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「千秋 はなれ」で魚河岸クッキングを食べる会

訪問日 「 2006/09/30 」

P1020317 「千秋 はなれ」

 お店の情報は HP 参照。
      ↓
F_18_10
 
 
P1020250_2 夕暮れどきにトンボの姿。

秋ですねぇ。。。


ああ、ひさしぶりに
まとも な築地ネタを書ける!(笑)

かねて予告(上掲HPの「インフォメーション」)のあった通り、漫画『築地魚河岸三代目』の単行本で、巻末に連載されている「魚河岸クッキング」から選ばれたメニューを、実際に食べられる・・・との催し。

題して 「 小川貢一の魚河岸クッキングを食べる会 」
お一人様、料金は8,000円(ワンドリンク付き)。

予約した名前を告げると、すでに席が決まっていて掘りゴタツのテーブル席に 男性ばかり5人 ・・・この5名様は、今回予約したなかで “1人客”だけ を1テーブルに集めたそうな。

うーむ、お店の気づかいには感謝するが、個人的な気持ちとしては 女性のいるテーブル に混ぜてもらったほうが(以下略

P1020266さて、予約客がみんな揃うのを待ってから店主が口上を述べて始めるのか・・・?と思いきや、それなりに客が集まったテーブルごとに順次、静かにバラバラなスタートとなった。

色気のない 我々5人も乾杯して、初対面ながらもけっこう積極的に話題を振って、徐々に盛り上がり始めた。

P1020253P1020255先付は2品。
写真右の「雲丹の卵焼き」は中国産のウニを使用し、酒と塩をアタリ鉢で摺って焼きあげたもの。
 
ウニの風味は軽く、食感は少しボソボソしている。
個人的には、これには何かトロミのある餡をかけてみたいところ。

P1020257P1020258写真左の「秋刀魚の角煮」は根室産のサンマを使用。

うーん、申し訳ないけど筆者の味覚では、これは角煮というより、“蒲焼の缶詰”と区別できないかも。。。☆
もちろん、味そのものは悪くない。

P1020261P1020262続いて、お造りで「やがらの昆布締め」
ヤガラは三重産で、あまり食べる機会のない細長~い魚なので興味あり。
そのまま食べてみると、昆布味ばかりで身の味がわからない。
しかし、ちょっと醤油をかけてみると、たちまち旨味の相乗効果で一気に華やかな白身の香味が姿をあらわした。これはうまい!

P1020269P1020272これもお造りで「戻り鰹のカルパッチョ」
気仙沼で水揚げされた戻りカツオは、まさにアブラが乗り始めたところ。
血生臭さは皆無で、身質は上々。
この夏、なにしろ筆者はカツオをたらふく食べたので味の違いはよくわかる♪
皮目をあぶって、オリーブオイルとバルサミコ酢をかけてある。
本日の献立のなかで、これはぜひワインと一緒に味わいたい一品だった。

P1020274P1020278焼き物は「甘鯛の一夜干し」だが、15分ちょっと待たされてから出てきた。
テーブルの会話が盛り上がってるからいいけど、やはり待ち時間としては少し遅い。
そろそろ調理場も立て込んできて大変なのかもしれない。

出てきたものを見ると・・・うーん、ちょっとお皿の 景色 が寂しいかなあ。
ここは笹の葉なり皆敷なりをあしらって、 秋の風情 を演出してほしいところ。
   
甘鯛は京都産で、じっくり遠火で焼いたのか皮にはコゲ目をほとんどつけずに、それでいて香ばしさ満点の焼きあがり。そして身のほうは中までしっとり。
文句無しの按配でGOOD!

P1020281P1020282揚げ物は「鰻の竜田揚げ」

ただいま知名度上昇中の“坂東太郎”を使ったもの。

うまい!・・・うまいんだけど、竜田揚げだけに、衣と油の風味が際立っている。たぶん、これだけを食べたときに「さすが坂東太郎!」と納得するのは難しいかも(笑)。
P1020287ちなみに身を割ってみると、こんな感じ。
身の厚みがあるほうではないので、食べごたえのある料理法としては、このような竜田揚げがベストだったのかもしれない。   


P1020288P1020290酢の物は「蛸のマリネ」
タコはアフリカ産の冷凍ものだが、これは『築地魚河岸三代目』でも主張されている通り、柔らかさを重視したい料理ならアフリカ産が断然有利なので、国産とか生とかにこだわらず、さっさとアフリカ産を選ぶのが良い、とのことだろう。
特筆するほどの味ではないが、献立のなかで「箸休めの酢の物」としては良い品だった。

P1020293P1020295そして登場した椀物、
「やがらと甘鯛の潮汁」

今回「うまい!」と、思わず目を見開いた一品がこれ。
上品な料亭風の味ではなく、さすが魚河岸!と快哉を叫びたくなるような、野趣のパンチが炸裂☆
塩も強めに効かせているが、これが一層パワフルな印象を盛り上げて実に見事♪
この椀物だけでも、この催しに来てみて良かった!と思う。

P1020300P1020304そろそろ終盤、ご飯ものに移って、
「時鮭の手巻きご飯、山盛りイクラ添え」
 
 
店主がテーブルをまわって「海苔が湿っけないうちに、どうぞ」とすすめてくれたのだが・・・、

その直後に当店の宣伝部長(?)でもある 平野文 氏 が我々のテーブルにご挨拶にまわって来てくださったので、モグモグ食べながら会話するわけにもいかず、それでも彼女の話は楽しいので、もどかしい「おあずけ」を食らう(笑)。

海苔は極厚、イクラもたっぷり♪だが、期待した「時鮭」の身は、小さ~いカケラのようなものが少し混じっている程度だったのが残念。

P1020308P1020310P1020311最後に焙じ茶と、「茂助だんご(福茂)」ワラビ餅をいただく。

これは事前の献立表には無かったが、ひんやり広がる甘みが清々しく、たいへんシアワセな気持ちに。

途中、お店で酒類担当の“呑むリエ”さんがテーブルにきて面白おかしい酒の話題を披露してくれた。
彼としてはワインも揃えたいのだが、それは店主が反対していて・・・というところで店主本人が割り込んできて茶々を入れたり、なかなか楽しませてくれる。

