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【動画SP】 築地食育イベント「心粋(こころいき)」

☆ 2008/10/12(日)追記: 今夜、お時間があってテレビを見られるならぜひ!
「素敵な宇宙船地球号」 中村征夫の江戸前海中散歩~窒息する東京湾を救え~
神崎様、番組情報ありがとうございました♪

こびん様の記事 で情報を知った イベント に行ってきました・・・☆
<追記> 築地「高はし」の最新情報、こびん様だけでなく “赤組のサクラ”様 も、すっごいですよ~!!

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動画スペシャルです。3連休でおヒマなときにでも、よろしければぜひ♪

訪問日 「2008/10/10」 ※最近の過去記事は → こちら

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以下、二部構成イベントのステージ映像です。
「第一部: 仲卸・魚商・産地によるトーク」 
「第二部: 仲卸・魚商・産地・生活者による試食&セッション」

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P1170874 ※ 注1: ブログ掲載については、主催者側からの「OK」を確認済みです。

※ 注2: これらの動画は、あくまでも「会場内の雰囲気」の一端を伝えるもの、という程度の参考映像としてご覧下さい。
動画に収められた各人の発言は、イベント全体の一部だけを“コマ切れ”の状態で収録したものです。
特定のゲストの発言全体を捉えていないために真意が伝わらない、誤解を生じる、といった点については誠に申し訳ありませんがご容赦のほどお願いします。

それでも特にお気づきの点がありましたら、お手数ですが筆者までメールにてご連絡下さい。
特に、築地市場の移転問題に関してデリケートな立場にあるゲストも含まれることから、特定の個人や組織、団体などについて批判を試みる内容のコメントは、筆者個人の判断で掲載せず削除する場合もございますので、あしからずご了承下さい。
 


◆ 動画1:


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◆ 動画2:


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◆ 動画3:


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◆ 動画4:


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◆ 動画5:


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◇ つきじろう感想:

従来、こういったイベントは「場外市場」の得意芸だった。このたび、それに負けじと(?)「場内」たる築地市場が、広く外部とのコミュニケーションを得んとするイベントを試みた姿勢そのものは大いに歓迎であり、応援したい。

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( 会場でふるまわれた「大漁鍋」。氷見の海産物をふんだんに使った具だくさんで、ちょうど「浜鍋」のような按配。すばらしいダシが出ており、器が大きくて食べ応えも満点 )

今回については初めてということもあり、またゲスト各位が大きな組織で重責を担う立場にある人々であることから、個々の発言が「活発な討議・コミュニケーション」というよりは「お行儀のよいご挨拶」程度にとどまっていたことは仕方がないかも・・・、とも思う。
※ 追記: 「食育ウィーク」としての今回のイベント全体までは見られなかったので、「これが面白かったよ!」といった情報があればぜひ教えて下さいませ!

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( ただまあ、ナベだけに個々の当たりハズレが多少あるのは仕方ないですね~。特に“赤いの”が入ってなかったりすると・・・ )

運営上の細かなノウハウとしては、特に第二部「魚のさばきかた」の場面でカメラマンたちが観客の視線をさえぎる形でステージ前に殺到し、観客からブーイングが飛んでいたのは基本的な事前セッティングの不備と言える。これは、あらかじめ撮影者が観客の邪魔にならぬよう、ステージの脇や背後から撮影ポジションを確保できるように主催者が取り計らうべきだった。
また、実演者の手元がよく見えるようにとモニター画面がステージ脇に設置されていたが、日中の明るさでは視認性が悪すぎた。

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( そうそう、“赤いの”って、カニのことです。やっぱりこれが有ると無いでは写真映えが違います。この2杯目は、終了後に「まだ少し残ってますよ~!」と、早い者がちで“おかわり”をいただいたもの。ごちそうさまでした♪ )

広報・報道向けの事前準備においては、取材関係者向け資料として、映像データを含む素材(広告業界で言うところの「プレス・キット」)を配布できれば良かったと思う。

 
 

