« 八戸編5:「DA介」「高はし」 | トップページ | 「高はし」37・38 »

「鳥藤」・「南ばら亭」

築地場外市場。どちらも、好対照な 美味しい親子丼 がいただけます~♪

Od020

Od030

訪問日 「2009/02/16」 ※最近の過去記事は → こちら

祝☆ ヒロキエ様「食い道をゆく」アクセス400万PV 達成~♪
で、本日の記事 が親子丼のお話だったので単純に影響され・・・(笑)

Od015a_2

Od025a_2

美味しい親子丼を求めて 築地へ!
( 注: 400万PV達成を知ったのは帰宅後、あな様のコメントで )


Od020_2 鳥めし 鳥藤 分店」 
中央区築地4-8-6 【地図】
電話:03-3543-6525 
営業時間:07:30~14:30
休業日:日曜・祝日・休市日

場外の鳥料理ならココ!というお気に入り店でありながら、考えてみればワタシは今まで普通の親子丼を食べてなかったですねー。

やっぱり 「水炊き」 とか 「ぼんじり丼」 とか 「親子カレー」 とか 「シャモロックすき焼き」 とか、親子丼の他に目うつりする魅力的メニューが多すぎますから!(笑)

で。改めて、こちらをいただきます☆

Od012

親子丼“塩”(700円)
このように、親子丼だけ単品で注文しても鶏スープは一緒に出してくれます。
このほかに小鉢とお漬物がつくセットは850円。

まずは、この 濃厚白濁スープ をずずっと・・・☆

Od018

ぷはーっ☆
冬の朝 にいただく、この 温かいスープ のうまさときたら・・・
夏の夕方に飲む、冷た~い生ビールと同じぐらいカンドー的!

Od015

さて親子丼の好きな人なら誰でも興味を示すであろう、こちらの“塩味”。
食べてみると意外なほどの薄味で、塩自体の主張は目立ちません。

塩味は、あくまでも 鶏肉と玉子の “引き立て役”
それに少し、ピリッ!とくる刺激があって・・・ 店員さんに聞いてみると 「佃の旦那」様が書いておられる 通り、“柚子コショウ” が正解でした!

なお、こちらの親子丼で 好みの個人差が出るポイント“鶏皮” だろうと思います。

Od017

地鶏ならではの皮のうまさ。これが好きなワタシなどは感涙モノ!
が、人によっては「トリの皮って苦手」ということもありますから・・・☆

いろんな食感を楽しめるという意味で、地鶏ってアンコウにも似てるかな?
ともあれ美味しかったので・・・ ごちそうさまっっっ♪


続いてお邪魔したのがこちら。

Od030_2 「南ばら亭」(←過去記事リンク)
中央区築地4-14-14 【地図】
電話 03-3248-8085
営業 07:00~14:30
(日・祝は10:00~14:30)
水曜定休

こちらの親子丼、前回 は去年の 築地土曜会 で集合場所にテイクアウトで持参したんだっけ・・・☆

「いらっしゃいませ。おひさしぶりですね」 と、笑顔で迎えてくれるご主人。
相変わらず実直で几帳面な職人!という雰囲気ですね。

Od021

親子丼(700円)
味付けは濃いめで、しっかり系。隠し味は赤酒( = 灰持酒 )。
玉子のトロトロ加減は、さすがだな~☆と感じさせる絶妙の按配。

Od025

このうまさは、「築地ランチ日記」ジジの飼い主様「今まで食べた親子丼で一番かも」 と絶賛なさっていた通り。
鶏皮の存在がほとんど感じられないのが、個人的には物足りないですが(笑

で。この親子丼だけでも美味しさ満点なのに、こんな 名脇役たち が!

P1210089c_3 まず、味噌汁がわりに登場した 鶏スープ
 
色が薄くてネギたっぷりなので中華料理店のチャーハンについてくるチキンスープを想像したけど、味わってみると脂が控えめで実に上品な 割烹系
和食のお吸い物に近いものを蕎麦猪口で・・・という趣向と思われ、「鳥藤」の濃厚白濁系とは対照的な美味しさ。

ただこの上品さは、味付けが濃いめの当店の親子丼を食べるお客さんにとっては「何これ?、薄くない?」と思われる可能性もあるかなと・・・☆

P1210089a 続いては、秋田名産の いぶりがっこ

親子丼が濃いめの味なので、途中で味覚がダレてくると普通のお新香ではリフレッシュ感が小さいと思われ・・・
そんな時、こういう 鮮烈なスモーキーフレーバー のあるお漬物ならば、文句なしに効果絶大!

