蕎羅(そら)
「蕎羅(そら)」
中央区月島1-26-9 【地図】
電話: 12:00~14:00、17:00~20:00
電話: 03-3531-9663
休業日: 土曜・日曜・祝日
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訪問日「 2005/06/01 」
カレーうどん(850円)
そば味噌(350円)
冷酒(450円)
ご主人、いい人なんだけどねぇ~☆
地下鉄「月島駅」から歩いてすぐ。。。なのだが、表通りから目印になるような看板も無く、わき道の通路の奥の奥の・・・もう信じられないほど奥まった場所に、ちらっとだけ、ノボリが見える。
通路の入口は、チェーン居酒屋と薬屋のハデハデな看板が視界いっぱいに自己主張してるし。
こりゃ、通りすがりに気がつく人は皆無だろうなー。
いざ店の前まで来ると、玄関を思いっきり目隠しするような通行制限の看板が。
気をとり直して入店。 と・・・、すぐに店の奥から
「 すみません、ソバが終わってしまいまして 」
との声が。 えー、まだ夕方の6時15分なのに!?
見れば店主、腰が低く、人柄の良さそうな雰囲気のある印象。
この時点で先客は2人。ならば、と「カレーうどん」を注文。
店内の壁には、幼い子供らしきマジックで描いた落書きが多数。 うひゃっ・・・☆
こういうのがOKってことは、店主は子供好きの優しいおじさんなのだろうと思われる。
( または、客を叱ることができない性格なのかも )
冷酒といっしょに注文した蕎麦みそをなめつつ、待つこと・・・待つこと・・・待つこと・・・
たっぷり20分ほど待って、カレーうどんが登場。
この時点で店内の客は5人。さあ食べよう!と思ったとき、新たに来客が。
すると店主、
「 すみません、おそばもうどんも終わりでして 」
えー!、まだ6時40分すぎなのに!?
で、カレーうどん。 一見して、スープの透明度の高さが目をひく。
粉っぽい不透明なカレールーとは違い、小麦粉を抜きにしてスパイスだけを調合したカレーパウダーを、和風ダシの濃厚なそばつゆに混ぜ、カタクリ粉を思わせるトロミを出している。
つゆの粘り気は、かなり強い。うどんは平打ちで、非常にコシが強いタイプ。たいへんうまい。
やがて、7時前にも新たな客が来たので店主がお断りすると、
「 えっ?、コレだもんなぁ、まいったなぁ~、 」
と残念がりつつ、愛嬌たっぷりの苦笑いを見せて去る。
彼の表情から、この主人が常連客から愛されていることが伺えた。
で、お勘定。
「 ありがとうございます。850円です 」
「 え?、お酒とか・・・ 」
「 ああ!、すみません。 えーと、1,300円ですね 」
「 ・・・あのー、そばみそとお酒で、それとカレーうどんで 」
「 あ!、えーと、えー・・・ 1,650円ですね。すみません! 」
うーん・・・ ほんとに いい人 なんだけどなあ。
うどんも美味しい。それは断固として強調しておきたい。
でもね、
夕方早々の品切れといい、
客が少なくても待ち時間が長すぎることといい、
お勘定を2度つづけて少なく間違えるのといい、
子供の落書きをやめさせられないことといい、
いささか心配ではある。
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