「高はし」15
訪問日 「 2007/04/18 」 ( その他、最近の過去記事は→ こちら ) 「あんこう屋 高はし」
中央区築地5-2-1 (8号館)
電話:03-3541-1189
営業時間:07:00~13:00
休業日:日曜・祝日・休市日
当店の過去記事は こちら!
★お店までの道★ 地下鉄を降りて市場の正門を通り、
お店に着くまでの経路を動画でご紹介。→ こちら!
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エボダイ塩焼き定食(1,800円)、生キハダマグロのねぎとろ(1,000円)
昨日 の シアワセな余韻 にひたりつつ・・・☆
でも昨日は マグロ を頼まなかったので、ちょっと今朝はマグロも食べようかな。
それに、こんな寒い朝は 温かい煮魚 か 焼き魚 も食べたいもの。
そんなわけで店頭看板の下のほう、キハダマグロ の字にひかれて入店。焼き魚は エボダイ にしよう♪
踊り串をうって焼かれたエボダイ、やっぱり 焼きたての香り は最高!
近隣種のマナガツオのような高級感こそ無いものの、身の キメ細かさ は一級品。
骨からの身離れも良く、素直で食べやすい。うーん美味しい!
一緒に添えられた柑橘類は スダチ かと思ったら、実は ライム だった。
さて キハダ、「お刺身」 は単品 2,000円 ・・・
ちょっと考えてから、「ネギトロ」 単品 1,000円 に変更(笑)。
若旦那は 「キハダで、脂は少ないんですが」 と言っておられたが、ふんわり広がる身の 甘味 、豊かで優しい 香り 、ともに素晴らしい♪
※ ちなみに「生キハダマグロ」の“生”は、「冷凍モノじゃないよ!」という意味。
参考のため補足すると( → 100% 請け売り です☆ )、 ・キハダマグロ:
一般に、スーパーに並ぶ 一番安いマグロ。
しかし 春の天然キハダだけは別格 とされ、築地のマグロ屋さんである よっちゃんの著書では、このように書かれている。
> これを喰った人はまちがいなく、これが(筆者注:
> ほかの高級なホンマグロなどよりも)いちばん
> いいって言うはずだ。
> でも残念ながら量が少なくて、滅多にお目に
> かかれないホントの逸品だ。
・エボダイ:
関西人の筆者は 「ボウゼ」 として知っている魚。
どちらかといえば気軽に干物などで食べられる 大衆魚 というイメージだったが、ぼうずこんにゃく様 によれば、いまや 高級魚 の仲間入り。
ごちそうさまっっっ♪
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※ ヒロキエ様の 「食い道をゆく」 がブログ開設 1周年!
これを記念して(!?)、「ジャポネ」理事長スペシャル で交流なさった方々の記事を集大成した、素晴らしい 総集編 をドドーンと掲載!!( 恥ずかしながら、筆者の記事も入れて下さってます ) そのボリューム、その密度、まさに圧巻っっっ☆
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コメント
こんばんは。
生のキハダマグロが美味しいというのは初めて知りました。
是非一度試してみたいです。
刺身2000円ですか、ちょっと躊躇しちゃいますね。(^^;
極端に流通量が少ないものは値段が高いですもんね。
ここの焼き物も早く食べなければ。
投稿: 習志野習志 | 2007年4月18日 (水) 23時30分
イボダイも最近は輸入物の類似品が出回っていますからねぇ。
投稿: ろ | 2007年4月18日 (水) 23時31分
私、今朝は「高はし」でキハダマグロの刺身定食でした。
ブログ開設1周年の一人祝い。
紹介ありがとうございます。
あの記念総集編のまとめ作業には、さすがにくたびれましたわい。
投稿: ヒロキエ | 2007年4月18日 (水) 23時36分
◆習志野習志様、
築地のプロである“よっちゃん”が繰り返し訴えているのは、
魚ってのは「旬を外れて稀少で高価」なんてのを買うよりも、
「旬だから、やたら入荷が多くて安すぎる」ってのを食べる
ほうが正解!ということらしいです。
◆ろ様、
あらら・・・類似品アリですか。
まあ私は去年あたりまで、エボダイとマナガツオの区別もできず
赤っ恥をかいたド素人ですが(笑)
◆ヒロキエ様、
ええーっ!、春の天然キハダ、刺身を召し上がったのですか!!
