番外: 麻布十番「楸(ひさぎ)」
先日の「やまだや」を思い出すけど・・・ これはメインではなく、追加の一品。
ずばり今宵のメインは、魚介たっぷりブイヤベース♪
訪問日 「2008/12/16」 ※最近の過去記事は → こちら
休暇をとって 神埼様・旦八様と築地の「寿司大」でご一緒 してから12時間後。
ある使命感のもとに、やって来たのがこちら。
「楸(ひさぎ)」 麻布十番店 ( お店の情報詳細はリンク参照 )
( また、色バランス崩れ・・・ )
じつは・・・
「かとう」の記事 で、なに気なく「ブイヤベースもいいなぁ」てなことを書いたとたん、
「 ブイヤベースやるんだったら、必ず一声かけるようにねっ!」
と、恐れ多くも 「築地市場を食べつくせ!」の築地王(BON)様 のお声が(滝汗
が。ここで重大な問題が。
ワタシ自身、ちゃんとしたブイヤベースの味 を知らないじゃん!
これはイカンというわけで、あわててブログ仲間の皆様の過去記事を検索してみると・・・ あった、ありました☆
「ゆる~り、ゆるゆると~」のKisako様も大感激のお店 がこちら♪
これはもう、課題店に決まりでしょう。
しかし・・・。 お目当ての ブイヤベース鍋 は 「お2人様から」
・・・☆
「 ぼく、1人でも2人ぶん食べられるも~ん!(←注:ナミダ目)」
と強がりを言ってみたいところですが、ここは素直にお二人様で。
救いの女神に登場していただきました。
これまでも、時々、応援出動を、お願いしてる、“食べトモ”のA子さんと。
( 筆者にとっては、ちょうどKisako様にとってのF君様・ア君様、ジジ飼い様にとってのグルマーさん1・2のような存在なのです、ハイ )
「 この冬、まだ牡蠣を食べてなかったの! 」
あらま。大の牡蠣好きなのに、これが今シーズンの “カキ初め” とは。
お料理のコースが始まって、カキ、かき、牡蠣 ・・・と、もう2人とも夢中。
牡蠣入りの洋風の茶碗蒸しに、カキフライ、川海苔をのせたオイル漬け、アンキモを添えたブルスケッタ、それに生牡蠣3種と焼き牡蠣・・・
このコースって牡蠣がメインじゃないのに、まだあるの!?と思うほどに多彩。
これは来て良かったなぁ。
ちなみにA子さんは、それぞれの一品ごとに実にナルホドと思える的確なコメント。
これも、この人をお誘いしたくなる理由。
さてさてメインはこちら! うっひょー♪
< Kisako様の記事より >
↓
> 伊勢海老でしょ。
> あんきもでしょ。
> 白子でしょ。
> あさりでしょ。
> 白身魚でしょ。
> 蟹の爪でしょ。
> もちろん、牡蠣もしっかり!
>
> 野菜も
> 香草でしょ。
> さつまいもでしょ。
> じゃがいもでしょ。
> ズッキーニでしょ。
> マッシュルームでしょ。
> カリフラワーでしょ。
> 小たまねぎでしょ。
>
> 覚えてるだけでこんだけ。他にもあったかな。 <引用ここまで>
材料は、その日の仕入れによっても違うんでしょうね。さつまいもや小たまねぎは無かったけど、かわりにニンジンとヤングコーンが入ってました♪
ブイヤベースはスープの味が一番大事で、具材はオマケみたいなもの・・・なんて話も聞いてたけど、もう、このお店のブイヤベースは具材だけでも昇天モノの美味しさ。
魚介のうまさを、トマトのグルタミン酸が上手に引き立ててるんですねー。
※ なお、本場・佛国マルセイユの “ブイヤベース憲章” の規定によれば、ブイヤベースに使っていいのは地中海で獲れた磯魚に限る・・・とのこと。
でも、それだと雑魚のごった煮みたいで観光客を呼べないし、美味しさを追求するお店では邪道覚悟でエビや貝などを入れたゴージャス版を出しているそうな。
で・・・ このあと普通ならブイヤベースの残りスープをつかった特製パスタが続くのだけど、Kisako様の記事でもうひとつ、これも美味しそう!と思った 牡蠣と白子の昆布焼き を追加注文。
レンズ曇りま~す(笑)。味付けの秘訣は、醤油に混ぜた バルサミコ酢。
「醤油とバルサミコが半分づつぐらい・・・」と伺ったけど、ほかにも味を整えるためのヒミツがあるのでは!?と。
