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番外:「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦!」 その1

さて問題です。

一流の 大食いフードファイター が、
行田名物
ゼリーフライ 制限時間10分間 で早食いにチャレンジしたら、
いくつ食べられるでしょうか?

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・・・と、本物の一流フードファイター
「大食い茶屋」 の 釣りキチ四平様 に聞いてみました☆

春の築地 まとめ記事は → こちら / 最近の過去記事は → こちら

訪問日 「2007/11/11」

クイズの答えを記事の最後とか次回の記事まで引っぱるのは好きじゃないので、先に書いておきましょう。

「 テレビの大食い番組に出られる人なら、まず40個は大丈夫。
 ジャイアント白田さんやギャル曽根さんのレベルなら、60個ぐらいは食べると想定するほうが良いと思います 」


とのこと。( 釣りキチ四平様ご本人の許可を得て掲載 )

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ご本人は現在、テレビの大食い企画番組の仕事にも携わっておられるそうで 「このメニューで、この制限時間なら、このぐらいの量を準備すべき」といった見積もりを担当なさっているとのこと。

選手が「まだ食べられる」と言うのに「もうネタ切れです」などと言う事態になったらテレビ局の大失態になるポイントを請け負うだけに、まさに大食い系の見積もりにかけては誰よりも信頼できるプロの言葉!

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なお釣りキチ四平様について、詳しくはご本人による上掲リンクのブログ冒頭にある記述をご覧いただきたいが・・・、ご自身が 「まず問題なく食べられる量」 の目安は、豆腐なら1分半で3.2kg、わんこ蕎麦なら2分間で100杯 とのこと。

※ なお、わんこそばの100杯はご自身の食べるスピードによる限界ではなく、おかわりを 2人がかり で継ぎ足す女性店員のスピードがこれで限界だったから、とのこと。


・・・・・・・・・☆


さて本日、いったい何があったのかと申しますと。

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P1060844_2 ♪せんべ~い、じるじるっっっ!の歌声も忘れやらぬ6月の 「B-1グランプリ」 に続いて、行田市で開催された 「埼玉B級グルメ王決定戦!」

そこに再び 「日本食べある記」のぶれいぶ様 が、やはり前回と同じく 「ひるどき日本ランチ日記」の takapu様 と共に、筆者を誘って下さったのでした☆
( 注記:お二人の後ろ姿。旗に書かれた文字は、ぶれいぶ様とは無関係です )

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今回エントリーした埼玉B級グルメは、上掲の公式HPにある14品目。

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( プレス撮影用のサンプル )

書きたいネタが多いので複数回に分けるとして。

とりあえず今回は前述の ゼリーフライ について、ぜひ書いておきたいことを。


これまた結論から述べるが、ゼリーフライは・・・、

冷凍の生地と、の生地では、食感がまるで違う!

これは本当に衝撃的な体験。

イベント会場のゼリーフライは、形を整えて冷凍した生地を、凍ったまま揚げる。
できあがったゼリーフライの食感は、ほぼ 「コロッケ」 と言ってよい。

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だが行田市内で営業するお店のなかには、冷凍ではなく、“生”の柔らかい状態の生地を、そのつど手で形を整えて揚げるお店もある。

ぶれいぶ様の下調べで案内していただいた、このお店も・・・ そのひとつ。

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その食感は・・・

まるで ポテトサラダ が、そのまま入っているかのような 柔らかさ!

ゼリーフライとは、こういう食感もある食べ物だったのか!

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あとで関係者に話を伺ってみると、ゼリーフライの主材料である “おから” は変質しやすく、イベント会場などで生のまま、あるいは解凍してから使うのは難しいとのこと。

もちろん冷凍生地を揚げたゼリーフライも、コレはコレで美味しいもの。
行田市を訪れる人は、ぜひ両方の味をお試しいただきたい!と、切に願う。


続きのB級ネタは、また明日以降に。

ごちそうさまっっっ♪

< 当シリーズの記事 >
その6: 筆者の個人的感想まとめ 
その5: その他のエントリーからピックアップ 
その4: 煮ぼうとう(深谷) 
その3: みそポテト(秩父)、なまずのたたき(吉川) 
その2: 行田フライ(古沢商店) 
その1: ゼリーフライ(駒形屋) 

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・・・の前に。

僭越不遜を承知ながら、

釣りキチ四平様と初めてお目にかかれた印象を、ちょっとだけ。

なんといっても、いい男!!
すんごい男前です。それもパワフルで、かつ知的で謙虚。

大柄な体躯は引き締まり(今年は38kgのダイエットに成功)、マユは太く、大きく見開いた双眸には目力(めぢから)があふれている。

そのスポーツ歴からも明白なのだけど、少し会話をしてみれば謙虚な言葉のそこかしこから、
どんな場面でも勝つための緻密な戦略をスピーディーに発想し大胆に実行できる人であることが察せられる。

いざ勝負となれば剛柔自在、「 パワーで圧倒、知略で翻弄 」 のポテンシャル。

で、とにかく話の内容が常人のスケールとはケタ違いなのだけれど、ご本人はそれを特にPRもせず自然体。それがかえって、独特の
ユーモラスな雰囲気 を醸している。

そんな初対面の印象について、最近テレビに出ている著名人で似ている言えば、・・・たぶん、登山家の野口健氏あたり。

( このように言ったら、ご本人は「違います」とお叱りになるかも。失礼! )

