東卸食堂(3)
「東卸食堂」
中央区築地5-2-1
東卸会館1F
電話:03-3547-8921
営業時間:05:30~13:00
休業日:日曜・祝日・休市日
★お店の場所は地図参照★
図の中央、右寄り「東卸会館」
--------------------------------------------------------------------------------
<食べたもの>
「銀むつ・かま煮定食、イクラ丼、味噌ラーメン」
「刺身ダブル、焼魚定食」
「サービス定食(鮭)」←この記事
訪問日「2006/05/31」
おそらく、築地市場の場内で一番安い定食☆
サービス定食(鮭・480円) ← 同じ価格で納豆定食もあり。
筆者の知るかぎり、場内で食べられる「定食」の最安メニューがこれ。
( ほかに「吉野家」の定食は?と言われそうだが、たしか場内店には定食メニューが無かったかと... )
ショーケースに並べられたサンプルは普通の“切り身”だったが、筆者に出されたのは“かま”の部分を4つも集めたものだった。こんなの見たことないぞ~(笑)。
うむむ。「同じメニューでも部位や個体差による違いが・・・」の極端なケースだねえ。
“かま”の好きな人なら大喜びだけど、そうじゃない人だったら“普通の切り身がいいよぉ~(涙)”って感じかも。
味のほうは昔ながらの塩鮭っぽく、「しょっぱい!」。そして普通、塩辛いサケは身が締まっているものだが、これは“かま”の部分なので脂っこくて柔らかい。
ちかごろのヘルシー食堂ではお目にかかれない、塩とアブラの競演なのだ(汗)。
味噌汁はワカメと豆腐にキャベツの具だくさんで嬉しい♪
ごはんは、いかにも「古米っっっ!」という感じで残念。
↑
しかしコレは当店に限ったことではなく、同じ場内でも名店の部類に入る「かとう」や「高はし」でも筆者の経験上、米粒が細かく砕けてボロボロとか同様のことがあった。
( ちなみに前回、当店で刺身ダブルを食べた至福の朝は、美味しいごはんだった )
まあ 築地の食堂では、同じ店でもごはんの当たりハズレが激しいという一般原則 があるものと思われる。
ともあれ「場内最安・480円!」の定食としては、文句言わずに食っていい味だと思った☆
【 補記: 築地のグルメ物価相場について 】
かねてから築地王(BON)様も述べておられる通り、築地で昔から地道に仕事をしているお店の場合、民放テレビの夕方のニュース特番コーナーに出るような「激安店」は無い。 ( 最近の観光客ばかりを相手にする一部の飲食店は除く )
築地で「安い」と言う場合、その意味は「これを銀座で食べたら確実に1万円を超えるけど、同じものが築地では3千円で食べられるよ♪」、という意味で理解するのが正しい。
また、「朝ごはんで1,000円」と聞けば普通は「高い!」と思うが、市場のおじさんにとって朝8時や9時といえば「仕事帰りに一杯やりながら食べる時間」。
つまり帰りがけの一杯としては、料理が1,000円なら手頃な値段、ということになる。
【 記事カテゴリー 】
TOP 地図 寿司 定食 丼(魚) 丼(肉) 天ぷら 麺類 カレー
喫茶 酒処 買い物 動画など 番外 夜の築地 メールなど
| 固定リンク
最近のコメント