美味しくて、下の写真は撮るまえに一切れ食べてしまった後だけど(笑)

Od027

P1210089b そして脇役のトップスター!?
それが、この あおのり

皆様、親子丼に青ノリをかけた経験がおありでしょうか?
ワタシは今回、初めて試してみて・・・
その 劇的な効果 に、「これをもっと早く知っていれば~!」と内心、激しく地団駄を踏んでしまいました。

ひとふりで、どんぶりを磯の香りが包みます♪
硬派な味付けだった親子丼が、爽やかな甘いフレーバーで大変身☆

Od029

今後、ほかのお店で親子丼を食べるときには “マイ青海苔” を持参したくなること間違いなし・・・。

ごちそうさまっっっ♪


★ まとめ ( あくまで個人的感想です ) ★

両店とも、同じ700円という安さを考えると本当に大感激の美味しさ!

鶏肉の吟味では「鳥藤」に分があり、特に“皮つき”のうまさは魅力。
ただし地鶏ならではの皮と肉質の弾力・歯ごたえが、お客さんによっては「食べにくくて邪魔」と思われるかも・・・という諸刃の剣。

「南ばら亭」は、親子丼を作る職人技に年季の功あり。
さらに強力なサイド・アイテム群が加わって、まさに鬼に金棒。
惜しむらくは、地鶏のうまさを求めるならお値段が大幅増しの上位メニュー(1,200円~)になること。

ともあれ・・・、
やはり築地はシーフードだけじゃない!と再認識できる両店・良店なのでした♪

  
 

|

« 八戸編5:「DA介」「高はし」 | トップページ | 「高はし」37・38 »

コメント

親子丼に青海苔・・・
あると思います!!(^^)
私も皮&スープが楽しみ派でございます♪

投稿: まろ | 2009年2月16日 (月) 18時32分

なんばら亭の親子丼を食べに日曜日に築地へいくこともある僕ですが(笑)青海苔は試していませんでした。
そうだったのか。次回行った時は、必ず試してみます。

投稿: なべひろ | 2009年2月16日 (月) 18時43分

ご紹介ありがとうございます。
私もなんばら亭の青海苔には気付きませんでした。
なるほど!
試してみますね。

投稿: 佃の旦那 | 2009年2月16日 (月) 19時36分

うぉぉ。トロトロ祭りだ!
親子丼に青ノリをかけるなんて斬新ですね~!
確かに南ばら亭の濃い味にはぴったりかも...!^^

そういえば、このお店にはつきじろうさんの記事を
プリントして訪問した記憶があります(笑)
いぶりがっこ?、って前は付かなかったですよね。美味しそうです!

投稿: shun325 | 2009年2月16日 (月) 20時55分

はじめまして(^^)私も先日、南ばら亭行きました☆青海苔は、私も初体験でしたが風味が増して、美味しいですよね(^^)又、遊びにきます♪

投稿: のん | 2009年2月16日 (月) 21時15分

◆まろ様、

 スパゲッティには問答無用でタバスコと粉チーズ!
 ・・・ってのと同じぐらい、「親子丼には青海苔!」と
 確信した本日の経験でした・・・☆
  
 地鶏の皮、そしてスープ!、たまらんです♪
 
◆なべひろ様、

 むっふっふ・・・☆
 最近、なべひろ様が「これは知らなかった!」と述べる
 たびに、なぜか嬉しくてたまらないワタシです(笑)

◆佃の旦那様、
 
 これを味見してすぐ「ユズ胡椒か?」と察知なさったのは
 さすがです~☆
 ワタシのほうは、じつは和カラシかな?と思っていました
 ので・・・(汗
 
 それはともかく「南ばら亭」の青のり!、ぜひお試しを。
 
◆shun325様、
 
 南ばら亭は、すでに訪問済みでご存知なのですよね?
 こちらの親子丼に青ノリ!、すっごく相性が良いので、
 ぜひぜひお試しを・・・☆
 
 ところで前回のご訪問で拙ブログのプリントアウトをって
 ・・・キャー!、恥ずかしい(笑

◆のん様、

 はじめまして!・・・と言っても、あちこちでコメントを
 拝見してましたので、ぜんぜん初めてという感じでは
 ございませんが(笑

 のん様も「南ばら亭」は訪問なさっておられるのですね。
 こちらの青海苔、なかなか大したカルチャーショック
 でしたよね!?

