番外: かつおラーメン in 鹿児島展(日本橋三越)
訪問日 「 2007/04/15 」 ( その他、最近の過去記事は→ こちら )
また築地市場ネタから離れるのだけど・・・
昨日のラーメン二郎・三田本店に続いて、
またラーメンになるけど・・・
とらさんサブ会議室で拝見した三越のイベント へ。
かつおラーメン(787円)、キビナゴと鯖の押し寿司セット(840円)
今回一番のお目当て、かつおラーメン!
かつおダシの香りで 「あっさり上品」 か?と思いきや、海苔とネギがたっぷり!
それにニンニクも加わって、かなり「にぎやか系」のフレーバー。
一口すすってみると、ずばり筆者の大好物 カツオのダシ茶漬け!
むしろ 麺が入っているのが不思議(笑)。ニンニク 、効いてます☆
スープ をじっくり味わってみたいところだが、海苔とネギとゴマ が表面を覆いつくしているので、スープだけを吟味するのは不可能。
ダシ は地鶏や黒豚も使っているそうだが、とにかく第一撃で 「ダシ茶漬け」 の印象をガツン!と喰らってしまうと、「具だくさんのお茶漬け風ラーメン」 というイメージから離れられなくなる。もっとも、コレはコレで美味しいからOK!
麺 は素直なストレート中細麺。少し柔らかめに感じたが、モグモグしていると 小麦の旨味 がひろがってくる。美味しい麺だ。
面白かったのは、チャーシューのかわりに入っている カツオの身。
下味をつけてから揚げたもので、薄い衣があること以外は 「ニシンそば」の身欠きニシンによく似ている。
今度は、ニシンそばを食べているような 錯覚 に陥ってしまった(笑)。
惜しむらくは、トッピングの仕上げに載せられた カツオブシ が本店のラーメン画像で見たような迫力のある厚削りではなく、なんとも 貧弱な薄削り だったこと。
あれが無いと、かなり インパクトに欠けるビジュアル になってしまう。
今回のイベントに来たお客さんも、当店のラーメンが記憶に残るか、どうか・・・☆
※ 追記: カツオといえば 高知 も負けてません!
「ひるどき日本ランチ日記」 の takapu 様が彼地で召し上がった、その名も “ カツオのお茶漬け風ラーメン ” の記事は こちら!
「キビナゴとサバの押し寿司」 は、サバの身がきれい♪
築地の「高はし」では3月でも美味しいマサバを出しているそうだが、鹿児島では今の時期でもゴマサバが美味しいのかな?
キビナゴは残念ながら身が薄く、山椒の葉 の香味が勝ちすぎていた。
他方、小鉢で付いてきた 「キビナゴの南蛮漬け」 は身がしっかりして味付けもほどよく、なかなかの美味。
これだけでお酒を飲んでもいいだろうなぁ。
ごちそうさま♪
続いて、お隣に出店している 種子島のお寿司屋さん へ。
さわやかな甘味 のあるネタで、これまた美味しい。ネギやニンニクは不要。
ただし1,500円というお値段は、ちょっと高めに感じるけど・・・まあ「イベント価格」ってことで。
回転寿司に慣れたお客さんにとっては、これと似たビジュアルの養殖マグロの握りセットなら600円ぐらいで食べられるだろう、というイメージかな。
醤油 は東京式の標準タイプと、当店おすすめの 「たまり醤油」 の両方を出してくれる。後者は 甘口 で、金沢あたりの甘い醤油が好きな人が喜びそうだ。
ところでネタケースを見ると 紅白2種類の身 が並んでいる。
聞いてみると 白いのは「ハガツオ(「歯鰹」、別名「縞鰹」)」 とのこと。
例によってぼうずこんにゃく様の解説を参照すると、新鮮ならば普通のカツオ(マガツオ)よりずっと美味しいそうで、
> 釣り上げたすぐを食べると「カツオなんて」と、あほらしく思えるほどうまい。
> 歯触り、うまみ、微かな酸味、総べて相まって最高となる。
ただし「釣りたて」でないと、たちまち味が落ちてしまうとか。
※ ちなみに一般的なカツオについては、築地の仲卸であるよっちゃんの著書では 「 捕れたてのカツオは青っ臭くて、食えたもんじゃないらしい。昔から“日戻りガツオ”っていって、わざと1日遅らせて出荷するんだ 」 との話が紹介されている。 「かつお寿司」のほか、種子島の地魚ネタを使った握りのセットや、海鮮丼も。
ディスプレイされたカツオは、くっきりとした黒い縞が鮮度の良さを示している。
ごちそうさま♪ あとは周囲の物産店をぶらぶら。
店員さんは、冷やかし客にも笑顔満面でサービスしてくれる。売り上げはともかく、鹿児島のPRも大事!という指導が徹底しているのだろう。 せっかくだから薩摩焼酎でもと思ったが・・・
「鹿児島本格焼酎100本セット、21万円!」 ってのは限定20セットが売り切れ。
ああ残念。あったら買おうかと(うそです)。 冷凍品で 紫芋のヤキイモ があったので、こちらをお買い上げ。300グラムで420円。
おイモ、好き・・・♪
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コメント
ラーメンの写真キレイですね~☆
ていうか、またずいぶん食べてますね?(笑)
せいぜい1~2時間の出来事だと想像してますが。。
投稿: くに | 2007年4月15日 (日) 18時55分
このラーメンは、ラーメンということを忘れさせてくれるラーメンですね。鹿児島は福岡と同じで、基本棒ラーメンですね。
伊佐美と伊佐錦・・・ありますね。魔王と森伊蔵はもう流行らないのかな?
