« 「小田保」3 | トップページ | 「江戸川」8 »

「高はし」17

訪問日 「 2007/05/29 」  ( その他、最近の過去記事は→ こちら

P1000377_1 「あんこう屋 高はし」
中央区築地5-2-1 (8号館)
電話:03-3541-1189
営業時間:07:00~13:00
休業日:日曜・祝日・休市日
当店の過去記事は こちら!

★お店までの道★ 地下鉄を降りて市場の正門を通り、
お店に着くまでの経路を動画でご紹介。→ こちら!
==========================

この春、最大の葛藤 が・・・☆

みがきニシン煮(定食800円)、天然・生ホンマグロ刺身(2,200円)、
ごはんおかわり(小・200円)、梅干し(100円)

P1020359_1

いつもにも増して トリップ度の高い 気合いの入った 店頭POPにひかれて入店。

P1020338 それも 「単品500円、定食800円」という 当店最安値の商品をカンバンに!
若旦那の心意気を感じます☆

ちなみに “あじ酢” を出せなかった原因は、 「 満月のときはアジが獲れないんだってぇ~☆ 」
(若旦那・談)とのこと。

このへん、「えびちゃんの“下付け帳”」 様でも面白いことが書かれているので、ご興味があればぜひ。

さて、せっかくなので当店最安値の目玉商品をいただくことに。

・・・と、それで 決して予算が余ったわけではない が。

P1020340

目をひいたのが、これ。

P1020340a

表示票によれば、佐渡の定置網で獲れたもの。
ははぁ、このへん の“日本海側は・・・”の流れで入ってきたモノだねぇ。

ええい、今生の名残り・・・ ならぬ、今春の名残り だ、食っちまえ!!
と、思い切って注文。

P1020345 それと、「ひるどき日本ランチ日記」 で takapu様も召し上がっておられた 梅干し も追加☆
味の感想は・・・ takapu様に拍手!(笑)

さて、お魚。まずは 身欠きにしん からいただきましょー。

P1020351_1

若旦那いわく、
「うちのはカチカチじゃないから!」

その言葉のとおり、一般のニシンそば等でありがちなパキパキと身が割れるタイプではなく、繊維質にビミョーな弾力がある。
 
P1020365 右の写真は、ひっくり返してみたところ。
皮目のところに少しだけゼラチン質も感じられ、なかなかウマイ。

メインディッシュにしては小鉢のような器に入っているが、 「高はし」としては濃い味付けの煮汁 なので、なるほどコレなら大盛りごはんを食べられる。

これで単品500円は安い♪ ( 来週、あと1回ぐらいメニューに出せそうとのこと )
 
そして・・・ お待ちかねの 天然ホンマグロ!
( 生だよ、冷凍じゃないよっっっ☆ )

お皿の右のほうは、ネギトロにした身も盛られている。
 
P1020363

・・・・・・☆

自分の 語彙の貧しさ が恥ずかしくなるのは、こんなとき。

柔らかな身質のキメ細かさ。
旨味のなかで、これぞホンマグロ!と教えてくれる独特の酸味。
後口にひろがる香りの余韻・・・と。


どれもこれも、自分の言葉 で書こうとすると、貧相きわまりない。


・・・いや。


待てよ。

自分の言葉で モーレツに言いたいこと が、ひとつだけ。

言ってもいいかな。

でも、これを言ったら周囲から 袋叩き にされそうだし。

ええい。かなり悩んだけど、率直に書きましょう。




このマグロを、

お茶漬けにして食べたいっっっ!


