大阪:3つの「インデアンカレー」2軒目
訪問日「 2006/03/13 + 2006/05/09,10 」
「せんば 自由軒 本店」
再び地下鉄御堂筋線で南へ。。。
東京、横浜、埼玉にも展開しているこちらの本店へ。
ここは船場の衣料問屋がひしめくビルの地下にある食堂街。
店頭のサンプルを見ると、看板メニューのインデアンカレーのほかに
ハイシライス(注:「ハヤシライス」ではない)、それらをフライと
組み合わせたメニュー、そのほかカレースパゲッティなど。
さらに、夜の酒肴メニューも豊富なラインナップ。
インデアンカレー 680円
味は、まあレトロと言えばレトロかなあ。スパイスをストレートに
効かせた辛口で、店員さんの「ソースをかけて、よく
混ぜて食べて下さい」というオススメに従ってみると、
とんがった辛さが大幅にやわらぐ・・・というか、ぼやけた印象に
なったと言うべきか。
ま、コレはコレで悪くないかな。たぶん、昔の人が「生玉子を
かけるなんて、贅沢!」という感激を味わった名残りを
そのまま今に伝えるために必要な演出なのだろうと思う。
店員さんたちは“観光客”をさばくのに慣れたような雰囲気だが、
決しておざなりな態度ではなく、仕事を楽しみつつ客と接している
ようで、なかなか良い印象。
店内は中央に「コ」の字の形の大きな石造りのカウンター席があり、
その周囲にテーブルを配している。
全体としては広くて清潔で、パウチ加工された大判のメニューも
読みやすい。
それと同時に、「当店の歴史!!」を主張するオブジェの数々・・・
“観光地”的な楽しさと居心地の良さを整えているお店だと思う。
もう一杯、ハイシライスも注文してみた。これも680円。
これも「ソースをかけて、よく混ぜて・・・」と助言される。
ドミグラスソースをしっかり効かせて、トマト風味を加えてある。
かなり水分が多く、やわらかい仕上がり。人によっては「水っぽい」
と言うかもしれないが、筆者自身は美味しいと思った。
全体の塩味は薄めだった。(関西風?)
難波のお店との経緯については、こちらに店主のインタビューが。
東日本への出店やレトルト商品の販売など、事業の拡大志向は
顕著であるように思う。(上記のHPからもそれは伺える)
食べ終わって地上に出ると、どうにか雪はやんでいた。
(2006/05/14追記)再訪。
下はレギュラーのインデアンカレー。
【 お店とカレーの特徴 】 このあとの「難波自由軒」と比較チェック☆
・全国でも有数のアパレル問屋街にあり、客層も業界人が中心。
(週末は観光客が多くなるかも)
・店内は大きなカウンター席を囲むようにしてテーブル席も配置。
BGMは有線放送。
・カレーの味は、ルー全体がよく一体化しており最初から最後まで
同じ味を感じられる(モグモグする途中でバラバラにならない)
・店長は若々しさのある男性。ホームページや関東への積極出店など
ビジネス拡大志向が強いことが伺われる。
・店員は男女とも若く、「いまどきのバイト君」という印象。
★ 2007/01/31追記:
「神戸っ子ゴハン」の早坂様も、自由軒のカレーを食べくらべ!
そして → 3軒目!(2006/05/14追記)
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