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南房総ツアー3: 「なめろう」「さんが焼き」試食会

ずばり狙いは、“主役” の座!

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訪問日 「2009/09/13」 ※最近の過去記事は → こちら 

“庖丁式” の厳かな空気で身をひきしめ・・・、さきほどオリエンテーションを受けた 「千倉町社会福祉センター」 へ。
広い厨房スペースで、今回のメイン企画 房総地方ご当地グルメ試食会!

地元の料理店や旅館の皆様 が腕をふるって下さいます。これは楽しみ♪

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聞くところによれば、「なめろう」「さんが焼き」 というのは房総エリアの伝統的な漁師メシであり、また家庭料理でもあったが・・・ 最近は地元の生活シーンからも姿を消しつつある、とのこと。

これらを試食して率直な意見を聞かせてね!・・・という趣旨なのだけど、その場の思いつきで好き勝手にコメントするのは気がひけたので(汗)、いちおう自分なりに対象となるメニューの位置づけを脳内で整理してみた。

ワタシなりに、“ご当地グルメのPR” を考える際のタテ軸とヨコ軸がこちら。
・タテ軸: 誰でも作れる家庭料理系か、それともプロの技を要するハイレベル系か?
・ヨコ軸: ご当地に客を呼びたいのか、それとも全国に出荷して売りたいのか?

Gourmetmatrix

参考までに・・・ “大間マグロ企画” のときは1から4まで揃ったんですよね。
1: マグロパテ・バーガー
2: マグロとアラメのライスコロッケ
3: マグロのモツ鍋
4: マグロの喉ツコのシチュー


さて今回は 「観光キャンペーンの目玉に」 との趣旨なので、は除外。
また奥田シェフの強力なサポート を得ているようなので、間に合ってます(笑

ならば我々の役目は、 でしょう。
「 地元のオーソドックスな家庭料理・・・ または、その延長線上にある食堂の料理 」 を味わって、それをどうすれば観光の目玉にできるか?を考えてみること。

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【 ぜひ強調しておきたい前提 】
今回いただいたお料理は、どれも大変おいしかったです!!

・・・いや実際、試食タイムが終わったあともワタシだけは お行儀わるく (汗)、
「 もうちょっと、いいですか?、もうちょっと食べていいですか? 」 と、けっきょく
ず~~~っと食べ続けていたんですよねぇ☆

つまりは、それほど美味しかったということ。
あくまでも、そーゆー前提で以下のコメントを・・・

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【 1 】 まず、客の心をつかむ。
シーフード目当ての客人には、和食なら “寿司” か “刺身” は外せない!


今回はメイン料理の試食会なので、なめろうさんが焼き、ほか 十数種類のお料理 をいただいたのですが。

・・・でも “本番” のお客さんを迎えるときは、お刺身とかお寿司も用意されることを考えてますよね?

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じつは正直なところワタシも、まずは 「ご当地の食材の良さ」 を知るためにも、お刺身を食べてみたかったなぁ~☆

・・・すみません。ココロのなかで思っていても、目の前の皆さんには言えなかったんですよ。
だって、魚をぜんぶタタキにしたあとで
「刺身をくれ」 なんて言うのは、床屋さんで髪を切ってから最後に 「うーん、もうちょっと長くして」 と言うのと同じですからネ(爆

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それに日本人ってのは、魚がうまい土地にきたら、なにが何でも寿司か刺身を食べないことには気がすまない!って人が多いですから。

あらかじめ客が持っている期待をテキトーになだめてから(といっても決して満腹しない程度に!)、その次の段階として 「じつは今日の主役はコレですよ」 と、なめろう&さんが焼き を出すのが得策。

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じつはコレ、築地グルメの話と同じ なんですよ・・・(汗

いかに 「築地のアジフライは素晴らしい!」 と確信していても、初めて築地を訪れた友人に、寿司店そっちのけでアジフライを食べてよ!とオススメすると、何かの悪い冗談か?と思われるのがオチですから☆

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【 2 】 リピーター客を “育てる” 。

そもそも一般的な認識として、アジやサバというのは全国どこでもフツーに買える魚、というイメージ がありますね。

なのでぜひ、
「 ここまで食べにくれば、こんなにうまいアジやサバがある! 」
というファースト・インプレッションを ガツン☆ と、お客さんに与えてほしいところ。
※ 関アジ・関サバのような “ブランド化” という手もあるのですが、今回のケースでは全国向け出荷ではなく、 「ご当地まで食べにくることに意味がある!」 というポイントは外せません。

