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寿司岩・本館

P1010196 「寿司岩・本館」
 場所など詳細はお店のHPで。

 ( 店頭の写真、右端にチラッと見えている青いのは築地本願寺の屋根 )

お上品な接待向け寿司店だけど...お茶漬けがあれば見逃しません!!

鯛茶漬け(1,365円)、アジ握り(三貫・840円)

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「鮨つかさ」から泣く泣く撤退したあと、すぐ近くの裏道へ。

ここは「寿司岩」の本館・・・たしかガイドブックを見た印象では社用族の接待向けという感じで、自分の訪問予定リストからは除外していたっけ。

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でもまあ近くまできた機会でもあるし、いちおう店頭のメニューを拝見すると、“鯛茶漬け”の文字を発見!
 
 

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この春“お茶漬けブーム”の筆者としては、これは見過ごせない!、ということで迷わず入店~☆

店内の詳しい解説は省くが、やはりビル入居型の料亭風の内装で和服の上品そうな女将さんが2階へどうぞとエレベーターに案内してくれる。

1階は10席くらいのカウンターだったけど、2階はテーブル席でこんな感じ。

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座るが早いか、すぐさま鯛茶漬けをオーダーする。待っている間に12時を過ぎ、やはり会社のお金で寿司ランチに来たらしい背広姿のお客さんなども入ってきた。

さて、鯛茶漬けのお膳が登場。。。

ごまダレに浸かった刺身が先日の「なかね」を思い出させるが、味見してみるとゴマの風味はこちらのほうが元気に立っている。

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いよいよ刺身をごはんに載せてみると・・・ちょうど茶碗(というか茶碗と土鍋と丼の中間みたいな、刷毛目模様の器)の表面をすべて覆うボリュームだった。

ちょうどいい・・・いや、刺身が分厚い!

思わず「もうちょっと薄くてもいいですよ」と言いそうになるほど分厚くて、これがマグロだったら単純に嬉しいのだが、歯ごたえの強いタイの身だから大丈夫かな?と不安がよぎる。

ともあれ、アツアツの煎茶をかけて「いただきま~す♪」。

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これは・・・うーむ、うまい☆
お上品っぽいお店だけど、食べごたえは満点!と言っていい。

心配した“分厚すぎる身”も、食べにくいと感じる一歩手前のあたりで、鯛を贅沢にモリモリ食べる!という快感を味わえる。
( それでも個人的には、もうちょい薄くても良かったです... )

ごまダレの油脂も刺身の味を損なうことはなく、つけあわせの漬物(これは山椒が強めに効いた濃口系)をポリポリかじりつつ最後まで夢中で食べてしまった。

お茶漬けマニアも納得の一杯でした!

サイドディッシュの煮物は“さすがに料亭風”と思わせる包丁技、そして卯の花は濃いめのダシをたっぷり含み、お上品に留まらない満足感を与えてくれた。

せっかくなので、アラカルトで握り寿司もいただいてみた。
三貫セットで800円台・・・まあ、接待系のお店としては悪くない価格でしょう。

しかしタイもアナゴもアジもシンコも一律価格とは・・・

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おや?、かわいい小ぶりの握りだね(笑)。
社用のお供で来店した女性客もスムーズに食べられるサイズ、とでも言うべきか。
 
 

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味は悪くないし、ネタも良い。しかし気になるのは、青魚のネタにしては、ずいぶん皮を大きく残していること。

 
箸で持つと、はっきり皮目にシワがでるんだよね・・・。お客に出すときの見栄えとしては銀色の皮がキラキラ光って良いのかもしれないけど、基本的には全部とるほうが万人向けの味になって良いのでは・・・と思う。

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最後にデザートをいただいて終了。

スケートの村主選手のような可愛らしい仲居さんと、目がクリッとしてチャーミングな女将さん(2階担当)の笑顔も素敵だった。 

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