カツオ美味しそ~~。お寿司でなくてもいいから身だけでバクバクいきたいですね♪
投稿: 早坂 | 2007年4月15日 (日) 20時26分
何もかつおでラーメン作らなくても、と思ったのですが、なるほど、ラーメンと考えなければ美味しいわけですね。
物産展のイートインは量が少なそうなので、これくらいの量はつきじろうさんには朝飯前、ですかね(笑)。
投稿: 西一 | 2007年4月15日 (日) 21時13分
◆くに様、
ほめられて気を良くして(笑)、ラーメン画像を拡大しました☆
連食は・・・自分だけならマイペースでOKっす♪
◆早坂様、
そーですねぇ。ラーメン食べたあと、どうしてもゴハンを入れて
ダシ茶漬けにしたい!と思いましたから(笑)。
初ガツオ、そろそろ築地でも安くなる時期ですから自分でも1本
買ってきて、さばいてみたいです♪
◆西一様、
魚介系のスープでラーメン!って好きですけどね~。
でも海苔とかネギとか、香りが強い素材をたっぷり入れると
いまいちダシの良し悪しが際立たないので残念かも。
今回のイートイン、わりとボリュームありました♪
投稿: つきじろう | 2007年4月15日 (日) 21時25分
ここに、高知でカツオのお茶漬け風ラーメンを食べてきた男がいるのですが(笑)、カツオのたたきではなく、揚げたカツオが乗っているところで、スープにコクを加えて臭みが無いようにしているのがいいですね。
あとは、ニンニク。お茶漬けに変化を与える意味でも、カツオとの相性の意味でも素敵なアイテムだと思います。
あ、こちらがそのラーメンです。
http://hirudoki.hungry.jp/archives/2007/03/23/000130.php
投稿: takapu | 2007年4月15日 (日) 22時11分
◆takapu様、
おお~☆、そうでしたね!
高知のホテルバーでいただくラーメン、あらためて拝見して
記事内にリンク追記させていただきました。
味はどちらも「お茶漬け風」ですが、にぎやかさの演出が
伺える鹿児島版にくらべ、高知版は全体にデリケートな構成
のようですね。
最初にユズの香り、後半は時間差で海苔の風味が広がってくる
仕掛けがステキ♪
投稿: つきじろう | 2007年4月16日 (月) 06時10分
これ「香月」で出したラーメンなの?
食べたらたぶん、ニシンそばに似てる感じかなぁ〜と思って読んでいたら、そう書いてあるね(笑)
カツオラーメンとサバカレーを一緒に食べてみたくなりました。
投稿: ヒロキエ | 2007年4月16日 (月) 12時09分
◆ヒロキエ様、
スープはお茶漬け、麺のコシと具の食感はニシンそば、
という感じで・・・☆
Web情報を見たかぎりでは、都内にある「香月」とは
無関係のお店でしょうか。
ちなみにラーメン界の御大も「お茶漬けラーメン」
とのご感想ですね(笑)
http://ramenlove.livedoor.biz/archives/50954844.html
投稿: つきじろう | 2007年4月16日 (月) 12時40分