オオグチイシチビキを知ってますか（前編）

これ ですか・・・ え？、違うの！？

訪問日 「2008/01/08」 ※最近の過去記事は → こちら


「 つきじろうさ～ん、築地で何食べたらいいですかねぇ？ 」

昨夜、ぼうずコンニャク様 からお電話が。

（ それにしても筆者、いつも電話といえば３０代以上の男性ばっかり。
　女の子から電話があるのは年に３回以下かも･･･。
　あ、女性は “心が女の子” なら年齢は関係ないです！ 笑 ）

築地の 「ＪＦ長崎漁連」 で オオグチイシチビキ を買い取るので、せっかくだから食事もオススメのお店があればと。

で・・・☆

今朝、 「かとう」 にご一緒させていただきました！
ぼうずコンニャク様は、当店に入るのが初めてとのこと。

今日は アジフライ できるかな・・・？

「 今日はアジ無いって！ 」 あらま残念☆
では、とりあえず 刺身・煮物・焼き物・汁物 で、 基本 をひととおり。

アンコウ煮、青タイ刺身、カレイ煮付け、銀ダラ西京焼き。
（ 定食２人前、単品追加、筆者はごはんをおかわりで合計5,700円 ）
大女将が例のドスのきいた声で 「宴会みたいだねぇ」 と・・・☆

アンコウ煮 は 「高はし」 とは好対照☆
・「かとう」： 煮詰めた濃厚系スープ、具は柔らかな魚肉とアンキモが中心。
・「高はし」： スッキリ系スープにアンキモをたっぷり溶かし、具の食感はクニュクニュ、プリプリというゼラチン質が際立つ。

カレイの煮付け は肉厚で煮汁が濃厚。
これもスッキリ志向の 「高はし」 とは好対照だと思う。
（上掲リンク記事、写真の “煮汁の透明度” でも違いがわかる）

銀ダラ西京焼き。二人で半分づつ食べるつもりだったのに、ぼうずコンニャク様が一人で食べてしまった。
「ごめん、美味しかったから。これブログに書く？」
そりゃ書きますよ。食い物のウラミは（以下略

青タイ刺身。これが意外な逸品だった！

青タイという “あやかり鯛” 系の名前といい、ぼうずコンニャク様が 「フエダイの仲間ですよ」 と言うので磯臭いのか？と思ったけど。
でも食べてみるとクセのある匂いは無く、すっきり澄んだ旨みで非常に美味。

また、お店が刺身で出すタイミングも良かったのだと思う。
歯ごたえを残しつつ、美味しく食べられるように寝かせた具合が文句なし！

ごちそうさまっっっ♪

あ、ちょっと待って。

デザート を食べなければ！！
・・・ってことで
「センリ軒」 のカツサンド♪

しかし、ぼうずコンニャク様は
「もういいよぉ☆」 とのことで
筆者が歩きながら食べることに。

ごちそうさまっっっ♪

さて、ろ様のお買い物は 数字の「３」にしか見えない字で 「ろ」と書いた買い物カゴ が目印なのだけど、ぼうずコンニャク様はもっとわかりやすい（笑）

「 こういう、屋台のお店は好きなんですよ 」 と、ぼうずコンニャク様。
市場が豊洲に移転したら、こんな業者さんは入れなくなるのかなぁと・・・。

通路脇にある氷屋さんで ドライアイス を買って、仲卸のお魚を物色開始。
なんとなく、またまた アラ と クエ が目をひいた。

「 それが、さっき食べた 青ダイ ですよ 」。 おお、たしかに青い！

「 この メヌケ は、いいですよ～ 」。
そういや 「高はし」 でも高値で絶品の美味だったなぁ・・・・☆

さて例によって、ぼうずコンニャク様のマニアックぶりが炸裂するのがこれ。ツブ貝！

気になるものがあったらしく、箱の中身を物色していると・・・
「 ちょっと！、 どのくらい買うの！？ 」
店員さんから、明らかに “買わないなら帰れ” という怒気を含んだ声で追い払われてしまった☆

ま、そういう店もあるよね。

このあと、ぼうずコンニャク様は・・・
とある場所で、とある人物と会見。

ちょっと怪しい密談！？っぽい雰囲気もあったので（笑）、内容をこちらのブログに書くのは自粛。


→ 次回記事の “後編” に続く・・・☆

☆おまけ： 本日の「高はし」の店頭看板（クリックで拡大表示）