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八戸編6: 「旬菜」「波光食堂」

濃厚・パワフル山の幸 と、あえかな 幻想 を醸す 海の幸 ・・・☆

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訪問日 「2009/01/17・18」 ※最近の過去記事は → こちら

味工房 旬菜」
青森県八戸市大字堤町8 石岡ビル1F 【地図】
電話 0178-46-5395  営業 11:30~14:00、15:00~22:00 水曜休

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とても控えめで感じの良いご夫婦が迎えてくれるお店♪
気楽に入れる雰囲気だなぁと思いつつメニューの黒板を見ると、これが実に多彩なアラカルトが用意されているので驚き。
 
・・・で、その黒板を写真に撮ったつもりが撮り忘れ!という失態☆
( このあたりから、例によってワタシが夜間健忘症に入ったかと・・・ )

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こちらでは今回、青森の 山の幸 をたっぷり味わうことができました☆
バルバリ鴨のコンフィ ・・・ 脂に漬けても、焼き上がりは嬉しいほど軽快。

写真上: 甘口好きのワタシとしては、中華風の演出(甜麺醤)が大ヒット~!
写真下: たっぷりの野菜と食べるのもGOOD。皮がうまいんですよ皮が。

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が、お肉よりも個人的には最も カンゲキ したのは、こちら。

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キノコの餡に覆われて、その下には長芋のすりおろしと、百石のカブ!
熱く、濃く、滋味たっぷりの冬の恵み。ダシはコンソメかなぁ。

この料理から、とっさに連想したのは京料理の 「かぶら蒸し」
かぶら蒸しでは卵白を混ぜるのが普通らしいけど、こちらは同じ役割を長芋が果たしているのかな?

そこへさらに北の大地・青森流!?、キノコの餡かけ。うますぎ。
京都人を泣かせる一品。そう思いました・・・☆

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で、とどめの一撃のように登場した 肉まん
うまいです。ただ、ここで本当に我々一同、胃袋にトドメを刺されたようで・・・(笑

ともあれ、美味しさとホスピタリティに大感激のお店なのでした。
ごちそうさまっっっ♪

その夜、さらに 続き があったように思うけどワタシの脳細胞には断片的なデータしか残っておらず、申し訳ないのですが報告不能・・・(汗


・・・で。いったん途切れた記憶が再び戻ってきたのが、ここから(笑)

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快晴の朝。すばらしく清々しい空気。 北国最高のドライブ日和!
海の見える展望台で深呼吸・・・ ここに来られて良かった☆

この日の、ぜいたくな朝ごはんにお邪魔したのがこちら。

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「波光食堂」
青森県八戸市大字鮫町字棚久保14 【地図】
電話 0178-38-2433 営業 11:00~18:00 正月休業

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こちらのお店は、“磯ラーメン” の有名店 として紹介されることが多いらしいのだけど・・・ 個人的には、まず、それ以前に “いちご煮” について心をひかれるものが。

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磯丼と、いちご煮のセット

シーフードの旨みを突き詰めた先にある到達点が、コレじゃないかなぁ。

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かれこれ20年ちかく前、なにかの本で “いちご煮” という郷土食のことを知ってから、ずっと気になって気になって・・・ ある時、青森出身の友人が缶詰をプレゼントしてくれたのを食べて「これか!!」と感激したのが、原体験に。

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これをラーメンに仕立てたのが、磯ラーメン
・・・と思いきや、これにも地域差があるらしく 「まるごと青森」様 の記事を見ると驚いてしまう。

こちらの磯ラーメンでは ビノス貝 でダシをとっているとのこと。
話が横道にそれるけど、ビノス貝 といえば 築地土曜会 に集まる面々にとっては極めてエキサイティングな学術的議論のネタになる貝なので、うかつに話題を振ったら大変なことになる(汗)

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ともあれ。極限まで淡白なのに、極限まで贅沢
こんな経験、めったに無いです。

淡く霞んだ温かいスープと一緒に、蒸しウニを味わってみると・・・、
シーフードの経験値が一気に上がった!という手ごたえが・・・
あるかも、しれませんネ(笑)