締めのお勘定と解散も各テーブルごとにバラバラで、いずれも店主、平野文氏、お店のスタッフが店先に並んで大変丁寧に、親しみのもてる愛想の良さで見送ってくれた。


< 筆者の感想 >
今回、「シロウトでも作れる料理」として漫画の単行本に載せたものを「プロがお店で、お金をとって客に食べさせる」という前提から、いろいろビミョーに難しい面があったのでは・・・と思う。
上記、それぞれの料理について“プロの料理としては物足りない”と感じられる品があったのは正直なところ事実だが、そもそも“素人でも失敗しない料理”という条件で考えれば、プロの技を必要とするレベルの味を求めるのは難しいだろう。
前出の平野氏も、自身のブログで「お金のとれる料理とは?」と自問しておられるのだが、今回の企画は、まさにその問いかけにベストマッチの課題だったかもしれない。
シロウトが家庭で作る料理として提案された献立を1人前8,000円で提供するには、随所に “お金のとれるプロ”の存在意義 を納得させるだけの仕事を、お客に認識させる必要があるだろう。
それについて平野氏は前述のブログ記事で、目利き包丁づかいといった要素を挙げておられる。
それらも含めて、この日の「潮汁」で示されたように、
「 基本のレシピが同じでも、築地のプロが作ればこんなに素晴らしい“職人の仕事”になる! 」
・・・と、客を納得させてくれるような料理を、この企画では今後も期待したい。


【 次回予告 】 次は11月18日、目玉となる素材は「岡山からのサワラ」

漫画の読者ならご存知の通り(以下は漫画からの受け売り)、サワラという魚は生の状態だと身が割れやすく、ふつうは刺身や寿司ネタには向かないとされる。
しかし岡山県を中心とする地域では、身が割れないよう特別の注意を払って漁獲・流通させる基準を作り、これを守れる業者としか取り引きしないことで全国的にも稀有な「サワラの刺身、サワラの寿司」の食文化を実現したという。
じつは岡山で消費されるサワラの多くは岡山産ではなく、この基準を守って取り引きをする全国各地の業者から集められたもの。
その「岡山クオリティ」のサワラを築地で賞味しよう、というのが次回の企画だとか。


【 余談 】 また勝手に宣伝モードで恐縮ながら、漫画『築地魚河岸三代目』の新刊が昨日から発売。
収録された第一話は。。。ははーん、これ か。うん、あれは確かに美味しかった♪


【 さらに余談 】 参考までに、この日の筆者の朝ごはんは、これ。
Img_8319Img_8318Img_8320
ラーメン二郎・三田本店:
ラーメン大・豚ダブル
( “大ダブル”、750円 )

・・・ああ、これでまた あのオジサン 

「 つきじろう 」

と呼ばれてしまう・・・☆ 
 

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不定期更新メモ: 2006年9月~10月

(メモ)チャレンジャーな皆様+余談
【続】「千秋 はなれ」で魚河岸クッキングを食べる会
番外:ジャポネ+リトル小岩井=!
ラッチーの逆襲・新宿編(新潟イタリアン「みかづき」)
「千秋 はなれ」で魚河岸クッキングを食べる会
2ちゃんねるで・・・
番外:旅行博 in 東京ビッグサイト
番外:天空・りょう華・カウパレード・オイスターバー
知恵袋
築地、牛丼、鯨。
魚供養 
食休みメモ: 今後しばらく、大食いや連食の企画は予定してません! 
連食メモ:「まんてん二郎」プラス2 
参考メモ:朝の自炊ネタ
食休みメモ: モバイルツール関連 
決して大食い志向ではない筆者のメモ(汗)
築地メモ:食休み中・・・(笑)
麺食メモ:「ジャリト二郎」プラス1

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2ちゃんねるで・・・

 ★次回更新は(たぶん)10月1日。そろそろ築地ネタに戻らねば・・・!

★ ヒロキエ様の「食い道をゆく」、日経BP社で紹介!
 しかし過去記事には美人ブロガーも多数出演しているのに、紹介画面のトップ記事が見苦しい男(=この私、筆者です)だったのは申し訳ない!(笑)


掲載日 「 2006/09/27 」

Hoshi02← 10年ほど前の筆者自画像。
  現在の姿は・・・ こちら をご覧ください(笑)。

 さて 2006/09/23 の記事を再掲。
 まだ空席があるようなので、
 ご興味のある方はこの機会にぜひ!

 【 勝手にPR 】 築地「千秋」

漫画『築地魚河岸三代目』の単行本で、巻末に連載されている「魚河岸クッキング」から選ばれたメニューを、実際に食べられるとのこと。
完全予約制で先着35名まで。詳細は こちら。

※ 正確には「千秋」ではなく、その姉妹店の「はなれ」のほう。( KYビル地下1階 )

筆者も、できれば行ってみたいと思案中☆
( 念のために書き添えますが、筆者はお店から何の依頼も報酬も受けていません。
 あくまで、たまたま見かけた情報を勝手にPRしているだけ )


< おまけ >
築地ネタを検索してみたら、筆者の過去記事が「2ちゃんねる」で紹介 されているのを発見。

さては 叩かれているのか!? と一瞬あせったが、拝見してみると 好意的 な扱いだったので一安心。

画面ショットはこちら。引用していただいた記事は こちら
       ↓

Aji2ch

こういうのは、とてもうれしい。

自分が書いた記事を読んで、
仕事を休んでまでお店に食べに行って、
しかも 「おいしかった!」 と大絶賛してくれるのは。。。


ブログやってて良かった♪、と思える瞬間です。

どこの誰だか知らないけれど、読んで下さってありがとう。

ジャリト二郎 もいいけど、まんてん二郎 もいいけど・・・
「築地のアジフライ・ツアー」 もいいですよ、ほんとに。
 

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番外:旅行博 in 東京ビッグサイト

★次回更新は(たぶん)10月1日。そろそろ築地ネタに戻らねば・・・!

訪問日 「 2006/09/24 」 ( 注: これは築地ネタとは無関係の番外記事です )

ラッチー拉致。

平成のグルメブログ界に怪しき影・・・
あまたのグルメブロガーとその読者を、平穏無事なステキ空間の美食生活から 拉致 し、B級グルメ界におけるフォースの暗黒麺・・・もとい暗黒面とも言うべき ジャリト・二郎の無間地獄 へひきずりこみ、今日もまた新たな獲物を求めてネットを徘徊するという「食い道をゆく」の首魁、拉致魔のラッチーこと ヒロキエ様 を、このたび 先手を打って拉致 して参りました。

<追記> ヒロキエ様の記事は こちら

P1020225ところは秋晴れの東京ビッグサイト、
会場は「旅行博」

世界各国の観光当局や旅行会社によるイベント出展のほか、日本で人気の各国料理レストランがアフリカン、ハワイアン、イタリアン等のグルメブースを出店
さらに10軒もの国内有名ホテルが自慢の各国料理ブースを出すとあって、目にも胃袋にも嬉しいイベントとのこと。
( 特に各国美女のダンス・ステージが目に嬉しい♪というのはヒミツ )

