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【シドニー編05】 フィッシュマーケット(2)

南半球最大の魚河岸 で、買い物と食事を楽しめる中心部がここ!

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ウォーターフロント・アーケード内の店舗群 なのです。

訪問日 「2008/02/14 ~ 2008/02/19」 ※最近の過去記事は → こちら

前記事の動画で見た店舗群を、入口に近いほうから順番にご紹介♪

これは、例によって筆者による略図。
( クリックで拡大表示 )
おおざっぱな見取り図なので、いろいろ不正確な点はお許しを。

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まずは・・・

「 Christie's(クリスティーズ):
 SEAFOODS 生猛海鮮 」

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フードコートに入ってすぐ、左側で目をひくのがこちら。
何が目をひくって?、それは
牡蠣の殻むきオジサン!

216100063b オーストラリアのシーフードといえば、誰もが連想するのは
牡蠣とロブスター。 その双璧をなす片方の雄、生牡蠣を朝から晩までひたすら ナイフ一丁 で相手にしている職人さんの仕事ぶりを、ここで見ることができる。
実演販売が好きなのは世界共通!?

魚河岸 → 生牡蠣 → 実演販売で、いかにも新鮮!
・・・という連想で、ここの生牡蠣は売れまくっている。

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先日のカキタベナイトで聞いた話の、
「外国のカキは 国産品とは反対 に、ちょうつがいの部分から開ける」
という実例を見ることができる。

その仕事ぶりを、ぜひ 動画 で!
※ これは訪問2回目、お仲間とご一緒したときに撮影。

【 動画: クリスティーズの牡蠣むきオジサン 】


★携帯電話で動画を見る場合はこちら!

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また動画の後半にもある通り、このお店は 「カキ」 だけでなく
「鮮魚販売」「温かい料理の食事メニュー」 も豊富。

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氷を敷いたショーケースに並ぶ魚のほか、
奥にある大きな水槽ではカニやアワビがわんさか!

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218111007a_2 ここは看板に漢字で「生猛海鮮」の店名表示もあって中国系または華僑系の経営らしく、店員さんの大半も中国系の模様。

それだけに中国語が通じるとわかるや、中国人ツアーの団体さんが押しかけてきてもう大変(笑)。
行列に並ぶという習慣が無いのか、我先にとレジへ割り込みあっては猛烈な口調で料理を注文するやらクレームを叫ぶやら・・・いやはや。

216101023_4 ご飯ものと麺類は、なかなかのボリュームで満足度が高い。
アワビの殻に持った海鮮焼きも 焼きたてアツアツ で、すっごく美味しそう♪

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ちなみにお店の奥は、そのままセリ場(一般者は立ち入り禁止)への連絡通路になっていた・・・☆

さて、お次は 「クリスティーズ」 の通路向かいにあるお店 。

「 peter's (ピーターズ) 」

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天井に仕付けられた 船底の模型 がオシャレ♪

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こちらも 「温かい食事メニュー」「鮮魚販売」 との両方で商売をしているが、食事はフィッシュ&チップスのような軽食程度で、色とりどりの鮮魚販売がメイン
魚介類の品揃えは、さきほどの「クリスティーズ」よりずっと多い。

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バラマンディにロブスター、アトランティック・サーモン、オーシャン・トラウト、
南半球の海の幸が並ぶ。
※ 魚の種類は、もっと後の記事でセリ場を見学した話のときに書く予定。

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切り身やパック詰め品など、半加工品も多い。

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生の「とびっこ」(トビウオの卵)や、ウナギの燻製(蒲焼き?)、
ニジマスの燻製なども。

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フードコーナーはこんな感じで、店内にテーブル席もある。

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購入した魚介類は、ここで煮たり焼いたりの調理も頼める。
基本料金が5ドル(豪州ドル)で、それに商品100グラムにつき5ドルづつ課金。

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うーん、まだ2店しか紹介してないのに写真が多くなったなぁ。
続きは次回の記事で!

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【 シドニー魚河岸ネタ 】
 町のくるくる寿司屋さん

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すでに Ginger様も楽しい記事 を書いておられるけど、たまたま筆者が通りかかった回転寿司店のメニューも、ちょっと見てみよう。

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基本的には 「キングフィッシュ」=「ヒラマサ」 なのだけど、ここでは「ブリ」と書かれている。もともと当地で一般的には区別していないのか?

