自炊メモ： ネボッケ（根ぼっけ）、ほか

べつに 寝ボケ てませんが、何か？
（ そういや、「祢保希（ねぼけ）」っていう土佐料理店もあったなぁ・・・☆ ）

掲載日「2009/11/23」  最近の過去記事は → こちら

今日もまた気持ちの良い秋晴れだったので散歩に出たところ、見慣れないオープンカーがカップルを乗せて走り去り・・・
ふ～んだ！、カッコつけちゃって。そんなの見てやんないもんね～！っとワタシは無視を決め込んだのですが。
そのあと続々と、珍しい（と思う）クラシックカー が来ること来ること！
レストア愛好家 のイベントだったんでしょうか。
こりゃすごい被写体だ！と、カバンからデジカメを取り出したのですが時遅し。
すでに車列は、交差点をまがって視界から消えたあとでした。あーあ。orz


・・・ ま、それはともかく（汗） 土曜に買ったおサカナ での自炊メモです。

「富士恭」 で購入した ホッケ、800グラム。価格はキロ当たり900円なので税込み720円。（ 築地市場の仲卸も、ようやく “内税価格” になったんですね ）

頭部についたタグに、「恵山産・バキバキ・根ボッケ」と刻印されてます。

「ねぼっけ」ってのは ぼうずコンニャク様の図鑑にある通り、群れと一緒に移動せず大陸棚あたりに居付いて大きくなったホッケとのこと。
ちなみに「ホッケ」の漢字はサカナ偏に「花」なんですけど、パソコンの変換では出てこないみたい・・・
それと 「バキバキ」 ってのは、漁船上で生け締めして、所定の処理を行った、というブランド認定の証明なんですと。

腹がふくれているなと思ったら、しっかり卵も持ってました。

さて、せっかくの “刺身用” ホッケなんですが・・・
ワタシの連休生活の都合上、食べるのが後回しになるので（汗）、さばいてから軽く醤油に漬けておきました。

それと、同じく 「富士恭」 でゲットしたのが、ハタハタ。
価格はキロ当たり 2,500円で、10尾買ったところ1.8キロで計4,500円。

例の “つぼ抜き” の方法でエラとハラワタを取り除き、これも軽く醤油漬けに。
ぼうずコンニャク様の解説 にもある通り、ウロコの無い魚なので楽チンです♪

てなわけで、連休３日目の・・・
わりと 残り物っぽい材料 （汗）での昼ごはんネタ がこちら。

まずは、やっぱり 昼下がりのビール ですよね♪
築地名物でビールのお供といえば、やっぱり定番の くりから！
それと 先日の「ボワヴェール」 で、大間の町長さんから頂戴した べこもち。

くりからは、クリスピーに焼き上げた表面の食感と中身の香ばしいアブラが最高！
べこもちは、素朴な甘さが実に・・・ しみじみと美味しかったですよ～♪

続いてメインがこちら。

まず、向かって右が ハタハタ の しょっつる汁。

さて ハタハタを煮付けるときに欲しいのが、秋田名産の漁醤「しょっつる」。
昔はハタハタと塩だけで作ったらしいけど、最近は複数種の魚がミックスされた製品が多く・・・

でも、どうせならハタハタで作った “正統派” の しょっつる が欲しいよねぇ？
ところが残念なことに、なかなか築地を探しても見つからなくて・・・

てなことを先日、「築地あるき」 の なべひろ様 に話したところ、
「それなら有楽町にある 秋田のアンテナショップ で売ってますよ」 と。こともなげに・・・☆
つくづく、この人の脳内データベースは築地だけではなく、どこまでカヴァーしているのか！？ と。
内心ひそかに舌を巻いたワタシなのでした！！

ハタハタは煮崩れしやすい魚なので、軽く焼いてから鍋に入れました。

野趣あり、うまし☆

そして ネボッケ のほうはと言えば・・・
ぼうずコンニャク様もオススメ 「ちゃんちゃん焼き」、ちょうど一昨日の TBSテレビ「キズナ食堂」 でも、全国の知られざる 激ウマ・ローカルグルメ！として紹介されてましたねー。



バターを溶かして、ホッケを入れて、お野菜をどっさり！

さらにワタシは、全体が見えなくなるほど（笑）キャベツをのっけて・・・
あとは、お酒と味噌ダレで味付け。フライパンに蓋をして蒸し焼き状態に。

さて、お味のほうは・・・

ふむふむ・・・☆

ウマイことはウマイのですが、より知名度の高い “サケのちゃんちゃん焼き” と比較すると、サケのような味の強烈さが無いですよね。
ホッケ自体は美味しいのだけど、ついついサケと比較して考えてしまうので、ちょっとホッケ君が可哀想という気もします。

ホッケの卵は、やや固くてプツプツと弾ける食感で、ちょうどハタハタの卵の小型版という印象でした。

ま、そんな感じで過ごした午後のひととき。

締めは、ヅケまぐろ丼 で・・・　ごちそうさまっっっ♪
　
　
（ 追記 ） ホッケのちゃんちゃん焼き、材料の残りはカレーに・・・ なかなかイケる☆