※ 魯様いわく、「房総のキンメは、こだわる店では “稲取よりも、ずっといい!” と評価してるそうですよ」 とのこと。

魚自体の良さを知れば、「 またシーズンになったら食べに行こうよ!」 という気持ちになるというもので・・・

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今回ご協力の各店がそれぞれ食べさせて下さった、こだわりのある自慢の なめろうさんが焼き

この土地の魚が好きになって、リピーターになってくれた客こそ、やがて・・・
ちょうど築地で 「八千代」 と 「かとう」 のアジフライを食べ比べて、
「 マティーニで言えば、サカナっぽさがガツン!とくる八千代のはゴードン・ベース。それと対照的に、かとうのはクリアな軽やかさがあってタンカレー・ベースのような味わいだなぁ、ふふ♪ 」

などと語るのと同じくらい ディープ&マニアックなテイスティング体験 を楽しめるツウな客に “育っていく” のでは・・・☆

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【 3 】 “ 地元の家庭料理っぽさ” にも、“彩り” を!

一部の皆様からメールでご質問をいただきましたが・・・ 試食のあとの談話会で、
「 お料理に、もうちょっと赤色などの “彩り” が欲しいですね 」
と発言したのは、ハイ、ワタシです☆

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たとえば、こちらのサンマ。上手にフライパンを使って、竜田揚げのように仕上げて香ばしさが最高!なのですが。

・・・残念ながら、この “香り” は、写真では伝えられないんですよね。
伝わるのは、写真で見せる “画(え)” だけです。

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ここに、赤い はじかみ(=紅ショウガ)の1本でも添えてあればと・・・!!

ほら、たとえばカレーライス。
ワタシ自身は、福神漬けは 「あっても無くても、味の面では気にしない」 のですが。
しかし写真を撮る場面では、あの赤いアクセントが あると無いでは大違い!

ちょっと、他人様の撮った写真で失礼ですが・・・ 例を示しましょうか。
「やまけんの出張食い倒れ日記」様
記事の真ん中あたりにある なめろう ですが、圧倒的な緑と、シャープな赤!
・・・ まったく、心憎いインパクトでしょ?

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今回の試食会でも、皆敷をあしらうなど趣向をこらして下さったのですが・・・
こちらの さんが焼き などは、じつは味の面でも 真っ赤なチリソース をかけて写真を撮ってから食べてみたい!」 と本気で思いましたです(笑

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ともあれ、家庭料理に準ずる趣向としては・・・

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最もコントラストが印象的だったのは、この取り合わせでしたね。

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それと、これかな・・・?

えーと、繰り返して強調しますが、味はどれも素晴らしく美味しいのですよ♪

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「率直なコメントを」 という点に絞った記事になったので、それぞれのお料理についての解説が省略されてしまいましたが・・・(汗、
できれば、あとで改めて別記事で触れたいと思います。

あ、そうそう。
お刺身とは違うけど、“素材そのものの良さを痛感させてくれるお料理” 、個人的に特に好印象だったのがこちら。

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アサリの、すまし汁です。ダシも調味料も無しで、白髪ネギを散らすだけ。

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すすめられるまま、黒コショウを振ると・・・ これが実にインパクト最高のうまさ!

「 えーっ☆、何これ!? 」


・・・そう、コレなんですよね。この驚き。

なめろうづくし、さんが焼きづくし を味わうまえに、まずは材料のサカナ自体の美味しさを、これと同じようなレベルで

「 えーっ☆、何これ!? 」

・・・と、ガツンと印象づける趣向があれば、初めてのお客さんへの “つかみ” としては最高だろうと・・・!


あと、さらにプロでもアマチュアでも “ありがちなケース” として(笑

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「アサリが余ったから」 と、手早く作って下さった予定外の一品。

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これが実に、うまかったんですよ!!(爆)

ほら、よくあるでしょ?
お客さんのために!と大変な予算と手間ヒマをかけて作ったメイン料理よりも、たまたま余り物に塩を振っただけで出したような、いちばん手抜きした一皿が大ウケだった!、というような。
たしか、“空弁” でヒットした若狭の焼きサバ寿司も似たようなエピソードが・・・

はい、そこで。

【 4 】 自慢料理にこだわらず、“客にウケた料理” を見逃さない!