初対面 となったヒロキエ様は、マンガの人物イメージそのまま・・・かと思いきや、マンガでは描かれていない 柔和そうな目の表情の豊かさ が印象的。

飄々としていながら、人をそらさぬ会話術・・・最初の警戒感が一瞬にして消えて、たちまち、リラックスモードに誘導された筆者。やはり!これが、言葉巧みに拉致を重ねるための暗黒フォースで(以下略

Img_8229 ともあれ会場のほうは、前日に某テレビの人気番組で紹介されたためか、開場30分前でおよそ300人の行列が。

やがて午前10時の開場と同時に、なだれをうって群集がグルメブースに・・・ではなくて、これが意外なほど穏やかに各国ブースの参観へと散っていった。

どうやら、食い物しか眼中にない我々のような客 は少数派らしい(汗)。

ということでイベントステージの模様は、こんな感じ。【 動画 】


★携帯電話で動画を見る場合はここをクリック!


P1020234_1

動画:約2分(12MB)
音が出るのでご注意。

ブロードバンド以外では、マウスの右クリックで「対象をファイルに保存」してから再生を。

食べ物の出店ブースは、展示ホールの端に 控えめな佇まい で並んでいた。
このアフリカ料理(3店)などは、いつか日比谷で見たアフリカンフェスタ(←リンクページ下段参照)を思い出すなあ。
P1020226

P1020229

エチオピア料理「クィーン・シーバ」の豆カレー(写真左・手前側)とドロワット(写真左・奥側)、そしてバナナタピオカシェイクとフローズンマンゴー・シェイク。
豆カレーは辛味の刺激は少なく、じっくり煮込んだ系のコクがある。
ドロワットは「いかにもカレー!」という味でライスも付いているのだが、店のメニュー表には「シチュー」と書いてあった。このチキンも旨かったなぁ。
Img_8232Img_8234 







続いて北アフリカ料理「ピース オブ ナイル」のクスクス(左)とケバブサンド(右)。
野菜をたっぷり添えた健康的なクスクスは、砕いた小麦を蒸して作るとのこと。( 筆者は何かの草の実かと思っていたけど、それはエチオピアのインゼラというパンと勘違いしていた。あれは「テフ」という草の実から作るもの )
ケバブサンドは、いまや日本でも定番メニューですなー。Img_8237Img_8235
★追記★
早坂様の「神戸っ子ゴハン」で、クスクスの自炊に挑戦!という魅惑的な記事が・・・☆
 



さらに、エジプト料理の「ルクソール」で、コジャリ(写真左)、モロヘイヤスープ(写真中)、モロヘイヤクッキーと紅茶(写真右)。
コジャリはトマト味のライス料理で、油っこくないのでサッパリ食べられる。上にふりかけているのはフライド・オニオン。
モロヘイヤスープは強烈にニンニクが効き、一杯飲めば“プチ二郎”の気分!?
モロヘイヤクッキーは・・・何か変だな?と思ったら、これは国産品でございます。実際の「ルクソール」渋谷店でも同じものを出しているなら文句も言えませんが。。。
Img_8241Img_8244Img_8246   







アフリカ料理に続いて、ハワイアンの「アラン・ウォンズ」で、カルーアピック
見たところ普通のハンバーガーだが、豚をまるごとバナナの葉で包んで蒸し焼きにする正統なハワイアン料理の肉を使うとのこと。具をひらいて見ると、豚肉は柔らかいフレーク状になっており、なかなかウマイ。BSEを気にしてハンバーガーショップでフィレオフィッシュかチキンフィレオばかり食べている人には、今後はコレをおすすめしたい。
つけあわせのチップスは厚めで、やや塩味が強め。
Img_8256Img_8257 







その隣はイタリアンの「ピアディーナ」。野菜などの具をチーズと挟んで焼き上げたピアディーナは、昔なつかしい日本の「洋食焼き」をチーズ味にしたようで親しみやすい。4種類のセットを食べてみたが、ハムなど肉類の具よりもトマト味やニンジンなど、野菜の風味のあるものが好みの味だった。
ここでヒロキエ様はブラッドオレンジのジュースを注文なさったが、筆者は失礼してビールをいただく。。。うめぇ☆
Img_8248Img_8252 











さて、会場ホールの反対側の端にはホテル出店ブースが並んでいる。10軒あるので目うつりするが、ここはヒロキエ様が興味を示したものをチョイス。
Img_8263







写真左と中は京王プラザホテルの割包(具は豚の角煮、鴨の燻製の2種類)とウーロン茶のセット。「日本人が期待する中華街の味!」といった感じの模範的な味わいで、うまい。
写真右は芝パークホテル(だったかな?、違ってたら失礼)のハニーマスタード・チキンサンドで、こってり甘辛の個性的な風味。どれもパンの部分は蒸しパンと中華まんの良いところを合わせたようなステキな食感。
ちなみに、これらを飲み物なしで食べる筆者を見て、ヒロキエ様は物珍しそうな表情に(笑)。
( そういや、ロシア語の通訳であり秀逸なエッセイストでもあった故・米原万里氏は、どんなパサパサな食品でも飲み物無しで食べられるので周囲から「つばき姫」と呼ばれていたとか )
Img_8259Img_8265_1Img_8264_1   







最後にホテルパシフィック東京の「楼蘭」から、XO醤風味の海鮮炒麺と副菜にジャスミン茶とカシスゼリー付きのセット
ソース焼きそばってのは、焼くのを見るだけでも食欲をそそられるものだが・・・これは高級感のあるXO醤で、決してB級グルメではございません。
なんでも、ヒロキエ様が某オフでお会いした人気ブロガーをお連れしたのは当店の都内店舗だったとか。
Img_8266Img_8267Img_8268   







こうして写真を並べると「たくさんあるなぁ」って感じだけど、どれもヒロキエ様とシェアしたものだから、あれっ?と思う間もなく皿の上から 消滅、蒸発、拉致? って感じで姿を消してしまった。。。☆

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番外:天空・りょう華・カウパレード・オイスターバー

掲載日「 2006/09/23 」
Img_8225_1 澄んだ青空に雲の群れ、涼しい風。。。
秋ですねぇ。


 【 勝手にPR 】 築地「千秋」

漫画『築地魚河岸三代目』の単行本で、巻末に連載されている「魚河岸クッキング」から選ばれたメニューを、実際に食べられるとのこと。

完全予約制で先着35名まで。詳細は こちら。

※ 正確には「千秋」ではなく、その姉妹店の「はなれ」のほう。( KYビル地下1階 )