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コメント

現場報告。
広報・報道は痛いですね。ひきましたw。

投稿: 永遠のROM | 2008年10月11日 (土) 01時05分

◆永遠のROM様、

 現場にいらっしゃいましたか。
 まあ報道陣というのは「ああいうもの」だという前提で
 主催者側がうまくコントロールできれば良いのですが・・・

投稿: つきじろう | 2008年10月11日 (土) 05時57分

つきじろうさん、行かれたのですね。うらやましい…

マスコミに関しては、主催者がマスコミ慣れしていないと、収拾つかなくなりますからねぇ…
初めてのイベントのようですし、これから手際がよくなることを期待しましょう。

投稿: こびん | 2008年10月11日 (土) 09時04分

◆こびん様、

 はい、おかげさまで楽しめました!
 この週末は連休ですし、お時間のある時に動画をご覧
 いただければ幸甚です♪
 
 トーク・セッションについては、いきなり組織トップの
 人ばかりを揃えると「無難なコメント」に偏りがちですが
 それでも今回は頑張って盛り上げてくれたほうだろうと
 思います(笑)

 次回以降は報道対応を改善して、さらに客を楽しませる
 ための趣向がたくさん盛り込まれるといいですね~。

投稿: つきじろう | 2008年10月11日 (土) 09時23分

場内のイベントは5年ぶりですね。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/EVENT/2003/09/21d9g200.htm
http://www.e-kujira.or.jp/topic/edo400/edo400.html

それまでは3年周期位で市場祭りがあったらしいです。

ところで、最後の写真、魚はウマヅラですか?
まさかフグということはないですよね。

投稿: 魯 | 2008年10月11日 (土) 16時23分

◆魯様、

 ほえぇ~☆、そういう場内イベントもあったんですね。
 当時のイベント関係者は、今回の企画にも参加して
 おられるのでしょうか?

 ところでナベの材料ですが、「動画3」の開始後
 5分50秒あたりから解説のアナウンスが入ってます。
 ご指摘のお魚は、ウマヅラとすれば幼魚クラスですね。
 アナウンスされた中で、釣りをする人ならご存知の
 名前があるかもしれません。

投稿: つきじろう | 2008年10月11日 (土) 16時33分

なるほどー。こういうイベントは,市場の活性化にとても役立つのでしょうね。

消費者も,名前がわかるからといって同じ魚ばかり買わずに、どんどん勉強して新しいものを試すべきですね。

鍋,おいしそう!!

投稿: lara | 2008年10月12日 (日) 06時32分

なるほど、こんなイベントだったのですね。
課題はいろいろありそうですが、外に目が向いてるだけでもよいことだと思いました。

築地で食べることが好きになってから、魚そのものや魚の流通・資源管理にも興味がわいてきました。こういう話はもっと聞きたいです。

近所にスーパーは9軒も乱立状態なのに、魚屋は歩いて30分かかるところにしかない。近所には築地を通さない魚ばかりが並んでいる。

投稿: なべひろ | 2008年10月12日 (日) 09時01分

◆lara様、
 
 漁業資源の枯渇が叫ばれるなか、これまでは捕れても
 捨てていた「未利用魚」を食用化することがとても重要、
 ってな記事を目にするようになりました。
 日経スペシャルのテレビ番組「ガイアの夜明け」でも、
 その戦略をうまく活用して大きく業績を伸ばしている
 お店の話が紹介されていました。
 http://www.tv-tokyo.co.jp/gaia/backnumber/preview080923.html
 未知の魚を食べてみる、ってこと自体も面白いですからネ。
 
◆なべひろ様、

 イベントウィークってことで場内・場外が呼応共同する
 その意気や良し、という感じですね。
 まあ場外の一部には、訪れた人が釈然としないお店も
 見受けられたようですが。
 http://blog.goo.ne.jp/erawan/e/fa44d9a4914102861d363509989703a4
 
 講演については、もっと聞いてみたい人がたくさんいます。
 こんどの「築地フォーラム」も楽しみですよ・・・☆
 http://tsukijigo.cocolog-nifty.com/blog/2008/10/1025-1b21.html

投稿: つきじろう | 2008年10月12日 (日) 11時27分

動画の再生をしてみました。「ウマヅラカワハギ」って言ってますね。
この尾鰭はフグ、カワハギの仲間ですからウマヅラでしょう。
しかし、最後の「魚の切り身」って・・・

