井上
「井上」
中央区築地4-9-16
電話:03-3542-0620
営業時間:05:00~13:30
休業日:日曜・祝日・休市日
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※ 別記事で動画もあり → こちら!
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訪問日「 2005/3/10 」( 訪問1回目 )
中華そば(600円)
Chinese noodle.
第一印象、
「 雨季のアマゾン河に浮かぶマングローブの茂み 」!?
失礼☆ ラーメンはおいしいです。
このラーメン屋さんは給仕係の精悍な風貌の(!)おじさんがいて、混雑する店前通路(幅:約3m)の人ごみを華麗なフットワークでひょいひょいと縫って、向かいの端の立ち食いスタンドまでラーメンを持ってきてくれる。
スープが丼のふち一杯まで入ってるので、あれでよく通行人の服にこぼさずに運べるものだと感心。パリなら一流のウェイター!?
さてスープをのぞきこむと、麺が見えない。箸でさぐると麺の上にチャーシューが1・・・2・・・3・・・4・・・ 5枚も入っている!
さてはチャーシューメンの注文と間違えたのか?と思いきや、このお店のメニューは「中華そば・600円」だけ。
おー♪、これなら店自慢になるなあ。
麺は細めだが、ちぢれ方が少ないので互いにからみあったりせず食べやすい。あっさりスープといっしょにスルスルと喉を通る。
気になる点は、サービス満点のチャーシューが赤身本位で健康的とも言えるのだが、スープの油も控えめなので、どうしても赤身肉のパサつき感が否めないこと。
( ちょうど中華料理の「蒸し鶏」が、そのままでは身がパサつくので油を含むゴマだれをかけるほうが良いのと同じこと )
それと、ご多聞にもれず化学調味料は多めで、あっさりスープではその後口がいつまでも尾をひいてしまう。
化学調味料の使い方については、かなり無頓着な印象を受けた。
( 注:自分は決して「アンチ化調派」ではないので念のため )
とはいえ、なみなみスープの丼をもって人ごみを突破する給仕の妙技と、赤身のチャーシューをたっぷり味わえるサービス精神で、かなり好感度と満足度の高い店ではある。
たぶん土曜日などは、お客が隣の食器屋さんにもハミ出して並ぶことがあるのだろう。「行列はソバ屋さんの前で!」という看板が立っていた。
→ その後、2度目の訪問メモは こちら!
追記: こちらのスープなどを、しっかり吟味して文章にしておられるのは
「 コーベのことでも かこうか 」様!
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