さて 食欲の秋!( 以下、長いオマケなのでおヒマとご興味のある方のみ・・・ )

だけど今日は土曜なのに祝日で、築地市場もラーメン二郎@三田もお休み。

代わりに、お昼は三田で2軒。

Img_8220_1Img_8216_1  「天空」
・醤油ラーメン(690円)
・特盛り(+100円)
ここは「並」と「大盛り」が同じ値段で、「特盛り」になると100円プラス。
ダブルスープで魚介の旨味が効いているが決して突出せず、万人向けのバランス良い美味しさ。店内の内装がSFチック(?)なので、子供も喜びそうだ。
店主は優しい笑顔で腰が低く、たいへん親切な接客ぶり。
店・人・ラーメンと、三拍子そろって好印象!
( 前回、ちょっと不満だったレモン水が普通のお冷やになっていた点も評価アップ♪ )

Img_8223_1Img_8222_1  「りょう華」
・上湯ラーメン(680円)
・焼き餃子(380円)
ここは田町の“隠れた名店”
「あっさり美味しい塩ラーメンが食べたい」というリクエストがあれば、筆者は迷わず当店を紹介したい。
そして餃子。この安さで、この味! 皮・具・肉汁と、三拍子そろったオススメ品♪

・・・ちなみに。
上記の「特盛りラーメン」・「上湯ラーメン」・「焼き餃子」をあわせると、
だいたい先日“ラーメン二郎・神田神保町店”の「小ラーメン」
同じぐらいの満腹度になります☆

筆者が快適に食べられるのはココまで。このあと、さらにカレーライス大盛りを食べようと思ったら チャレンジ状態 になる。
 

< 以下、さらにオマケ☆ >
2006/09/22: 有楽町で散歩がてら「カウパレード」なるイベントを見物。

Img_8196a_1牛のオブジェが国際フォーラムのあたりに集合しているのかと思いきや、日比谷公園から東京駅丸の内口、日経新聞社のほうまで、丸の内エリアを広くカバーしていた。

けっこうなオリエンテーリングで、健康に良い(笑)。

カラフルなものから渋い職人技まで、見ていて飽きない充実ぶり。Img_8171a_3

Img_8178a_3 Img_8170a_1

 
 
 
 
Img_8202_1
<写真・上> 同行してくれた友人Pさんがお気に入りだった和風メルヘン牛。。。♪Img_8161_1

一番シンプルで誰にでも好かれそうだったのは、コレかな?

「 MOW(もう)飲めない 」というタイトルで二度おいしい♪



歩き疲れてオナカが減ったところで、品川の「オイスター・バー」へ。
築地王(BON)様が「カキタベ!」の訪問記事を書いておられたのを見て、たまらず後を追うことにしたもの。
Img_8212_1
お店がヒマな時間に行くと、男性スタッフが客の感想やお店のオススメについて積極的にコミュニケーションを求めてくる姿勢に好感。

ただ、メニューは細かい文字がびっしり詰まっていて、読みにくいのが残念。

ニューヨーク本店と同じスタイルなのだと思うが、「これ、どんなもの?」、「これは何を使ってるの?」と、いちいちスタッフに質問しないとわからない。

お店が忙しい時間帯になったら聞きづらいだろうし、夜は照明も暗くなるので、さらにメニューが読みにくくなるし。。。

料理の写真 をつけてくれれば、パッと見て食べたいものを決められると思うのだけど。
Img_8214_1
今回、特に気に入ったのがコレ。

スペイン風のオムレツにカキを入れたものだけど、かなり昔に銀座の「しぇりークラブ」で食べたものを思い出しながら味わってみたところ、全然違っていて面白かった。

何より、台湾風のカキ入りオムレツオーアーチェンこちらに写真あり )に惹かれる筆者としては、カキの旨味が行き渡った風味に感激!

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知恵袋

掲載日「 2006/09/21 」 Shaka01_1

以前にも少し触れたことがあるけど、誰でも質問できて誰でも回答できるという、ネットの「質問箱」「知恵袋」ってのが、なかなか面白い。

たまには、思わず自分も回答を書き込みたくなるので試しに Yahoo!の「知恵袋」“yjmeal”という名前で登録。

およそ2ヶ月で、40件ほどの質問に“回答”を書き込んでみた。


Yahoo!知恵袋の入口は こちら。

社会、政治からビジネス、教育、娯楽、健康などなど幅広いカテゴリーから、とりあえず「料理、グルメ」のカテゴリーを拝見することに。

筆者自身の書き込み集計はこちら

Chiebukuro02もっぱら回答専門で、質問は書き込まなかったので実績ゼロ。

筆者の回答が、質問した人から「ベスト回答」と評価してもらえたのは全体の7割ほど。

ちょっと悔しいのは、質問した人が掲載期間の7日間をすぎても放置して、「期限切れ削除」になるケースがけっこう多いこと。
( 「回答の種類」で「取り消し(?)」とされている6件がそれ )

筆者の回答履歴は こちら。
 ↑ 
ヒマな人は、1個か2個ぐらい回答をクリックしてご覧ください。


我ながら 知ったかぶりモード で、お恥ずかしいことで。。。(笑)
( 回答の誤りに気づいた場合、こそっとメールでお叱りいただければ感謝感激! )

それに、夜遅くなると 酔っぱらいモードで怪しい回答 を書いたことも多かったような。。。(汗)

ともあれ、この筆者自身のブログ「春は築地で朝ごはん」には掲示板も無いしコメント欄もほとんど設置しないので、世間一般の関心を知る機会としては、こういうネットの場は面白かった♪


( イラスト:約10年前の筆者自画像
なお本館には番外ネタで「ラーメン食べ歩き」などを掲載中。
・ご参考: 筆者の嗜好について(本館記事)
 

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築地、牛丼、鯨。

掲載日「 2006/09/19 」 Shaka01_1

築地ネタの情報をさがすとき、ブログ検索エンジンで「築地」をキーワードにしてみるのだけど。

たいてい、「築地に行ってみました!」とか「築地でお寿司!」といったブログ記事がたくさん検索結果に表示される。

しかし昨日の検索結果は、もう片っ端から例の 牛丼ネタ の記事ばかりでしたねー。
あの「一号店」が築地にあるから、記事にも「築地」という単語が含まれてるのが多いわけで。

米国産牛肉の賛否両論も、例によって例のごとし。

テレビの報道番組では、スタジオで出された牛丼を、なんとカメラの前で
キャスターが断固として一口も食べない!という大胆な 抗議デモンストレーション をやってのけたとか。

その動画が こちら に。( YouTube FAN 様 )
※ YouTube の動画は削除要請で消されることも多いのでご注意。

・・・えっ?、コレは違う意図だろう って?