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ごちそうさまっっっ♪
 
 
※ このツアーは、 “にっぽんe物産市プロジェクト” の企画の一環として、企画・ご提供いただいたものです。


< 「八戸編」: 目次 >
1: 陸奥湊 魚菜市場
2: 馬肉料理「尾形」 
3:「キクヤ食堂」「かだるかふぇ」「ジャム工房Otte」 
4:「七重」の“虎鯖”サバ寿司
 
5:「DA介」「高はし」 
6: 「旬菜」「波光食堂」 
7:「八食センター」

8: さらば八戸、また来るまでは~☆ 

(番外)再会編:八戸「七重」の“虎鯖”サバ寿司+浅草ツアー
 


 
 

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コメント

Tsukijigo san:
So 味工房is a chinese restaurant?
But I am more interested in the seafood 拉麵
This is the first time that I ever see uni in 拉麵

投稿: asileasile | 2009年2月23日 (月) 20時25分

こんばんは。
おお!いちご煮ですか。
私も一度本場で食べてみたいですね~。
築地でも「高はし」で作ってくれないですかね?
アワビも入ってるし、とんでもない値段になりそうですけど。(^▽^;)

投稿: 習志野習志 | 2009年2月23日 (月) 20時27分

◆Dear asileasile-san,

「味工房 旬菜」 is not Chinese restaurant, as basically.
That's a casual French..., easy but really good taste.
And about seafoods' 拉麵 of 「波光食堂」, its really simple and good taste of 海胆/Uni/sea urchin and 鮑/Awabi/the ear shell/the abalone.
It's really strange for me, but very popular for the peaple in the north area of Japan as いちご煮/Ichigo-ni.

◆習志野習志様、
 
 これまでは、ワタシも缶詰でしかお目にかかったことが
 無かったのですが・・・
 
 たしかに缶詰も最近では非常に良くできているのですが、
 この“蒸しウニ”の絶妙な食感とデリケートな風味は、
 やはり現地で味わってこそ・・・!と感じました。 
 
 これと「高はし」で頼んだら・・・さてさて!?(笑)

投稿: つきじろう | 2009年2月23日 (月) 21時31分

夜のコンフィだけでクラクラ~と記憶を失いそうになったワタクシですが、かぶらですか!きのこ餡の下は(@@/

朝はひしめきあった船が寒風のなか押しくら饅頭状態ですね。
で、この濃厚なコハク酸(◎☆◎)こんなのはじめてみましたよ・・・一枚目の写真ではキラキラがカメラの故障かと(><)というかカメラの色調実験かと・・・
いちご煮というんですね。苺とは関係ない?いちご煮ですね、よし!!(←?)

投稿: 早坂 | 2009年2月24日 (火) 09時47分

◆早坂様、

 ワタシの勝手な推測としては、きっとコレは京都名物の
 「かぶら蒸し」から発想したかな!?、と思うんですよね~☆
 キノコの旨みが加わって美味しさ倍増!の一品でした。
 
 それと、すっきり晴れた雪国の朝!
 ・・・それはもう気持ちの良い、すがすがしい空気でした。
 爽やかな大気をそのまま写し取ったようなイチゴ煮・・・
 これはぜひ、缶詰だけじゃなくて現地で味わうのが最高!と
 思える体験でしたっっっ♪

投稿: つきじろう | 2009年2月24日 (火) 20時39分

長芋のすりおろしの料理が、一番印象的でした~。
お腹いっぱいでも、スルスル入りましたね(笑)

磯ラーメンは、もっと勉強してから行くべきだったと猛省。
機会があれば、種差海岸をはしごしたいです♪

投稿: のむのむ | 2009年2月25日 (水) 18時09分

◆のむのむ様、

 いや~、どれも美味しかったですけど、のむのむ様も
 長芋すりおろしの印象が強かったのですね。
 
 これからきっと、ワタシは冬の和食店で「かぶら蒸し」を
 食べる機会があるごとに、こちらの一品を思い出して
 「あれをまた食べた~い☆」と思うことでしょう。
 
 磯ラーメンは、個人的には「いちご煮」のバリエーション
 という印象でした。
 磯ラーメンを北から順番にハシゴするのも素敵ですが、
 その前にワタシとしては「いちご煮」をもう一度と・・・♪

投稿: つきじろう | 2009年2月25日 (水) 18時24分

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