番外:「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦!」 その4
舞台は、ふたたびB級グルメの祭典へ。
その1(ゼリーフライ) と その2(行田フライ) は開催地・ 埼玉県行田市の地元勢 だったが その3(みそポテト、なまずのたたき)からは、行田に攻め込んできた 各地の「郷土食」と「B級食」!
今回の 「B級グルメ王決定戦」、勝敗は地元・行田市民が中心の来場者による投票で決まる。
このため、地元びいきの 「ホームタウン・デシジョン」 ってのがあるかな?と、気になっていたのだが・・・
( 写真右上:同日開催の時代祭り )
しかし 行田市民はフェアだった!
敵将にも礼をもって遇し、惜しみなく賞賛を贈る姿勢に拍手!!
・春の築地 まとめ記事は → こちら / 最近の過去記事は → こちら
訪問日 「2007/11/11」 ( 掲載日 「2007/11/21」 )
そんなわけで グルメ王 に輝いたのは 深谷市「煮ぼうとう」。
★訂正とおわび★ 掲載当初、誤った地名を記載しておりました。正しくは上記の通り “深谷市” です。大変失礼しました、おわびして訂正いたします。
この「煮ぼうとう」、チャンピオンだけに当然うまい♪
もっちり幅広のピロピロ麺 に、特産の白ナス、深谷ネギ、根菜類にシイタケ、戦国の世から秘中の秘?の 特製ダシ を 味噌仕立て で。
大阪のうどん文化圏で育った筆者などからすると、ナベのなかで麺の一部をダシに溶かしこんでしまい、ダシに「とろみ」をつけることで美味しさをアップさせるという発想そのものが、やはり異文化なのだなぁ~!と、感心しきり。
また料理の味だけでなく印象深かったのは、出展団体である 「武州 煮ぼうとう研究会」 の皆様から伝わってくる 心意気!
お話を伺ってみると、独立自尊の強い気概を示しつつ、郷土のためなら労を惜しまぬ、頼れる親分肌の気風 が、誇り高く自信に満ちた言葉の端々から伝わってきた。
「 B級グルメ?、これは我々の郷土が誇る食卓の王者だよ! 」
今回お伺いした内容は実に興味深く多岐にわたり、郷土の食文化やB級グルメを扱うイベントにおいて、ぜひ考えるべき 重要な問題提起 を含むものだった。
これについては後日、「今回の感想まとめ」 のような形で当ブログの記事にしたい。
なお、赫々たる武功に輝く 「武州 煮ぼうとう研究会」 の戦歴は こちら!( リンク:「Web埼玉」様 )
< 当シリーズの記事 >
その6: 筆者の個人的感想まとめ
その5: その他のエントリーからピックアップ
その4: 煮ぼうとう(深谷)
その3: みそポテト(秩父)、なまずのたたき(吉川)
その2: 行田フライ(古沢商店)
その1: ゼリーフライ(駒形屋)
「ひるどき日本ランチ日記」 takapu様 と共に、筆者を今回も誘って下さった 「日本食べある記」 ぶれいぶ様 の記事は こちら と こちら と こちら!
「大食い茶屋」 釣りキチ四平様の記事 もぜひ!
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