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「東都グリル」

訪問日 「 2007/03/22 」 ( その他、最近の過去記事は→ こちら

P1000255 「東都グリル」

住所:中央区築地6-22-4 
東水ビルB1 【地図】
電話:03-3542-2088
営業時間:06:30~20:00(土曜は19:00まで)
定休日:休市日
 
< 下:メニュー写真 >
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じっくり長居できそうな“地下の食堂”。
“昔ながらのラーメン”は、さりげなく心憎い仕事ぶりで
ウマい♪

ラーメン、ブリ刺身定食、カキ鉄板焼き(計2,120円)

P1000289_3P1000275_2 晴海通りから波除神社へ向かう通りの途中にあるビルの地下。

「東卸食堂」「魚四季」と同様に、比較的キャパの大きいお店で、地上の雰囲気からは切り離されて静か。テレビは朝のニュースを流していた。
 
接客担当のお姐さんが各テーブルまで注文をとりにきてくれる。

朝の仕事を終えて、ビールとお新香で一杯やっているオジサンもちらほら。
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お客さんが口々に「今日は何?」と尋ねていた。
お姐さんが「チャーシューエッグです」と答えていたのは、モーニングセットが日替わり なのだがメニューの内容について掲示が無いからだろう。

P1000256a_1  さてさて。ちょいと 自信ありげな(笑)イラスト にひかれてラーメンを注文。これがうまかった☆

見た目は 地味 でも全体の バランス が良く、その上で一つ “これだけは他店に負けない” という要素 があるなら好印象!、というパターンの典型。

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“昔ながらの”→“貧相な具材”という連想を打ち破り、なかなかどうして!、柔らかいホウレン草たっぷり、メンマも多めで具だくさん。

P1000281_2 スープは ストレートな鶏ガラ醤油味 だが、「ダシは濃く、塩分は少なく」 というスタイルで 関西人もニッコリ♪
表面には透明油が多め。

( ただし「江戸川」のラーメンに近い味醂系の甘みもあるので、辛口好みの人にはイマイチかもしれない )

麺は、築地の基準で言えば 「中太縮れ麺」 でコシもあり、見た目で予想したほどカンスイ臭は気にならない。美味しい麺だ。

P1000287 そして今回 「おっ!、やるなあ☆」 と感心したのが チャーシュー。
わずか1枚だけの小さいものだが、これがさりげなく 店のプライド を伺わせる一品。

このチャーシュー、ぎゅぎゅ!っと凝縮感のある赤身主体で、じっくり下味を染み込ませ、実にうまい!
それなりに厚みもあり、この1枚で 「ごちそう感」 を与えてくれるのは心憎い仕事。
この手のラーメンって、肉質が“ダシガラ状態”でパサパサのことが多いからねぇ。

筆者は“昔ながらの築地のラーメン”では「江戸川」が一番だと思っているが、チャーシューは当店の勝ちだなぁ。

というわけで、見た目は地味でも実はオススメ!のラーメン だった☆

続いて 「ブリ刺身定食」

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P1000272_2 さすがに寒ブリ最盛期のような脂は乗っていないが、
嬉しい厚切りで食べごたえあり。

なかなかうまい♪

さらに 「カキの鉄板焼き」

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ボリュームは文句無しで満足。
P1000262_2 めいっぱい アツアツ なので火傷に注意!(笑)
一口では頬張れないほど大きなカキもあり、玉ネギと一緒に香ばしく 味噌ダレ で焼き上げている。

惜しむらくは 油ギトギト系の焼き方で、カキの風味が殺されてしまった ことか。
食べやすさならカキフライのほうが良いかもしれない。


今朝もしっかり食べました。「ごちそうさま!」っっっ♪

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