すみません、すみません、スミマセン☆

< 以下、筆者の単なる “内心の独白” です。
  おヒマとご興味のある方だけ、どうぞ・・・☆ >



筆者、ほんとに お刺身の食べ方はお茶漬けが一番好き なんです。
しかも、こーゆー赤身のマグロはお茶漬けにしたらサイコーなんです。
( お茶漬けフェチのカミングアウト )

さっきも書いたように、ホンマグロの赤身に特有の酸味が、熱~いお茶で生煮えにしてやると一気に爆発☆して、そこで醤油という発酵調味料が、まさにこのために生まれてきたのか!と思えるほど絶妙の相性を発揮するんです。


ちなみにアブラのあるトロなんかは、一般に「炙り寿司」として知られる通り、軽く火であぶってやるのが一番いいらしい・・・ けど残念ながら筆者の好みはトロより赤身。

ここで「高はし」のホンマグロをお茶漬けにすれば、海鮮茶漬けのファンとしては一生の思い出になること間違いなし!!


・・・と、さんざん 葛藤 したんですけど。


結局、できませんでした。


ちょうど朝の開店で入ってきたお客さんが食べ終わって次々に退店し、筆者の姿はよく目立つタイミングだったし。

そんな状態で、この美しいお刺身に醤油をぶっかけてお茶づけにする 度胸 はありませんでした。


内心の煩悶を押し隠し、たまたまカウンターの前のほうに出てきた若旦那に
「 このお刺身は、マグロのどの部分なんですか? 」
と質問してみた。

すると毎度のことながら、すぐさま熱心に説明して下さる若旦那。

ペンとメモ帳 を持ってきてマグロの絵を描き、これは、マグロの後ろ半分のほうで、この部分だと良いマグロがけっこう安く買えるんですけど、その身の上のほうにある赤身で・・・ と解説して下さった。


やっぱり。
このお店で、この人たちの気持ちを傷つけるような振る舞いは慎まねばと、改めて肝に銘じた次第。

また今度、いつかのように 自分でマグロを買ってきて、思う存分お茶漬けを食うぞ!っと、心に誓った朝でした☆

ごちそうさまっっっ♪


※ その後、マグロ茶漬けへの想いは・・・ こちら で遂げることができました!

※ 当店の過去記事は
こちら! 

|

« 「小田保」3 | トップページ | 「江戸川」8 »

コメント

身欠きにしんおいしそ~
写真見るだけでよだれでますね。

ところで梅干ですが、後ろのきんぴらの小皿に乗ってる
イモ(?)よりでかく見えますが…気のせい?

投稿: けろけろバッタ | 2007年5月29日 (火) 22時02分

 まさか、梅干しバトンを受けとるとは思いませんでした(笑)。

 マグロは無理かもしれませぬが、梅干のお茶漬けだったら許されるのではと…というより私がそれをやってみたいです。

投稿: takapu | 2007年5月29日 (火) 23時06分

なんと!つきじろうさんのお心遣いのお優しさ。こうして心の動きを丁寧に追って書いてくださって私のような者は初めて人の行動の意味を理解できるのかもしれませんm(。。)m 教えていただきましたー。・・・なかなか見習えないけれど(><)

ところで「気合いの入った 店頭POP」。よほど鯵が手に入らなかったことが悔しくて気が動転してしまったんでしょうね。この店頭POPも、奥さん見ておられなかったのかしら・・・。毎日デジカメに収めて集めれば、老後に夫婦で眺めなおしていい宝物になると思うんだけれども。


投稿: 早坂 | 2007年5月29日 (火) 23時16分

本マグロが超美味そう♪これだけでご飯がバクバク食べれそうですね♪
南高梅は肉厚で柔らかい感じがしますねぇ、こちらもご飯が進みそうだわ(^O^)

投稿: ちはやまこと | 2007年5月29日 (火) 23時42分

ここも行ってみたいお店ですが、
行列しているお店は無理ですね(笑)