ところで毎度ながら、夜のお店では写真の画質がガタ落ちになる当ブログ。
今回は特に、Kisako様の写真とくらべて差がありすぎ・・・
いちおう弁解すると、テーブルに備え付けの照明スタンドが、我々の席だけ無かったんですよね・・・
もちろんフラッシュも使わず、小さなキャンドル1個の光だけで撮ったので「もしかすると今回、写真は全滅かなぁ」と思ってましたが。
それでもなんとか、デジカメの高感度モードに救われました。
続いて白子♪ これも例の醤油&バルサミコ酢で仕上げており、「やまだや」の白子焼きとは実に好対照かも☆
ちょっと不思議だったのは、食べごろになってすぐ食べた部分は濃厚感たっぷりなのに、それから少し時間をおいて焼き具合が進んだものを食べると、なぜかこちらのほうが少し水っぽいかな?と感じたこと。
これはA子さんも同感で、そのうち自分の自炊ネタなどで検証してみたい。
さてさて、お待ちかねのブイヤベース特製パスタ♪
これ最高っっっ!!
写真では牡蠣が1個だけど、じっさいは1人あたり2個づつ追加で入ってる。
いや~、ほんとに堪能しました。オイスターバーよりもずっと多彩な料理方法で牡蠣をたっぷり食べられるのも素晴らしい。
こちらのお店を、愛情たっぷり♪のご紹介記事で教えて下さった Kisako様に大感謝!です。
ごちそうさまっっっ♪
ところでパスタを食べ終わったあと、やけにスープがたくさん残ったんですよね。
不思議に思って帰宅後にKisako様の記事写真とくらべてみると・・・
「 スープを吸わせて食べるための “バゲット” が無い~! 」
もしかして、スタッフが出すのを忘れたのかな?
でもお店のホームページに載ってる写真ではバゲットが写っていないので、今はコレが標準なのかも。
でも、あの残ったスープ・・・ うーん、バゲットを浸して食べたかったぁ~☆
<余談追記> 先日のハタハタの件が → 「きっこのブログ」様にも。
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コメント
なんてタイムリーな!
明日、ウチでブイヤベース鍋パーティーやるんです♪
最初はちゃんこ鍋にしようかと思ってたのですが、クリスマスだし、華やかにしようと思いまして。
でも私、ブイヤベース作ったことなくて(笑)、すんごい不安なんです~。
具材、参考にさせていただきます!
あ、伊勢えびは入れませんけどね
シメはリゾットにしようかと思ってたのですが、パスタも捨てがたいな~。
頑張らなくちゃ!
投稿: romy | 2008年12月21日 (日) 23時53分
ぐわー。深夜のすきっ腹に剛速球で入ってくるブイヤベース旨かったでしょうね。別注文のカキと白子の昆布焼きもとても魅力的です。
別注文でもよいからバゲットはほしいところでしたね。
こんな魅力的な経験されたつきじろうシェフの作り出すブイヤベースが勝手にとても楽しみになってきております。
投稿: まさぞう | 2008年12月22日 (月) 00時41分
救いの女神と、楸の牡蠣を堪能したんですね!
こちらのお料理なら確実に口説けますよね~(笑
いつか、つきじろうシェフの
ブイヤベースご馳走してくださいね!
投稿: Kisako | 2008年12月22日 (月) 01時03分
◆romy様、
おうちでブイヤベース鍋パーティー!、いいっすねぇ☆
材料は、ぜひぜひ築地ネタをおすすめします~♪
ワタシも、自分で作るときはアレがいいかな?、そうそう
コレも使いたい!と、この機会に思案してるとこです~☆
◆まさぞう様、
夜中にラーメンの画像とかも目に毒!って人は多いですね(笑)
ワタシの場合、夜は食欲が無いから平気なんですけど、
ちょうど今ごろの時間がいちばん危険という・・・☆
◆Kisako様、
ブイヤベースって、どこで食べるのがいいの!?と最初は
途方に暮れそうになったのですが、Kisako様の過去記事に
救われましたねー。当日の夜も救いの女神に恵まれまして、
おかげさまで素晴らしい牡蠣&ブイヤベース体験でした!!
