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2005年、大晦日の築地

訪問日「 2005/12/31 」 エリア「 築地場内・場外 」
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2005年、大晦日。朝7時から8時ごろにかけての光景。

地下鉄大江戸線「築地市場」駅、改札の立て看板。はい!、しっかり「市場は休み」「場外では営業店もあり」と書かれています。

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場内、8号館も6号館も完全休業。

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フォークリフトも羽休め。

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やっちゃば(野菜市場)の奥のわかりにくい場所にある「市場の厨房」、ここもやはり休み。

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あ、1号館のほうも見ようと思って忘れていた。。。☆

つづいて、場外へ。もんぜき通りの脇には屋台販売も出てるけど、さてさて。

人込みは普通の土曜日と同じくらいで、まあ苦しまずに歩ける程度。すくなくとも“殺人的な人間ベルトコンベア状態”ではない。

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 「つくごん」は大繁盛♪

ざっと見たところ食材店の半分以上は営業中。品ぞろえとか品の良し悪しは判別つかないけど。。。

「まるよ」「若葉」「さかえや」は営業。「きつねや」「瀬川」はお休み。

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折り返しつきの2重の大行列ができているのは「井上」。さすが。

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ちょっと意外だけど、いつも観光客率が高くて24時間営業の「どんぶり市場」が休み。その隣、通路の奥の「かんの」は営業中。

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「大一」は寂しい状態だったけど、帰りがけに見たらけっこうお客さんでにぎわっていた。「かんの」は表通りの店舗もにぎわっている。「大森」は休み。「又こい家」は営業中。

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道路をわたって、共栄会ビルの地下へ。

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いつも通り営業の「バカウマ亭」。その隣の「北都」が、いつもはお昼からの営業なのに、なんと今朝は開店直前の状態!
今年は12月29/30/31日の3日間だけ、朝8時から営業だそうな。

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「竹若」は開店定刻前。まだ休業の掲示が無いので今日も営業かな?
「いし辰」からは、なにやら宴会もりあがり状態のにぎやかな歓声が。

再び、場外市場へ。

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こちらも、ふだんの土曜と同じ程度の人ごみで、べつに「大変!」と感じるほどではない。ちゃんと行きたい方向にスムーズに歩ける。

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局所的には、かなり一杯の通路もあるけど。。。やはり土曜の標準レベル。

飲食店は、「幸軒」(左下写真)が営業中。「フォーシーズン」は用心深くドアの前に植木を置いて(笑)お休み。

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鈴木水産もお休み。。。
 
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今朝のごはん一杯目は「長生庵」でカキ天ぷらそば。(1,000円)
いつもながらお姐さんたちの接客が明るく丁寧で、食べる前からこの雰囲気だけで気持ちが暖かくなってくる♪
 
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大きめのカキが3つ。。。と思ったら、じつは中ぐらいのカキを2個づつ衣でまとめていた。

カキらしい弾力と、いかにも「町のおそば屋さん!」と感じるダシの香ばしさ、おそばの感触。ほっとする味ですわ。

つづいて、さきほど開店準備を目撃した「北都」へ。

こちらは前回と同じく、意思の強そうな風貌の店主が、謙虚な笑顔を絶やさず、腰のひく~い接客をしているのが印象的。
 
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先客4人分のラーメンをつくるところを見ていたが、麺の湯きりで腰を痛めるのではないかと心配に思えるほど腰をまげて足のバネを使い、さらに几帳面なほど丁寧に具を盛り付ける。。。

このとき店主の真剣な表情は、まるで離陸前に計器版チェックをするパイロットのように真面目そのもの。

自分のラーメンを愛すればこそというか、さらにお客さんへの愛情までを全身全霊から感じさせる雰囲気は、品達やラーメン国技館や川崎ラーメンシンフォニーのようなテーマパークのお店では、まだ一度も目にしたことがないもの。

ちなみにラーメンの味は、前回「やや魚臭い」と感じた要素が薄れて良く言えば万人向き、悪く言えば個性に乏しい印象だった。後口も、いまひとつスッキリしないかも。

質問してみると材料や作り方は変えていないそうなので、スープの煮詰まり加減などのブレの範囲内らしい。

また来年、「塩」と「みそ」も食べにきてみよう。。。☆

   ○     ○     ○     ○     ○

築地の皆様、ラーメン店の皆様、地下鉄・JR職員の皆様、タクシーの運転手様、はるか遠くから食材を送って下さる漁業・農業・流通業の皆様、そしてネットで、リアルで、お世話になった皆様、さらに私の知らないうちに多大なる恩恵を与えて下さった皆様、今年も本当にありがとうございました。

来年も皆様にとって、築地にとって、そして私にとっても(笑)、良い年になりますように。。。心からお祈り致します。 

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