投稿: ロレンス | 2007年5月30日 (水) 00時02分

「迷ったときは、全部食え!」

う~~~~ん、我ながらいい格言だ。
つきじろうさんに捧げましょう(笑)。

投稿: 築地王 | 2007年5月30日 (水) 00時52分

「高はし」の南高梅が脚光を浴びつつある今日このごろですな。

うう~今回の記事は、涙なくしては読めない内容。
来週、若旦那に聞いてあげようか?
もしもマグロにお茶かけて茶漬けで食べてみたいと、客から言われたら怒るかい?と。
たぶん、つきじろうさんのように顔が知られている常連客なら、少しの我がままなら聞いてくれるような気がするんだけどね。

投稿: ヒロキエ | 2007年5月30日 (水) 01時14分

あのぉ~満月は6月1日なんですけどぉ・・・
まぁそれはともかく、本鮪が値下がりする時期なので
庶民は今のうちに食べておかなきゃ、ですね。

投稿: | 2007年5月30日 (水) 02時06分

ふと夜中に目がさめた、つきじろうです。
なんとなく胸騒ぎがしてパソコンを見てみたら・・・
ひょえー☆、今回の一件がこんなに反響を呼ぶとは!

あわわわわ・・・☆


◆けろけろバッタ様、

 はい!、梅干しは「ひるどき日本ランチ日記」の takapu様が
 書いておられるように直径およそ4センチ。じつに、ふくよかな
 滋味あふれる一品でした。
 食べたときのパンチは、そりゃもう“顔面SFX大会”ってな
 感じで・・・☆

◆takapu様、

 おかげさまで、この春の思い出がまたひとつ増えました(笑)。
 梅干しでお茶漬けなら、どこのお店でもオッケーですよね♪
 ・・・って、これ次回の宿題ですか!?
 
◆早坂様、

 そうですねー。われながら本当に小心者ですので。周囲の人には
 どうでもいいようなことで悩む場面が多いです(笑)
 店頭POPのコレクション、ほんとに集めておいたら築地の
 歴史を語る!とも言えるほどの資料的価値になると思いますよ~☆

◆ちはやまこと様、

 ホンマグロも梅干しも、ごはんを何杯おかわりしてでも食べたい
 絶品のおかずですね。築地へ来たら、こういうお店でぜひ「食の
 よろこび」」を満喫したいものです☆
 よければご一緒に、また突撃しましょう!!

◆ロレンス様、
 
 「可視化テーマ報告」、記事を拝見しました☆
 http://pub.ne.jp/lawrence/?entry_id=721440
 お昼は、やはり人気店の行列が激しいようですねぇ。
 ややっ!、「バンド・オブ・トーキョー☆」にも記事が!?
 http://lawrence.tokyobookmark.jp/e25702.html
 そうそう、あれこそ築地の穴場店ですよねぇ・・・♪

◆築地王様、
 
 お怪我なさった足の具合は大丈夫でしょうか?
 一日も早いご快癒をお祈りしております。

 貴重な助言、ありがとうございます☆
 「迷ったときは、全部食え!」とは・・・(汗)
 しかと承知しました。今後は思う存分、築地で完全燃焼すべく
 突撃いたします!!

◆ヒロキエ様、

 南高梅ブーム、ひそかに浸透中のようですね。(ぷっ

 マグロでお茶漬けは、やはり「ごはんに味噌汁かけていい?」
 ってのと同様、「お行儀わるくてゴメンナサイ!」という前提で。

 礼を尽くすべき場で堂々と食べていいものではない・・・と
 私自身は考えております。
 漫画の『美味しんぼ』で、キャビアのお茶漬けをたしなめていた
 のと同じような話ですね。
 
◆ろ様、

 築地へ行く前に月齢表を見なきゃ・・・って、なんか釣り人みたい
 ですねぇ(笑)
 ともあれ「マグロが安くなって食べまくれる季節」、これからが
 楽しみな時期ですよね。
 
 ところで「土曜会」、また参加できず申し訳ありません。じつは
 ちょっと西のほうでもイベントが・・・☆

投稿: つきじろう | 2007年5月30日 (水) 03時15分

この記事へのコメントは終了しました。

« 「小田保」3 | トップページ | 「江戸川」8 »