と相俟って、極楽のひとときでございました。
ごちそうさまっっっ♪


さてさて。じつは今回、色の再現性を確かめるために 小道具 を用意しました。
写真の下のほうに見えるモザイク模様の・・・ カラーチェッカー というやつ。
( 色紙を並べただけで、しかもこんなに小さいのに価格は1万3千円!! )

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ところで話の大前提として、「パソコン画面で見た写真の色再現性」 は、以下の2つの条件に左右されます。

1.「 個々のパソコン画面が、それぞれ持っている仕様・設定 」
2.「 画像データに含まれる色彩情報 」


上記「1」は、ブログを書いてる側としては手も足もだせませんねー☆
じつは先日購入したネットブックでは、やけに青味の強い画面なんですよ。

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当ブログのタイトル画像にある “春” の文字が明るいピンクではなく、くすんだ赤紫に近い色に。
逆に、大阪の実家にあるパソコンの液晶では全体が赤っぽくなるんだよな・・・

てなわけで、以下は「2」の画像データの扱いについてだけ、市販の教科書 をお手本にして作業を進めてみましょう。

★ 以下、初心者による、初心者のための・・・
「 とっくに知ってることばかり 」 と思われる方は、たぶんワタシよりずっと上手なので(笑)以下は読む必要ありませ~ん
coldsweats01
 
 
画像加工ソフトは、定番の PhotoShop。いくつか前置きのような準備・確認の手順もあるのだけど今回は省略を。

ソフトを立ち上げて補正したい写真を出したら、スポイトマークの 「カラーサンプラーツール」 を選択。
そして画像を部分拡大し、カラーチェッカーがよく見えるように・・・。

F01

カラーチェッカーの、灰色のマスを明るいほうから4つ(白は除外)続けてクリック。

Hist08

画面には、クリックした順に番号が表示されます。

H03

情報ウインドウには、1から4までのR・G・B(赤・緑・青)の各データが表示されます。
続いて、「トーンカーブ」 を呼び出します・・・

F04

“このトーンカーブさえ完全に使いこなせれば、他のツールは一切無くても画像補正では困らない!” と、教科書の著者はおっしゃってます~☆

F05

ここで再度、さっきの1から4までのカラーサンプリング・ポイントを順にクリック。
※ このとき、「Shift」と「Ctrl」を同時に押した状態でクリックしましょうね。

F06

それからトーンカーブ画面の「チャンネル」をクリックして、まずは「レッド」のチャンネルだけ表示させます。

すると・・・ トーンカーブ上で、さっきの1から4までのポイントがマーキングされてます。
このマーク位置を動かすことで色の情報を操作できるんですね。

F07

ここからが、ちょっと面倒くさいのですが。
ポイントの「1」なら「1」の、Rの数字・Gの数字・Bの数字を足して3で割った平均値を計算します。

#1: (178+193+216) / 3 = 196
#2: (138+154+180) / 3 = 157
#3: ( 93+108+130) / 3 = 110
#4: ( 59+ 69+ 91 ) / 3 =  73


1から4まで、それぞれ平均値がでましたね。
そしたら次にトーンカーブ上で、まず「1」のポイントをクリックしましょう。

すると画面下に「入力」と「出力」の数字入力欄が表示されます。
んで「入力」には、最初に表示された数字をそのまま入れてやります。
そして「出力」のほうに、さっき計算した「平均値」の数字を入れます。

1から4まで、「レッド」のチャンネルで入力完了した状態がこちら。

F09

同じ手順で、「グリーン」と「ブルー」も、チャンネルを切り替えて入力します。

F10

出力の数字が全部、さっきの「平均値」に揃いましたねー。
この状態で「OK」をクリック。
これで、ひとまず 基本となる色彩補正が完了 です♪

P1020498a

この画像。ワタシのパソコン画面では、やや黄色っぽく見えるんですが・・・
そのへんは前述の 「各パソコンの画面仕様・設定の都合」 と判断します。

とりあえず 「フォトショップ先生は、これで正しいと言ってます」!

ところでさっき、写真が暗い のも気になりましたよねー。
どのくらい暗いのか、客観的に確かめてみましょうか。

F11

「ヒストグラム」 を表示します。
これ、いまどきのデジカメも撮影時にファインダー内に表示させることができて、明るさの加減を見るのに役立ちますよね。

F12

やはり画像データが、左のほう(暗部)に偏ってますね。

じつはコレ、「お茶碗に入った “ごはん” が白トビするのを防ぐため」 として、あらかじめワタシが意図的にデジカメを「明るさマイナス補正」にして撮影してるのも原因です。
白トビした画像は修整不可能になるのに対して、暗めの写真は明るいほうに修整できるので。

ともあれ。さきほどの「トーンカーブ」をまた登場させて、グラフの線をマウス操作のクリック&ドラッグで少し上のほうへ引っ張ります。

F18

不自然にならない程度に、加減してやりましょう。こんな感じかな?