そうかなあ(笑)

( 追記: このとき牛丼をサービスしたのは、ここ の店長さんだそうです。。。思わず「てめぇに食わせる牛丼はネェ!」と言いたくなる光景ですが )


ともあれ、日本人の外食メニューから牛丼が消えるかどうかで大騒ぎするのを見ると、思い出すのはやはり、ですね。クジラ☆

かつて「日本の食卓から消える!」と大騒ぎになって、もちろん今でも大問題とされるのだけど。

そのクジラは現在、こんなことになっているそうです。

「売れぬ鯨肉、膨らむ在庫 調査費の財源なのに お役所仕事で高値のまま」
( 北海道新聞 )

鯨肉の値段って、品質の良し悪しや市場の需給バランスとは無関係に管理されてるのか。。。

記事内で「お役所仕事」と書かれているのが、こちらです。
(財)日本鯨類研究所

もうちょっと何か、知恵を出せないもんでしょうか。
たとえば、こんなふうに。( 同じく、北海道新聞から )


[ 追記 ]
知恵は知恵でも、築地では偽ブランド品を出そうと画策して 悪知恵をしぼる魚屋さん がいるようですよ~。注意しませう。( ぶははっ!>笑 )



< 余談 >
下っ戸ぉ仮面 のおじさま、今度は大阪でカレーを5連チャン!

ご本人は「キレンジャー」なんて言っておられるけど、
5軒ハシゴじゃ
「5連ジャー」ですわ☆(失礼)

すごい!と思うけど、やっぱり健康には悪すぎます。。。



< 不定期更新メモ: 2006年 >
魚供養 
食休みメモ: 今後しばらく、大食いや連食の企画は予定してません! 
連食メモ:「まんてん二郎」プラス2 
参考メモ:朝の自炊ネタ
食休みメモ: モバイルツール関連 
決して大食い志向ではない筆者のメモ(汗)
築地メモ:食休み中・・・(笑)
麺食メモ:「ジャリト二郎」プラス1
2006年・7月~8月分~「不定期更新メモ」はこちら
2006年・6月分の「不定期更新メモ」はこちら
2006年・5月分の「不定期更新メモ」はこちら

( イラスト:約10年前の筆者自画像
なお本館には番外ネタで「ラーメン食べ歩き」などを掲載中。
・ご参考: 筆者の嗜好について(本館記事)
 

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魚供養

掲載日「 2006/09/16 」 ネットで見かけたネタを少々。Shaka01_1

築地市場の場外、波除神社には魚市場に縁の深い「海老塚」、「寿司塚」、「活魚塚」、さらには「玉子塚」まであることは知っていたけど。
( 過去記事では、つきじ獅子祭の動画でも少し撮影している )

築地から少し離れた増上寺の境内にも、水産会社が独自の魚供養碑を建立しているそうな。

筆者の現住所からも遠くないので、お散歩がてら行ってみようかな・・・☆

< 以下、おまけ >

土曜日ってことで、朝9時にラーメン二郎・三田本店へ。 
ロメスパカレーの連食ネタが続いたので約3週間ぶりかな?
本日のオープンは9時30分ごろだった。
P1020223P1020224
大ダブル(ラーメン大・豚ダブル)750円

助手さんが交代してから、これまで三田本店の特徴だった「柔らかくて美味しい麺」が、最近の直系店で標準的になっている「歯ごたえのある美味しい麺」に変わったようだ。

コレはコレで美味しいのだけど、あの独特の魅力がある柔らかい麺は貴重な存在だったので、もう再会できないとすれば寂しいなあ。。。

ちなみに今回の豚は赤身と脂身が半々だった。スープが薄味なのだけど、これも
「三田では何があっても“ブレ”と解釈してOK!」の範囲内(笑)。
それと、このあとの予定があるため残念ながら「ニンニク」は自粛☆

Img_8160 さて・・・、芸術の秋+食欲の秋♪

同日夕刻、前にも個展を拝見した女流カメラマン・山本陽子さんが神楽坂のお店で作品を展示している(2006/10/02まで)というので、友人らと参観を兼ねて食事会。

彼女は神楽坂の芸者さんをはじめ、前の個展の印象からも人物写真が専門かと思っていたけれど・・・今回は建築物の写真も多数。

ヨーロッパの石造建築は陰影が強いので、白塗りをした芸子さんをお座敷で撮影するのとは違った意味で、コントラスト表現の難しさがあるのだろうなあ。
どれも素敵な写真でした。。。♪

しかし少しばかり会話が盛り上がりすぎて、隣のテーブルにいたカップル客には申し訳ないことで。。。☆

Img_8154 それにしてもワインの名前って、どうしてこんなに 長い のか!?
筆者は「ジン・トニック」よりも長い名前の飲み物を注文しようとすると舌を噛んでしまい、あとは何を飲んでもブラディ・マリーに。(トマトジュースの代わりに本物の血で・・・)


なお近所で火事があったらしく、JR飯田橋駅から神楽坂の入口にかけて10台以上の消防車両や救急車が。すっかり野次馬になって見物してしまった。
Img_8144Img_8148Img_8149 







( イラスト:約10年前の筆者自画像
なお本館には番外ネタで「ラーメン食べ歩き」などを掲載中。
・ご参考: 筆者の嗜好について(本館記事)
 

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築地メモ: 食休み中・・・☆

Shaka01_1メールを下さった皆様、ありがとうございます。
しばらく、のんびり休憩モードになります。

記事にも書きましたが、このあと当面は
“大食い系・連食系”は予定無しです(汗

コメント欄も、ひとまず終了して「閲覧のみ」の設定にしています。

何かありましたら、画面左の「16.メールなど」からメールでよろしく。。。☆



ちょっと目についた新聞記事など。
「きれいに保冷、海水シャーベット、
 傷つけず鮮魚輸送」
( 毎日新聞 )


魚にやさしい氷だそうな。築地にも、これを使った鮮魚が入ってくる日は近い?