投稿: つきじろう | 2009年2月16日 (月) 22時10分

鳥藤さんの地鶏、どこ産のなんでしょう?
固いのは、地鶏の親鶏だから?気になります。
私の地元の大山(だいせん)地鶏もやわらかくておいしく、以前はまりました。
柚子胡椒はおうちでも簡単にできそうな一工夫ですが、目から鱗ですね。
それから、できましたらリンク復活お願いできますでしょうか?最近築地巡礼を怠っているのでしかたないかもしれませんが・・・。

投稿: ヤマトシジミ | 2009年2月16日 (月) 23時52分

ご紹介ありがとう!
そして絶妙のタイミング!
今週中に鳥藤親子丼4コマを出す予定だったので。
つきじろうさん鳥藤の親子丼食べていないのかなぁ?と思っていた矢先にこの記事だもんね。
もしかしてテレパシーが通じているとか
これでリンク貼ることが出来ますぜ

投稿: ヒロキエ | 2009年2月17日 (火) 00時11分

確かにはじめましてって感じしませんね(笑)私も、あちこちで拝見してます(笑)カルチャーショック確かに受けました(笑)最初みた時は、何で青海苔があるのかわかりませんでしたけど(笑)

投稿: のん | 2009年2月17日 (火) 01時10分

これはどちらも捨てがたい!なら、両方いくべえか
鳥藤の鶏皮も!南ばら亭の玉子(><)きゃ~!も朝からガッツリいきたいところです!!
両方に木のスプーンがついているところが珍しかったりして・・・。

投稿: 早坂 | 2009年2月17日 (火) 06時58分

◆ヤマトシジミ様、
 
 どもども。お肉の食感、ワタシにとっては「心地よい弾力」
 というもので、「固い」というわけではないですね。
 そこに大きめの皮や、軟骨に近い歯ごたえのある部分も
 一緒になっているので、いろいろな食感が楽しめる・・・
 というものです。
 
 ところでリンク再掲しました!
 すみません、以前にワタシが失敗してリンクまるごと
 消してしまい、復旧するときに見落としが多かった
 ようです・・・☆
 
◆ヒロキエ様、

 あらためて、おめでとうございます!
 今後もさらに楽しい記事を期待してま~す♪
 鳥藤の新記事もまた準備中なのですね!これも楽しみです☆
 
◆のん様、
 
 いつも同じブログのコメント欄で拝見していると、
 「この人、知ってるよ」と思ってしまいますよね(笑)
 とりあえず「親子丼に青海苔」普及をめざす仲間として、
 今後ともよろしくです~♪
 
◆早坂様、
 
 はい、まさにどちらも捨てがたい逸品です! 
 ですから築地王・小関様のお言葉に従って、
 「迷ったときは、ぜんぶ食え!」と・・・☆

投稿: つきじろう | 2009年2月17日 (火) 07時15分

Dear Tsukijugo san:
Thanks for the noted menu and that's really thoughtful of you.
This two restaurants are in my list during this tour.
However,I choose to go to Masuya instead of 鳥藤
I will definitely taste some 親子丼 in my next trip.
Regards
Asileasile

投稿: asileasile | 2009年2月17日 (火) 09時44分

「鳥藤」の「親子丼 塩」美味しいですよね!!このお店で食べるなら「塩」っていつも思っています!最近ご無沙汰なのでまた行きたいですね!!

投稿: 釣りキチ四平 | 2009年2月17日 (火) 13時04分

スパゲッティには問答無用でタバスコと粉チーズ!
我、同士を見つけたりヽ(´ー`)ノ~♪

投稿: まろ | 2009年2月17日 (火) 20時23分

そうでした。弾力を勝手に頭の中で固いと訳しちゃってました。
それとリンク復活ありがとうございました。
ところで、3月に築地巡礼できるかも、という状況になりました。機会があえばお会いしたいです。よろしくお願いします。

投稿: ヤマトシジミ | 2009年2月17日 (火) 21時25分

◆Dear asileasile-san,

I'm happy if my noted menu would be available for you.
About Masuya, my next entry will be coming soon!
With best regards.