メニュー開発の現場では、 「 予定外の余りモノだったけど、あれは意外にお客さんが喜んでたよな 」 という場面を、決して見逃してはイケナイのです!!


ま、そんなわけで。

いろいろ勝手を申しましてスミマセン。でも本当に美味しかったですよ!
ごちそうさまっっっ♪

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【 Special Thanks 】 この日のお料理で、お世話になった方々のお店・旅館!
※ 住所リンクは地図。今回は、同じ房総半島といえども “内房” と “外房” の個性ある味を取り合わせて下さったのもツボでした!
キャプションは当日いただいたオリエンテーション資料より。

・「ちどり」: 南房総市千倉町北朝夷2865、電話 0470-44-0604
“房総半島の南端に位置する南房総千倉に寿し・割烹処 ちどりはあります。「妥協のない仕入れ」・「手抜きをしない料理」 をモットーに、自然豊かな房総の新鮮な海の幸や山の幸を活かした美味しい地物料理やお寿司を老若男女問わず、どなたでもお気軽に楽しめるお店です。”


・「政右ヱ門」: 南房総市千倉町忽戸497、電話 0470-44-4071
“食材には季節の新鮮な魚介類を使用し、それを新鮮なうちにお客様に召し上がっていただくため、全てのお食事はご予約制とさせていただいております。お客様一人ひとりにゆったりとおくつろぎいただくため、行き届いたサービスをコンセプトとし小さな宿で心を込めたおもてなしをご用意している宿です。「花の宿おもてなし宣言」で花の観光地づくり大賞受賞(H18年度全国で3箇所)。”


・「曳船」: 南房総市富浦町豊岡952、電話 0470-33-3760
“鯛のまち・富浦で民宿を営むご主人は、刺身として食べても美味しい鯛を、わざわざ湯通しして召し上がる「鯛しゃぶ料理」を開発した第一人者。現在でも経験豊富な漁師メシやアレンジ料理でお客様をおもてなしする、目の前に海辺が広がる民宿を経営。”


・「銀鱗荘ことぶき」: 南房総市千倉町平舘684、電話 0470-44-2527
“銀鱗荘ことぶきでは、とびっきりおいしいお鮨をゆっくりとお楽しみいただけるよう、『泊まれるお鮨屋さん』として親しまれております。また、併設の鮨割烹「帆(はん)」では四季折々の千倉の旬の味を、彩りと真心を添えてお出ししております。”


※ この南房総の食文化体験ツアーは、
南房総市観光プロモーション協議会 からの企画・ご提供をいただいたものです。
お世話になった関係各位に深く御礼を申し上げます。

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コメント

面白い!実に面白い分析ですよ~☆
1~4に分類するとどこかな・・・なんて思いをめぐらせながらお料理を見てしまいました。
なめろう。美味しいこと間違いないです!いいのが手に入ったときでないと作れないでしょうし。口の中に味が浮かんできちゃいます(・Q・)

あの話を思い出しました。カップヌードルを完成させるにあたって、どうしても赤い海老が必要だ!!
百福さんから海老探しの命を受けた、部長さん?課長さん?忘れました・・・フリーズドライにしてもなおかつ赤い、海老。なかなか見つからないんです。ところが接待か何かで呼ばれたホテルのバーではじめてみたんです(◎。◎; カクテル・シュリンプを!当時まだ珍しかったんです。で、カップヌードル誕生~\\(^◇^)

新しいメニューを考えるときに料理のデザイン画を描くコックさんがいますけれど、あれって必要なことだと思います♪

投稿: 早坂 | 2009年9月17日 (木) 23時58分

◆早坂様、
 
 あくまで自己流のマトリックスですので、ご愛嬌程度に・・・☆
 
 発見のヒントは、固定観念を捨ててアンテナを立てていないと
 つい見逃してしまいそうですねー。
 
 ところで、ちょっと面白いことがありました。後日お知らせ
 しますネ♪

投稿: つきじろう | 2009年9月18日 (金) 05時31分

なめろう~さんが~とくれば・・・・水なますは~?