あと・・・日本一、もとい「世界一」の魚河岸である築地市場が、じつは日本で最も遅れているのが「環境にやさしい電動ターレット」の導入率。
確かにターレもトラックも、市場を排ガスまみれにしてるからねえ。

しかし、市場で働く人からは「静かなターレだと、近くにいても気がつかなくて危ねぇ!」というご意見もあるようだけど。
ご意見その1。by いがらし様
ご意見その2。by よっちゃん

それにしても、ひとつの業界需要を、たった一社で席巻している自動車メーカーってのもすごい☆


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連食メモ:「まんてん二郎」プラス2

訪問日 「 2006/09/09 」

そんなわけで、ご愛嬌 の連食企画、その2。( その1はこちら
( 追記: 「まんてん二郎」の言い出しっぺは この人 です )

【 ご注意 】 すみませんが今回、「まんてん」では“全部のせ”は食べてません。
「 それが見たかったのに!」という方は、申し訳ありませんが以下は読む価値がありません。


まずは築地で軽く朝ごはん。・・・あれ?、なんか地下鉄がアップダウンを・・・と思ったら、なぜかココは 勝どき駅。うっかり築地市場駅を乗り過ごしてしまったか。

あちゃー。。。あぶないなあ。
こういう ボーッとした日 は、過去にも赤信号を見落としたまま道路を渡ろうとして車にひかれそうになったり、ろくでもない経験が多いのだ。

せいぜい気をつけることにして、朝7時前の場内へ。

P1020207江戸川の深川丼(750円)、しじみの味噌汁(130円)

先日、華麗叫子様にオススメしたものが気になっていたので、自分でも再チェック。

ふむ、うまいじゃないか。。。♪
ごちそうさまっっっ☆


いったん帰宅して、ひと休みしてから 今回の本題 へ。

と・・・ここでまた小さなハプニング。
( 注: 筆者の心理描写なので、ここは読まずに飛ばしてもいいです )

今度は地下鉄三田線でGO!
ホームに下りる階段の途中、正面の頭上にある路線図を見てみると、目指す神保町駅は乗車駅よりも“右方向”に書かれていた。

そこで当然、階段を下りて右のホームから乗車すれば良いものと思って、乗ってみたら。。。なんと列車は逆方向へ。

なんでやねん!!

じつは三田線は上下2層に分かれて走っており、今回はさらに1段、もっと深いほうのホームから乗車する必要があったのだ。

あわてて次の駅からUターン。とほほ・・・朝の乗り過ごしといい、小さなつまづきも2回続くと心理的ダメージが。

“ごめんなさい、私はノロマでダメな人間です。ごめんなさい。。。☆”

スポーツ選手や勝負師は、周囲でどんなトラブルがあっても動揺せず勝負に集中できると言うけれど。。。
筆者は、ほんのちょっとした手違いでも落ち込むほど精神が軟弱なんです、ハイ。

で。

特にラーメン二郎へ行くときは、「さあ食うぞ!」という意欲が燃えあがっていないと完食は難しいのに。。。なんと本日、この件ですっかり 意気消沈 してしまった。

で・・・、 どうする?、やめる?
うーん。 とりあえず二郎で様子を見て、ダメなら諦めて次回にしようかな。

ともあれ行動プランを変更しないなら、現在の ガッカリ・イライラ している心理面をなんとかチェンジしないと。

少し考えて。。。 考えて。。。 考えて、 出た結論。


そっか♪、今日は「チャレンジ」なんて考えなくてもいいんだ。

作戦変更。今日のは、「やけぐい」だ。 うっしゃー!、これなら食える☆


( で、ここから本筋に復帰 )


P1020208  ラーメン二郎・神田神保町店
ラーメン(小)、600円

過去の訪問メモはこちら

10時半すぎ、開店前の行列9人目に到着。11時の開店までには30人ぐらい並ぶこともあるので、これは早いほう。
( なにより電車の乗り違いが、ひそかに恐れたほど並びの順序に響かなかったのは幸い! )

無料トッピングは、やはり「野菜ニンニク」で。豚は3枚、向かって左の野菜の陰にかくれている。

なんだかスープの色が薄いように見えるが、これにダマされてはイケナイ。
下のほうに醤油ダレの層があり、放っておくと下のほうの麺がどんどん醤油味に染まってしまい、あとで筆者の苦手な「お水ほしいです地獄」に陥ることになる。

なので苦労しつつ、上の野菜と下の麺を入れ替える作業(天地返し?)をしてから食べ始める。
ひっくり返した状態の写真も撮りたかったのだが、手が脂でベタベタになってしまい、いちいち手をふいてカメラを出す余裕は無くて断念。

P1020209んで、とりあえず完食。ふーっ☆

スープに浮遊物が多くて「食べ残しでは?」と思われそうだが、これはほとんど背脂のカケラばかりなので、スープを飲み干さない主義の筆者としては「残してもOK」と判断しているもの。
( 二郎をよく知っている人なら、わかってくれると思いますが。。。)

前回の教訓から、今回は水を我慢してコップ半分しか飲まなかった。
ごちそうさまっっっ☆


P1020213  まんてん
つづいて、こちらは初訪問。
( 追記注: さきほどのラーメン二郎から徒歩5分ほど )

路地裏の古い食堂風の店がまえで、店員さんも本当に“昔ながら!”って感じの調理着スタイル。
あまり愛想良い雰囲気ではないが、てきぱきと仕事をこなしている。

P1020210しゅうまいカレー、500円

定番のカツカレーにしなかったのは、クチコミ情報で「ここのカレーはカツよりシュウマイがよく合う」とのご意見があったから。

いざ、ご対面☆

大盛りではないが、一見して「ごはんの密度と盛り上がり」が迫力を感じさせる外観。
シュウマイは3個、衣をつけてフライにした状態で乗っている。
( シュウマイの大きさは、下の写真のほうがよくわかる )
  ↓
P1020211 いざスプーンを突っ込んでみると、やはり「ごはんの山」というか、雪国の雪かきを疑似体験するような感触が(笑)

この山を崩すべく、せっせ、せっせと、ひたすらごはんを口に運びつづけて食べる食べる。

カレールーは適度な中辛で、「学生食堂のカレー」と評される印象よりは、けっこう上等な味に思える。( 注: 高級なカレーを知らない筆者の基準です )
大粒のひき肉がたくさん入っているところも、サービス精神を感じられて好印象♪

シュウマイとカレーの相性の良さは、筆者自身も 築地で知っている ので奇妙とは思わない。
ここではフライにしているので、さらにパンチが効いて。。。うっぷ、そろそろ満腹ですな(笑)

P1020212 ここでも水分は我慢してコップの水には手をつけず、デミタスカップのアイスコーヒー(これが美味しい!)をちびちび飲むだけで完食。

ごちそうさまっっっ♪( 時刻は11時47分ごろ )


さて・・・どうにか目標をクリアして帰宅し、ここまで記事の下書きを書いていると・・・

あれ?

