番外:「ロウリーズ」“タベッ会”編
掲載日 「 2007/03/25 」 ( その他、最近の過去記事は→ こちら )
※ 訪問日は 2007/03/22 「 Lawry's The Prime Rib, Tokyo 」
( ロウリーズ・ザ・プライムリブ, トーキョー )
※ お店のデータは上掲リンク参照。
( ぐるなび関東版 )
かねてから 「リトル小岩井の会」 として活動なさっていた集まりが 「タベッ会」 と改称し、毎回恒例のゲストとして・・・この夜、筆者に 招待状 が♪
ちなみに前回のゲストは、あのスペシャルA級グルメ&アーティストの 「じぶん日記」 55aiai様だったそうで・・・ いきなり 落差の激しいワタクシ (汗)
レギュラーメンバーの皆様( のむのむ様、あな様、takapu様、abuyasu様、ヒロキエ様 )や個々のお料理については後述させていただき、
< お肉について >
プライムリブ・ディナー「ダイヤモンド・ジム・ブレーディーカット」
( ローストビーフ 560g、前菜・サラダつき。お値段 7,500円 )
はい、前菜もサラダも素敵でしたが今回とにかく 主役は肉!
自慢じゃないけどワタクシ、生まれてこのかた 厚さ2ミリ以上のローストビーフはお目にかかったことも食べたことも皆無。
厚さは、約4センチ強。いやはや、農耕民族が食ったらバチが当たるんじゃないか と思う迫力で。。。
ほとんど、マンガの 『はじめ人間ギャートルズ』 で見たマンモスの肉かと。
ちなみに比較すると、左が上掲写真と同じ「ダイヤモンド・カット」、右が一番おとなしい「トーキョー・カット( 3,500円 )」。
お肉は、宇宙カプセルみたいな 銀色のフルカバー・ワゴン で運ばれてくる。
焼き具合によって何台も別のものが店内をおごそかに巡っている。
「 あれなら、つきじろうさんが入れますね 」 と、その場でヒロキエ様が描いて下さったイラストがこちら☆
これを豪快かつ繊細にカットして下さる。。。
さぁて、いただきます!
と・・・ 食べ始めてすぐ、筆者が経験したことのない 一種のトリップ状態 に入ってしまったのだと思う。
ふだん、筆者は肉食志向があまりなくて肉のウンチクも知らないのだけど。
見た目のボリュームから最初は 「食べきれるだろうか」 と不安になったものの、実は 食べれば食べるほど、恍惚とした快感が沸きあがってきて止まらない!
脂肪だらけの霜降り肉でシャブシャブ食べ放題のときに感じるような、「もういいよ」 という “ウンザリ・飽き飽き感” が全く無い。
まことに、時間を忘れるような陶酔感に全身を浸されて・・・
お風呂でのぼせたような(笑)状態で食べ終えてしまった。
なお食べ終えてから ハッと気がついた のだけど。。。
( 下の写真は「カリフォルニア・カット」 4,300円 )
でも・・・ あの場合、皆様にも 「 この厚さの肉って、どんな食感なのか味見しましょうよ 」 と、せめて一口づつでも 分け合ってみるべきだったかと。
気がつかず、一人占めして食べてしまって 申し訳ございません!!
ともあれ、今後 「おいしいお肉」 と聞いたとき、まっさきに筆者が思い出すのは当夜のことに違いない。。。☆ 本当に良い経験をさせていただきました。
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さてさて。お肉以外のこと も書かねば!
店内、さすが夜の高級店と思わせるムーディーな・・・ えーと、目が慣れるまで 何も見えない暗さ だったりして(笑)。
天井の高~い玄関で上着を預け、ゴージャス感が満点のカーペット敷き階段が地階フロアに続く・・・
今回、初めてお会いできたのは筆者がひそかにお料理ネタのお手本にとブログ拝見していた 「東京のむのむ」 のむのむ様!