漁師料理ですよ~

http://blog.goo.ne.jp/yoshikawasuisan02/e/2a55d734d3574601043fb467627f1e22

投稿: マグロ君 | 2009年9月18日 (金) 09時50分

いやー・・・凄い・・・。勉強になります。
下手なコメントするのが怖い^^(汗)

>お客さんのために!と大変な予算と手間ヒマをかけて作ったメイン料理よりも...

思わずうなずいちゃいました。これは自炊でも多いですよね。
仲卸で色々買い込んで時間かけたのに、
余ったアサリで作ったボンゴレが一番美味かった、みたいな(笑)

投稿: shun_325 | 2009年9月18日 (金) 14時45分

こんにちは。

ナルホド!な分析ですね。この視点でデパート等の地方グルメの祭事等を見てみると面白そうです♪

築地、このブログや他の方々のブログを見てから初めて行った時はお寿司やお刺身よりも「良質の素材で調理されたお料理」を食べたいと思ってます。それこそアジフライやエビフライ、シジミ汁、煮魚焼き魚など等・・

視覚は味覚とかなり太い繫がりがありますよね。料理人は感性を磨かなければならないと聞いたことがありますが、正にその通りだと思います。

投稿: はーるん | 2009年9月18日 (金) 15時08分

◆マグロ君、

 はい、途中の写真にもあります通り、なめろうを氷水に溶いて
 水なますも美味しくいただきましたよ~♪

 自分自身では、カツオを買ってきて「がわ」なども楽しんで
 おります。うだるような暑~い日には最高ですよね!
 http://tsukijigo.cocolog-nifty.com/blog/2006/07/post_e79f.html
 
◆shun_325様、
 
 > 下手なコメントするのが怖い
 
 いや~結局のところワタシ、思いつきレベルの域を出てません
 ですから(笑
 
 > 余ったアサリで作ったボンゴレが一番美味かった、みたいな(笑)

 いや実際、「余りものが、ごちそうに!」というのはグルメネタの
 キラーコンテンツに大化けすると思います。
 先日の「大間マグロ企画」も、まさに廃棄物の活用ネタで大いに
 魅力的な提案が目白押しだったし・・・☆
 
 これは別の記事でまとめて書こうかと思っているのですが、
 今回の “観光集客メニュー開発プロジェクト” という意味では
 海外の例として「ブイヤベース」が非常に参考になるかと
 思うんですよねー。

 「なめろう」は、基本的にお値段の安い近海魚を地元の人が
 あれこれ工夫して食べてきた方法の一つ・・・という経緯がある
 わけですが、「ブイヤベース」も本来は磯辺の小魚、それも
 市場では売れないような “雑魚” と呼ばれるようなのを
 ごった煮にしてるんですよね。

 でも、これじゃ観光客は来ない!ってんで具材を豪華にして
 ゴージャス版ブイヤベースを開発、おかげでマルセイユから
 世界的に有名なごちそうメニューになったわけですが。

 今でも現地の「ブイヤベース憲章」では、本物のブイヤベースは
 海老や貝なんて入れちゃダメ!ってことが決められてるんですね。
 
 これと同様に「なめろう」系のメニューも、「質素な本物」と
 「豪華な観光用(ただし邪道)」を、このさい割り切って
 別々に使い分けても良いのでは?と思います。

 ・・・でもまあ、そうなると「んじゃ、おまえは豪華版ってのを
 何か提案できるのか?」という突っ込みが入りますよね。
 
 そこはそれ、本文で書いた「4」を担当されている奥田シェフの
 お仕事になるかな?と(笑

◆はーるん様、
 
 > この視点でデパート等の地方グルメの祭事等を
 
 外房エリアのように交通インフラが比較的不便な場所では、
 なかなかお客さんが足を運びにくいってのが難点なので
 ご当地への集客よりも、域外への拡販に注力するケースが
 多いようですね。
 
 そこをあえて、今回の房総グルメ・プロジェクトは観光の目玉に!
 と考えようとなさっています。
 
 まあ食材自体、「なめろう」ってのは保存が利きませんから
 現地で食べるのが一番!という事情もありますが。
 
 東京湾アクアラインや高速道路の値下げで、マイカー客が
 アクティブになった今がチャンスなのかもしれません。
 
 ま、そんなわけでイロイロありますが・・・☆

 > 築地、このブログや他の方々のブログを見てから
 
 いつの日か、お役に立てれば幸いです!(笑)

投稿: つきじろう | 2009年9月18日 (金) 22時05分

こんばんは。

どの料理も美味そうなオーラを強烈に発してますな!
なめろうは下手に接写すると気持ち悪くなりがちですが
ここまで美味しそうに撮られるとは!

