『築地あるき』 オールカラー書籍版、発売!
訪問日 「 2009/11/06 」 ( その他、最近の過去記事は→ こちら )
小田急百貨店・新宿店、「築地の粋な味めぐり」 の2日目。
会場である11階フロアの、ちょうど真下にあたる三省堂書店。
( お店の許可を得て、店頭で撮影させていただきました。
掲載写真についての全ての責任は当ブログ筆者、つきじろうにあります )
なにやら、見おぼえのある後ろ姿(笑) ・・・手にした本は、とうぜん、こちら☆
飛鳥新社刊 『築地あるき』、店頭正面の真ん中に!
この光景・・・ 我が事のように嬉しい、感激の瞬間でした☆
あわただしく写真を撮り終えて、購入した3冊を鞄の中へ。
帰路の電車では、ページをめくる手も震えんばかり(笑)
( 追記写真: 11階の築地フェア会場にて許可を得て撮影の 「中栄」 )
その内容・・・ オールカラー って、こんなに色ツヤが躍るものなんですね!!
お皿のうえの魚が、湯気をたてて泳ぎ出すような錯覚が!?
グルメ系の漫画で、こんな鮮やかなオールカラーって滅多に無いからなぁ~☆
( 同じく築地フェアのイートイン 「きつねや」 )
食べ物だけじゃなく、似顔絵 のラブリーなこと・・・
築地の食堂でおなじみの、あの顔ぶれ。個人的には 「真寿舎」 ご主人の似顔絵が癒し度レッドゾーン・オーバーの激似で、悶絶級でした!!(爆)
( こちらは、本日終了後の 「千秋」 )
そしてそして。期待にたがわぬ 超・骨太マニアックぶりを発揮 していたのが、書き下ろしで収録された、ボリュームたっぷりのコラム☆
と申しますか、明らかに期待値を上回ってますよコレ(汗)
自分が何度も食べた、おなじみのメニューでさえ・・・ こちらのコラムを拝読すれば
「 あ!、そういうことだったか 」 と思わず手を打ち、胸中で快哉また快哉。
築地アジフライ論 は、ついに前人未到の完成度に。チャーハン食べくらべ は、これさえ読めば目隠ししてでも各店の味を特定できるほど!?の的確さ。
( 「寿司清」 は、かっちりとした店構えのなかにカウンターとテーブル席が )
そしてこれからの季節・・・ 「冬の牡蠣百景」 は、これを読まぬまま築地の牡蠣を食べ歩いたつもりで冬を終えてしまったら、まさに一生の不覚。
さらに特出しコラムの 「めし丸」 や 「小松」 などは・・・ 深い!、深すぎるっ☆
( 夕方7時ごろ、だんぜん大行列だったのは 「鳥藤」&「宮川」! )
ともあれ全体を貫いて印象的なのは、
世に言う “築地だからうまい”、“新鮮だから、ブランドだから・・・うまい” といった
イメージ先行型の視点を排し、とことん 「論より証拠」 で説得力ありまくりの実証志向 に立っていること。
この本は 「築地グルメの入門書?」 と聞かれたら、それも正解。
でもね・・・ワタシ自身にとっては、
「 (ワタシのように) 漫然と歩くばかりでは見過ごしていた、ディープでエキサイティングな築地の姿が、いま初めて見えてくる本 」
・・・ってことになります。
築地へ行ってみたい人には、もちろんオススメ。
築地を知っている人なら、さらにオススメ!
そういう本です。まずは書店で、お手にとってご覧になると良いですよ・・・♪
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コメント
ばんざーい!!やったー遂に出たー!!早く見てみたいです!身近になべひろさん&おざわゆきさんが居る事が僕の自慢です!
投稿: 釣りキチ四平 | 2009年11月 7日 (土) 06時22分
もう読んでいただけましたか。
ありがとうございます。
原稿よりちょっと色が濃く出てしまっているんですが、
カラーな料理たちはちょっといいでしょう。
でも、本物の美味しさは伝えきれない。
実物を見て食べてと、声を大にして言いたいです。
詳しい紹介ありがとうございます。
投稿: なべひろ | 2009年11月 7日 (土) 06時44分
夕べは短い時間ながらもつきじろうさんの素晴らしい取材を拝見できて、しかも出演までできて(*゜ー゜)楽しかったです!