◆釣りキチ四平様、
 
 鳥藤は釣りキチ四平様の狙いめのお店ですよね!
 ワタシにとっては、あの「水炊き」があるかぎり
 “冬の場外で超オススメ”と言えるお店です。

◆まろ様、
 
 そうそう、ワタシもそれを言いたかったんです(笑)
 南ばら亭でコレを経験すると、まさに「スパゲティ
 にはタバスコと粉チーズ!ってのと同じレベルで、
 親子丼には青海苔が必須アイテムでしょ!!」と
 断固主張したくなります~♪
 
◆ヤマトシジミ様、
 
 リンク漏れの粗相、本当に申し訳ございませ~ん☆
 つくづく「うっかり」が多い性格なもので・・・(反省
 
 ところで来月に築地ご来訪ですか!
 ぜひぜひ、予定が決まったら教えて下さいね~♪

投稿: つきじろう | 2009年2月17日 (火) 21時57分

 で、出遅れました(汗)

 実は最近食事でのお肉比率を落としているそんな私でもこの2店舗そしてヒロキエ様の記事にあるお店は要チェックですよね。
 
 普段あまり親子丼自体食べる習慣が無いので、この3店舗で是非とも経験値を稼ぎたいと思います。


 

投稿: まさぞう | 2009年2月17日 (火) 23時13分

こんばんは。
南ばら亭の卵のふわっと加減は結構感動しました。
こちらは、鶏より卵のような気がします。
鳥藤は、どうしてもカレーに目が行ってしまいます(笑)。

投稿: たいめい | 2009年2月18日 (水) 00時03分

おはようございます~。
親子丼の食べ比べをなさいましたか。

「鳥藤」の塩親子丼旨そうです。
ここのすき焼きもまだ食べてない・・・。
「南ばら亭」にも再訪したいですが、暖かくなった頃かな。

投稿: 習志野習志 | 2009年2月18日 (水) 05時38分

◆まさぞう様、
 
 わ、ワタシは出し遅れてる記事がいくつか・・・(汗
 
 ところでお肉を減らす方向なのですか。まさぞう様といえば
 チャーシューメン!というイメージが定着しつつあるかと
 思うのですが・・・!?
 
 こちらの2軒は、たしかに親子丼の経験値アップにはぜひ
 オススメです。ヒロキエ様の記事にあるお店はワタシも
 訪問してみたいですね。
 
◆たいめい様、
 
 そうですね、確かに「タマゴが主役の親子丼!」という
 のが「南ばら亭」の印象です。
 
 んで、やはりカレー好きな人には鳥藤が・・・♪
 
◆習志野習志様、
 
 こちらの2軒の食べくらべ、順序としては味が薄いほうから
 濃いほうへ、ってことで「鳥藤」→「南ばら亭」が良いと
 思います。
 
 寒い時期でも、まず「鳥藤」で温まってからオープンエアの
 「南ばら亭」に、という順序ならOKかと・・・☆

投稿: つきじろう | 2009年2月18日 (水) 07時02分

八戸のサバシリーズを終えてから、築地ご飯が復活して嬉しゅうございます。

昨日も腹具合と相談しながら、鳥藤で4軒目に行こうかどうしようか迷いながら
お店の前に行ったら、あの狭い店頭前の通路で、企業戦士達が10人近く行列
してましたので、大人しく帰宅いたしました。

投稿: 神崎 | 2009年2月18日 (水) 10時14分

◆神崎様、
 
 個人的には、メインとなる築地ネタを7割から8割、
 それ以外の番外ネタを2割から3割、という程度の
 比率にするのが良いように思ってるんですけどねー。
 
 しかし諸事情により(汗)、築地訪問のアクティビティが
 落ちてしまうと、なかなか苦しいものがあります・・・☆

 ところで神崎様、“4軒目”に鳥藤って・・・!!

投稿: つきじろう | 2009年2月18日 (水) 20時22分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 八戸編5:「DA介」「高はし」 | トップページ | 「高はし」37・38 »