南房総ツアー4: 和田浦「くじら料理と月見の会」
訪問日 「2009/09/13」 ※最近の過去記事は → こちら
外房・内房の名料理人たちが腕によりをかけて下さった なめろう&さんが焼き、それにエトセトラ・エトセトラ・・・☆
移動の車中は熟睡…え?、着いた?(笑
和田漁港。ここは、日本全国に4ヶ所ある沿岸捕鯨基地のうちで唯一、関東で稼動している港とのこと。
海に面してクジラを引き揚げるための傾斜がついた、板張りの解体場。
風通しがいいなぁ・・・というか、すっごくオープン。
いざ 水揚げ・解体!ともなれば、それはもう周囲一帯が活気づくのだとか。
うーん、見てみたい。
・・・この日は静かで、陰影のなかを吹き抜ける風が心地よいばかりでした☆
和田浦の捕鯨は6月から8月までなので、ちょうど今はシーズンが終わったばかり。
・・・ というわけで忙しさから開放されると、地元では お祭り があるんですねー♪
去年からは、この 「くじら料理と月見の会」 と題した催しを。
主催する 「くじら食文化研究会 おかみさんの会」 から、「鯨料理の店 ぴーまん」 にお邪魔させていただきました。
お祭り直前でご多忙のところ ( なので、この日はお店の営業は無し ) を、女将さんが丁寧に鯨料理やクジラ漁のあれこれを説明して下さいました。
できれば、お店の料理も食べてみたかったのがホンネですが・・・(笑)、
それは、またの機会に!
さあ、海岸に向かいましょう。
おお、やってますねー。 月が出るには、まだちょっと早いけど・・・(笑
地元の、いい感じのお祭りですね!
観光で訪れたら、素直に一緒に楽しませていただきましょう。
揚げたての 鯨カツ~♪
お酒より食い気のほうに走るワタシは、特製 “くじら弁当(1,000円)” を。
( さきほどの試食会でワタシは、満腹するまえに時間切れ終了!でした☆ )
甘くて柔らかく、なんといっても鯨肉それ自体の香りがいい!
食べやすさで言えば、馬肉に負けず鯨肉もポイント高いかも・・・☆
余談ですけど昔、小学校の給食で出された鯨カツが美味しくなかったのは、きっと調理のとき揚げるのに使った油が悪かったのが原因だろうと思うんですよね・・・
あのアブラは、どんな良い肉の風味も台無しにしていたと思えてなりません。
じゅね様 が分けてくださった、クジラの刺身。
うーん☆、これまた柔らかくてスッキリうまい! やっぱり、これは赤身肉系・馬肉系の好きな人なら大感激まちがいナシの美味しさですネ。
まだまだ月は出てこないけど(笑)、夜店もステージも老若男女みんなシアワセっぽくて、雰囲気サイコーです♪
「鯨油のローソク」 って・・・ 火をつけたらクジラのにおいがするのかな?
ああ、お空が高~い・・・☆
そんなわけで。
なにはともあれ 秋の1日、パラダイス気分満喫の南房総でした。
お世話になった皆様と、ご当地ならではの美味に感謝です!
【 交通ルート参考 】 東京駅から千倉と和田浦まで足をのばす場合:
・ 東京駅八重洲口 から JR高速バス 「房総なのはな号(安房白浜行)」 で出発
→ およそ2時間15分で JR 千倉駅 に到着。( 料金 2,500円 )
※ ちょっと乗車が長いので、「とみうら枇杷倶楽部」 での休憩がオススメ!
・ JR 千倉駅 から 内房線(安房鴨川行) に乗車
→ およそ12分で 和田浦駅 に到着。( 料金 230円 )
※ この南房総の食文化体験ツアーは、南房総市観光プロモーション協議会 からの企画・ご提供をいただいたものです。
お世話になった関係各位に深く御礼を申し上げます。
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蛇足ですが今回、捕鯨を巡る議論でワタシも物申す!という意図はありません。
( あえて参考までにと言えば、こちら や こちら などを。)
このため、自説の主義主張を貼り付けるようなコメントがあっても、掲載せずに
削除することもありますので悪しからずご了承下さい。
なお メール は歓迎ですが、お返事はお約束できません。
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コメント
こんにちは。
ピーマンというお店の料理、よだれモノですねー!鯨のメンチカツとか、なかなかお目にかかれない。ずいぶん前に鯨のお刺身食べてからその美味しさに感激してまた食べたいと思っているのですが、なかなか見かけないんですよね・・
油は揚げ物において調味料だと聞いたことがあります。家で太白ごま油100%で揚げたらいつものよりだいぶ美味しくなりますものー^^
動画の軽快な音楽楽しませて頂きました。お祭りで生演奏で聞けるなんて、気分が盛り上がりますね♪
投稿: はーるん | 2009年9月21日 (月) 14時39分
◆はーるん様、
おサカナと同様、クジラ料理も奥が深そうですね。
戦後、飢えた日本人を救うため南極海で命がけの遠洋捕鯨を
していた時代には「味は二の次」だったかもしれませんが、今は
あらためて「クジラの美味しい食べ方」を工夫するのに良い時代
なのかも・・・と思うワタシです。
動画もご覧くださって、ありがとうございます。子供たちの
太鼓の音色にあわせて、南房総の潮風も感じていただければ
サイコーです♪
投稿: つきじろう | 2009年9月21日 (月) 20時54分