( 右写真: のむのむ様が酒瓶を握りしめる図 ) それから、先日の “マジ理事!ツアー” でお目にかかった 「あなさんの美しき日々」 あな様、
神戸ツアー 以来の 「ひるどき日本ランチ日記」 takapu様、 昨年10月の“ジャリト” 以来の 「今日のいっぴん」 abuyasu様、
んでもって・・・えーと、最近は一番よくお会いして、お会いするたびに 胃袋が重労働 の 「食い道をゆく」 ヒロキエ様。
( もしかして 今回も重労働 ですが・・・☆ )着席して筆者は クランベリー・ジュース をオーダーし、皆様とソフトドリンクで乾杯☆
なお、下戸であるヒロキエ様が 「今日はワインも少し飲もうかな」 などと述べておられたが、察するところ、これは酒好きのメンバーが下戸チームにも気兼ねなく飲めるように、という さりげない気遣い であるかと察せられる。
それで、上掲写真の通り途中からワインも登場した。
ちなみに筆者が酒類を敬遠した理由は、おそらく今夜、我が 内臓チーム は 肉の消化吸収で総力戦 を強いられるのでは、と予想してアルコールによる負担を避けようと思ったから(笑)。
前菜の 「シーフード盛り合わせ」。
うほっっっ☆ 味付けはソースもオイルも控えめで美味しい!
マダイとサーモン、エビ、カニ( 何のカニかは聞き忘れ )。この組み合わせは季節によっても違うのかな?と興味をそそられる。
お店のスタッフは、見たところ全員が国際色ゆたかな外国人。
我々のテーブルを担当して下さった女性はネパールのかわいい リーナさん。
お客を楽しませてあげよう!というホスピタリティー精神が満点の明るい人 でステキだった。
( 動画でも、勢いよくボウルを回転させてサラダを作るときの笑顔が印象的♪ )
ほかのサービスを担当するお兄さんたちも、なるほど上級店のホスピタリティにふさわしい節度のある明るい接客マナーで感心することしきり。
リーナさんのパフォーマンスで作られた 「スピニングボウル・サラダ」。
これも美味しい♪・・・ けど個人的に筆者、ナイフとフォークで野菜サラダを食べるのは非常に苦手(笑)。
あと苦手といえば、照明を落としたムーディーな店内での撮影 が、これほど 難かしい とは!
じつは上掲までの写真も、あとで補正ソフトを使って 大幅に明るく修正 したもの。
例として、こちらをご覧あれ。
左が修正前、真っ黒けで何が何やらわかりません。
修正すると右のように・・・ ほーら、飲み物のワゴンが見えてきた☆
そして上述の ローストビーフ を心ゆくまで堪能させていただき、至福のデザートタイム。「ところで今月、お誕生日のお客様はいらっしゃいませんか?」
と、リーナさん。
店内のあちこちで、声をそろえたバースディ・ソングが聞こえてくる。
歌のサービスのほか、ケーキなどのクーポン・サービスもあるらしい。
そうそう、忘れちゃいけない皆様からのいただきもの!
京都・祇園「原了郭」の黒七味。
( ちなみに、これを「原子炉」?と読んだ人がいたのはヒミツ☆ )
これ、気のきいたラーメン屋さんでも時々見かける逸品ですよね。
takapu様からはカルビーのご当地スナック「牡蠣物語」。さすがカキタベニスト!
それと、真っ赤なリンゴもいただいたのだけど写真を失念( すみません☆ )。
それから、重ねてお詫びというかお恥ずかしいというか・・・
生涯最高(!)のローストビーフ をいただいたあと、あまりにも トリップの余韻 が尾をひいてしまい・・・ メンバーの皆様との会話が うわの空 になり、かなり チグハグな会話・応答 をしてしまったかと。
心ここにあらずで申し訳ありません☆
最後にお店からのお願いで、米国産牛肉の使用に関するアンケートに回答。
ともあれ皆様、今回はゲスト枠でのお誘い 誠にありがとうござました。
「リト岩会」 あらため 「タベッ会」・・・ え?、またまた改称?
ええまあ、とにかく今後さらなる ご発展 をお祈りいたします!!
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コメント
ここのお肉、気にいってくれて良かったです〜。
私が昨年末に食べたダイヤモンドカットは今回つきじろうさんが食べたものほどの迫力は無かったなぁ?
んで次回はダイヤモンドカット×2=ビーフボールに挑戦ですよね?
つきじろうさんならビーフボールでもビーチボールでも、肉ならどんと来い!だねっ。
そんで「タベッ会」は更に名称を変えて「タベン会!」になりましたとさ、よろしくぅ〜。
投稿: ヒロキエ | 2007年3月25日 (日) 11時48分
一番のりかと思ったら、さすがおやびんだわ。。
さて、先日はありがとうございました!
お会いしたかったつきじろうさんにお会いでき、
ステキ☆な食べっぷりも拝見することができ、大満足でした。
そうそう、次はビーフボールですよね?
