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グルメブロガー「あなたはどのタイプ?」ほか

P1030837 掲載日 「 2007/07/20 」 
「このブログがすごい!」初オフ会の記事は → こちら
春の築地 まとめ記事は → こちら
・その他、最近の過去記事は → こちら 

週末の帰りがけ、「食い道をゆく」ヒロキエ様の記事 で興味をひかれた新橋の 「八京」 へ。P1030844

暖簾をくぐると、奥の壁まで2メートルも無いのではと思える狭い店内で、客席はカウンター6席のみ。
お店を仕切るお姐さんは、物静かな雰囲気ながら長年よく働いてきたんだろうなあ・・・と感じられる風情。

ラーメン(450円)。
スープは東京昭和風のアッサリ醤油味で、大衆中華っぽいトリガラ風味が印象的。

この手のスープの良いところは コショウを振ると格段に味が引き立つ ことで、筆者が好むような築地の某店(笑)で出されるような甘口系のスープでは、このマネはできない。

P1030840

やや半透明感のある平打ちの中細ちぢれ麺はシコシコ系の食感で、なかなかうまい。
ただし5分もたつとコシを失ってフニャフニャになってしまうので、手早く食べるのが吉。

P1030841 チャーシューはバラ肉で、やや薄いながらも大きさは十分。ちょいと脂身が多めだけど、くどいアブラではないので抵抗なく食べられた。

ごちそうさまっっっ♪


・・・さて筆者の好みから当店の味はどうか?と言えば、うーむ☆

A.「やや辛口の醤油スープ」+「コショウ」
B.「やや甘口の醤油スープ」+「酢(す)

当店は完全に「A」が似合うラーメン。コレはコレで良し!
しかしながら筆者の好みは、だんぜん「B」!なんですわ・・・☆

P1030848

そういや同じフロアには、これも ヒロキエ様が紹介しておられた蕎麦屋の「本陣房」 があるんだよなー。

新そばの季節になったら、また来てみよう♪

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さてさて。

「 ブログとジャーナリズムについて考えてみよう特集! 」 の一環ってことで、以下は 自分向けメモ。

やたら長くて、大した内容でもないので、よほどヒマな時以外はおすすめしません(笑
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まずは、却下証拠・・・ じゃなくて 脚下照顧 ってことで、自分がどんなタイプのブロガーなのかを考えてみる。


< グルメブロガーのタイプ分類 >

よく、ブログによるクチコミについて批判的なメディアやお店の人が、

「 匿名で好き勝手に書くのは卑怯だ、無責任だ

・・・などと主張なさっている。

しかし、ひとくちにブロガーといっても、そりゃいろいろあるわけで・・・。

とりあえず、上記の主張にある 「匿名か?」 、そして 「好き勝手に(お店に無断で)書いているか?」 という視点で分類してみる。

こんな感じ。

Type01_1

それぞれ代表的なのは、

A.顔を知られている著名人のブログ。

B.社会的に認知度のあるメディアによる取材。(無署名記事)

C.一般に、ブログの大多数。

D.信念を持ち、リスクも覚悟で書いているライター。
  ( 具体的に何人かのお名前が浮かびますが、ここでは省略(笑) )


・・・ってな感じかな?

さらに言えば、「お店の了解を得る」 というのは2種類あって、

1. 記事の掲載は承諾を得るが、内容については好きなように書く。
2. 記事の内容についても、あらかじめ承諾を得てから掲載する。

お店としては「2」のほうが喜ぶだろうけど、そのスタイルでは読者の信用を得るのは難しいかもしれない。

ま、そうすることでブロガーがお店からいろいろ特別サービスを受けて互恵関係になることもあるだろうけど・・・ それって、プロの中でも一部のライターに見受けられる お店との癒着 そのもの。

なので個人的には、「お店の了解」と言えば 「1」を推奨 したいところ。
( ミシュランも、このスタイルらしいですネ )


