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高はし(10)

Takahashi01_1 「あんこう屋 高はし」
中央区築地5-2-1 (8号館)
電話:03-3541-1189
営業時間:07:00~13:00
休業日:日曜・祝日・休市日

★お店までの道★ 地下鉄を降りて市場の正門を通り、お店に着くまでの経路を動画でご紹介。→こちら!

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訪問日「 2006/06/02 」

メヌケ(かま煮)定食 3,000円
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朝7時ちょうどに到着すると、店頭看板に「めぬけ」発見!
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「あたま」の部分は開店前から並んでいたお客さんたちがゲットなさったようで、タッチの差で食べそこねた。( あとはVIP客向けの取り置きかなあ... )
そこで「かま」を注文して待つうちに、先日失礼してしまった“あの人”が来店されたので不躾ながらご挨拶を。。。

やがて、煮あがったメヌケが登場。これまた大ボリューム☆P1010540_1

アツアツのほかほかで湯気がすごいので、ふうふう吹きながら撮影(笑)。
※ 湯気をふきとばさないと、すぐにレンズが曇ってしまう。
 ↓

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さあ、いただきます!

おおっ、柔らかいぞ。。。大きいのに、身の中心までパーフェクトな熱の通し具合は、さすがに名店と感嘆する仕上がり。

そして 身のすみずみまで脂がまわっている のに、食べてみると上品。。。というか、メヌケという魚の“器”の大きさを感じるような、品格のある豊かな風味。

肉のボリュームは満点で、重量感があるのに決して大味にならず、これまで食べたどんな魚よりも キメ細かな身、そしてこれまた初体験の“うますぎる脂”がすごい!
脂といってもアブラっこい印象は皆無で、こまやかな身に照りと艶をあたえる最上の脇役になっている。

奥のほうでは大旦那が常連さんと会話しながら、「メヌケは脂が乗りすぎてて味付けが染み込まないんだよなぁ~」、などと言っておられる。

しかし、この味。。。ほんの“薄化粧”程度の味付けが、貫禄たっぷりの身を、サイコーに引き立たせているじゃないですか!

P1010544_1

しかも、「かま」の部分だけあって肉質は変化に富んでおり、口飽きしない。

プルプル 震えるような肉厚の身だけでなく、胸ビレに近い部分は微細な繊維質があって(決してスジばっているのではない!)、プチプチと弾けるような食感 がたまらない♪

にもゼラチン質がたっぷり付いているが、表面のところは年輪を感じさせる荒々しさがあるので、これまた強烈な存在感。

そして、忘れちゃいけないのが煮汁!

ゼイタク感が満点の濃厚なダシに必要最小限の味付けを加え、その表面に例の“うますぎる脂”がうっすらと 浮いて、まさに絶品☆
これは一滴も残せない。。。☆

いやはや、参ったぁ~~~...
このあとの人生、これほどの煮魚をいったい何回食べられるだろうかと想像したら悲しすぎるので、ほんと~に 罪つくりな一品 でした!


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