アサリのすまし汁の当り前の美味しさと、
【 4 】の項目でつきじろうさんが書かれたことは
簡単なことのようで中々気づきにくいことかもしれませんな。

投稿: 習志野習志 | 2009年9月18日 (金) 22時52分

素晴らしい分析かつ的確な感想は読んでいて楽しいものです。
様々考えなければならないこと多いですけど、ひとつひとつ階段を昇らなければ前には進まないですしね。

なめろうにはナッツ類とかクミンシードが合うのではと密かに思っております。
オリーブオイルで頂きたい。

投稿: 佃の旦那 | 2009年9月19日 (土) 00時17分

◆習志野習志様、
 
 > なめろうは下手に接写すると気持ち悪くなりがちですが
 
 やはり、キレイに撮れたのは「作った人の手柄」ですね!(笑)
 地元の巨匠が、ここぞとばかり気合いを入れて作って下さった
 逸品ばかりでしたから・・・♪
 
 > 簡単なことのようで中々気づきにくい
 
 ワタシにとっても、貴重な経験になりました。千葉ネタなので
 習志野習志様もご一緒できればと思ったんですけどね~☆
 
◆佃の旦那様、
 
 > 素晴らしい分析かつ的確な感想
 
 過分なお言葉、たいへん恐縮です~(滝汗

 ワタシの場合、感情が先走って「これスゴイ!」なんて絶賛
 するだけになりがちで、我ながら説得力が乏しく・・・(汗
 
 なので客観性を求められる場面では、それなりに基準なり根拠
 らしきものを提示するように心がけたいなと。
 
 > なめろうにはナッツ類とかクミンシードが合うのではと
 
 ナッティ・フレーバーは確かに相性が良さそうですね!
 もう10年以上も前になりますか、ヨコハマ中華街でも「中華風の
 刺身」として香草やナッツ、各種食用油を混ぜた生食メニューを
 よく見かけた記憶がありますが、あれは今どうなってるのかなぁ?

投稿: つきじろう | 2009年9月19日 (土) 06時59分

◇つきじろう様

先日は南房総まで足を運んでいただきまして、本当にありがとうございました。現地で対応していた一人です。

こちらの準備不足等、いろいろありましたが、楽しんでいただけましたでしょうか。ブログを拝見させていただきましたが、“発見”がいっぱいでさらにパワーアップした「なめろう」「さんが焼き」を地域の方々と一緒に開発していこうと思います。

南房総は、海の幸・里の幸と素材の魅力は確かなのですが、なかなか活かしきれていない現状。このような機会をとおして、また南房総の「食」を磨いていけるとよいです。

今後も楽しみに拝見させていただきます。ありがとうございました。

投稿: みずみず | 2009年9月19日 (土) 09時21分

当日の企画をした者ですが、とてもわかりやすい分析に感謝です。恥ずかしながらこれはもう素直に「学ばせていただきます!」という感じです。彩りや比較試食、そして予定外。いろんなキーワードと視点、現地で活かせるよう努めます。これからもよろしくお願いいたします。

投稿: 中島淳 | 2009年9月19日 (土) 13時04分

◆みずみず様、
 
 こちらこそ、今回のイベントでは本当に貴重な経験を、しかも
 心から楽しませていただきました。ありがとうございます!
 
 ワタシ自身のほうは拙いブログ記事で申し訳ありませんが、
 コメント欄での皆様とのやりとりも含めて、多少なりとも
 ご参考いただければ幸甚です。
 
 今後さらなる展開を心待ちにしております!

◆中島淳様、
 
 重ねがさね、こんな素敵な企画をお世話していただきまして
 本当にありがとうございます。

 ほかのブロガー諸姉諸兄の記事も拝読しつつ、ワタシ自身も
 心のなかで繰り返し、楽しかった余韻にひたっております・・・♪  

投稿: つきじろう | 2009年9月19日 (土) 17時59分

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