で、

続いて重要な指標となるのは 「記事を書く・書かないの基準」

あくまで個人的に見たところ、人気を集めて書籍化されるブログ は、

「 悪印象のお店を批判する記事は避けて、好印象のお店の紹介だけに限ったもの 」

・・・が、多いように思う。

そりゃそうだ。

書籍化されたとたん、批判されたお店から編集部にクレームの電話がじゃんじゃん鳴り響き、ついには訴状が届く・・・ などという事態は、どこの出版社も避けたいだろうから。

( 例外的に、お店の悪口ばっかり書いたのにベストセラー書籍になったケースとして、ブログじゃないけど 「恨ミシュラン」 などがある。ただし編集部の担当者は各店からの激烈な抗議を受け続け、精神的に耐えられず退社したとか・・・ )


筆者なりに考えられる分類として、以下が代表的なタイプではなかろうか。

1.原則として、全てのお店について、店名も入れて記事を書く。

2.好印象のお店は店名も書くが、悪印象のお店は店名を伏せて書く。

3.好印象のお店だけを記事に書いて、悪印象のお店は書かない。

4.原則として 全てのお店について、店名を伏せて記事を書く。


さきほどの図に、これを
加えてみる。

Type02

以下に、それぞれ解説を補足。


1.原則として 全てのお店について、店名も入れて記事を書く。

大多数のブロガーが、この「1」に属するのは・・・ まあ当然と言えば当然か。
客の立場で、お店の味やサービスの悪さに腹立たしい思いをすることは日常茶飯事。
悪印象のお店こそ、店名を挙げて不満をぶちまけたくなるからなあ・・・。


2.好印象のお店は店名も書くが、悪印象のお店は店名を伏せて書く。

特定のお店を攻撃する愚挙は避け、世に良識を訴える姿勢 と言える。
ケーススタディとして参考になるので、客の側だけでなくお店の側も読みたがり、人気が出れば飲食店経営の教科書のような形で書籍化できるかもしれない。


3.好印象のお店だけを記事に書いて、悪印象のお店は書かない。

前述の通り、「書籍化される人気ブログ」になれる可能性が一番大きいタイプ。
読者もお店も喜ぶし、なにより「楽しく読めるブログ」としては、これが一番♪


4.原則として 全てのお店について、店名を伏せて記事を書く。

おいおい、そんなのあるのかよ?、と言われそうだけど、これがけっこう多い。
代表的なのは、いわゆる「社長ブログ」。会員制のサロンとか、あまり一般向けでないお店が多いので、関係者に迷惑をかけたくないという配慮があったりする。

また、富裕層のマダム・ブログ。これも内輪のサークルで完結するお付き合いのため、仲間うちだけにわかる表現で書いていることがある。
記事に興味を持っても、通りすがりの読者がコメントできる雰囲気ではない。

社長ブログとお金持ちマダム・ブログのグルメ系記事に共通するのは、お店や料理についての情報を発信したいという動機で書いているの ではなく 、自分たちの仕事ぶりや生活ぶりを披瀝したいという、周囲から見るとイヤミな見せびらかしに思えてしまう というケースが多いこと(笑)。


さて・・・

前段のタテ軸( 実名か匿名か )と、ヨコ軸( お店の了解を得て書くか、無断で書くか )も合わせてみると、

筆者は 「 C-1 」 で、たぶんブロガーとしては最も多数派のタイプ。

右サイドバーのリンクに掲載させていただいた皆様のブログを拝見すると、
やはり 「 C-1 」 が多いけど、「 C-3 」 や 「 A-3 」 もありますネ。

ってことで。

あなたのブログは、どのタイプ?

