なかがわ
「天ぷら なかがわ」
中央区築地2-14-2 【地図】
電話:03-3546-7335
営業時間:11:30~13:30
休業日:月曜
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訪問日「 2005/03/26 」
上天丼(2,940円)
Mixed tempura in bowl (High-class)
油って、「アブラ」じゃなくて「繊細な調味料」なんだなあ・・・と、目からウロコを100枚ぐらい落としてくれる店。
店構えも内装も清潔そのもの、しつらえを見ても「これはちょっと上等な店に来たな」という気分にさせてくれる。
カウンター内にいるのは、これまた誰がどう見ても「若いけど、厳しく長い修行を積んできたな」と信じられる雰囲気が全身からありありと伺える職人さん。すごくイイ男です。
デートにも最適の店だと思うけど、女性はカレシより職人さんのほうばかり見てしまうかも(笑)。
さてメニューは、お昼としては高めのラインナップ。安めの天丼はお昼はNGだとか。
静かな店内に、ごく控えめな油の香りが漂って官能をくすぐる。
天ぷら鍋は、ほんとに揚げてるの?と思うほど静か。
さあできたぞ・・・上天丼だ。お重のなかに行儀よく並んだネタは、決して、上品さのあまりボリュームをけちったような印象は与えない。
食べてみると・・・、衣の香ばしさはもちろんのこと、タレのかかった部分の柔らかい食感がたまらない。また、油を「アブラ」として感じるのではなく、ネタのおいしさを引き立てる「薄化粧」のように繊細な配慮をもってネタに寄り添わせ、ネタの旨みを輝かせている、と感じられる。
なかでも かきあげは、食べたとたん「なにコレ!?」的な驚き。
ふわふわプルプル、箸が触れると柔らかく震えるような感触。
てっきり、汲み上げ豆腐を生湯葉で包んでいるのかと錯覚しそうになる。
ああ...一口ごとに、まだ溶けないで!、まだ味わってるんだ!、と訴えたいような、もどかしい余韻が繰り返される。だれか助けて...☆
ああ、食べ終わってしまった・・・
なお、このあと続けて「いしい(天ぷら)」へ行ってしまった(笑)
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