イベントに関しては場内は移転問題やこのところの不景気で足並みを
揃えるのが難しいのでしょう。今回も仲卸よりもその前後の
産地や魚屋が前面に出ていたようですね。

投稿: ろ | 2008年10月12日 (日) 16時37分

つきじろう様。

読ませて頂きました。
そうですよね、魚が捕れなくなる,というのは、全体的にという意味の他に”一部の魚が捕れなくなる”,という意味も大きいですからね。

きっと加工が難しかったり自宅でさばくのが面倒だったり。。
いろいろとそれなりの理由があるのでしょうが,つきじろうさんのブログで初めて見たお魚なんか,日本にいたらゼッタイ探して買ってます!
これからも捨てる魚が減っていけばいいですね。。それが結局名が通ったマグロやシャケ、秋刀魚を助けるのでしょうから。

投稿: lara | 2008年10月12日 (日) 19時01分

私は書き込まないのが身上ROMですけど、つきじごう様はこんなのお好きかなと・・・優しそうだしw許してくれるかなと・・・
( ★つきじろう注: すみません(汗)、ちょっとお待ち下さいね・・・ )

投稿: ROM | 2008年10月12日 (日) 21時43分

◆ろ様、
 
 はい、「魚の切り身」って、たしかにおおざっぱすぎますね(笑)
 網に入った多種多様な魚ってことでしょうか?

◆lara様、
 
 小売店に届くまでに、「知らないから売れない」ってな理由で捨てられている
 お魚って、きっと多いんでしょうね~☆
 こういうのを、どんどん知って食べてみたい!と思うワタシです。

◆ROM様、

 ええ~っと、すみません。確かに当ブログでは記事本文とは
 関係の無い伝言板モードの書き込みもOKですし、ラーメン
 二郎はワタシ自身も愛好者なので投稿歓迎なのですが、
 さきほどのコメントで引用して下さった内容について
 ROM様の意図や、お話の経緯がわからないので、ちょっと
 戸惑っております。
 
 引用元の掲示板アドレスURLと、それをROM様が引用
 なさった意図など、よければ教えていただけないでしょうか。
 (メールでも結構ですので・・・☆)

◇ROM様、(追記です)

 メッセージありがとうございます!
 今回は申し訳ないことでしたが、二郎の面白ネタなど
 ぜひ、今後も教えて下さると嬉しいです~♪

投稿: つきじろう | 2008年10月12日 (日) 21時59分

つきじろう様
 
土曜日に「高はし」で「小あまだいの一夜干し(久しぶり!)」と
「花鯛の塩焼き」の焼き魚ダブルを食べた後、場外の試食育まつりを
覘いてきました。

>まあ場外の一部には、訪れた人が釈然としないお店も
 見受けられたようですが。

メチャ混みでしたねぇ。私は開場と同時に並んだので、
つきぢ田村と人形町今半を何とかGETしましたが…。
チケットは店によって3種類の使い方に分かれていて、確かに
分かり辛い面が有ったと思いますし、他にも不慣れがそのまま
出ている面が多く見られました。経験を積んだ次回は大きく
改善されることを期待したいですね。
 
P.S.「素敵な…」を見て、ますます今の内に「高はし」で
美味しい魚を食べておかねばと決意を新たにしました。
(自分勝手な感想ですね。すみません…)

投稿: まーくん | 2008年10月13日 (月) 22時09分

◆まーくん様、
 
 食育まつり、行ってらっしゃいましたか☆
 やはり土曜の混雑は激しかったのですね。
 
 恒例の「半値市」と違って、チケット方式の今回は
 いろいろ運営側・お店側ともに不慣れで問題なども
 発生しがちだったかも・・・次回に期待しましょう。
 
 日曜夜のテレビ、なかなか興味深い内容でしたね。
 この夏に多発した「ゲリラ豪雨」ってのが東京湾の
 汚染要因になっていたとは・・・

投稿: つきじろう | 2008年10月14日 (火) 07時51分

食育まつりですが、確かに混乱していましたね。
多け乃でも、お客さんから出されたチケットが、使えるのかどうか、また同時に何枚まで使えるのかで店員さんが頭をつきあわせて悩んでいました。
あの感じだと、各店舗と主催者の間であまり打ち合わせがされていなかった感じです。