あのおいしいお肉なら、いけるでしょう(笑)
今回は肉の消化吸収でしたが、アルコール分解も一度ご一緒したいです。
投稿: のむのむ | 2007年3月25日 (日) 11時56分
◆ヒロキエ様、
本当に、私などは今回のような機会でもないかぎり
これを全く知らないままで人生を終わっていたかと
思えるほどの、「おいしいお肉体験」の夜でした。
文中にも書きましたが、私は霜降り肉が少々苦手です。
それが今回、改めて健康的な赤身肉の魅力を知りました。
しかしビーフボールとかビーチボールとか、暴食系は
遠慮させていただきたいかと・・・☆
◆のむのむ様、
ようやくお目にかかれて大変光栄です!
お席が隣になったので、「やった☆、これでブログの
お料理ネタについて好きなだけ教えてもらえるぞ♪」と
思ったのですが・・・、
しかし食べ始めるとお肉に夢中になってしまい、
途中からトリップ状態で大変失礼しました(汗)。
お料理もお酒も、今後ともよろしくお願いします♪
投稿: つきじろう | 2007年3月25日 (日) 12時18分
こんにちは。
皿の上に肉の山というか、肉の島が!( ̄Д ̄;;
ローストビーフも560gにもなるとかなりの迫力ですなぁ。
これだけの量なのに最後まで美味しく食べられたのは
作り手の技量とその場の雰囲気の良さのおかげでしょうね。
昨日のいつの間にか二郎に行ってた記事もよかったですよ。
笑えました。
実際築地から三田本店まではどのくらいの時間が
かかるんですか?
投稿: 習志野習志 | 2007年3月25日 (日) 16時15分
1ポンドのプライムリブは食べたことあるけど、560gというと
5/4ポンドかな? アメリカでも普通の人は3/4ポンドを頼んで
いたような・・・
投稿: ろ | 2007年3月25日 (日) 16時32分
◆習志野習志様、
まさに、肉食ビギナーの私には痛烈なカルチャーショック
の夜でした♪
それと昨日の私は・・・それこそ夢遊状態で(笑)。
地下鉄大江戸線「築地市場駅」から「大門駅」まで5分、
乗り換え移動に5分、JR「浜松町駅」から「田町駅」
まで5分、下車して三田二郎まで徒歩10分少々・・・
ってことで築地市場からラーメン二郎・三田本店まで
30分かかりませんよ~☆
◆ろ様、
うーん、ポンド表記はピンと来ないッス・・・☆
しかし、アブラに頼らない美味しいお肉ってのは
食べても食べても「飽きない!」ってことだけは
感動的なほど、今回の経験でよくわかりました♪
投稿: つきじろう | 2007年3月25日 (日) 16時33分
こんばんは。
コメントは初めまして、だったかと思います。
前に二郎かどこかの動画も拝見したのですが、
写真にとどまらないその表記は、とても分かりやすいです。
しかし、これはすっごいお肉ですね。驚きました。
まさにギャートルズ状態ですね(年がバレるなぁ)
そしてシーフードといい、本当にすっごいお食事を
経験されましたね。
私も霜降りはあまり好きじゃないです。というか
牛肉を好んで食べようとは思わなくなりました。
自然と魚にシフトしつつありますね。
年は取りたく(略)
その場でヒロキエさんに描いてもらえるなんて
すごい幸せですね。うらやましいです!
現在ヒロキエさんのところで連載中のフードファイトの
結末が楽しみです。
それでは、失礼しました。
投稿: USHIZO | 2007年3月25日 (日) 18時45分
◆USHIZO様、
こちらこそ、先日は乱入で失礼をば・・・☆
ギャートルズ世代、お互いのようで(笑)、しかし
先日の“JoJo苑”スペシャルは心底しびれました!!
ヒロキエ様を通じてのご縁になるかと思いますが、
今後ともよろしくお願い致します!!
投稿: つきじろう | 2007年3月25日 (日) 20時16分
これはなんて美味しそうなんでしょう!!
わおぅ!意外!!つきじろうさんは、霜降りよりも赤身がいいんですね。ジロリアン的には脂はウエルカムな気もするのですが・・・・。
トリップ状態って・・・・・?
うちのディスポーザー母上さまは、うどんをいっきに吸い込んでは「あ~~今、頭の中真っ白だったぁ」とのたまっています。・・・そんな感じ?