自分でも意外なほど、胃に余裕があることに気がついた。
さきほど「まんてん」で食べ終わったときは、これにトッピングの具を一つでも追加したらギブアップじゃないかと思うほど腹一杯だったのに。

( やはり、水を我慢した甲斐があったのかな? )

これなら、あと一軒ぐらい今から行けそうだ。しかし、どこにしよう???
とりあえず “チーム下戸” の皆様のオススメを覗いてみる。

最近の記事は。。。これか。さっそく電話を。

「 もしもーし、カレーの“あいがけ”って、今日ありますか? 」

「 ありますよー♪ 」

んでは、再びGO!

P1020222Dozen Roses
( ダズン・ロージス、
 =
「12本の薔薇」 )

写真の右手は、京橋消防署。その向かいにあるレンガ壁のお店が、こちら。

お昼の2時前ごろに到着。このとき厨房にはご主人が一人だけ。
( なかなか男前の人ですねぇ。これなら女性ファンも増えるでしょう☆ )

カウンターに腰をおろして、まずは お水 をひとくち・・・

うまーい!(感涙)

そりゃそうでしょう。1軒目でも2軒目でも、さんざんガマンしたんだから。
今日いちばん美味しかったのは、この水だ!(笑)

・・・などと感動にひたっている間にカレーが完成。

P1020215あいがけカレー、1,575円。これにデザートとコーヒー470円がセットになる。

おお!、いい香りだ。 やはり高級感のある欧風カレーってのは悪くないねえ。

まろやかで、コクがあって・・・と、自分の語彙の乏しさを恥じつつも、美味しくいただいた。
この「あいがけ」は“隠しメニュー”だそうで、クチコミやネットで情報を得て来たお客さんにだけ提供しているとか。

それにしても、オナカの調子は先週の「ジャリト二郎」のときよりずっと良い♪

このまえ最後の一軒では、後半には一口ごとにウップ、ゲップと大変だったのに、今回は(少なくとも外見的には)落ち着きはらって最後まで食べることができた。

P1020217ふー、美味しかった。( しかし写真が美しい状態ではなくてゴメン。どうも、ハヤシが少なくてカレールーが多すぎるように思った )

つけあわせの3品は、パールオニオンだけは食べたけど他の福神漬けとケチャップソース 特製トマトソースは「もう塩分は勘弁して!」という状態だったので敬遠させてもらった。

P1020219デザートのブリュレを食べ終わって、コーヒーが出てきたところ。
じつはブリュレを食べる段階が、今回いちばん「ウップ☆」という苦しさだったりして。

ごちそうさまっっっ☆

※ このお店についての皆様の記事は、
 abuyasu様「今日のいっぴん
 takapu様「ひるどき日本ランチ日記


・・・というわけで無事(?)、2度目の連食トライアル終了。


しかし、やはり一人でやってる記事では

「 もしかして、ネタのために何かインチキしてないか? 」

と思われることもあるだろうね。やっぱりそれは不本意。

なので 今後は、同行者がいる時だけ連食を試みる ことにします。


とりあえず、そゆことで☆ ( さ、昼寝しよっと )
 

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参考メモ: 朝の自炊ネタ

掲載日 「 2006/09/07 」

ご質問のメールをいただいたので、こちらで回答を。。。(築地ネタじゃなくて失礼)

P1020206自炊、つけめん。

筆者が朝ごはんを自炊するのは週2~3回。

で、たいていコレばっかりを、飽きずに食べている。




本館の過去記事にも同じネタが。あと、こんな記事の一番下にも。

ほんとに飽きてないなあ(苦笑)。それ以外の日は築地か、職場の食堂へ行く。

< つけめん: 現在の仕様 >
・ラーメン: 150g×2玉(つけめん用、市販の袋麺)
・つけダレ: 袋麺についているもの。
・キャベツ: 半玉。
・豆モヤシ: 1袋(250g)
・その他: キムチ、メンマ、きざみ海苔など適宜。
※ 肉類は滅多に使わない。
※ 休日なら当然、きざみニンニクをたっぷり乗せる。

P1020203
とりあえず冷蔵庫には、ラーメンとキャベツとモヤシの3点セットが欠かさず入ってます。


我ながらジャンクな食生活だけど、「野菜不足」とだけは言われずにすむかな(笑)

ここ数年、夕飯は滅多に食べない。食べるのは飲み会に呼ばれた時ぐらい。。。
べつに我慢しているのではなく、なぜか夜は食欲が無くなるので。

ふだんはお酒をちょっと(いや、かなり?)飲んで寝るだけ。オツマミとかも無し。空腹にアルコールは良くないのだけど(汗

以上、ご質問メールの回答でした☆
 

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食休みメモ: モバイルツール関連

Shaka01_1掲載日 「 2006/09/06 」

外出先からモバイル環境でのブログ更新、あこがれつつも実際はあまりやってません。
写真はともかく、やはり両手で打てるキーボードが無いと文章が作りにくいので・・・。

なお筆者は、ケータイではなくウィルコムのPHS愛用者。

で、ちかごろ話題の新機種はキーボード付き、カメラの画質も良くなったのでブログの更新にも最適!?、と思ったのだけど・・・

このへんを拝見すると、もうちょい待ったほうがいいかなあ。

改良版のファームウェアが載った状態で販売されるまで、しばし我慢☆


( イラスト:約10年前の筆者自画像
なお本館には番外ネタで「ラーメン食べ歩き」などを掲載中。
・ご参考: 筆者の嗜好について(本館記事)


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決して大食い志向ではない筆者のメモ(汗)

Shaka01_1掲載日 「 2006/09/05 」

先日は 闇の悪徳プロモーターヒロキエ様からの悪影響が大きかったものの・・・(苦笑)

筆者は決して「大食いチャレンジャー志向」ではございません☆
大体、本格のフードファイターと筆者では胃袋のキャパで2ケタ以上の差がありますってば!!