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コメント

つきじろうさん!それでもラーメン美味しそう~・・・もそうだけど、このブログに関する考察、めちゃくちゃオモシローイ。
ブロガーのみんながそれぞれ思っている現実が、すっきりきれいに分類されています!うっひゃ(^O^)

頻繁に情報発信できないお店側の「それは誤解ですぅ(;O;)」っていうのを分類すると面白いかも~。
その場でちょっと一言尋ねてくれれば誤解も解けてなんでもなかったことを、あとで想像もしない客の思い込みでブログに書かれて、具合悪くなって客の前に立てなくなっちゃった店員の話しとか聴きますもの。超ハードワークの上にこれじゃあ可哀相だなった思って。ワタクシって優しいでしょ(・。-)

投稿: 早坂 | 2007年7月20日 (金) 22時59分

 私はC-1ですが、B-1グランプリが好きです。以上です(笑)。

投稿: takapu | 2007年7月20日 (金) 23時14分

私はグルメブロガーではないのだけど(^^;
分類するならD-1ですね。まぁ、私の場合、ハンドルより
実名の方が匿名性が高かったりするのですが・・・

まぁしかし、グラフまで作って、素晴らしいサービス精神です。
感服してしまいます。

投稿: ろ | 2007年7月21日 (土) 00時02分

分析、力作ですね~。

私はグルメブロガーでないつもりなんですが(^^;;
まあ、食ネタもたくさん書いておるので分類すると、
C-3タイプですね。
先日も残念な思いをしたお店がありましたが、
たぶん、載せないと思います。
イヤな思いをした方が書くエネルギーにはなりますけどね。

ブログを始めたときは、楽しいこともブルーなこともそのときの
自分を正直につけようと思っていたんですが、読んで下さる方の
ことを考えるとあんまり暗いことは書けなくなりました。

投稿: Kisako | 2007年7月21日 (土) 01時53分

新橋「八京」の方が築地のラーメンよりも、レベルが高い!
と書いたのは実は、あの“甘めラーメン”と比較したんじゃなくて、もんぜき通りの有名“化調ラーメン”と比較しての話なのよ。
早速行って記事にしてくれて、ありがとね~。
この記事、TBして下さいな。

つきじろうさん得意技の分析シリーズね。
今度「食い道」でも悪印象店を取り上げようかな。
それはそれで面白いとは思うんだけど、好印象店が多過ぎて、ちょっと手が廻らないんだなぁ~。
嫌な店のこと書いてる時間あったら、好きな店を紹介するよって感じ。

それと「食い道」は、実は知る人ぞ知る「○長ブログ」なんよ。
らしくないでしょうけど(笑)

投稿: ヒロキエ | 2007年7月21日 (土) 01時55分

☆あわわわ・・・お粗末な余談に付き合って下さる方々がこんなに
 いらっしゃるとは。恐縮です。

◆早坂様、

 ラーメンおいしかったです。むふ♪

 あとの「ブログとジャーナリズムについて考えてみる」ってのは、
 個人的に“夏休みの自由研究”ってな感じで課題にしてみようと
 思います。お仕事は休みじゃないけど、築地ネタはシーズンオフ
 ですし・・・☆
 
 > お店側の「それは誤解ですぅ(;O;)」っていうのを分類
 
 確かに。ご指摘の通り、ブロガーをタイプ別に分類したように
 お店についてもタイプ別の分類を試みると参考になりそうです。

◆takapu様、

 ♪び~わ~ん、グランプリ~♪
 本場のせんべい汁もレポート期待してま~す♪
 
◆ろ様、
 
 匿名性の高い実名ですか。英語でも「ミスター・スミス」とか
 韓国語で「金氏」ってのは匿名に等しい名前だそうですが・・・

 そういや職場のオンライン電話帳を検索してみると、私の
 本名(苗字のみ)と同名の社員の数とくらべて、「高橋」という
 名前の社員はちょうど10倍もの人数でした☆
 
 お粗末な考察の図表化については、ご愛嬌ってことでひとつ(笑)

◆Kisako様、
 
 あるときはグルメ系、あるときはアート系、またあるときは
 街角ウオッチャー・・・かっくいー!(笑)
 
 ともあれ、読んで下さる方々に楽しんでほしいという配慮は
 ほんとに大切ですね。一時の感情をぶちまけそうになったら、
 ちょっと深呼吸して「それでいいのか?」と自問してみようと
 思います。

◆ヒロキエ様、

 > 「食い道」は、実は知る人ぞ知る「○長ブログ」
 
 すみません、忘れてました・・・☆

 八京とくらべておられたのは、例の、あっちのお店でしたか。
 お店の勘違いが続いてしまい失礼しました~。
 
 取り急ぎ、記事TBさせていただきます!

