(メモ) 魚の中からコンニチハ☆
掲載日 「2008/01/22」 ※最近の過去記事は → こちら
共生といえば思い出すのが、神戸ツアーで見た牡蠣の水揚げ。
牡蠣の殻に、たくさん 小生物のコロニー があって驚きましたっけ。
あれは、“豊饒なる海” を実感した瞬間でした・・・☆
カメの歩み様ことキヌバリ様は先日、カクレエビ ってのを築地の仲卸でゲットしてますね~。これは本当に かわいいやつ♪
ぜひ、こちらの記事の下段にある写真をご覧くださいませ。 余談ながら(失礼)、キヌバリ様といえば先日、ついに
築地で ターレット に乗せてもらったんですよね!
うらやまし~い! → 記事1、記事2、記事3
※ Powerd by 「滝川クリステルジェネレータ」
さてさて。
カニなんかの場合、「カニビル」 ってのがいて名前は気持ち悪いですが別に吸血するわけではなく、カニの甲羅を産卵場所として借りているだけで無害な存在。
むしろ、これがあるのは国産の本場モノの証拠ってことだから見つけたら喜んで買いましょう!( by ぼうずコンニャク様 )ってなもんだそうで。
まあ主観の問題ですけど、共生生物は大体「かわいい系」が多いような気がします。
逆に ブキミ系のイメージ になるのが、そう、寄生生物 ってやつ!
有機農法がポピュラーになってからというもの、こと野菜に関しては 「 ちょっとぐらい “虫食い” があるほうが、農薬を使ってない証拠で安全なんだよ! 」てなことが言われるけど。
しかし魚介類に関しては、「少しぐらい寄生虫がいるぐらいのほうが “自然派” ってことで安心だよ!」・・・とは言われない(笑)
こんな話題でも、ぼうずコンニャク様をはじめ、築地土曜会に参加なさっている皆様のお話は本当に勉強になります。
Webの情報交換を拝見して 「ウオノエ」 ってのに興味を持ち、検索してみたのですが・・・
まずは、こちらの記事 をご覧下さいまし。※ グロテスク注意!
( by 「ザ・むし」様: リンクフリーとのこと。感謝申し上げます )
・・・・・・ 見ました?
おもわず 「きゃーっ☆」 なんて心のなかで叫んだのはワタシだけ!?
同じネタについて、ぼうずコンニャク様の記事はこちらです。
先日、「築地で見かけても記事には載せていないモノ」として 喫煙 の話を書いたけど、他にも書いていないのは 時々見かける 虫 のこと。
筆者自身は恥ずかしいほど不勉強なので、あれこれ知るようになったのは ぼうずコンニャク様のサイト を拝見したり、築地土曜会の皆様に教えていただいたりしてから。
スーパーとかで切り身におろされた魚では、まず見ることはない「魚の寄生虫」。
だいたい体表とか内臓とかエラとか口腔内なんかに寄生しているから、切り身では見つかることは滅多にないですね。
もしかすると抗生物質をたっぷり使って養殖された魚なんかは 「農薬たっぷりの野菜」と同じで寄生虫は皆無かと・・・
他方、産地直送の天然モノをまるごと置いてある鮮魚店あたりで、たまに魚体の表面にくっついているのが ヒジキムシ。
ぼうずコンニャク様に教えていただいたのですが、これ、ほんとにヒジキみたいに黒くて小さくて、ちょっと細長い物体です。
築地場内の喫煙ネタのように腹立たしいものではなく、まともに調理すれば取り除けるので問題は無し。
筆者個人としては 「泥つき、虫食いつきの有機野菜」 と同じ感覚 で平気なんですけど、一般に見せたらお店のイメージに不当な大打撃を与えてしまうかも・・・ってことで記事には書いてません。
でも中には、それを見てクレームをつける人もいるのかな?