帰ってからゆっくり本を堪能しましたが、もうヨダレがでること請け合いですよね( ̄ー+ ̄)
そして今日の朝ごはんがさらに悩むのでした・・・・
めったに行けない築地。おいしい選択肢をたくさん読んで悩みまくりです(⊃д⊂)
私もつきじろうさんの胃袋が欲しい!!
投稿: かなめ | 2009年11月 7日 (土) 07時22分
つきじろう様。
あなたをして「実証志向」と言わせるこの本、もう折り紙付きです
早く手に取って眺めることが出来る日を心待ちにしています!!
おざわゆき様、なべひろ様、おめでとうございます!!!!!!
投稿: lara | 2009年11月 7日 (土) 09時07分
もう出たのですね、早く早く読みたいです。
2巻をジローさんのところで買ってから虜になり、
すぐに1巻を墨田書房で(^^)
手に取る日がとっても楽しみです(^^)
投稿: Jin | 2009年11月 7日 (土) 09時36分
◆釣りキチ四平様、
ワタシ自身も、まさしく万歳三唱!欣喜雀躍☆の心境です♪♪♪
こんな素敵なお仲間とご一緒の体験ができることは本当に
シアワセです・・・!
なお、もちろん釣りキチ様と交流できることもワタシには
この上ないシアワセなのですが・・・
「ご一緒の経験」ができるかは、いささか胃袋の都合も
ございまして(爆
◆なべひろ様、
さっそく購入しまして夢中で読んで・・・あやうく電車の駅を
乗り過ごすところでした(笑)
カラー化&コラム書き下ろしの効果たるや、想像をはるかに
上回る素晴らしさですね!
本日「フォーシーズン」で伺った通り、確かに色味としては
黒が引き締まるように濃いめに補正するほうが、料理の迫力が
アップするようで好ましいです。
> 実物を見て食べてと、声を大にして言いたいです


それこそが「築地あるき」の使命ですね
一人でも多くの方々が、この本を通じて「築地に行こう!」と
夢中になって下さることを切望しております☆
◆かなめ様、
わずかな時間でしたが、どうにかお会いできて嬉しかったです!!
店頭でのサクラ役(?)、お疲れ様でした☆
でも実際に本を買っておられるから、決してサクラじゃないと
思いますよ~☆
> そして今日の朝ごはんがさらに悩むのでした
あはは!、でも逆に言えば「これからずっと通い続けても
飽きる心配が無い」とも言えますね!
『築地あるき』を片手に、ぜひ築地の奥深くまで探検の日々を
楽しみましょう!!
◆lara様、
> 「実証志向」と言わせるこの本、
いまや外国人にとっても、日本で有数の観光地となった築地。
それだけに「イメージ先行」の部分も大きいのですが、この
勝手なイメージが、いずれ薄らいだ先にあるのが、ただの
幻滅か?・・・という疑問を抱いたとき、断じて「否!」と力強く
答えて「本当の築地の楽しみ方」を提唱してくれるのが、まさに
この『築地あるき』です。
その意味で、ワタシは本当に心強い「実証志向」を本書に
感じております・・・!
◆Jin様、
> 早く早く読みたいです
早く早く読んでください!(笑
ジローさんのとこでご覧になった旧版モノクロ漫画が、ついに
総天然色となって躍動感あふれる新バージョンに生まれ変わって
いますよ!!
投稿: つきじろう | 2009年11月 7日 (土) 21時00分
うわぁ、思い切り出遅れてしまいました。
何はともあれ、なべひろ様、ゆき様、おめでとうございます。
私も早く読みたいです。
私の手元に来るのは今度の火曜、10日の予定です。
先日米花でなべひろ様にお会いした時なべひろ様に
気づかなかったのは、実は・・・
作中のなべひろ様の顔が強烈にインプットされて、
ご本人のお顔を忘れていたというのが真相です(^_^;)
つきじろう様
4Sのマスターが「28日、食いもんぜんぶ四平さんと
つきじろうさんに喰われちゃうんじゃない?」と
非常に警戒されてましたよ(笑)
投稿: 神崎 | 2009年11月 8日 (日) 08時15分
◆神崎様、
> ご本人のお顔を忘れていたというのが
ワタシの場合も、本人の顔より某氏のマンガの似顔絵のほうが
イメージがひろまっているようで(汗
> 4Sのマスターが「28日、食いもんぜんぶ
ではダイエット・モードってことで飲み物のほうを中心に
いただきますか・・・!?
投稿: つきじろう | 2009年11月 8日 (日) 21時43分