番外： お好み焼「きじ」大阪・東京

今日は・・・、西と東 で ステキな女性の笑顔 に、二度も癒されました♪

　
訪問日 「2008/02/07」　※最近の過去記事は → こちら

所用のため大阪にプチ帰省。
用事を終えて新幹線に乗るまえに、新梅田食堂街 に立ち寄ってみた。
お目当ては、初訪問のこちら。

お好み焼き 「きじ」

１階の入り口からすぐ階段をあがり、穴ぐらムードのある２階の店内へ。
夕方のアイドルタイム、店内はヒゲのお兄さんと癒しムードのお姉さんの２人がきりもりしていた。

カウンター席には常連らしき女性客がいて、「今日は昔の写真を持ってきたんですよ～♪」 といった会話が弾んでいる。

途中、店内の電話が鳴るとヒゲのお兄さんが出て、
「 はい、“きじ” です・・・ あー、ウチは予約とか、やってないんですよ～。
　カウンター７席と、テーブル４つだけの小さな店なんで、すいません。
　また、ええときに来てやって下さいね～、どうも～☆ 」

独特の間延びした口調で、それでもけっこう押し出しの強い声。なんとなく、
“ ウチは、予約して来るような店じゃないんだけどなぁ～ ”
・・・と言いたげな雰囲気が伺われた。

モダン焼き（770円）

筆者が注文すると、ずいぶん多い？と思える量のヤキソバを焼いて・・・あ、これは３人前なんですね。

厨房側にズラリと並んだプラスチックのカップには、生玉子が２個づつ割りいれてある。これを１カップづつ、ステンレスのボウルに入れて、いったん焼いたヤキソバも、このボウルに１人前ごとに分けて放り込む。

ざっくりとかき混ぜてから、中身をぜんぶ鉄板へ。
生地は、玉子の白身と黄身がハッキリ分かれた状態のまま。
しばらく置いてからひっくり返して、できあがり。

写真を撮ってもいいですか？と尋ねると、
「 ああ、どうぞどうぞ～☆ よかったら、コレも・・・ 」 と、隣のお姉さんを指して
「 いちおう、ウチの看板娘ですから（笑） 」
すかさず、お姉さんが ニカッ！っと笑い、ピースサインまで出してくれた。

近所のお好み屋さんっぽくて常連には居心地が良く、しかも筆者みたいな一見客にもホスピタリティーを惜しまない、いい雰囲気のお店でした。
ごちそうさまっっっ♪

さて新幹線で東京へ帰着。その足で、同じ 「きじ」の東京店 へ寄り道。

午後７時１０分ごろに来てみると、店頭には約２０人ちょっとの行列。
１時間ほど待つことになる。

そのとき突然 「 こんにちは～♪ 」 と声をかけて下さったのは・・・
まるで 弥勒菩薩 のような 癒やしビーム１２０％ のステキな女性！

「すなっく裕子のお楽しみ ２ｎｄシーズン」 の、裕子ママ様♪

一瞬にしてココロは晴れ晴れ（笑）、
気分上々で店内へ。

席数が多いだけあってスタッフも１０人以上。筆者がカウンター席に案内されると、正面の男性スタッフがすぐに明るい笑顔で挨拶。
　
梅田で見た常連向けの居心地の良いアットホーム感は望めないが、不特定多数の客を笑顔でもてなす姿勢は二重丸！と言っていいレベル。

カウンター席の鉄板は、油が飛ばないようにシールドを立てている。これも梅田の本店には無かったもの。

モダン焼き（980円）

調理の手順は梅田のお店と同じだけど、ややボリューム感が大きい。
具材の種類も梅田と同じだけど、東京店のほうが贅沢に詰まっている。

同じメニューでも梅田店より200円ほど高いわけだけど、この内容ならテナント料などを度外視しても100円以上は差をつけても良いと思えた。
かといって、決して梅田のほうが “貧相” という印象ではないのです・・・☆

気安くダベりながら 「オヤツ感覚」 で食べられる梅田店。
行列した客を 「１回分の食事」 として満足させる東京店。
どちらも、いいじゃないですか。

（ 写真ではイマイチ違いが見えないかな？ ）
ちなみに中身のヤキソバの温度は、梅田店のほうがアツアツだった。
猫舌の筆者、梅田ではフーフーしないと食べられなかったけど、東京店ではその必要が無かったから。

食べている途中に、若いスタッフが 「 ソースとか、足りてますか？、遠慮なく言って下さいね！」 と声をかけてくる。

食べ終わって 「 ごちそうさま♪ 」 と言うと、カウンターの中も外も、近くのスタッフが一斉に筆者のほうに笑顔を輝かせて
「 おおきにー！、ありがとうございました～！ 」

ちなみに “おおきに！” は、梅田では聞かなかったなぁ。
“東京人が期待する大阪風” の演出としては、不可欠なんだろうネ（笑）


【 追記 】
その後・・・ メチャウマな “塩味” のお好み焼きを食べたルポは → こちら！