大和寿司
「大和寿司」
中央区築地5-2-1 (6号館)
電話:03-3547-6807
営業時間:05:30~13:30
休業日:日曜・祝日・休市日
( 朝5時、開店前の画像 )
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【 訪問2回目 】 2007/05/22
「おまかせコース」+煮ハマグリ+トリ貝(合計4,600円)
火曜の朝、6時40分ごろに通りかかると行列がゼロ♪
“あっち(寿司大)は並んでるのに・・・” って感じで店頭を見回すお姐さん。
この「大和寿司」は左右に並んだ2店舗で営業している。
向かって左が大旦那、右が若旦那のお店だとか。
今回は未訪だった右の店舗へ。店内、空席は6。
「おまかせ」を頼み、声を出さずに “1・・・2・・・3・・・” とカウント。
ほぼ60秒 で 「おまたせしました☆」 と、ドドドッ!と出てきたのがこちら。
うーん、やっぱり早いね!
真ん中のガリを除いて、左からウニ、玉子焼き、スミイカ、大トロ。 同じ6号館のライバル店 「寿司大」 では 「ゆっくり食べて、くつろいで下さいね!」 という、ゆとりのあるホスピタリティーが魅力。
対照的に、こちらの「大和寿司」は 「サッと握って、サッとつまんで、サッと席を立つ」 という、正統派の江戸っ子ファストフード の流儀に忠実というべきか。
最初は面食らったけど、「てやんでぇ、寿司なんて、チンタラ食うもんじゃねぇや!」 と思えるようになれば、まあ当店の雰囲気も悪くない・・・かな?(笑)
それから同じく約1分後、第二陣として左に巻き物、右にクルマエビと中トロが登場。
さらに穴子とヒラマサで「おまかせコース」は終了。
今回は貝のネタも食べたくなり、追加で煮ハマとトリ貝を頼んだ。
当店のお寿司は、やっぱり全体に ネタが大きめ なので食べごたえがある。
ボリュームは小さめだけどデリケートな下仕事の妙味を楽しめる「寿司大」とは、この点もやはり好対照。
ヒラマサは、ネタが分厚くても脂ギトギトではなくスッキリした身質で美味しかった。
トリ貝のほうは、なぜか極端なほどシャリを柔らかく握っていたなぁ。
接客 については、筆者の相手をしてくれた一番手前側の若い職人さんは明るい笑顔で好印象。
ただし給仕の女性は「・・・・・・」ってな感じで、残念。
「ごちそうさまっっっ!」
・・・と言いつつ、もうちょっと何か食べたくなって「ふぢの」へ(笑) なお、食べ終わって7時すぎに店を出ると、こんな感じ。
もしかすると、仲間同士で来る人は「朝7時に集合!」って約束することが多いのかも。
平日の朝7時前、狙いめかもしれませんよ・・・☆
じつは今回、 abuyasu様の 「今日のいっぴん」 を拝見して、むしょうに再訪したくなっていたのでした。
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【 訪問1回目 】 2005/03/23
おまかせコース(3,150円)
Master's Choice
こちらも築地の大行列店。「寿司大」のあと、まだ朝5時40分で客が数人だけだったので入ってみる。
築地いちばんの大行列店を行列無しで2軒ハシゴって、じつはすごい経験かも(笑)。
お年を召した大将、こちらが座るが早いか、「おまかせで?」
それを頼むと待ち時間ゼロ!?と驚くほど、一気にドドドドと目の前に寿司が並んだ。
いったいどういう下ごしらえをしてるんだろう・・・というか、個人的に考えていた「大量の客を最大効率でさばく店」の究極の姿がここにあるような気が。
2カンほど食べたところで、空いたスペースにすぐさま残りの3カンが押し込まれてきた。
「はい、これでセットです。ごゆっくりどうぞ」と大将。言葉は丁寧だけど、こちらの返事や反応を確かめる様子は無い。客は少ないから忙しいわけでもないのに。
ネタは・・・うーん、どんな下仕事をしたのか判然としないかも。
この店はトロが自慢と聞いていたが、トロって、ネタさえあれば下ごしらえを省略できるし・・・なんて思ってしまうのは意地悪か?
あと、これは店の責任ではないけど先客の若者グループの男女が寿司と大将へのおべんちゃらを、聞くに耐えぬほど連発し続けていて気分をコワスことコワスこと。。。
うしろに行列が無くても、これでは長居する気にならない。
ごちそうさま。
※ 2005/04/03追記:
後日、「築地市場を食べつくせ!」の掲示板で大変親切なアドバイスをいただきました。
それによれば、
・「大和寿司」は隣り合った2店舗で営業しているが、向かって左側の親父さんのお店では、親父さんと真ん中の職人さんは、だいたい2カンづつをお客の食べるペースにあわせて握ってくれる。しかし一番奥のレジに近いほうの職人さんは、まとめて一気に握って出してくることがある。
→ 筆者の経験したときは、親父さんのほうに近い席だったのだが、親父さんはもっぱら若者グループの相手をしており、かわりに奥のレジに近い職人さんがこちらの担当になった。(開店直後の時点でカウンター内は2人だったと思う)でも最後のほうだけは、その職人さんが握ったものを、手のあいた親父さんがこちらに出してきた・・・ように見えた。カウンターにさえぎられて確認できなかったので、もし誤認だったらご勘弁を。
・また、向かって右側の店舗は親父さんの息子さんのお店で、こちらもお客が食べるペースに合わせて握ってくれる。
・・・とのこと。
貴重な助言を下さいました皆様に深謝いたします。
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