※ 一部訂正: ここで自分勝手な憶測を書いてしまったのだけど、これは書かれた側としては聞き捨てならぬ、というか読み捨てならぬ表現であったと反省して削除☆

あとの記事で触れるけど、SFMではブリとヒラマサを区別しつつ両方とも並んでいて、そのときのブリは天然物、ヒラマサは養殖物だった。

216104007 「牡蠣の寿司(Oyster Sushi)」って、どんなのだろう。ロール(巻き寿司)じゃないから、やっぱり生牡蠣を握りにするのかな。( このときは時間が無くて食べられなかったのが残念 )
鍋物やカップ入りのテイクアウトメニューも少々。

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Sbb ※ この企画では、ジャルパックのご提供により
筆者は「ジャルパック・AVA(フリーステイ)シドニー」のパックツアーに参加する形でのシドニー訪問です。
  


< シドニー編: 予告+全16回の記事リスト>
00. 予告
01. 到着
( 空港 ~ 水上タクシー ~ オペラハウス ~ ホテルまで )
02. カフェ 「 ビルズ/bills 」
03. レストラン 「 ブルーエンジェル/BLUE ANGEL 」
04. フィッシュマーケット(1): 地図&動画ツアー
05. フィッシュマーケット(2): アーケード地図+店舗群(前半)
06. フィッシュマーケット(3): アーケード店舗群(後半)
07. フィッシュマーケット(4): アーケード以外の店舗群
08. チャイナタウン&マーケットシティの魚屋さん
09. レストラン 「 リーガル/REGAL 」
10. レストラン 「 グラス/glass 」( ヒルトンホテル内 )
11. ハーレー日和 ( 55aiai様、くに様と )
12. レストラン 「 アクア/AQUA 」 他
13. フィッシュマーケット(5): 公式見学ツアー 
14. ブリッジクライムの前と後 ( 早坂様、蓮花様と )
15. レストラン 「 オーシャンルーム/OCEAN ROOM 」
16. 帰国

  

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コメント

今後、略図を持っている旅行者がいたらウケるんだけど(笑)
併記してあると英語表記と日本語表記のどっちが正確なのか悩みますね。
でも、私はおいしいフィッシュ&チップスを食べたーい!

投稿: ロレンス | 2008年3月11日 (火) 22時39分

◆ロレンス様、

 そういや築地で、私の作った地図を持参してるお客さんを
 ロレンス様が目撃したんですよね(笑)
 シドニーでも誰か参考資料にしてくれるでしょうか!?

 魚の名前は、日本でも地方名やら標準和名やら非常に
 わかりにくいほど錯綜してますから。今回、ちょっと
 うがった見方をして軽率な憶測を書いてしまったので
 反省。記事の一部を訂正しました。

投稿: つきじろう | 2008年3月12日 (水) 05時29分

今にして思うと、あれだけ人数いたんだから、キングクラブも注文して食べるべきだったかなぁ~?
マッドクラブもまた食べたいしなぁ。

投稿: ヒロキエ | 2008年3月12日 (水) 08時28分

ちょっと気になって調べたんですが、ブリの生息域は
日本近海だけです。シドニーにあったとすると日本からの
空輸品?

投稿: ろ | 2008年3月12日 (水) 12時41分

メバチが"big eyes"というのに、妙に納得なキヌバリでした。

投稿: キヌバリ | 2008年3月12日 (水) 12時47分

◆ヒロキエ様、
 
 できれば半日がかりでエビ&カニ尽くし!なんてのも
 面白かったでしょうね。
 そうそう、スパナークラブってやつも名物で・・・☆

◆ろ様、

 重要なご指摘!、ありがとうございます。

 このあと別記事でご紹介しようと思いますが、
 「Yellow Tail(私の理解ではブリのこと)」と
 「King Fish(同じく、ヒラマサのこと)」、
 それぞれが別々に並んでいたんです。

 今から思えば、もっと魚の顔をしっかり観察して、
 本当にブリとヒラマサだったかを確認するべきでした。

 ご指摘のように、もしオーストラリアの漁業圏内に
 ブリがいないとすれば、両方ともヒラマサだったの
 かもしれません。
 日本からの空輸という可能性は「???」ですね。
   