ブイヤベース鍋パーティーは実際のところどうなるか、まだ
未定なのですが・・・いずれにせよ、また何か企画の際は
ぜひ来てくださいね~♪
投稿: つきじろう | 2008年12月22日 (月) 05時49分
ブイヤベース~!!いつ出てくるんだー☆と思わせる牡蠣三昧が素晴らしい(@@ でかい!白子まで(@@ しかも昆布の上で~(-O-)うぐぐぐぐっ
ところでブイヤベース憲章なんてあるんですね!地中海で獲れる物だけだけれど、獲れる物全部\(^▽^)/と思ったら、そうじゃないんですね!!
ちと話しずれますが・・・あるシェフが、その↑マルセーユで働いていた時!あったんですってオクサンッ(^◇^mイソギンチャク料理が☆ベーニエって名前でイソギンチャクにコンスターチを入れたメレンゲを付けて揚げた料理!ううう。どこかで食べたい・・・
うお!ブイヤベース・ゴージャス編。出てきましたね!そう、この最後のお汁が一番の御馳走。スパと来ましたか!しかしまたしても牡蠣デカ(><; こっそりご飯、タッパーに詰めて持って行きたいような・・・。汁、持って帰りたいよーな(><?
投稿: 早坂 | 2008年12月22日 (月) 16時32分
つきじろうさまと女神様。
すごいですねー、ブイヤベースだけでデザートの一口も入らないくらい満腹なはず。。
いやいや、あっぱれでございます!
牡蠣と白子。昆布に乗せて,七輪で焼くのですね!!
ああぁぁ御同席させていただきたいです!
投稿: lara | 2008年12月22日 (月) 17時38分
◆早坂様、
まさに牡蠣好きにはタマラナイ、「これって“牡蠣づくし”の
コースじゃないの!?」と思わせるほどの前半から、「ああ、
やっぱりコレはブイヤベースが主役だ!」と納得してしまう
後半まで、大充実のコースでした。
カキと白子の昆布焼きは追加オーダーですけど、これまた
食べなきゃ損!という逸品で・・・☆
ところでイソギンチャク料理、面白そうですね!?
漁業資源の危機が叫ばれる昨今、未利用資源の可食化という
視点からも興味深いです。
なにはともあれ、早坂様のシェフリンク新企画!も胸ワクワク☆
楽しみにお待ちしてま~す♪
◆lara様、
こちらの“女神”様とは、ほぼ1年ぶりぐらいの超ごぶさたで
再会したのですが、そのコメントの的確さ、会話の面白さ、
そして健啖ぶり(笑)も相変わらずで、実に頼れるパートナー
なのでして・・・☆
牡蠣と白子は、醤油にバルサミコ酢を加えたソースで味付け
するのがポイントですね。
純和風かと思いきや、このソースが加わったとたん、たちまち
ワイン好きのお客さんも「ヘーイ、カモーン!」な状態になって
しまうのです♪
ともあれシーフードを昆布に乗せて蒸し焼きにする調理法、
ぜひザルツブログでもホームパーティーでご紹介なさっては!?
投稿: つきじろう | 2008年12月22日 (月) 19時10分
つきじろう様。
うわわ、昆布探さなきゃー。
こういう広い立派なものはきっとムリですから,ホイルに情けなく敷き詰めてやってみましょうか。
やっぱグリルが一番ですから,春になるまで待って下さいね〜。

投稿: lara | 2008年12月23日 (火) 08時23分
◆lara様、
昆布は北海道からのネット通販も多いので、その中で
海外にも対応してる業者さんを選んでご利用されるのも
良いですね♪
鮮魚のお刺身も、昆布締めにするとウマいんだなぁ・・・☆
投稿: つきじろう | 2008年12月23日 (火) 14時02分