ちなみに大食い系のネット記事で筆者が最も敬服しているのが、こちら。

 「アワレみ隊:土下座バイキング」

お時間があればぜひ一読を。

一般人レベルは確実に凌駕しつつも、本格的にメディアに登場するには及ばない段階(失礼)の大食いチャレンジャーの心理描写が、じつに秀逸。
ふつう読者に公表しないであろう、エキサイティングな本音トークが素晴らしい(笑)

初めて読むなら「ひとりぼっちの日本シリーズ」がオススメ!
記事1件ごとに、画面下段の「進む」をクリックしてみて下さい。
おそらく徹夜必至のエンターテイメントをお約束できます。

「美貌の盛り」「蕎麦喰い人種行動観察」も面白いですよ~♪
筆者は、こちらを拝見して「がんぎ三田店」や「a la 麓屋」にお邪魔するようになりました。

刺激的なビジュアルではなく、“文章の「味」で読ませるブログ”、そのお手本がここにあると思います。



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築地メモ:食休み中・・・(笑)

Shaka01_1 掲載日 「 2006/09/04 」

一昨日は「ジャリト二郎・プラス1」の食べ歩きをしてたので、ニュースを見るのが遅れたのだけど。

個人的にショックだったのは、
「スカンジナビア号・沈没」(読売新聞)という話。

築地ネタとは関係ない話で恐縮ながら、筆者は船が好き。

イギリス文学といえばシェイクスピアでもなくディケンズでもなく、まずセシル・スコット・フォレスターの “ホーンブロワー・シリーズ” を真っ先に挙げるほど。
( なかでも『砲艦ホットスパー』は名作だった・・・ )

それはともかく、地元やファンの落胆ぶりは「スカンジナビア号を保存する会」のブログなどからも伺える。

そして・・・やや乱暴な連想ながら、築地市場の移転問題も大丈夫だろうか?

保存を求める地元民 管理者 が対立した末に、喫水線の上だけ保存して下半分は捨ててしまおうなどという議論で紛糾するあたり、「場外市場を切り捨てるのか」といった話を思い出してしまう。

物理的に「半分」という話ではなく、船が船であるための本質的な構成要素は何か?という点を考えると、難しい話になるんだねー。市場についても、また然り。

願わくば、10年後も楽しく美味しい食べ歩きのできる市場がありますように。。。☆



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麺食メモ:「ジャリト二郎」プラス1

訪問日 「 2006/09/02 」

下っ戸ぉ~仮面のおじさんは~♪

・・・じゃなくて(失礼)、ヒロキエ様が提唱された「ジャポネ」「リトル小岩井」「ラーメン二郎」のハシゴ、人呼んで『ジャリト二郎』!、面白そうなので勝手に挑戦してみました。

( でも・・・すみません☆、最初の挑戦権GIRUSAMA様にあるはずだったんですね。割り込んじゃってゴメンナサイ!)


その前に、まずは腹ごしらえ。(ん?)

P1020188 土曜といえば二郎@三田なのだけど、早起きしてハラペコだと開店まで待てないので築地に行く。

行列店の「井上」も、朝6時なら空いてるだろうと思ったが数人のグループ客がいたので、あとに並ぶ。

するとお店のお兄さんが「お一人ですか?、じゃあ先にお出ししますので!」と順番を調整してくれた。感謝☆

P1020185 「井上」の中華そば、600円。

化調は多めだけどアブラには頼らず、昔ながらの「中華そば」の本分を尽くした一杯。
なんたって赤身中心のチャーシューがウマい!


ついでに魚も買っていこうかと思ったが、朝6時の場外に並んでいるのはアニキかなと思い直して断念。
(「アニキ」:魚河岸用語で「昨日の売れ残り」。古い→年上→アニキ、との意味らしい)

いったん帰宅して一休みしてから今回の本題へ、レッツゴー☆
==============================

P1020191_1 1軒目の「ジャポネ」
(お店の情報は上掲リンク参照)

午前10時30分、銀座インズが開くのと同時に一番乗り!・・・と思ったら先客3人。
どうやら別の入口がちょっと早く開いたのだな。
(↑写真は食べ終わってから撮ったもの)

P1020189
「ジャリコ」 レギュラーサイズ、550円。

初めて食べたけど、なかなか美味しいねえ♪
アブラっこさは少なく、味付けも適度に控えめ。

なるほど和風というか、具の按配などは“家庭の味”っぽい気がする。醤油味の焼きソバを極太麺で作ったような。。。

P1020190 このレギュラーサイズなら「ふつうのスパゲティを、ちょっと多めに」程度のボリュームなのでアッサリ食べつくしてしまえる。

ごちそうさまっっっ☆


さて2軒目。。。この有楽町からだと大手町の「リトル小岩井」が近いのだけど、食休みのインターバルを考えて、ちょっと遠いほうの目黒に向かう。

P1020195_1「ラーメン二郎・目黒店」
(お店の情報は上掲リンク参照)

午前11時半、開店前の一番乗りで到着。その後、すぐに5人ほどが後ろに並んだ。

持参した文庫本とマンガを交互に読みながら12時の開店を待つ。

やがて開店。本日は連食トライアルなので、おとなしく「小」にするつもりだったのだが。。。なぜか手が勝手に動いて「大」の食券を買ってしまった(笑)
P1020192_1
ラーメン「大」、600円
「大」だと白い丼になる。無料トッピングは「野菜・ニンニク」で、野菜はほとんどモヤシ。
ここは店主の声が小さいので、トッピングを尋ねられたときに聞き落とさないよう要注意☆

じつは目黒店に来るのは約2年ぶりの筆者。あの頃にくらべると、とんがった醤油味が少し丸くなっていた。たぶんカネシを減らしてグル多めにしたのかな?
(「カネシ」:業務用のカネシ醤油。「グル」:グルエースという業務用化学調味料)

P1020193ともあれ、ワシワシと食って、食って、食って、完食。
ただし例によってスープは飲み干さずに残している。
 
ごちそうさまっっっ♪


P1020196道をUターンして東京駅から大手町ビルへ。
ここの地下2階が最後の3軒目。

ちなみに移動の途中、満腹感は当然としても、やたらとノドが渇くので困った。
ペットボトルのお茶を買ったが、飲めば飲むほど胃がふくらみ、最後のメニューで苦戦を招くことになってしまう。

P1020199で、その3軒目「リトル小岩井」
(これまた店の情報は上掲リンクで。。。)

ちなみに午後1時半。
初めて来たけど、思ったより小さなお店だねえ。客席も、やや狭苦しい。

P1020197
最終ラウンド☆、「醤油バジリコ」560円。

ふむ、これも味付けは控えめで美味しい。麺が柔らかめで、アブラがちょっと多めかな?

「ジャポネ」の味とくらべてみたいが、やはり3連食の最初と最後ではフェアに比較できないと思うので評価は保留。

P1020198 それはともかく、やはり後半は苦戦しつつも完食(笑) 。

ごちそうさまっっっ☆
( かなり苦しかったですよ、ホント )


< 今回の教訓 >
・ノドが渇くからといって水分を飲みすぎると、胃が一杯になります。
・なるべく楽に食べたいなら、「二郎」では「小」がおすすめです。



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