筆者だったら、値引き交渉のネタになるから喜んだりして(笑)
今週発売の経済週刊誌を見てたらクレーム問題特集があって、魚屋さんで魚を買ったら「生臭いのがケシカラン」と言ってクレームするお客さんもいるとか。
まあ他人に贈る場合は、さすがに体表に虫がついてたらダメかもなぁ。
有害な寄生虫でよく知られているのは、やはり アニサキス が筆頭でしょうね。刺身と一緒に食べてしまうと、胃壁に食いつかれて猛烈に痛い目にあうとか。
寄生虫とは違いますが、危ないといえば食中毒菌。
泥つき大根は洗って食べるのが当たり前なのと同様、アジなんかはエラや体表に ビブリオ菌 が付いてる可能性を考えますから、しっかり水洗いしてから刺身にしましょう。ビブリオ菌は真水に弱い。洗う前の魚体をマナイタに置いたら、魚と同時にマナイタも水洗いしないと刺身が再汚染されるので要注意。
そうそう、上掲リンクの「ザ・むし」様の “昆虫裏日記” は面白くて、しばらく読みふけってしまいました。
生でイワシを食べるときは注意しましょう、なんて話もありますネ・・・
以上、ご参考までのメモ でした☆
< 追記メモ >
・このネタに反応して、カメの歩み(キヌバリ)様 がご自身の過去を告白、
乙女の “胸キュン” エピソードを書いておられます♪
・・・え?、“胸キュン” じゃなくて “胃がキュン” ですか、そうですか・・・☆
★ 1/27さらに追記: 食べ物ではないが今夕のTV番組で、こんなネタが。
見慣れないカタツムリには要注意ですね。
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コメント
小生物のコロニーの映像。そういう理由で撮っておられたんですね。今知って感動で~す(^O^)
先日聞きましたが、中華料理でカエルの刺身ってあるそうなんです。じゃー新鮮ならよかろうってんで知識もない日本のお店がその刺身を出したら、寄生虫が(><)
中国では普通の酢よりも10倍強い酢があって、指なんかしばらくつけたら白くなるような・・・それにカエルの刺身を漬けてよく洗って食べているんですって!
ウオノエってまるでロシアのマトリョーシカですね♪
投稿: 早坂 | 2008年1月22日 (火) 22時13分
最近の驚きはこれかなぁ。
http://nsakanaya.exblog.jp/7038265/
よく口に入れたものです。グロくはないですよ。
あと、どこかのサイトでサヨリヤドリムシを食べたレポートが
あったように記憶しているのですが、探してもみつかりません。
そうそう、抗生物質では虫は死にませんよ。効くのは細菌だけです。
で、魚で怖いのは顎口虫。まぁ、生の淡水魚(天然鱒を含む)を
食べなければ大丈夫ですが、これはキツイです。
投稿: ろ | 2008年1月22日 (火) 22時36分
相当前の話ですが、家族の者がイカの塩辛をつくろうとしてたら例の生物が現れました…。
私は即呼ばれて見せられて、こういうのがいるから気をつけるんだよ、と…。
実際に出会ってしまうと!?ある意味良い勉強になりますね
投稿: なな | 2008年1月23日 (水) 01時31分
いやいや、ウオノエちゃん、かわいいですよ!
やっぱり、初めて見た時は驚きましたよ!
以前は一日に多くの魚をおろしておりましたので
発見したウオノエちゃんをまな板の端に並べて遊んでいる
うちに可愛さを感じるようになりました!
もちろんそれを見た人は、きゃあ~きゃあ~!
ウオノエちゃんもひとつの命です!
生命の畏敬を感じます!
ろ様の言う通り、3Kg台の養ダイから4~5cmの
ウオノエちゃんがいた時がありました。
つきじろうさん、早く私のターレーに寄生してください!(笑い)
えっ?キヌバリさん寄生した...?(笑い)
投稿: リーゼント史朗 | 2008年1月23日 (水) 07時45分
◆早坂様、
牡蠣の貝殻にやどる小宇宙には感動しました。あれは
ちょうど去年の今ごろだったんですねぇ・・・☆
カエルの刺身、日本人には驚きですが一度は食べて
みたいですねっっっ!
あ、もちろん中国の特別なお酢で洗ってから(笑)
◆ろ様、
またまた「きゃー☆」って心の叫びが。
抗生物質、すみません退治できるのは虫じゃなくて
細菌だけなんですね。常識チェック・・・(汗)
◆なな様、
イカでも、やっぱりいるんですね!
いっしょに塩辛にしてみたら、ご家族の誰かが
気にせず召し上がったかも!?