P1020498b

ちなみにグラフの線を途中の3箇所ぐらい引っ張って操作する場合、基本的には「S」の字に近くなるよう動かすのですが・・・

P1020037a

この時のように 暗い部分が見えない写真を補正したいときは、通常とは逆に、グラフの線の下のほうを上向きに引っ張ります。

P1020037

違いが、わかるでしょうか。このときポイントは、暗い部分が見えやすくなっても、明るい部分は元画像からあまり変化せず、白トビしていないことです。


さて、ここから先はビミョーな話になります。すなわち、

“人間の記憶にある鮮やかなイメージ” と、
“ じっさいは地味な実物の色 ”

この両者を、どうバランスさせるか?という件なんですねー。

「 そりゃアンタ、“実物に忠実” ってのが第一だろう。
 個人ブログの写真だからって、好き勝手に美化すりゃ良いってもんじゃないし 」


・・・ うーん、そうかもしれませんけどねー。しかし、ある人いわく、

「 たとえば “恋人や子供の肌の色” は、愛する自分の記憶のなかでは非常に美しい色としてイメージされている。
もし、これを本当に “実物に忠実な色” で画像にして見せたら “ちがう、こんな不健康で汚い色の肌じゃない!” って怒られますよ 」


・・・ というのも、また事実。
どうするかは各人の選択に委ねるとして、“記憶にあるイメージに近づける方法” のひとつが下記の通り。

F14

PhotoShop の画面で、「色相・彩度」 のツールを呼び出します。

F15

画像の色をぜんぶ鮮やかにするなら「マスター」を。
補正量は、だいたい「15%ぐらい」が目安とか。

P1020498all

今回のように “赤” を強調した場合などは、個別チャンネルの「レッド」を。

F16

個人的には、このぐらいが良いかも・・・ と思います。

P1020498redonly


 
さて、ほかにも試してみましょう。こちらが元画像。( サイズだけ縮小してます )

P1020512_2

補正後がこちら。

P1020512redonly


それから、トーンカーブの補正内容はパソコンに記憶させることもできます。
カラーチェッカーの入った写真を撮って、これの補正値を「保存」してから・・・

P1020519

カラーチェッカー無しで “本番用の写真” を撮り、さきほど保存した補正条件を読み出して適用すれば、ホラこの通り♪

P1020515b

 
ま、そんなわけで 初心者による初心者のための PhotoShop 入門、

「 マグロの
って、どんな 赤!? でした~♪
 
 

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コメント

こんばんは!初書き込みさせていただきます。

カラーチェッカーって1万3000円もするんですか!?
すごい。

でもその甲斐あって最後のマグロはうまそうですね!!
マグロの町生まれの俺ですが最近はメバチばかり。
本マグロ食べたい!

投稿: hiball555 | 2009年11月14日 (土) 19時52分


つきじろう様。

ふむふむ、まぐろ三店盛りと、超上級者向けルービッ、、、あれっ!!!


つきじろう様ったら!!!!!
ビックリさせないで下さい〜〜。涙
スゴいです、
しかも「長」「野」に気付いて下さっていたのですか?!
お手数をおかけしまして、そして優しいご配慮、感謝感激ですlovely

沢山の方々に来ていただけそうです。楽しいコンサートをお約束出来るよう精進いたします。


>まずは 「良い写真には良い被写体から!」
うふふふ。私も良い被写体が食べたい〜〜@。@

このカーブを作って友人が作業しているところは何度か見た事あります。面白いですよねー、ちょっとだけで随分変わる。
色って、難しいです。。。


投稿: lara | 2009年11月14日 (土) 20時01分

浅草海苔もめちゃくちゃおいしそうです~☆

やっぱりマグロは一番美味しいのを食べて、それを基本のカラーチェッカーとして活用するならばお昼の食堂でマグロを食べ過ぎることなく・・・というお話、でしたっけ。ありゃ?機械音痴でずびばぜん(。。;

投稿: 早坂 | 2009年11月14日 (土) 21時36分

◆hiball555様、

 いらっしゃいませ~♪、今夜もハイボールを飲んで、さきほど
 帰宅したワタシです。
 朝型人間としては、これからの忘年会シーズンは試練の時に
 なりますが・・・あ、さっきのお店ではショウガが無くて
 残念でした(笑)
 
 マグロの水揚げ地で生まれ育ったhiball555様、ぜひぜひ
 良いマグロの見分け方を教えて下さいませ~♪
 
◆lara様、
 
 ルービッ○・キューブ、なつかしいですねぇ・・・と思ったら
 わりと最近、一部でニューウェーブというかリバイバルの話も
 あったような。
 
 さてさて年末年始の演奏ツアー、ぎっしり予定が詰まって
 きましたね!!
 くれぐれも体調を整えて、お酒は控え・・・あ、いや(汗)
 とにかく築地でも食べまくれる(!)ように、ベスト・
 コンディションでのご帰国をお待ちしておりま~す♪
 
