番外： 「銀座アスター」再び

今年は、逢えないと思っていた・・・♪

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訪問日 「2007/11/10」

「銀座アスター“日本橋賓館”」

あの、怒涛の 「もう少し食べますか？」 から１０ヶ月あまり・・・

「食い道をゆく」のヒロキエ様 が奥様とともに、「あなさんの美しき日々」の、あな様 とご一緒にと・・・ お招き下さいました☆

秋雨の日本橋。
ヒロキエ様と、おだやかな物腰で優しい人柄が伺える奥様にご挨拶させていただく。

この個室席は前回と同じなのに、前回より広く感じられる のは不思議だなぁ。
（ 注： 前回は築地王様・ 柳生九兵衛様 とご一緒。今回は あな様と ）

さっそく、我々の席に リアル・アスター嬢が登場。 ヒロキエ様への警戒心は微塵も伺わせず、チャーミングな笑顔で歓迎の辞を述べて下さった。

乾杯 は、発泡性の日本酒で。
“ジャンパン” という名前で知名度を上げつつあるお酒だネ。
（ “シャンパンのような日本酒” で、「シャンパン」＋「ジャパン」＝「ジャンパン」というネーミング ）

泡の出る面白さだけでなく、しっかりと吟醸香もある美味しいお酒。
こんなのを最初にいただくと、たちまち 幸せな昼餐ムード がいっぱいに♪

さっそく、にぎやかな 前菜 が。和食でいただく八寸の豪華版。
一葉の モミジ が秋の風情を演出。（ モミジも食べました・・・当然でしょ！？ ）

下の写真の右端、レンゲ に載せられたのは築地でもおなじみの キンメ だが、卵に煮こごりを添えたもので、これを中華風に食べるのは初めての経験。うまい。

お料理は、どんどん続いて供される。
上海ガニとフカヒレのスープ、美味しかったなぁ！
ふくよかな味が豊かに広がるのに、その後口はスキッとして嫌味が無い。

これと似たスープは横浜某所でも何度か食べたのだけど、あの時のしつこい後口は・・・ やはりケミカル系の調味料のせいだったか。

野菜とシーフードのお舟にのってきたのは・・・
今年はご縁が無いものと思っていた マツタケさん♪

お料理をいただきつつ、我々の話題も 中国グルメツアーの土産話 を中心に、楽しいこと楽しいこと！
特に面白いのは、やはり 舞台裏の秘話 ですネ（笑）

再び、リアル・アスター嬢が登場。お皿は 大山地鶏と京野菜の塩釜焼き。

店内の照明が落とされて、
炎のパフォーマンス・タイム☆
白酒のなかでも特にアルコール度数の高い粉酒（フンチュウ）を塩釜焼きにかけて、ファイアー！

店内３箇所（４箇所だったか？）で２回にわたり披露されたパフォーマンスを 動画 でも撮りたかったのだけど・・・
残念ながらコンパクト・デジカメの動画モードには暗すぎた！！

ザクザクッ！と塩釜を切り開いたとたん、あな様が「いい香り！」 と歓声を。

ほどなく、その中身が我々のテーブルに。

肉も野菜も汁気たっぷりのまま 奉書に閉じ込められ、そこに 柔らか～く甘い香りの塩味 が。

肉のうまさはもちろん、
京野菜も、中華のステージであっぱれな役者ぶり！

滋養たっぷりの白菜蒸しスープ、そして「あっさり上品な魯肉飯」と表現したい玉子入りの牛肉あんかけチャーハン。

「５億年前の地層から採れた岩塩」などという珍品も登場。。。

あと、龍井茶（ロンジンチャ）の茶葉の苦味も好ましいのでお茶っ葉まで食べたのだが、そのあと２煎目・３煎目を入れるためのお湯が登場。
店員さんに「すみません、お茶っ葉は食べました」と話すと、 アホだなあと 可哀想だなあと思ってくれたのか（汗）、追加の茶葉を入れてくれた。

さらにデザートをいただいて大満足！

ごちそうさまでした♪


と、ヒロキエ様が・・・ あ、もしかして追加オーダーですか！！

「 本日、ちょうど４ハイだけ上海ガニがございます！」

・・・と聞いて思わず胸中で 万歳三唱（笑）

（ 念のために注記しますが、菊の花は刺身のツマに付いてくるような小さな食用菊ではなく、花瓶に飾ってもいいレギュラーサイズの菊なのです！ ）

その 白い身と甘いミソ は・・・、分け入れば分け入るほど、さらに奥へと誘いこまれずにはいられない ラビリンス 。

迷わば迷え！、酔わば酔え！

ヤケドしそうなほどアツアツの上海ガニを、無我夢中でいただいたのでした。

昼餐会だったにもかかわらず、気がつけば時刻は夕方５時。
あな様は 「えーっ！？、信じられない☆ 」 と。筆者も、まったく同感。

お招き下さったヒロキエ様、楽しい時を過ごさせて下さった奥様、あな様、

誠にありがとうございましたっっっ！