投稿: つきじろう | 2007年7月21日 (土) 10時09分

基本的にすべてのお店についてのっけてるかといえばのっけていないんですよねぇ…(笑)
ただ、基本的に批判的なことはかかないようにしています。批判的なことを全くかかないかっていうとそういうわけでないですが、それはどちらかというと「おしいのに…」っていう気持ちから書くことが大きいですね。
とにかく悪い感情しかもたなかった店については、その店についてブログを書くこと自体の労力がもったいなって思います。


投稿: kuraki | 2007年7月21日 (土) 10時39分

私はC-3か、再び訪れるつもりのないお店は記事にしていませんから。
(残念だったことや期待ほどでなかったことは多少書きますが)
批判的なモノもやってみたいと思うこともたまにあるのですが、
それよりヘンテコブログの方をなんとかしないと、です(笑)

分析にちりばめられているジャーナリズムの話、
コメントすると長ーーーーーーーくなってしまうので控えますが、
ユーザーサイドに立っていないものが多いので、
皆さんのブログを読むようになったということはあります。

投稿: ロレンス | 2007年7月21日 (土) 12時45分

◆kuraki様、
 
 そうですね~。悪印象のお店について「いちいちブログに書くのは
 労力のムダ」という判断は賢明ですね。
 
 なお今回、自分で図式化してみて気がついたのは「書かない」
 という選択肢のほかに、「店名を伏せて書く」という方法も
 けっこうケーススタディとして役に立つ記事になるのでは、と
 いうことでした。
 
◆ロレンス様、
 
 へんてこなブログだなんて、とんでもない!
 ロレンス様の冷静な観察力と分析力、私も見習いたいと思う
 今日このごろです。

 なお私の場合、「築地のお店をできるだけ多く、見たまま
 感じたまま記録しておきたい」という志向で書いているため、
 悪印象のお店でも率直に記事化しています。
 それでもやっぱり、あからさまに観光客向けっぽいお店には
 なかなか足が向かないんですけど・・・☆
 
 ジャーナリズムについては、この夏の読書テーマにしようと
 考えています。気になったことや思いついたことは、また
 記事の余談として書いてみますね。

投稿: つきじろう | 2007年7月21日 (土) 15時39分

早速「八京」行かれたんですね。金曜日行こうかと思って行けなかったのですが、行ってたら会ってたかも・・・しかし何をするのも動きが早いですね~。ほんと、感服します!

私はタイプはBC-3ってとこでしょうか。半分くらいはお店の人と話すので。ただ地方が多いですから、東京ならほぼ間違いなくC-3ですね。

いやぁ、ともあれ面白いですねこの記事。つきじろうさんの分析はとってもためになります♪

投稿: ぶれいぶ | 2007年7月22日 (日) 17時41分

◆ぶれいぶ様、
 
 あらま!、「八京」では会いそこねましたね~。でも、そのうち
 どこかのお店でバッタリお会いできそうな気がします♪

 > 何をするのも動きが早いですね~
 
 たまには、仕事でもそう言われてみたいもんですが(笑)
 お粗末な文章にお付き合い下さり恐縮です・・・☆

投稿: つきじろう | 2007年7月22日 (日) 20時25分

改めて整理してみると面白いですね♪
さ~て、自分はどうしようかな~と悩んでいるところでもあります♪

投稿: いさを | 2007年7月23日 (月) 15時14分

◆いさを様、

 実名で「是は是、非は非」をはっきり書いておられるブロガーの
 諸姉諸兄は本当に立派だなぁと思います。

 でも最近ちょっと想像するのですが、もしかして実名ブロガーも
 じつは匿名の別ブログを持っていて、ふだん書けないことは
 匿名ブログのほうで書いてストレス発散しているのではないか
 と・・・☆

投稿: つきじろう | 2007年7月23日 (月) 21時03分

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