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大豆や(まめや)なごみ

P1010654 「大豆や(まめや) なごみ」
中央区築地2-14-1【地図】
電話 03-3542-7530
営業 11:30~14:30、17:30~22:30
(土曜は昼のみ営業)
休業 日・祝
 
 
訪問日 「 2006/06/14 」

坦々麺で「
芳蘭亭」のライバル出現!?
フレンドリーな店員さんは雰囲気良し。
味は辛口、手作りゴマ豆腐もうまい。

陳麻家のライセンスを得て坦々麺も出すようになったという情報を「とらさんサブ会議室」で拝見して訪問。。。☆

お店は「なかがわ」の隣にあり、間口は小さく、奥行きが深い。夜営業モードで照明を落とした店内は、いささか狭苦しくて“穴ぐら”っぽい雰囲気。

同じく坦々麺が評判の「芳蘭亭」からもすぐ近いし、これはライバル出現ですなー♪
もっとも、店内の広さは大宴会にも対応できる「芳蘭亭」の圧勝だけど、こちらの“隠れ家”っぽい狭さもまた、捨てがたい心地よさ!

いちばん奥のほうは10人ぐらいの宴会ができるスペースだが、携帯電話の電波は届きにくいので幹事さんは要注意☆

坦々麺(並・780円)
P1010642
写真は、補正ソフトで大幅に明るく修正したもの。実際は、かなり暗めの店内でフラッシュ無しの手持ち撮影をしたので、デジカメの手ぶれ補正機能が頼り。。。

坦々麺、レギュラーサイズの量は少なめだが、あとに続く陳麻飯(ハーフサイズ)とセットにすると適量と感じる。

スープは「芳蘭亭」のようなクリーミー系ではなく、硬派な辛さが立っている。

陳麻飯(ハーフ・370円)
P1010644
こちらは本場・四川風と言うのだろうか、口全体をシビれさせる花椒(ホワジャオ)のフレーバーが強烈!

笑顔の女性スタッフが、酢と山椒、それに甘味噌をテーブルに運んできてくれて、味の調整方法を教えてくれた。

全体として複雑味のある辛さで、本格カレー店を思わせる重厚感。
そして何より花椒の強さは、味というより化学薬品の刺激反応に近いほどで、一般的な日本人向けにはどうかと思ってしまうぐらい。
(これはヨーロッパのアニス酒と同様、ダメな人は全くダメだろうなあ。。。)

とはいえ、しつこく残る刺激ではなく 余韻がアッサリと消えるので一口ごとに清涼感があり、なかなか美味しい♪

さて当店本来の得意メニューは豆腐(=豆富)料理らしいので、こちらも少し食べさせてもらった。

手作りゴマ豆富サラダ(580円)
焼酎「秋田の華」(530円)
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いかにも手作り風のゴマ豆腐で、ネットリ濃厚なタイプではなく、キメが細かくてアッサリと軽い風味。

サラダ全体にはゴマのドレッシングがかかっている。ボリュームとしては2人以上で分けても良い量だが、1人でも楽に美味しく食べられる。
ほかのメニューも 200円台からあり、全体に安めの価格設定が嬉しい。

焼酎はカボチャを原料にしたもので、ゴマ焼酎を思わせる香ばしさがあってゴマ焼酎よりも肉厚な口当たり。なかなかうまい。

印象的なのは、おそろいの黒いTシャツとキャップ姿の若い店員さんたちが仲良しムードいっぱいで、自然体の笑顔で接客してくれること。

筆者の訪問時(水曜の夕方6時前)は男女2人づつを見かけたが、全部で6~7人ぐらいらしい。

P1010648
仲良し系のスタッフであることはメニューにも顕著で、それぞれのページに「おすすめ!」などのメッセージを添えた店員さんの写真が散りばめられている。

P1010650
たびたびスタッフが入れ替わることを前提にした店なら、こういうメニューは作らないだろう。( 写真はメニューの一部のみ )

この雰囲気が続けば「通ってもいいな」と思える、良いお店だった。


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