・・・すみません、やっぱ「寿司大」のオゴリは無しで(笑)。
投稿: つきじろう | 2007年4月18日 (水) 23時42分
「高はし」ですからさぞエボダイ、いい香りだったんでしょうね。
天然のキハダがそんなに素晴らしいとは初めて知りました。
世の中には知る人ぞ知る、というのが依然としてありますね。
そういうものをちゃんと出しているのですから「高はし」は凄いです。
投稿: 西一 | 2007年4月19日 (木) 01時00分
◆西一様、
朝ごはんに焼き魚の芳香って、シアワセの象徴みたいです♪
キハダは、いい時期にいいものを食べれば素晴らしいですね。
この朝は年配の常連さんが若旦那と、ちかごろの“大間の
本マグロは無いんですか?”などと言うお客さんのことを
嘆いてました(笑)。
同じ聞くなら、寒いときに来て“カジキある?”と聞いて
くれるほうがずっと「粋」なのに・・・と。
投稿: つきじろう | 2007年4月19日 (木) 06時50分
エボダイというのはピラニアのように可愛い顔をしていますね。あ、ちなみにこれは誉め言葉です。口元ふっくらでまん丸おめ目。
冷凍じゃないマグロ!すごいですよね。見てみたい・・・そして食べてみたい!!
ところでここのたくあん、7枚も(><)
投稿: 早坂 | 2007年4月19日 (木) 17時37分
生キハダマグロのネギトロ早速今日の昼頂いてきました。つきじろう様記事の通りとても美味しく満足しました。なんとなく穴子丼もオーダーしてしまいましたが、ネギトロ食べるには穴子やわらか煮+定食のほうが良かったかもです。
投稿: tag | 2007年4月19日 (木) 20時33分
◆早坂様、
確かに似ていますね、ピラニアに。言われてみれば、ちょっと
かわいいかも(笑)。
ところで冷凍マグロ、決してバカにできませんよ~。
冷凍も解凍も、プロがきちんとやれば劣化は最小限だそうで。
生のマグロは輸送と保存の経費が割高になるので、もし
同じ値段で「冷凍物」と「生」があれば、「冷凍物」のほうが
上等な身質であることも多いとか。
あ、それと大根のお新香(タクアンではないです)、これは
何かで余ったのか、サービスで付けてくれました♪
◆tag様、
さっそく、同じお店で召し上がりましたか!
春のキハダ、うまいもんですね。モノを選ぶ目があるお店で
食べれば、その味わいに大満足です♪
ちなみに追加で穴子丼って、けっこうヘビーですねぇ(笑)
投稿: つきじろう | 2007年4月20日 (金) 01時38分
同感です。そこらへんの店の本マグロ?より高はしの「春のキハダマグロ」のほうが断然旨いと思います。また次の機会に宜しくお願いいたします。
投稿: tag | 2007年4月21日 (土) 22時59分
◆tag様、
大間のホンマグロどころか、「キハダマグロ」と聞いただけで
そっぽをむく “いまどきの” お客さんは多いでしょうね。
先入観を捨てる・・・これって本当に難しいことですね。
私自身、どこまで他人様のお言葉よりも自分のホンネを
自覚できているか、怪しすぎます(笑)
「高はし」は、提供する際の温度も最適ですが、おそらく
それまでの保管・調理の環境管理も理想的な条件を保って
いるのだろうと察せられます。
投稿: つきじろう | 2007年4月21日 (土) 23時11分