投稿: 早坂 | 2007年3月25日 (日) 20時41分
先日はありがとうございました。
あの食べっぷりは流石でございました。
次回からは、つきじろう様同席の際は、無理せず食べることにいたします(笑
なお、私も完食後、放心状態で途中からの記憶があまりございません。
失礼をしておりましたらご容赦ください<(_ _)>
投稿: abuyasu | 2007年3月25日 (日) 20時52分
すごい肉ですね~!
また食べてしまいましたか。
ヒロキエさんのお顔を見ると、大量に胃液が出るようになってしまうのでは?(笑)
投稿: くに | 2007年3月25日 (日) 21時26分
スピニングボウル・サラダのパフォーマンスといい、ローストビーフの量といい、つきじろうさんをゲストにお招きするのにふさわしいお店ですね。こういう肉を見ると日本は肉食文化ではないなと思います。
投稿: 西新橋一時勤務 | 2007年3月25日 (日) 22時03分
◆早川様、
私は大阪人なので、「肉といえば牛肉!、高級肉といえば
霜降り!」という常識で育ったんですよー。牛の赤身肉が
こんな高尚なモンだとは知りまへんでしたぁ☆
豚肉とアブラが美味しいと思うようになったのは、やはり
東京で二郎を知ってからですね。そうそう!一気に麺を
すする快感は一種のトランス状態ですねぇ~。
◆abuyasu様、
いや~、こちらこそ久しぶりにお元気な姿を拝見できて
・・・って、後半あまり元気じゃなかったですね(笑)。
“abuyasuな会”とか“逆abuyasuな会”とか、じつは
ご本人の手をはなれて言葉だけが一人歩きを始めている
のだと、お話を伺って初めて認識できました!
(ほんまかいな~そうかいな~☆)
◆くに様、
くに様は昨年暮れの「リト岩会」(改称前)でゲスト参加
なさったんですよね。ジビエナイトの記事、興味シンシン
で拝読しました☆
> ヒロキエさんのお顔を見ると、大量に胃液が
ええ、胃袋が「空襲警報」というか「“食う”襲警報」
というか・・・。
◆西新橋一時勤務様、
> ゲストにお招きするのにふさわしい
ひぇぇ~!、とんでもねぇですだぁ~☆
思えば20代の私は、駅前のトンカツ屋さんに行くのが
最高のゼイタクでした。
この夜は、何という身分違いなとこに来てしまったのかと。
トンカツは日本の食文化が生んだ偉大な料理だと思います
が、牛肉の食べ方については“霜降り信仰”が大きな壁に
なって、なかなかレベルアップできないのかも。
投稿: つきじろう | 2007年3月26日 (月) 03時34分
つきじろうさん、先日はありがとうございました!
あまりにも美味しそうにお肉を召し上がるので、
思わずうっかり「ワタシも同じものを!」と言ってしまいそうでした。(ウソです)
つきじろうさんって、お会いしてみるとすごく紳士な方で、
寝袋王子とか、ディスポーザーとか、ファブリーズでシューとか、
失礼なことばっかり申し上げて、本当に申し訳ございません。
これに懲りずにまた遊んで下さいネ。
投稿: あな | 2007年3月26日 (月) 10時33分
つきじろう様!?
ロースとビーフが不自然にお皿から盛り上がっておりますけれども!
まぁ、トリップして上の空ですって?
つきじろう様、そんな時こそワゴンでございますわよ!
投稿: 華麗叫子 | 2007年3月26日 (月) 17時39分
◆あな様、
> あまりにも美味しそうに
いや、お恥ずかしい・・・☆ 今、唐突に昔のCMソングの
「美味しい顔ってどんな顔~♪」ってのを思い出しました。
こちらこそ、よろしければまた遊んでやって下さいませ☆
◆華麗叫子様、
たしかに“ローストビーフ”と呼ぶには、まことに
不自然な光景でございます。ほとんど“地殻変動”の
観測写真のような・・・☆
お店のワゴン、まじめに欲しくなってきました(笑)
投稿: つきじろう | 2007年3月26日 (月) 19時13分
そして、ここにもお店のワゴンを欲する男が一人いるのですが…魚を焼こうかと思いまして。
投稿: takapu | 2007年3月27日 (火) 01時18分
◆takapu様、
私は・・・このワゴンで幸せな老後を過ごせないかと
今から夢想しております(笑)
投稿: つきじろう | 2007年3月27日 (火) 05時43分