 ただいま外出先にいるので、今晩帰宅したら写真を
 もう一度、よ~くチェックしてみたいと思います。

◆キヌバリ様、

 あ、短い名前に戻りましたね(笑)。
 ひらべったい「コチ」は“FLAT HEAD”。
 見たまんまですね~☆

投稿: つきじろう | 2008年3月12日 (水) 13時08分

ご参考っていうことで。
http://fishing-forum.org/cgi-bin/zk_bbs/zcyclame.cgi?ol=200306&tree=r6376

投稿: ろ | 2008年3月12日 (水) 18時15分

◆ろ様、

 さきほど、私も同じページに行き当たりました。

  シドニーでは、ヒラマサのことを
  “イエローテール・キングフィッシュ”と呼び、
  単に“イエローテール”だけだと、アジのことだと
  いう証言ですね。

 まさに私も、魚屋さんの店頭でアジのところに
 “イエローテール”という札が出ているのを写真に
 撮りました。これについても別途掲載予定です。

 とりあえず、次の記事の「オマケネタ」で、この件を
 まとめてみます。

投稿: つきじろう | 2008年3月12日 (水) 18時20分

今思うとこちらではもう少し時間を取るべきでした。魚貝についてももっと現場でご教授いただきたかったです!

投稿: milanokk | 2008年3月12日 (水) 20時14分

 ブリとヒラマサとカンパチって、素人の私には見分けが付かないんですけど(^^; もちろん食べても分かりません。

 某、築地有名食堂の三代目も、ヒラマサとカンパチは、目隠しして食べたら分からないと言っていました。

 ひょっとすると、日本のヒラマサとシドニーのヒラマサは近くて別の魚かも知れません。また、同じであっても食べているものも違うから、きっと違う味がするんじゃないかなぁと思ったりします。

投稿: 八面大王 | 2008年3月12日 (水) 21時56分

◆milanokk様、八面大王様、

 コメントありがとうございます。
 本件、今晩掲載した新記事のほうで「まとめ」を
 書かせていただきました~☆

 個人的なイメージとしては、「北のほうにいて
 冬になるとアブラが乗ってくるのがブリ」、
 「もうちょっと南のほうで、極端にアブラは
 乗らないけど夏に一番おいしいのがヒラマサ」、
 「ヒラマサほど大きく成長しないけど、最近は
 養殖でも非常に美味しいのがカンパチ」、という
 感じです。
 
 某有名食堂の三代目も、同じぐらい美味しい
 ヒラマサとカンパチなら、もとの魚の大きさを
 教えられたら一発で区別できるのでは、と思います。
 
 もう寝る時間なので、これにて失礼!zzz...

投稿: つきじろう | 2008年3月12日 (水) 22時05分

この・・・牡蠣はちょうつがいから開けるというの、動画を2回見てやっと理解できました(><;
確かに、坂越ではあんなに台の上でカンカンやらずに口のほうから開けていましたね。
それと、鮨屋の半手返し・・・言っていただいたときはちんぷんかんぷんでしたが今やっと分かりました。
それと最後のほうに水槽をザーーっと映しながら氷の所まで行っちゃう部分、痺れましたよ~かっこいいー

投稿: 早坂 | 2008年3月14日 (金) 18時57分

◆早坂様、
 
 おわかりいただけましたか~?
 あのオジサンに「あなたはスシ・マスターみたいだ」
 と言うと、「ほぉんとに~?」と笑ってました☆
 
 開け方は、ちょうつがいの部分をガツンとやって
 接合部を壊していましたね。
 あちらの岩牡蠣は小ぶりなので、日本式のように
 殻を口のほうから開けようとしたら身が傷むのかも
 しれません。 

投稿: つきじろう | 2008年3月15日 (土) 06時38分

はじめまして。
生牡蠣でぐぐってたら、魚好きにはヨダレもののこちらの
ブログにたどり着きました。
次の旅行はオーストラリアもいいかな~なんて思って
しまいました~~~。(単純)

投稿: れ印そなと | 2008年3月15日 (土) 20時48分

◆れ印そなと様、

 いらっしゃいませ♪コメントありがとうございます!
 普段は築地市場の食べ歩きネタを書いているブログ
 なのですが、今回は番外スペシャルの海外編です。
 オーストラリアも築地も、美味しいものがいっぱい
 ですよ~☆
 
 れ印そなと様は海外旅行でのお話をたくさんブログで
 書いてらっしゃいますね。美味しそうな記事がいっぱい!
 私もぜひ拝読させていただきます♪

投稿: つきじろう | 2008年3月15日 (土) 21時21分

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