イベントというと、魚がし横丁なのか場内全体なのかわかりませんが、くじ引きで割引券だかなんだかが当たる、というのがあったような気がします…。たしか、高はしは混乱を避けるという理由で前日だかにフライングしてくじを全部終わらせて閉まっていたような(笑

ところで、氷見の大漁鍋、カニはどんな種類でした?
ズワイガニだとすると11月6日が解禁日のはずなのでちょっと怪しいですね。ワタリガニならいつでも取れますが…
ズワイガニ、ブリ・フクラギ、タラ、カワハギと、氷見の魚が美味しくなるのはこれからなので、もうちょっと後の方がよさそうな…(笑

投稿: こびん | 2008年10月14日 (火) 18時04分

私も件の番組、録画で見ました。
約20年ぶりにお会いした中村征夫さん、「フケたなあ~」
(私も20代の頃は、毎週伊豆に通うダイバーでした)

そして「東京湾」の海中。
うーん、まだまだ汚いなぁ。
もちろん、海洋汚染真っ只中の東京湾とは比べるべくも
ないのでしょうが。

そして一般家庭から出されているという「リン」。
私が「リン」と聞いて真っ先に思い浮かべるのが、
「人魂」の青白い炎(?)

最後の灰からリンを抽出して農業用肥料として再生する
という話。
コレに関しては、私のお気に入りのページの最後の方に、
目立たないように置いたリンク内にあるダークなお話と
どうしてもつながってくるのですが、人様に説明できる
ほど自分の中で消化できていませんので、もし興味があ
るのでしたらお時間のある時にでも読んで頂きたいなと
思います。

投稿: 神崎 | 2008年10月14日 (火) 21時07分

◆こびん様、

 あらら、あの穴場店「たけの」でもオペレーションに困って
 いましたか・・・☆
 主催者側が、今回の教訓をいろいろと次回に活かしてくれれば
 良いのですが。

 んで「大漁鍋」の材料ですが、「動画3」の開始後
 5分50秒あたりから解説のアナウンスが入ってます。
 それによれば「フクラギとカマスとワタリガニ・・・」ですって☆

◆神崎様、
 
 おお、神崎様は元ダイバーでいらっしゃいましたか!
 水中カメラマンへの感情移入もひとしおでしょうね~☆
 神崎様のリンク集(本当にすごいですね!)にあるお話、
 ぜひ次の週末あたりからじっくり閲覧させていただこうと
 思います。

 ところで水中写真家といえば、こんな美味しそうな本を
 書いた人がいらっしゃるそうです。
 http://blog.livedoor.jp/waguribooks/archives/51143212.html

 あと、ワタシが連想する「リン」のイメージは・・・
 子供のころに読んだ佐藤さとる氏の童話「コロボックル
 物語」シリーズ『だれも知らない小さな国』で、
 小人たちが闇を照らすタイマツのかわりに、リンを使って
 いたっけ・・・?と。おぼろげな記憶ですが(笑

投稿: つきじろう | 2008年10月14日 (火) 22時14分

つきじろうさん、

>> こんな美味しそうな本を
 書いた人がいらっしゃるそうです。

ああ、これ私だぁ。
20代前半のダイビングを始めるまでは、私の食の嗜好は「肉肉肉肉」
だったのです。
が、海中で出逢う美味しそうなアジやイカ、石鯛などをみるにつけ、
「伊豆に来てまで魚を食わずに肉ばっかりなんて、もったいない」
と思うようになり、今に至ります。

ところで一昨日辺りから兆候はあったのですが、風邪っぽいです。
今週は臨時休刊するかもです・・・・・

投稿: 神崎 | 2008年10月15日 (水) 03時59分

◆神崎様、

 うーむ。人に歴史あり人生に転機あり。
 そーゆーエピソードがあったのですね。
 
 ところで、そちらも風邪ですか☆
 ワタシも長いこと引きずってて・・・お互い、お大事に!

投稿: つきじろう | 2008年10月15日 (水) 07時55分

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