圧倒されつつ、すごい人にお会いできたなぁ、という余韻が消えないのでした☆
 
 

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コメント

つきじろうさんならもう記事UPしてるかも??と思ってやってきました・・・やはり早いですね♪
私もぶれいぶさんにお声かけ頂いてたのですが、今回は都合で参加できず、本当に残念でした~。
やっぱり、行田といえばゼリーフライですよね!一度食べてみたいです~。
でも、冷凍と生とでそんなに食感が違うというのは面白いですね。
続編も楽しみにしてます☆

投稿: romy | 2007年11月11日 (日) 23時09分

ゼリー!?
ゼリーを揚げるの!!??

と思ったら、違いましたね( ̄∇ ̄;)
(wiki見ました・・・)


日本は広いなぁ~( ̄▽ ̄)σ

投稿: つたまる | 2007年11月12日 (月) 01時59分

◆romy様、
 
 うーん、ご一緒できず残念でした!
 いろいろ食べるだけでなく、お会いした関係者の
 皆様から興味深いお話をたくさん伺うことができて
 勉強になったなぁ~、という一日でした。
 
 続きも、マイペースで書いてみたいと思います☆
 
◆つたまる様、
 
 > ゼリーを揚げるの!!??
 
 初めて名前を聞いたら誰でもそう思いますよね。
 「ゼリーフライ」のネーミングは、実のところ
 確実な根拠は見つかってないようです。

 食べてみると、ほとんどコロッケだなぁと思ったの
 ですが、今回“生”の生地で作ったものを知って
 またまたびっくりでしたよ!

投稿: つきじろう | 2007年11月12日 (月) 07時23分

私も、こんにゃくのような物が中に入っているのかと・・・。
おからは確かに凍らせるとフリーズドライしてしまいそうな感じですね。だから食感の違いが出るんじゃないでしょうか?
以前、豆乳製造機を買ってしまったためにおから対策に苦戦していた時期があり、おからクッキーを大量に作った経験からの考察でしたm(。。)m

投稿: 早坂 | 2007年11月12日 (月) 09時05分

ご無沙汰しております。
ゼリーフライ!食べてみたいものの一つなんです。
しかし、冷凍のと生と全然食感が違うとは、面白いですね。
作り方の違いがあるのも知らなかったし、できあがりも違うとは。
食べる機会があれば、その辺りもしっかり体感したいと思います。

投稿: のむのむ | 2007年11月12日 (月) 10時15分

川越の焼きそばは高校生の時の常食でしたよ。
あー懐かしい。
この中で全国的に知られているのはやっぱりゼリーフライなんですかねぇ。

投稿: prayforrain | 2007年11月12日 (月) 12時39分

ゼリーフライ?初耳でなおかつ作り方を見てびっくり。
これでちゃんと形ができるのですね。若干クリームコロッケにも似た食感なのでしょうか。作ってみたいが元を知らない。一度食べてみねば、ですね。
行田市といえば東京のお隣、埼玉県なのに、一度も伺ったことがありません。

投稿: midori | 2007年11月12日 (月) 13時41分

◆早坂様、

 > おからは確かに凍らせるとフリーズドライして
 > しまいそう

 一般に、ゆでたジャガイモは冷凍するとダメですね。
 業務用に加工された冷凍コロッケなら大丈夫ですが。

 すると、むしろオカラのおかげで冷凍保存の適性が
 補われているのかも?・・・とも考えられます。
 じっさい、試してみないと確認できませんけどねー。

 早坂様のオカラクッキー食べてみたいです・・・☆

◆のむのむ様、

 6月に静岡で開かれた「B-1グランプリ」で初めて
 ゼリーフライを食べた人は、多くが「なんだ、
 コロッケじゃん」と思ったかもしれません。

 でも生の生地から揚げたゼリーフライを食べれば
 ちょっと驚きますよ(笑)

 関係筋からは今回、生の生地で揚げたものも出して
 もらえないかと働きかけがあったそうなのですが、
 出展するお店の判断でNGになったそうです。

 おそらくイベント会場では今後も、ほぼ冷凍生地が
 100%で、生の生地で作ったものは食べられない
 のではと。

 これは、実に惜しいことだと思うのです。

◆prayforrain様、

 この中にprayforrain様のソウルフードがあり
 ましたか!

 ゼリーフライは、なにしろ名前を聞いただけで誰でも
 「何それ、食べてみたい!」と思わせるインパクトが
 あるので、一気に知名度が上がったのでしょうね。

◆midori様、
 
 そう、名前を見ただけで想像がふくらむでしょ(笑)
 クリームコロッケとも違う食感です。
 
 なお現地で食べるとき、生地が「冷凍」か「生」かを
 見分けるのは簡単だと思います。

 きれいな小判型に揃っているのが冷凍品、個性豊かで
 デコボコしてるのが「生」です☆

投稿: つきじろう | 2007年11月12日 (月) 17時42分

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