番外（原宿・表参道）： 看板の無いカフェのモロッコティー、「千疋屋」のマンゴーカレー

人生、あきらめないこと（！？）

訪問日「2009/04/19」  最近の過去記事は → こちら

築地ネタを小休止して、今日は四川料理のお話を書くつもりだったけど・・・
lara様の記事 を拝見して 「たまにはお茶でも」 と、気まぐれモードに☆

いい天気。ここは 原宿 ・・・ 人の多さはともかく、この駅って小さすぎますネ。
行きも帰りも、通路がギュウギュウ詰めで大変ですわ。

表参道をちょっと歩いて着いたのが、こちら。
外観は 黒ガラス で、明るい時間帯は店内の様子がほとんど見えんです。
看板も店名表示も無く、いかにもギョーカイ人が好みそうな（略

脇のほうに、隠し扉みたいな入口。
かまわず入ってみましょう。

「 いらっしゃいませ 」
「 お茶だけ、いいですか？」
「 あの～・・・申し訳ありません。機械の故障で今、お茶関係がぜんぶダメ で・・・ 」

今日はツイてないのかな。
せっかくなので、ふだん来ることの少ないオサレな街をぶらぶらと・・・
途中でラーメン食べたけど、この時点で記事化をあきらめてたので写真は無し（汗

いや待て、もしかするとワタシの服装が（表参道の基準では）ダサすぎるから・・・？
と、下衆の勘ぐり をめぐらして、さっきのお店に引き返すことに。（やあねえ）

「 のどが渇いたんで、ビールなら飲めますか？ 」
「 はい、・・・あの実は、機械がもうすぐ直りそうなんです。あと数分ぐらい待っていただければ、お茶のほうも・・・ 」
愛苦しい笑顔の女性スタッフ。ごめんよ。君を疑うなんて、ぼくがバカだった！

禁煙席は、例のガラス張りの１階席のみ。でも今日は爽やかな春の日和に恵まれたので、喫煙席でも良いからと ２階のオープンテラス に上がらせてもらいます。

注文は・・・ そう、モロッコティー（850円）。lara様の記事は → こちら！

お砂糖が別添えで出てくるかと思ったら、こちらの流儀は最初から全部入りのサーバーで出すというもの。グラスにはライムの輪切りが。

お味は・・・ 確かにお茶の渋み・苦味も感じられるけど、ここのはお茶というより
「ミント味のホット・レモネード」 ですねー。甘味は、ちょっと控えめ（笑）
きっと本場のは、もっと甘くするんじゃないかな。

飲み口は爽やかで、ちょいとラム酒などを合わせてみたくなりました・・・☆

しばし、心地よい春風を感じながら表参道を眺めるひととき。

あきらめずに戻ってきて、良かったです。ごちそうさまっっっ♪
（ あれ？、そーゆーつもりで戻ってきたんだっけ？・・・まあいいか！ ）

※ お店の情報は・・・
たぶん「表参道」と「モロッコティー」あたりで検索すれば探せるかも。
あ、そもそも飲み物のコースターに店名が（汗


帰りがけ、ついでに昼ごはんも食べておこうかと。（ さっきラーメンも食べたとかは、気にしない方向で ） 目についたのが 「千疋屋 原宿店」 の・・・

マンゴーカレー・ランチ（1,575円）
※ 数年前に日本橋店で やまけん様が絶賛していた という・・・☆

フルーツ系のカレーというから 「ア・ヴォートル・サンテ・エンドー」 みたいなトッピング・スタイルを想像したのだけど、こちらのはマンゴーがカレールーに溶け込んだタイプ。
コロコロと入っている具材は エビ で～す♪

食べた瞬間に・・・ ほんの一瞬だけど、フルーティーな甘さを感じる。
かすかに 「インデアン・カレー」 のイメージが脳裏をよぎるけど、ああいう極端なモノではないね。ほんとにわずかな甘さ。
ベースとなっているカレーは辛口の本格派っぽく、ショウガなど？の野菜類とスパイスの粒が舌触りにザラリと感じられる。

マンゴーの役割は、自身が前面に出ることではなく、ルー全体を下支えしてマイルドにすること・・・らしい。うーむ、うまいぞ！

付け合わせは福神漬けとラッキョ・・・ではなく、ドライマンゴー と 干しブドウ。
これを散らすと、一気に マンゴー風味のカレー になります（笑）

デザート と フルーツティー （ベースはハイビスカス・ティーらしい）をいただいて、
ごちそうさまっっっ♪

ところで店の前には行列ができていたのに、地下の客席は空席もあり、なぜかテーブルに突っ伏して爆睡しているお嬢さんも・・・（汗

なにはともあれ、おだやかな良い午後でした。