◆早坂様、
 
 お刺身の添えられた岩海苔、浅草産かは存じませんが(汗)、
 たしかにコレだけでもご飯をおかわり!と食べたくなるほどの
 美味しさです☆
 
 マグロ専用のカラーチェッカー、欲しいですか。そりゃもう
 欲しいですよね!?(笑)

投稿: つきじろう | 2009年11月15日 (日) 00時34分

こちらの記事を拝見して、マグロが急に恋しくなりました!
補正のしかたで魅せ方が全然違ってくるんですね。
勉強になります。
話は逸れますが、『奥久慈卵』も黄身がプリッと盛り上がっていて濃厚でおいしそうですね。
卵ごはんまで恋しくなってきました!

投稿: まいたーん | 2009年11月15日 (日) 01時28分

うわぁ、私はとてもそこまで手をかけられない!
RAW現像の最中に睡魔に負けてオチる位ですし(´・ω・`)

しかしマグロ三種盛りも、勝手にマグロ丼も、とても
美味しそうに写ってます!

投稿: 神崎 | 2009年11月15日 (日) 08時25分

うはー・・・凄い。参考になります~。
同じ被写体でも、人によって色が全然違う時がありますよね。
ハヤシライスとか、撮影条件が良くても上手く色が出なくて^^(汗)

投稿: shun_325 | 2009年11月15日 (日) 08時42分

神戸情報の追加ありがとうございます。
ワタシは加工ツールまでは手がかけられないのが現状です。よく言えば一期一会(爆)、ありていにいえば行き当たりばったりが限度ですね(^^;;;

投稿: 旦八 | 2009年11月15日 (日) 10時48分

◆まいたーん様、

 築地市場では、お祝い事には欠かせないタイなどを扱う
 専門の中卸店を「赤物屋さん」と呼ぶそうですが・・・
 しかし、あちらは魚体の表面が赤いもので、基本は
 白身のお魚ばかり。
 
 身の赤さと味のインパクトでは、やっぱりマグロが
 最高かな~と思いますね!!
 
 ちょいと元気をつけたいとき、まぐろをガツン!と食べるのは
 やっぱり効きますよね☆

 玉子かけごはんも付ければ、もう最強!?(笑)

◆神崎様、
 
 今回のような例だと、RAW撮影の画像データなら補正値を
 すべて共通で使えるから、ある意味では楽チンかも・・・
 
 コンパクトデジカメでは1枚ごとに親切丁寧な(笑)自動補正が
 加わるので、最初の1枚を頼りにホワイトバランスを決めても
 2枚目以降は当てにできないという・・・
 
 あ、ちなみに今回のケース「その2」では、白いごはんの上に
 マグロの赤色と玉子の黄色、それに大葉とお新香の緑色を
 並べることができたので、テスト画像には最適でした♪
 
◆shun_325様、
 
 記事1件ごとに写真の数が多い場合は、まあ今回みたいに
 いちいち計算するのは大変ですから補正ソフトの「自動補正」に
 頼るわけですが・・・☆

 > ハヤシライスとか、撮影条件が良くても上手く色が出なくて
 
 そーですねー。カレールーやドミグラス・ソースなどの場合は
 色が違っていても気がつかない可能性が大きいでしょうねぇ。
 
 いっそ、ブログの読者参加企画として特定のお店のハヤシで
 ちょっとづつ色を変えた写真をならべて、
 「ハヤシライスの色あてクイズ」なんて、いかが?(笑
 
◆旦八様、
 
 lara様の神戸ツアー実現の、影の立役者が旦八様ですね!!
 関東でも関西でも、lara様の演奏に魅了されるファンが一気に
 激増することでしょう♪
 
 > よく言えば一期一会
 
 また会いたい相手には会いにくく、もう会いたくないと思う
 相手にかぎって会ってしまうのが世の常とか(笑)
 
 しかし今のワタシなどは、会いたい人にいつでも会えるという
 シアワセを謳歌できるのが、築地というワンダーランドです♪ 
 
 

投稿: つきじろう | 2009年11月15日 (日) 21時12分

うおっ!
凄い濃くて実用的な素晴らしいエントリです。
このページを「ブックマーク」します。
いや~素晴らしい!!

投稿: 佃の旦那 | 2009年11月17日 (火) 21時05分

◆佃の旦那様、
 
 いやぁ、自分の不勉強さを今さら露出する感じで恥ずかしいの
 ですが・・・まあ、こーゆーネタも「日記」としてはアリかと(汗

投稿: つきじろう | 2009年11月17日 (火) 22時46分

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