◆リーゼント史朗様、
虫というだけで毛嫌いする人と、けっこうカワイイ
じゃん?なんて面白がる人と、はっきり分かれますねぇ。
一寸の虫にも生命の畏敬を忘れないようにしたいと
思います、ハイ。
そうそう、あのターレーにも近日中にぜひ寄生させて
下さいませ~♪
投稿: つきじろう | 2008年1月23日 (水) 08時14分
タイムリーな話題で食いつきます!(*^_^*)
築地に行くようになってまず気がついたのがお久しぶりの寄生虫たち。
この間、カニを買うときでっかいヒルちゃんがのたくっておりました。あれはまさに国産の証拠だったんですね!すごく納得!確かに美味しいカニちゃんだったので満足だったのですが。
あと、少々腹立たしかったのがマグロの寄生虫。
同じ値段で買ったサクの一つに寄生虫の抜け道とかけらと肉質のくずれが残っていて、これ、同じ値段はないだろう、と。
あのお店にはもう行かないよン、と固く誓ったのでした。
貝の中の甲殻類はそういえば昔はよく見かけたものでしたね。最近あまり見なかったけど、それだけ海から遠い生活をしてたんだなぁ。
投稿: midori | 2008年1月23日 (水) 09時34分
う~ん、しんどい話題です^^;
牡蠣にくっついてるのくらいが限界ですね~。
【予告】2月はつきじろう氏に寄生することにします。ムフッ
投稿: くに | 2008年1月23日 (水) 16時14分
◆midori様、
あらら、マグロでハズレを引いてしまいましたか。
スーパーマーケットなどで買うと確かに品質は均一で
(ある程度は)清潔・安全も保証つきですが、その
反面、「目に触れない部分」があまりにも大きくて
不安になることもありますね。
ハズレを掴まされてしまうのも、私自身は授業料と
考えることにしています。ここでは書けない話も
いろいろあるので、またの機会に(笑)
◆くに様、
今回の話題、たしかに生理的にダメな人はダメだろうと
思いますので、ご無理なさらず(笑)
ところで寄生とか共生とか、かわいい女の子が相手なら
私も大歓迎なんですが・・・☆
投稿: つきじろう | 2008年1月23日 (水) 20時01分
こんにちは。
最近自分のブログの画像に時間がかかってしまい
(PCが古くてすこぶる重い。。。)
つきじろうさんのブログ、久々に来ました!
滝川クリステルジェネレータ・・・・
画像を拡大して笑いました・・・・
私のやかましいターレー連呼が貼り付けられてる・・・笑
カクレエビはかわいいです。
今度専用水槽買います。
理由は、魚に食われるから・・・・。
ところで。ウオノエ、びびりました・・・・。
あれはあれは、ちょっと気持ち悪すぎますな。
足がねぇ・・・。
投稿: カメの歩み(キヌバリ) | 2008年1月24日 (木) 00時48分
◆カメの歩み(キヌバリ)様、
あれぇ?、生きもの大好きなキヌバリ様でも苦手な
ものがあるんですか。
じっくり観察してみれば、だんだんカワイイと思える
ようになるかも・・・
ところでジェネレーター版の滝川女史は誤報も多いので
困り者ですね!
投稿: つきじろう | 2008年1月24日 (木) 07時38分
ウオノエ、顔はかわいいけど、足が・・・・。
ひっくりかえさなければかわいいであります。
そういえば、カニビル、卵を産むところだったのでしょうか。
先日、松葉に卵ではなく、成虫がひっついていました。
あれは、なかなか格好よかったです。
ジェネレーターのつっこみどころは、「マグロに間違われ」
でしたね・笑
じゃぁ、史朗さんは私を売り飛ばそうとしたのか?!
投稿: カメの歩み(キヌバリ) | 2008年1月24日 (木) 08時10分
・・・あのーまたすいません。ウオノエの足は、華麗にそろったシンクロナイズドスイミングの団体競技だと思えば美しいものですが・・・
【予告2】つきじろうさんに寄生したくにさんにワタクシ寄生いたします!
投稿: 早坂 | 2008年1月24日 (木) 11時45分
◆カメの歩み(キヌバリ)様、
別名つきのお名前、やっぱり面倒くさいです(笑)。
カメの歩み様の「中の人」がキヌバリ様というか、
カメの歩み様にキヌバリ様が寄生してるというか・・・
あ!、もしかしてシラフの時がカメの歩み様で、
お酒を飲んだら(以下自粛
◆早坂様、
魅惑の脚線美!、ってホンマですか(汗
寄生より共生をめざしたいワタクシです・・・☆
投稿: つきじろう | 2008年1月24日 (木) 19時45分